デビル メイ クライ 3(Devil May Cry 3)のネタバレ解説・考察まとめ

『デビル メイ クライ 3』(デビル メイ クライ スリー、Devil may cry3)とは、カプコンが制作し2005年に発売されたPlayStation 2用のアクションゲームソフト。アクションゲームのジャンルからスタイリッシュアクションというジャンルを開拓した人気シリーズの第3作目であり、1作目「デビル メイ クライ」よりも過去の物語を描いている。
後に追加要素を含んだアップグレードバージョンの「デビル メイ クライ3 スペシャルエディション」も発表されている。

mission 16〜勝者と敗者〜

レディと対峙しアーカムを止めようとするダンテ。

儀式が成功しアーカムが魔界へと行くのと同時刻、レディはテメンニグルの道中で疲弊していた。
息切れをしているレディにダンテは「どうした息切れか?だったら下がってな。」と人間の出る幕じゃないと制止するが、レディは「わかってないのはあんたの方よ!これはね理屈じゃないのよ、私の魂が!あいつを倒せって言ってる!」と反論する。レディの強い思いに圧倒されるダンテだったが「俺も多少ムカついているんだ、ここを力ずくで通りたいくらいには」と語り、ダンテとレディの想いがぶつかり合う。
戦いの結果はダンテに軍配が上がった。落ち込んでいるレディに「最初はムカついただけだったけど、お前のおかげで大切な事がわかった」これは俺の家族の問題でもあるとダンテは言う。立ち去ろうとするダンテに「待って」とレディは自身の形見であるロケットランチャー「カリーナ=アン」をダンテに預ける。「名前を教えて」と聞くレディに「ダンテ」と答えると、レディは「ダンテ、父さんを、お願い」とダンテに全てを託した。カリーナを手に、ダンテは引き続きアーカムを追う。

mission 17〜自己との対峙〜

新たなる力「ドッペルゲンガー」を手に入れるダンテ。

魔界へと到達したアーカムは地表に刺さった一本の剣に近づく。その剣はフォースエッジ、かつて魔剣士スパーダが人界と魔界を分つ為、封印をその剣に託したものだ。アーカムはその剣に兄弟から奪った二つのアミュレットを使い封印を解きフォースエッジを抜いた。その瞬間魔力が溢れ出し、魔界は確実に人間界へと侵食を進めるのであった。
引き続きアーカムを追うダンテだが、道中に己の影である悪魔「ドッペルゲンガー」と戦う事となる。ドッペルゲンガーがダンテに剣を構えるが「何か言いたそうだな、悪いなもう迷ってなんかいない」ダンテにそう返され戦闘が始まる。

戦いはダンテの勝利と終わり、ドッペルゲンガーはダンテの影へ戻ることになる。「良かった、影がなくならなくて」そう軽口を叩くとエリアの中心部から新たな道へと繋がる光が出現し、ダンテはその先へと進む事にした。

mission 18〜魔界への侵入〜

スパーダの力を得て、外見もスパーダとなったアーカム。

いよいよ塔の頂上、魔界への入り口に到達したダンテ。そこで待ち受けていたのは、これまで戦ってきたボスの大悪魔達であった。
大悪魔達はダンテの行手を阻むが、それをダンテは突破し「ボチボチこのイカれたパーティもお開きにするか」と軽口を叩く。
一方、アーカムはスパーダの力を封じ込めた魔剣を手に入れ完全な悪魔と化す。その姿はまるで魔剣士スパーダだった。

mission 19〜力と力〜

兄とバージルと共闘しアーカムを倒す。

塔の頂上に乗り込むダンテに大剣が振りかざされる。
咄嗟にそれを受け止め剣の主を見ると、スパーダの姿をした、アーカムがそこにはいた。
「人の家庭事情に首を突っ込みやがって、もう少しまともな趣味をお勧めするね」怒りを軽口にのせダンテは言う。「これを見た後に同じ事が言えるかな」軽く嘲笑うかごとくアーカムの形はどんどん変わっていき、完全な大悪魔へと豹変した。大悪魔化としたアーカムに歯が立たず、苦戦しているところ、兄バージルが現れた。「返してもらおう、貴様には過ぎた力だ」兄バージルとの共闘によって戦況は大きく変わり、スパーダの血族が優勢となった。バージルは「今回だけはお前に付き合ってやろう」と言ってダンテの愛銃「アイボリー」の銃口をアーカムに向ける。同じくダンテも「決めセリフ、覚えているか?」と言い、「エボニー」の銃口を向ける。二人は同時に「ジャックポット」と告げ、兄弟二人の魔力が籠もった弾丸がアーカムを貫く。
「私は、真の悪魔の力を」断末魔とともにアーカムの力は弾ける。それと同時に、フォースエッジと二つのアミュレットが魔界の地下へと落ちていく。
ダンテとバージル二人もそれを追って地下へと潜り込むのであった。

mission 20〜吠える魂〜

無事魔界から脱出したダンテ。デビルハンターとしてまた一つ大きくなる。

魔力が打ち破られ、魔界から塔の頂上へと落ちたアーカム、そこにはレディが銃口を向け待っていた。「さよなら父さん」「やめろ、私はー」弾丸が何発もアーカムに撃ち込まれ、アーカムはとうとう絶命する。高らかに笑い、尻から崩れ落ちるレディだが、その瞳には涙が。「涙なんて流れないと思ったのに」涙は止まる事なくこぼれ落ちるのであった。

