かもめ食堂(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『かもめ食堂』とは2006年に公開された映画で、フィンランドのヘルシンキに日本人女性・サチエがオープンした小さな食堂を舞台に、3人の日本人女性とフィンランド人との穏やかで心温まる交流を描いたヒューマンドラマである。原作は群ようこの同名の小説。小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの3人が主演の萩上直子監督作品。かもめ食堂がヘルシンキの人々に受け入れられ、身近な食堂としてみんなの居心地の良い居場所になっていく物語である。

フィンランドを代表する大麦から作られた蒸留酒。アルコール度数は38%が一般的である。EUの基準ではウォッカに分類されるが、フィンランドではウォッカとは呼ばれていない。通常は冷たくしてそのまま飲むが、炭酸水やコーラなどで割って楽しむこともできる。

エアギター選手権

音楽に合わせてギターを弾くまねの演技をすることをエアギターと言う。大げさな身振りと、口パクもしくは実際の歌唱によって演技をする。そのエアギターの世界選手権が、1996年から毎年フィンランドの小さな町・オウルで開催されている。

『かもめ食堂』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

マッティ「コピ・ルアック」

かもめ食堂にて、美味しいコーヒーの淹れ方を教えるマッティ(右)と教えてもらうサチエ(左)

まだお客さんが多くないかもめ食堂にやって来たフィンランド人男性マッティは、コーヒーを注文する。マッティは注文したコーヒーを飲むと「うまい」と言うが、「もっと美味しいコーヒーの淹れ方を教えてやる」と言うので、サチエは不思議がりながらもコーヒーの淹れ方を教えてもらうことにする。マッティはコーヒーフィルターに粉を入れ、コーヒーの粉におまじないとして「コピ・ルアック」と言いながら指を当て、それから湯を注いだ。おまじない以外は、サチエの淹れ方と変わらなかった。そして淹れたコーヒーをサチエに手渡し、一口飲むのを見届けたマッティは「うまいだろ。コーヒーは自分で淹れるより人に淹れてもらうほうがうまいんだ」と言って、コーヒー代を置いて帰ってしまう。その後、サチエは教えてもらった通り、心をこめて「コピ・ルアック」のおまじないをしてコーヒーを淹れるようになる。かもめ食堂のメインメニューはおにぎりだが、そのおにぎりも「人に握ってもらうほうが美味しい」という思いを持っていたサチエは、その思いと通ずるところのある「コピ・ルアック」のおまじないがお気に入りとなった。

サチエ「やっぱりおにぎりは梅、鮭、おかかだと思うんですよね。日本にいても、どこにいても」

試作したおにぎりを試食するトンミ

サチエはかもめ食堂のメインメニューを梅、鮭、おかかのおにぎりと決めていた。しかし「日本の若い人でも梅や鮭に興味を持たないのだから、フィンランド人ならなおさらでは」というミドリの提案から、フィンランドでよく使用されているトナカイ、ザリガニなどを使って、おにぎりの試作を作ってみることにする。その場に居合わせたお客さんのトンミと、ミドリ、サチエの3人で試食をするが、どのおにぎりもいまいち米との相性が良くない。そんな時に、サチエは「やっぱりおにぎりは梅、鮭、おかかだと思うんですよね。日本にいても、どこにいても」と言い、一層こだわりのあるおにぎりへの思いを強くした。

サチエ「ついにかもめ食堂が満席になりました」

プールで泳ぐサチエ(中央下)と拍手をするプールに来ていた人達

ミドリがかもめ食堂にやって来たばかりの頃、客が全然来ないことを心配したミドリが「日本人向けガイドブックに載せてはどうか」と提案したが、身近な食堂としてふらっと立ち寄ってもらえる場所にしたいという強い思いのあったサチエはミドリの提案を断った。そして「真面目にコツコツやっていれば、そのうちお客さんも来てくれるようになる」と言って、こだわりを持ってかもめ食堂を運営してきた。段々とお客さんが来てくれるようになり、ついにかもめ食堂が満席になった日、日課であるプールでひと泳ぎをしながら「ついにかもめ食堂が満席になりました」とサチエはつぶやいた。すると、周りにいた他のフィンランド人たちが拍手して満席になったことをお祝いしてくれたのだった。

『かもめ食堂』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

実は実在するかもめ食堂

現地の食堂「カハヴィラ スオミ(Kahvila SUOMI)」をセットとして使用していた。「カハヴィラ スオミ(Kahvila SUOMI)」は閉店してしまったが、2016年に日本人のオーナーが買い取り、現在は「ラヴィントラ カモメ(Ravintola Kamome)」として運営されている。店内は、ほとんど撮影時と変わらず、水色と白を基調とした木のぬくもりを感じる北欧デザインとなっている。『かもめ食堂』の映画では日本食を提供するお店となっているが、「ラヴィントラ カモメ(Ravintola Kamome)」は地元の有機食材を使用したフィンランド料理を提供している。日本人観光客の中では有名な観光スポットとなっている。

フィンランド人キャストの今

ヤルッコ・ニエミ

かもめ食堂のお客さん第一号として登場したトンミ・ヒルトネンを演じているのは、ヤルッコ・ニエミという俳優だ。彼は、『かもめ食堂』に出演した後、フィンランドで有名な俳優になっていた。フィンランドで人気の医療ドラマ『Syke』では、トンミ・ヒルトネンとは全く違うキャラクターを演じ、主要キャストを担っている。
「コピ・ルアック」のおまじないをサチエに教えてくれたマッティは、マルック・ペルトラという俳優が演じている。彼は、フィンランドの映画監督の巨匠であるアキ・カウリスマキの映画作品『過去のない男』で主演を務めるなど、『かもめ食堂』に出演する前から知名度のある俳優だった。しかし、残念ながら2007年に病気で亡くなった。
夫に家を出て行かれ、酒に溺れていたリーサを演じていたタリア・マルクスは『かもめ食堂』以外には代表的な作品はないようである。

こだわりの料理と効果音

この映画は食べ物のシーンが多い。美味しそうな食べ物の匂いが画面から漂ってくるような料理が作品の中に登場する。またお肉が焼きあがる音、揚げ物を揚げている時のパチパチという効果音などにこだわりが感じられるのだ。この映画のフードスタイリングを担当したのはフードコーディネーターの飯島奈美である。

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