吉野順平（呪術廻戦）とは【徹底解説・考察まとめ】
吉野順平（よしのじゅんぺい）とは、『呪術廻戦』に登場するキャラクターで里桜高校の2年生。もともと術式を持っていたが呪術師とは脳の構造が異なっていたため術式の使用や呪いの視認はできなかった。特級呪霊真人と出会い、自分をいじめていた相手に復讐する為真人に脳の構造を変えてもらい呪術師となる。虎杖悠仁と友人になり復讐を思いとどまろうとするも、母親の吉野凪が呪霊に殺されたことをきっかけに、母校の里桜高校で復讐を決行した。
吉野順平のプロフィール・人物像
性別：男
所属：里桜高校2年生
術式：澱月（おりづき）
趣味：B級映画鑑賞
最速！キャラクター人気投票：第12位（32票 / 1,575票）
第1回キャラクター人気投票：第9位（7,481票 / 163,066票）
第2回キャラクター人気投票：第20位（406票 / 97,860票）
CV：山谷祥生
吉野順平（よしのじゅんぺい）とは『呪術廻戦』に登場するキャラクターであり、神奈川県にある里桜高校の2年生。もともと術式を保持していたが脳の構造が呪術師のものとは異なっていたため、特級呪霊の真人と出会うまで術式の使用はおろか呪いの視認もできなかった。
高校2年生のころいじめが原因で不登校になっていた順平が学校を欠席して映画館に行った際、偶然同じ映画館内にいた同級生の不良3人組（狭山、西村、本田）が変わり果てた姿で死亡しているのを発見する。順平は映画の上映中突如3人の背後に現れた人物の仕業ではないかと疑念を抱き、路地裏を歩いていたその人物に「映画館の、あなたがやったんですか？」と声を掛けた。振り向いたその人物は「へぇ。君俺のことが見えるんだ」と言葉を返す。その人物とは人間ではなく、特級呪霊の真人だった。真人から「やったのが俺ならどうする？責める？」と問われた順平は自分をいじめていた人間への復讐を望み、真人に「僕にも同じことができますか？」と問い返す。薄暗い水路の中に設えられた真人の隠れ家に赴いた順平は、いじめの復讐のために真人から順平が保持していた術式「澱月（おりづき）」の力を引き出してもらい呪術を扱えるようになった。
自宅へと戻った順平は家の前に高校の教師（外村）がいるのを見て足を止める。思わず逃げ出そうとした順平だが、自分をいじめていた相手と「仲が良かったよな？」と言われたことに思わず激高し呪力を解放しようとする。そんな順平を止めたのが、映画館の事件の容疑者として順平の監視を行っていた呪術高専1年生の虎杖悠仁だった。
虎杖は順平が高校教師の事を嫌っている事を感じ取ると、教師を家の前から引き離し事情聴取の為順平を近くの川へと誘う。順平は真人から事前に情報を聞いていたことで虎杖を呪術高専生徒だと見抜くが、自分を気遣うような態度やマニアックな映画を虎杖が知っていたことから話が合い、虎杖に対して徐々に心を開いていった。
虎杖と順平が映画の話で盛り上がっているところへ買い物帰りの順平の母凪（なぎ）が通りかかり、流れのままに虎杖と自宅で夕食を共にすることとなる。当初は酒によって虎杖に絡む母親を「失礼だろ」と心配していた順平だが、嫌な顔一つせず場を盛り上げてくれる虎杖を見ていつの間にか涙が出るほどに笑い転げるなど順平も虎杖との交流の時間を楽しんでいた。
母親が酔いつぶれて寝た後虎杖に「人を殺したことある？」と尋ねた順平は、虎杖の「どんな悪人でも殺したくない。一度殺しを経験することで命の価値が曖昧になって、大切な人の価値までわからなくなるほうが怖い」という考えを聞き、復讐を思いとどまろうと考え始める。しかしその考えは突如出現した宿儺の指に引きよせられた呪霊に殺された、母の死体を見ることによって無残に打ち砕かれてしまった。
家に現れた真人から宿儺の指のことを聞かされた順平は、自分をいじめていた不良グループのトップ伊藤翔太の仕業だと考え里桜高校体育館で復讐を決行する。それを止めに現れたのは先日友人として交流を持った虎杖悠仁だった。
吉野順平の呪術・能力
澱月（おりづき）
真人（右上）に術式を引き出された順平（中段）
呪力から毒を生成し、海月（くらげ）の式神の触手から毒を分泌する。毒の強さや式神のサイズは変更することが可能で、大人数を気絶させる程度の毒や数週間にわたって運動マヒを起こさせる毒を扱うことができる。海月の式神は毒の注入だけではなく、防御や突き攻撃、相手を拘束するなど汎用性が高い。
順平は真人に初めて呪力を解放されてから短期間で里桜高校での復讐を決行している。普通の術師が時間をかけてつかむ呪力コントロールの感覚をすぐに身に着けて戦闘に活かしている点から見ても、順平にはもともと呪術師としての才能があったと思われる。順平の呪力を開放し扱い方を教えた真人も、順平のセンスの良さを認める発言を行っていた。
式神による防御
巨大化させた式神の中に入り、打撃を無効化させる。天才的な運動センスと驚異的な膂力を持つ虎杖の打撃でもダメージは入らなかった。その他虎杖に窓から外に放り投げられた際、着地の衝撃を和らげるために使用した。
毒攻撃
順平の呪力から精製した毒を、式神の海月の触手を使って相手に打ち込む。毒の強さは調整が可能で、復讐を決意した順平は体育館に集まっていた学校関係者を殺さない程度の毒で全員気絶させる。不良グループのトップ伊藤に対しては数週間経過しても麻痺が残るほど強力な毒を左腕に使用した。