一方魔界では、アーカムから奪還したフォースエッジとアミュレットをめぐり、最後の戦いが始まっていた。
「力を手に入れても父さんにはなれない」あくまで挑発するダンテに「貴様に何が分かる!」激昂したバージルが剣を振る。ダンテもその剣撃を受け止め「俺たちがスパーダーの息子なら、受け継ぐべきなのは力じゃない。もっと大切な、誇り高き魂だ!」反撃に興じる。
激しい戦いの中、兄弟二人はボロボロだ。「終わりにしようバージル、俺はあんたを止めなくちゃならない」お互い剣を抜き全力で走り、斬り払った結果はダンテの勝利だ。よろけるバージルは魔界の谷へと落ちようとしていた。咄嗟に手を差し出すダンテに「俺はここに残る、親父の故郷のこの場所で…」と差し出した手を閻魔刀ではらい、バージルは魔界の谷の暗闇へと消えていった。

フォースエッジを持ち帰り無事魔界から帰還することの出来たダンテを待っていたのはレディだった。まだいたのかとダンテは呆れると、「貸したものがあるからね」とダンテに貸していたロケットランチャー「カリーナ=アン」を受け取る。「泣いてるの?」兄を失ったダンテに気を遣い言葉を掛ける。「悪魔は泣かないさ」少し哀愁まじりの返事をするダンテに「家族のために涙を流せる悪魔もいるかも」と優しく返すレディだった。しかし余韻に浸る時間も無く、大量の残党の悪魔がまだ塔の周辺には蔓延っていた。
「これからお互い忙しくなりそうね」レディは残党の悪魔に弾丸を放つ。
「やってくれるよ。だがこういうノリは嫌いじゃないぜ」愛銃を構え、ダンテは高らかに叫ぶ「楽しすぎて狂っちまいそうだぜ!」

『デビル メイ クライ 3』のゲームシステム

スタイリッシュコンボランク

本作でも戦闘をいかにスタイリッシュに行うかで戦闘の評価が決まり、低いほうからD,C,B,A,S,SS,SSSの7段階ある。
スタイリッシュな戦闘(攻撃の間を空けなかったり、別の技を駆使する)によりゲージが上昇しスタイリッシュコンボランクが上昇する。逆にダメージを受けたり、同じ技ばかりを使用すればランクは下がる仕組みになっている。
前二作では同じ技を使用し続けてもランクは下がらなかったが本作の戦闘は大きく違う点といえる。以下スタイリッシュランクの表記とランクごとの挑発時のセリフである。

D~C:挑発時のセリフ…「C'mon wimp」(来な、ノロマ野郎。)
B~A:挑発時のセリフ…「Come and get me」( 捕まえてみな。)
S~SS:挑発時のセリフ…「You scared?」( お前ら、ビビッてんのか?)
SSS:挑発時のセリフ…「Crazy?Huh!!」( イカレてるって?ハッ!!)
SSS(低確率):挑発時のセリフ…「Sweet!!Baby!!! 」( 最高だぜ、ベイビー!!)

スタイル

本作品にはプレイヤーのスタイリッシュアクションを位置付ける新要素「スタイル」システムが導入された。具体的には「剣の攻撃バリエーションを増やし敵を殲滅するスタイル」や「銃の扱いに特化したスタイル」などが存在する。ゲームプレイ中はそれらの中から一つスタイルを選びゲームを進める。(道中の時空神像でスタイル切り替えは可能)
スタイルには敵を倒して経験値を手にいれ成長する「成長型スタイル」と、デビルトリガー(DT)ゲージを消費して特殊効果を発動する「消費型スタイル」の2種類がある。消費型スタイルは最初は持っておらず、ゲームの途中で入手する。またダンテのプレイスタイルの基礎として続編である「4」は成長型のスタイルが使えるようになっている。

成長型スタイル

トリックスター(Trickster,TS)

機動力や回避に特化したスタイルであり、敵の目の前に瞬間移動する「エアトリック」や壁走りをする「ウォールハイク」など回避や移動手段として使用できる為初心者向けのスタイルと言える。しかしレベルが上がるとさらにトリッキーな技を覚え、使いこなすには高度なテクニックと熟練度が必要となる為、万能性のある晩成型。主な活用方法は、敵を吹き飛ばした後エアトリックで敵に近づき更に追い討ちをかけると言った戦法が使用可能。

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