怪物事変(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『怪物事変(けものじへん)』とは藍本松による人気のダークファンタジー漫画である。「ジャンプスクエア」にて2017年より連載中。シリーズ累計発行部数は420万部を突破しており、2021年1月から3月までアニメも放映されている。
舞台は東京にある隠神探偵事務所、主人公である夏羽(かばね)が消息不明の両親を探すため、怪物による数々の怪異事件を仲間である隠神(いぬがみ)達と共に解決していく物語である。

飯生が所有している怪物の石。別名”人間を操る石”。
そのまま所有していてもかわいくないという理由で研磨して耳に着けている。飯生は妖結石を使い人間を操り警視庁の警視になっている。

天結石(てんけっせき)

沖縄で晶が常連からもらった怪物の石。別名”天候を操る石”。
詳細はわかっておらずどの怪物が所有していたかも不明である。

栄結石(えいけっせき)

飯生が桜牙ハムに貸し出していた怪物の石。別名”繁栄をもたらす石”。
桜牙ハムの工場ではこの栄結石のダシ汁を人間の女に飲ませることで五つ子や六つ子を産ませていた。

浄結石(じょうけっせき)

北九州の河童が所持している怪物の石。別名”穢れを清める石”。
川が汚れてしまった際に使われていたが機械が浄化してくれるためほとんど使われていない。

怪物の種族

屍鬼(クーラー)

再生する夏羽の体

屍鬼は血を持たない鬼の怪物である。血の代わりに体内に炎が巡っており、その炎を自分以外に分けることにより仲間を増やしている。痛覚を持たず怪我をしてもすぐに再生するが頭を核に再生するため頭を切り落とされて密封されている箱などに詰められると再生できなくなる。
屍鬼の仲間の増やし方から夏羽には両親は存在していない可能性もあるが詳細については不明。鬼と名のつく種族は人肉を好んで食べるが夏羽は命結石の力でその食欲を抑えている。

化狸(ばけだぬき)

幻で拳銃を作りだす隠神

四国にある屋島に隠れ住む怪物。自身の体を武器に変化して戦うという戦闘スタイルで狸の中でも隠神はかなり高い戦闘能力を持つ。
幻結石を使い他の怪物や人間に見つからないようにひっそりと暮らしている。平和主義で代々の頭領は人間を交友的である。

蜘蛛(アラクネ)

織は足から粘着質のある糸を格子状に作り出すこともできる

自分の体から蜘蛛の糸を出して戦う。突然変異で人間や怪物を治すことができる”金の糸”を出すことができる蜘蛛が生まれる。その”金の糸”は人間の裏社会でかなり高値で取引されている。織は蜘蛛の糸を使い擬態する能力や空を飛び跳ねたり多くの能力を作り出している。綾は”金の糸”を使い怪物の治し屋を始めた。蜘蛛の男は女よりも体が小さいという特徴もある。

雪男子(ゆきおのこ)

力を開花させた晶は氷を自在に操って敵と戦う

雪里で隠れ住む雪や氷を操る怪物。雪里では雪男子は晶と結のみで他は全員女である。雪男子は100年に1度しか生まれないと言われており貴重な存在であり、子孫繁殖のため長になった雪男子は務めの中に里の女を抱かなければいけないというものもある。雪男子を産んだ女は例外なく死ぬ。雪男子は代々六花権現という能力を開花させ強力な雪や氷を操る能力を授かる。晶と結の場合双子だったため晶のみがその能力を開花させた。雪男子は美形が生まれやすいと言われている。

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