SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)のネタバレ解説・考察まとめ

『SSSS.DYNAZENON』とは、2018年に放送された『SSSS.GRIDMAN』と同じく、特撮番組『電光超人グリッドマン』を原作とするTRIGGERによるアニメ作品。同社のメディアミックスプロジェクト『GRIDMAN UNIVERSE』の中核作品の一つである。
高校生の麻中蓬は、ガウマという破天荒な少年の命の恩人となる。謎の怪獣が街を襲った時、ガウマは巨大ロボダイナゼノンを召喚。蓬はガウマ、同級生の南夢芽、無職の山中歴と共にダイナゼノンに搭乗し、これと戦うこととなってしまう。

『SSSS.DYNAZENON』の登場怪獣

超常的な力を持つ、生物とも機械ともつかぬ謎の存在。普段は大きなものでも大型哺乳類程度の大きさだが、怪獣優性思想に支配されることで巨大化する。シズム曰く、「怪獣は“あらゆる束縛から脱したい”と願う人の意志から生まれる」とのことだが、詳細は不明。
原作である特撮作品『グリッドマン』へのリスペクトとして、登場する全ての怪獣のシルエットは“着ぐるみ(=中に人が入っている)”風にデザインされている。

シャルバンデス

第1回「怪獣使いって、なに?」に登場した怪獣。円盤を背負って直立したトカゲのような姿をしている。
重力を操る能力を持ち、本格的に姿を見せる以前から自動販売機や車を浮遊させる騒ぎを起こしていた。後に巨大化して大暴れし、街を散々に蹂躙。駆けつけたダイナゼノンと交戦する。
初陣のダイナゼノンを相手に、重力操作能力を駆使して猛然と攻め立て、首を伸ばして刃状の頭部を突き立てようとする。しかしダイナレックスへの変形を利用してこれを回避され、「必燃大火炎レックスロアー」を浴びて爆砕した。

グレージョム

第2回「戦う理由って、なに?」に登場した怪獣。シルエットとしては両手が鎌状になった甲冑もしくは人型の昆虫といった風情だが、極彩色を通り越して毒々しい配色をしている。
羽化前の水生昆虫のように橋げたに貼り付いていたが、怪獣優性思想に発見され、ジュウガの支配を受けて巨大化。両手の鎌と瞬間移動能力で、迎え撃つために現れたダイナゼノンを翻弄した。背面の翼を広げないと瞬間移動能力を使えないことを歴に見破られ、ダイナソルジャーにこれを押さえつけられた上で投げ飛ばされ、ダイナダイバーのミサイル一斉掃射によって撃破された。

バーナドドン

第3回「裏切り者って、なに?」に登場した怪獣。腕が無く、人間でいう胸の辺りに巨大な頭部があり、その上部にはアンテナのような部位がある。
爆発性の粒子を四方に放ち、広範囲を一斉に爆撃する。この火力はすさまじく、ダイナゼノンですら迂闊には近づけないほどの威力を持つ。
しかしあくまで“爆発”、つまりは化学反応であり、酸素が無い場所では爆発を発生させられない。これを見抜かれ、ダイナゼノンに組み付かれた上で宇宙空間まで運ばれ、全火器の一切射撃を受けて粉砕される。この怪獣を支配して操っていたオニジャはなお諦めず、頭だけでダイナゼノンに食らいつこうとしたが、咄嗟にダイナレックスに変形されて逆に噛み砕かれた。

ディドラス

第4回『このときめきって、なに?』に登場した怪獣。背中に二本のドリルを背負った曲竜類(草食恐竜の一種。通称は“鎧竜”、骨板などの装甲で身を覆っている)のような姿をしている。
物探を二次元化する能力を持つ。存在する次元が異なるため、二次元化したものは三次元に影響を及ぼすことができなくなる。
病気の蓬の代打でちせが搭乗していたため、本領を発揮できないダイナソルジャーを攻め立て、優位に立ち回る。しかしそれを聞いた蓬が戦線に加わったことで戦況を覆され、噛みつかれた状態からの「必燃大火炎レックスロアー」を浴びて木っ端微塵になった。

ネオフォビア

第5回「恋人みたいって、なに?」に登場した怪獣。メンダコかクラゲのような一見愛らしい姿をしているが、上下が反転すると巨大な口と牙を持つ恐ろしい姿となる。

上下が反転したネオフォビア。

長射程かつ誘導性に優れたレーザーを撃ち出す能力を持ち、ダイナウイングを集中的に狙ってダイナゼノンへの合体を阻止した。その後も執拗にダイナウイングを狙うも、ダイナソルジャーとダイナストライカーによる砲撃で怯み、その間に合体を許してしまう。その後はダイナレックスの大火力にあっさりと蹴散らされた。