虎杖に対しては巨大化させた式神で包み込み、毒の注入を行う。順平は虎杖を気絶させる程度の毒を使用していたが、宿儺の器としてあらゆる毒に耐性がある虎杖には効かず順平は逆に窓から外に投げ飛ばされてしまった。
巨大化した触手
空中に高く飛びあがった虎杖の動きを止める為に順平は着地寸前に巨大化させた式神の触手を打ち込もうと画策したが、呪力を籠めた虎杖の打撃で破壊された。
吉野順平の来歴・活躍
里桜高校に入学
理不尽な言いがかりをつけられ一方的に暴行されていた順平（右下）
シングルマザーである母吉野凪との二人暮らしで育った順平は、神奈川県川崎市にある里桜高校に入学する。高校一年生時に同級生二名と共に映画研究会を発足させるが、映画研究会の部室が同級生伊藤翔太を筆頭とした不良グループのたまり場となってしまう。順平は映画研究会のメンバーの中で唯一伊藤ら不良グループに反抗したため目をつけられてしまい、いじめのターゲットになる。映画研究会はそのまま解散となり、同級生との交流も消滅してしまった。
タバコの火を目の上に押しあてて火傷をさせる、理不尽な言いがかりをつけて一方的に暴行を加える、無理やり虫を食べさせようとするなど壮絶ないじめを受けて、二年生時には不登校となった。
ある日順平は学校を欠席して映画館に立ち寄ったところ、偶然同じ劇場内に不良の同級生三人組（狭山、西村、本田）がいることに気が付いた。上映中にもかかわらず携帯をいじったり話をするなどマナーの悪い三人に苛立ちを覚えた順平だが、ふと三人の背後に人影が現れたのを目撃する。そして映画終了後には不良三人が変わり果てた姿で死亡していたのだった。順平は人間にできることではないと考えつつも、映画館で急に現れた人物がやったのではないかと疑念を抱き、路地裏を歩いていた人物に「映画館の、あなたがやったんですか？」と声を掛ける。振り向いた男は順平にやや興味を抱いた様子で「へぇ、君俺のことが見えるんだ」と言葉を返してきたのだった。
特級呪霊真人との出会い
順平（中段）は自分をいじめた人間への復讐を望む
順平が路地裏で声を掛けた男は人間ではなく、特級呪霊の真人だった。真人は自分のことを視認できる順平に「やったのが俺ならどうする？責める？君にとって彼らは特別な存在だった？」と問いかける。壮絶ないじめを受けていた順平は自分をいじめていた人間たちへの復讐を望み、真人に「僕にも同じことができますか？」と問い返した。
薄暗い水路に設えられた真人のアジトにやって来た順平は、真人に自分の中に眠っていた毒を扱う術式「澱月（おりづき）」の力を開放してもらい呪術を扱えるようになった。同時に「呪いとは何か」「魂とは何か」を真人から教えられる。復讐を心に誓いつつもどこかで罪悪感を覚えていた順平は「人に心なんて無い」という言葉に反発するが、真人は「命に価値や重さなんて無い。ただそこに存在して水のように巡るだけだ。だからこそ何をしても自由なんだ」と言葉を返す。続けて「俺は順平のすべてを肯定するよ」と順平の復讐の後押しをするのだった。
虎杖悠仁との交流
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「髙羽史彦 vs. 羂索」とは、呪い呪われつつ悪を討つ呪術師たちの活躍を描く芥見下々の漫画『呪術廻戦』で行われた戦いの1つ。「おもしろい」と感じたことを実現する超人と、己の好奇心のために日本を滅ぼそうとする魔人による異色の対決である。 新宿で現代の術師たちが史上最強の呪霊両面宿儺と死闘を繰り広げていた頃、羂索は岩手で「日本人全てを使った呪霊」を生み出す準備を進めていた。自分を倒しに現れた髙羽を「取るに足らない雑魚」と断じる羂索だったが、あまりに異質な彼の術式にがぜん興味を掻き立てられる。
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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。
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呪術廻戦の名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ
『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。 最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。 作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。
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呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ
禪院家（ぜんいんけ）とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。
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