リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜(A3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜』とはガストから発売されたPlayStation2用RPGゲームでアトリエシリーズの第3作目。第1作目『マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜』より前の時代が舞台。
エル・バドールという大陸から錬金術を広める為にザールブルグにやってきた主人公リリーと仲間達。
毎年城で開かれる「展覧会」に錬金術で作ったアイテムを出品し評価と資金を得ながらアカデミーの完成を目指す。

タイトル画面からゲームを始めようとするとゲーム機本体の内蔵時計の時間帯によってリリーが「おはよう」や「こんばんわ」等と挨拶してくれる。また、直前に見たエンディングによっても台詞が違う。

妖精さんが団体で暇つぶし

7人全員で電車ごっこをする妖精さん達

調合を頼んでいた妖精さんは材料がなくなると昼寝をしたり踊ったりして各々好きなことをして過ごす。本作では暇になってしまった妖精さんが4人以上いると4人で輪になって踊って遊んだり、雇用している7人全員が暇になると一列に並んで電車ごっこをして遊ぶ様子が見られる。

ラフ調合で突然変異アイテムが作れる

アイテム情報の右上に落書きの様なイラストが突然変異のマーク

ラフ調合でアイテムを作成すると、稀にアイテム名の横に子供の落書きの様なイラストが付くことがある。これは突然変異のマークであり、このマークのついているアイテムは「全パラメータ×2」の従属効果が付加される。

アカデミーの外観はカスタマイズが可能

どのオブジェも非常に高額だが、自分好みのアカデミー装飾が付けられる

オブジェの組み合わせによっては、まるで温泉宿の様な外観にもなってしまう

アカデミーの建設段階が進むにつれて、オプションとしてオブジェを追加することができる。銅像や庭等、全部で7種類のオブジェがある。どれも非常に高価であり、このオブジェを購入しなくてもアカデミーはちゃんと完成する。購入したその時点では特に変化はないが、アカデミーの完成と同時にお披露目される。
組み合わせ次第では、アカデミーかと疑う様な見た目となってしまうこともある。

プリンタと接続して便箋等が印刷できる

はがきや便箋のレイアウトは細かく設定できる

本作で1回でもゲームをクリアするとタイトル画面に「おまけ」が追加される。その中にある「印刷工房」ではUSBケーブルをエプソン製の『カラリオシリーズ』のプリンタに接続することでオリジナルの便箋やはがきが印刷できる。他にもゲームに登場するキャラクターのプロフィールやゲーム内で自分が完成させたアカデミーの評価等が印刷できた。

「たる」の台詞が変化

アトリエシリーズ「たーる!」まとめ【A1~A18】

「たる」は第1作目から続く伝統的な小ネタであり、それは最新作まで受け継がれている

金の麦亭等に置かれている大きな樽。この樽の前で〇ボタンを押すとリリーが「たる」という台詞が飛び出し、選択する樽によって微妙に言い方が違う。
実は主人公が「たる」という台詞を言うのはアトリエシリーズ第1作目『マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜』から続いている小ネタであり、以降のアトリエシリーズにも受け継がれている。特にイベントがある訳ではないが、アトリエシリーズのファンはフィールド内に樽を見つけるととりあえず近づいて〇ボタンを押してしまうというプレイヤーが多い。

『リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜』の主題歌・挿入歌

挿入歌:那須めぐみ『未来を信じて』

リリーのアトリエBGM 未来を信じて(AAC-LC320kbps)

ED(エンディング):堀江真美『あしあと』

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