結界師（漫画・アニメ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】 (8/20)

結界師（漫画・アニメ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2023.02.05

『結界師』とは、『週刊少年サンデー』で連載していた田辺イエロウによる日本の漫画作品。『週刊少年サンデー』で2003年47号から2011年19号まで連載され、2006年度（第52回）小学館漫画賞少年向け部門受賞。テレビアニメは2006年10月から2008年2月まで読売テレビ制作で放送。主人公、墨村良守は古くから続く結界師の一族である。隣に住む幼馴染の雪村時音とともに、夜の学校を舞台に「結界術」を使って妖怪を退治し、烏森という霊的エネルギーが集まる場所を外敵から守るために日々奔走する物語である。

夜行

諜報班主任（現在は暫定主任）。実質、夜行のNo.3。夜行設立時からの構成員での一人であり、正守が設立に踏み切る要因ともなった重要人物で夜行のメンバーからは慕われている。人の心を読むことができる異能者（有効範囲は10M程度）。能力の弊害か臆病なほど慎重な性格であり、心が読めない相手を恐れ拒絶する傾向がある。精神系能力者であり、心を読む際に水をイメージとして用いる。
扇一郎と通じ、夜行の情報を一郎に流していた。夜行に帰還した時、正守に呼ばれたがその圧倒的な力を見せつけられ、自分の敵か否かを問われて屈服する。正守に、一郎を失脚させるためのネタをとってこいと命じられる。閃の諜報の師匠でもあり、人の心を読む方法を教えている。また、ちょくちょく電話をして連絡を取り合っている。

翡葉京一（ひばきょういち）

翡葉京一

CV：井上剛
妖混じり。左腕に寄生した植物型の妖を意のままに操る。寄生した左腕を隠すためか、幅広のコートを着ている。自分の異能だけでは戦闘能力が低いため、毒の塗ってあるナイフを武器としている。烏森の監視役として派遣されており裏会と墨村家や雪村家とのパイプ役をしている。正守をかなり尊敬しているが、良守には名前を完全に覚えられていない。
限が烏森に来る前に監視していたが、完全変化し暴走した限に戦闘不能にされた。それが原因かはわからないが、限のことを辛辣に言ったり、限にも厳しく当たる。しかし、任務を失敗し本来であれば本部に送還されるはずの限に烏森残留決定を伝え、良守達の喜んだ様子に微笑したり、限が火黒に致命傷を与えられた際に驚くなど、限をただ嫌悪していたというわけでもないようである。アニメでは限が死んだことを悲しんでいた。

影宮閃（かげみやせん）

影宮閃

CV：木村良平
黄色い髪をゴムでまとめた、線の細い男子。14歳。
14歳。髪の色は黄色。妖混じりだが、妖気の探知・分析が得意で、表層だけなら他人の心を読むこともできる（範囲は半径50M、その際、目が少し変化するので直すようにと細波から注意されている）。戦闘よりも妖気や気配を消しての諜報活動が得意。
妖怪混じりだが自分の戦闘能力の低さに自嘲するような態度をとる。限が黒芒楼との戦いで死んでしまったことに驚き、限ほどの実力者が死んでしまったため、投げやりになってしまった。そのため、限と一緒に戦っていた良守に対して、当初は試すような態度を取る。しかし、良守の強敵に向かっていく様子に感化され、良守を認めて友人のような間柄になっていく。無鉄砲な良守をフォローするような立ち回りが増え、黒芒楼との最終決戦では、火黒に対して対抗する術がない良守の為に、時間を稼ぐために前に出て庇う。そえが、良守が初めて真界を発動させるトリガーとなった。
細波とは師弟関係にあり彼を慕っている。また、中性的な顔立ちの事を言われる事を嫌っていて怒ると爪で相手のこめかみを刺す。会羽山では女に間違われ、飛丸のいたずらでおみやげの箱から出てきた雲が消えるまで巨乳になるという散々な目にあった。好物はスルメで野菜嫌い。

秋津秀（あきつしゅう）

秋津秀

CV：増川洋一
トンガリ頭の男子。15歳。
15歳。妖混じりの統合型。諜報班の他にも食料調達班や調理班にも所属している。背からコウモリのような羽を生やすことができる。年上の立場から閃を諌めることもあるが、閃自身は鬱陶しく思われることもある。明るく社交的であり、そのためか時音と仲が良く良守に嫉妬されている。しかし、閃と違い良守にも初対面から友好的だったため、すぐに打ち解ける。閃の補佐役として烏森の調査の任につき、烏森学園高等部に編入する。人を乗せて飛ぶと疲れるらしい。烏森の力に当てられて完全変化してしまったことがある。完全変化時は理性が失われ、言葉は発しないが攻撃的な表情になり牙が生える。女性の血を狙うようになり、その姿は吸血鬼のようである。

箱田（はこた）

箱田

CV：山口登
正確には烏森支部の人間ではないが、母がいるため烏森支部にいる。黒タイツに茶色い紙袋のようなものを被っている男。「千里眼」の能力を持ち遠くを見通せる。また、読唇術も使える。戦闘力は持っていない為、戦闘に加わることはなく、若干ビビり。
部屋の中の押し入れが自分のスペースになっており、よく本を読んでいる。黒芒楼の本境地に侵入するときは、その能力を買われて侵入部隊に加わった。

蜈蚣（むかで）

蜈蚣

CV：渡辺穣
運送班主任。口から糸を吐いて巨大な黒いムカデのような物を作り出す。このムカデは大きさも数も自在であり、一度に複数のムカデを作り出すこともできる。攻撃している描写ななく、主に人員を目的地に運ぶために用いられている。夜行の中で大量に運送できるのは彼だけなので、重宝されているが忙しいらしい。番外編では、正守の仲間に遠慮はいらないという言葉から、1足1000円という商売をはじめたこともあった。

花島亜十虎（はなしまあとら）

花島亜十虎

CV：高乃羅。
教育班主任。妖獣使い。24歳。
ロングウェーブの髪に褐色の肌をした体育会系の美人でありスタイルもいい。仲間想いで面倒見がよく、夜行における母親的な存在。正守と並んで限のことを心配していた数少ない人物。限の教育係をしており、限が裏会に来た当時から面倒を見ていた。お風呂も一緒に入ったことがあるようで、良守たちの前でそれをバラされた限は珍しく慌てていた。それもあってか、限は彼女のことを苦手としている。
妖獣使いではあるが、力も強くアパートのドアを破壊することができるほど。初登場時は、限が烏森でうまくやっているかを確認しにやっていきた。そこで、限、良守、時音の連携を試すために、自分の妖獣を使って三人をテストした。

武光喜朗（たけみつよしろう）

武光喜朗

CV：増田裕生
後ろで黒髪を結んでいる男。戦闘では太刀を使用する。そんな異能を持っているかは不明。アニメでは、「メガネ一刀流」と自称している。

轟大吾（とどろきだいご）

轟大吾

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