ブルバイン

第6回「この切なさって、なに?」、7回「集まった意味って、なに?」に登場した怪獣。四足の哺乳類のようなシルエットをしており、側頭部にはドリル状の角が一本ずつ、胸元には羽根のような大きな飾りがある。この時点までに現れた怪獣の中ではかなり強力な個体で、怪獣優性思想でも一人では扱い切れず、オニジャとムジナの二人がかりで支配している。
シャルバンデスと同じく重力操作能力を持つが、その能力は同個体の比ではなく、ダイナゼノンでも脱出が困難なほど。蓬たちの精神的なコンディションが劣悪な状態だったとはいえ、ほぼ一方的にダイナゼノンを叩き伏せ、ダイナレックスすら側頭部のドリルで打ち倒した。

『SSSS.DYNAZENON』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

南夢芽「私は…どうかしてるんだよ」

YAMAKUZIRA
YAMAKUZIRA
@YAMAKUZIRA

Related Articles関連記事

新条アカネ(SSSS.GRIDMAN)の徹底解説・考察まとめ

新条アカネとは、『SSSS.GRIDMAN』に登場する重要キャラクターである。 主人公である響裕太のクラスメイトであり、クラスのマドンナ的美少女。内海からは「才色兼備才貌両全の最強女子」と評されていた。 思い通りにならない世界に苛立ちを抱き、そのストレスを解消するために怪獣を生み出し、苛立ちの原因となった人間を殺害しようとしていた。

Read Article

『ウルトラマンシリーズ』に登場する悲しき運命を背負った怪獣・宇宙人たち

『地球の平和を守るために怪獣と戦う』がウルトラマンの一般的な印象だと思うが、作品の中にはそこから大きく逸脱した回が存在する。迫害・いじめをテーマにした回、やむなく怪獣になるしかなかった者、そういった回では怪獣はかわいそうに思えるほど悲痛な最後を迎える。 ジャミラやピグモンなど、悲痛な最後を遂げた怪獣・宇宙人たちを紹介する。

Read Article

ウルトラマンを倒した怪獣・宇宙人たち!

子供たちから憧れを持たれ、圧倒的な国民的ヒーローであるウルトラマン。そんなウルトラマンは、実は結構敗北しています。初代ウルトラマンを倒して、その後、シリーズ最大の敵となるゼットン、4人のウルトラマンを相手にしても勝利してしまうヒッポリト星人など、強力な怪獣・宇宙人が登場します。 歴代のウルトラマンを打ち倒し、視聴者に衝撃を与えた怪獣・宇宙人をまとめました。

Read Article

キルラキル(KILL la KILL)のネタバレ解説・考察まとめ

MBS・TBS系テレビ「アニメイズム」枠で放送された、TRIGGER制作のアニメ。 2013年10月から翌年3月までの24話に加え、BD/DVDに収録された特別編を含む全25話で構成される。 荒んだ世界を舞台とした学園バトルものであり、着た人間に人知を超えた力を与える制服や自我を持った制服が登場するという、ファンタジー要素も盛り込まれている。 キャッチコピーは「キルカ、キラレルカ」。

Read Article

ウルトラマンティガ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

1996年(平成8年)9月7日から1997年(平成9年)8月30日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンティガ』の制作は、円谷プロダクション・毎日放送。全52話が放送された。 1998年、第29回『星雲賞』映画演劇部門・メディア部門を日本の特撮テレビドラマとして初めて受賞。 「光の巨人」ウルトラマンティガ=マドカ・ダイゴ、GUTSメンバーと、迫りくる「闇」との戦いを描いた作品。

Read Article

ウルトラセブン(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

1967年(昭和42年)10月1日から1968年(昭和43年)9月8日の間にTBS系で放送。 『ウルトラセブン』は、劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前。制作は円谷プロダクション。全49話が放映された。 地球侵略を企む的生命体=宇宙人に対して、地球を守るウルトラ警備隊。 そして、警備隊ら地球人と協力をするヒーロー・ウルトラセブンの活躍を描いた物語。

Read Article

ウルトラマン(初代)のネタバレ解説・考察まとめ

1966年(昭和41年)7月17日~1967年(昭和42年)4月9日の間にTBS系で放送。 『ウルトラマン』とは、劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前。制作は円谷プロダクション。 映像上の題名は「ウルトラマン 空想特撮シリーズ」である。全39話放送された。 ウルトラマンと地球人のハヤタ隊員が一心同体となり、科学特捜隊と共に、怪獣や侵略宇宙人を倒し、地球の平和を守るストーリーである。

Read Article

帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)のネタバレ解説・考察まとめ

1971年(昭和46年)4月2日から1972年(昭和47年)3月31日の間にTBS系で放送。 『帰ってきたウルトラマン』の制作は円谷プロダクション。全51話が放映された。 世界各地で地殻変動や異常気象が相次ぎ、眠っていた怪獣が目覚めていく。 その怪獣たちと戦う防衛チーム・MAT(マット)と、共に戦う巨大ヒーロー・ウルトラマンの活躍を描いた物語。

Read Article

ウルトラマンタロウ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

1973年(昭和48年)4月6日から1974年(昭和49年)4月5日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンタロウ』の製作はTBS・円谷プロダクション。全53話が放送された。 前作ウルトラマンAの後に地球防衛の任務に就くウルトラマンタロウ。地球では宇宙科学警備隊ZATの東光太郎として活躍しながら、超獣以上の力を持つ怪獣や宇宙人との戦いを描いた物語。

Read Article

ウルトラマンA(エース)のネタバレ解説・考察まとめ

1972年(昭和47年)4月7日から1973年(昭和48年)3月30日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンA』の制作はTBS・円谷プロダクション。全52話が放送された。 地球を侵略しようと企む新たな敵・異次元人ヤプール。そのヤプールが送り出す怪獣以上の強敵・超獣に対して、超獣攻撃隊・TAC(タック)と、共に戦う巨大ヒーロー・ウルトラマンAの活躍を描いた作品。

Read Article

ウルトラマンガイア(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

1998年(平成10年)9月5日から1999年(平成11年)8月28日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンガイア』の制作は、円谷プロダクション・毎日放送。全51話が放送された。 高山我夢=ウルトラマンガイア、XIGメンバー、そして、藤宮博也=ウルトラマンアグルが、それぞれの思いを胸に、襲い来る根源的破滅招来体に立ち向かう作品。

Read Article

ウルトラマンレオ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

1974年(昭和49年)4月12日から1975年(昭和50年)3月28日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンレオ』の製作はTBS・円谷プロダクション。全51話が放送された。 「生きる厳しさと哀しさを鮮烈に謳う」をテーマに掲げ、主人公・おゝとり(おおとり)ゲン=ウルトラマンレオが、強敵や周囲の人々たちとの軋轢により過酷な状況に追い込まれ苦悩しながら成長していく物語。

Read Article

ウルトラQ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

1966年1月2日から7月3日にかけて放映されたTBS系で放送されたテレビ番組。白黒作品。 ウルトラシリーズ第一弾にあたる。円谷プロダクション制作。全28話。 世界のバランスが崩れた「アンバランスゾーン」で巻き起こる怪事件や怪獣出現を描く。 後のシリーズと違い、防衛組織やスーパーヒーローが登場しないことが特徴。 2011年、『総天然色ウルトラQ』と題してカラーライズされた。

Read Article

ウルトラマンコスモス(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

2001年(平成13年)7月6日から2002年(平成14年)9月27日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンコスモス』の制作は円谷プロダクション。全65話が放送された。 春野ムサシ=ウルトラマンコスモスが、怪獣と人間の共存を願い、むやみに殺傷せず、一方で邪悪な敵には敢然と立ち向かう姿を描いた作品。

Read Article

リトルウィッチアカデミア(LWA)のネタバレ解説・考察まとめ

「リトルウィッチアカデミア」とは、TRIGGER制作のアニメーション作品。2013年に「アニメミライ2013」の一つとして劇場公開し、2015年に劇場版「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」が公開。そして2017年に劇場版とは異なるエピソードのテレビシリーズが放送。主人公「アッコ」は憧れの魔女「シャイニィシャリオ」のようになるため、「ルーナノヴァ魔法学校」へ入学して成長していく。

Read Article

ウルトラマンオーブ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウルトラマンオーブ』とは、円谷プロダクション制作で2016年に放送されたウルトラシリーズの特撮テレビドラマ。ウルトラシリーズ50周年記念作品にあたる。主人公の風来坊クレナイ・ガイ/ウルトラマンオーブは旅の途中に魔王獣の復活を感じ取りとある街に立ち寄る。そこで起こる運命の出会いや、戦い、ガイ自身の葛藤を描く。キャッチコピーは「光の力、おかりします!!」「覚醒せよ、光の戦士。」「史上初!!合体から変身!」。

Read Article

大人向けウルトラマン?ウルトラセブンの印象的なエピソード集

モロボシ・ダンの名を借りて僕らの幸せを守るウルトラセブン。 この深紅のヒーローは当時の子供たちは勿論、現代の大人までも魅了している。 何故子供たちだけでなく大人たちの心までも掴むのか。 それはただ単にかっこいいだけでなく、深い問題提起に富んだエピソードが多いからである。 本記事ではウルトラセブンの印象的なエピソードたちを紹介する。

Read Article

ウルトラマン80(エイティ)のネタバレ解説・考察まとめ

1980年(昭和55年)4月2日から1981年(昭和56年)3月25日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマン80』の製作はTBS・円谷プロダクション。全50話が放送された。 M78星雲・光の国より地球へやってきたウルトラマン80=矢的猛が、人間の負の感情・マイナスエネルギーが怪獣を生み出すということに気付き、新任教師となり根本を断つ日々と、UGM隊員として活躍する日々を描いた物語。

Read Article

ウルトラマンダイナ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

1997年(平成9年)9月6日から1998年(平成10年)8月29日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンダイナ』の制作は、円谷プロダクション・毎日放送。全51話が放送された。 前作『ウルトラマンティガ』が闇の力を倒し、世界に光を取り戻してから7年後の2017年。アスカ・シン=ウルトラマンダイナ、スーパーGUTSメンバーと、謎の生命体スフィアとの戦いを描いた作品。

Read Article

ウルトラマンジード(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマンジードとは2017年7月8日から12月23日にテレビ東京系列で毎週土曜日朝9時から放送されたウルトラシリーズの作品のタイトル、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。悪のウルトラマン、ウルトラマンベリアルの遺伝子を持つ主人公朝倉リク/ウルトラマンジードの、運命に立ち向かう戦いの中でかけがえのない仲間との出会い、成長する姿を描く作品。キャッチコピーは「運命―覚悟を決めろ」

Read Article

プロメア(PROMARE)のネタバレ解説・考察まとめ

『プロメア』とは、『キルラキル』などで知られるアニメーションスタジオ・TRIGGERと『モンスターストライク』などバトルエンタメコンテンツを創出するXFLAGがタッグを組んだ、日本のアニメ映画。 30年前の世界大炎上により人類の半数が減り、今日まで炎を操るバーニッシュと人間は対立していた。ガロは「バーニングレスキュー」として消火活動に精を出していた。ある火災をキッカケに指名手配グループ「マッドバーニッシュ」のリオとぶつかりながら仲間たちとともに立場を越えて国の陰謀・地球の危機に立ち向かう。

Read Article

ウルトラマンなどの成田亨のデザインの世界

1966年に生まれ、今も作品が作られ続ける「ウルトラマンシリーズ」。「ウルトラマン」の初期シリーズで、ウルトラマンなどのデザインで作品を支えたのが、彫刻家・成田亨だ。ウルトラマンのみならず、怪獣、メカニック、コスチュームなど、成田亨のデザインワークスは古びないものだ。 そういった、成田亨のデザインを紹介したい。

Read Article

今こそ注目したい!ウルトラマンゼロについてあれこれ

今やウルトラマンギンガがメインを張っているウルトラワールド。しかし、ギンガ登場まで、子供たちを大いに沸かせていたヒーローがいることをご存知でしょうか?彼の名はウルトラマンゼロ。ゲスト出演を果たした映画や主役を務めるパチンコの発表など、2015年もまだまだ目が離せません。そんなゼロについてまとめました。

Read Article

まさかの円谷プロ公式!「ウルトラ怪獣擬人化計画」地球を萌やす怪獣たちはフィギュアも熱い!

「ウルトラマンを知らない若い世代に、怪獣の魅力を通じてもっと作品を知ってもらおう」という志から始まったプロジェクトが、何をどう間違えたのか怪獣の萌え擬人化というメディア展開に発展した異色の「ウルトラ怪獣擬人化計画」! 既に商品化も始まっているウルトラ怪獣達の萌えるフィギュアをご紹介しましょう!

Read Article

目次 - Contents