デビル メイ クライ 3(Devil May Cry 3)のネタバレ解説・考察まとめ

『デビル メイ クライ 3』(デビル メイ クライ スリー、Devil may cry3)とは、カプコンが制作し2005年に発売されたPlayStation 2用のアクションゲームソフト。アクションゲームのジャンルからスタイリッシュアクションというジャンルを開拓した人気シリーズの第3作目であり、1作目「デビル メイ クライ」よりも過去の物語を描いている。
後に追加要素を含んだアップグレードバージョンの「デビル メイ クライ3 スペシャルエディション」も発表されている。

mission8〜新たなる力〜

悪魔の血が覚醒したダンテ。

目を覚ましたダンテは二人を追うべく塔から飛び降りる。しかし道中で巨大な鯨の悪魔リバイアサンに飲み込まれてしまう。
悪魔の力を覚醒したダンテは迷路の様な体内を駆け巡りなんとか脱出に成功する。同じく兄バージルとアーカムのペアはテメンニグルの下層魔界への門をいよいよ開くことになる。

mission9〜古の街で〜

ダンテを挑発する雷の女悪魔ネヴァン。

悪魔リバイアサンの体内から脱出したダンテは女悪魔狩りのレディと遭遇する。
以前に頭を撃ち抜かれたダンテだったが、今回はレディを出し抜き、大量の悪魔をレディに任せその場を後にする。
別扉から塔に侵入しようとしたダンテだが、蜘蛛の悪魔アルケニーと出くわし戦闘になった。その後も休むことなく戦闘や仕掛けを突破し続け、雷の蝙蝠を纏った女悪魔「ネヴァン」と遭遇する。かつてスパーダに封印された彼女だったが、「いらっしゃい、こういう所は初めて?」と挑発する口調でダンテに聞いた。
「良いね、やる気が出てきた」剣を構えるダンテは自分の力をネヴァンに見せる気でいた。
戦闘に勝利したダンテは、崩れ落ちそうになるネヴァンの腰に手を回し、その身体を支える。「あら、優しいのね」そう言った途端ネヴァンは鋭い牙でダンテの首に噛みつこうとしたが、ダンテが彼女の腹に銃弾を撃ち込む方が一瞬早かった。「そうでもないさ」素っ気ない返事だが、ネヴァンは「気に入ったわ、力を貸してあげる、スパーダは良い男だったけど貴方はどうかしら?」と語り、どこか遠くを見つめながらその姿をギターに変えダンテに力を授けるのであった。

mission10〜責任ある者〜

アーカムの娘として、家族として、複雑な思いがあるレディ。

テメンニグル、魔界への門をいよいよ開くことになったバージルとアーカム。しかしアーカムの様子がどこかおかしい。
その異変に「あの、娘が気になるか」とバージルが問う。突然の質問に「何を言っているんだ」と戸惑いを見せるアーカム。
次の瞬間バージルが持つ刀「閻魔刀」がアーカムの腹に刺さっていた。即座のことに「何をしているんだ」と疑問を投げかけるアーカムに対して、「娘だからとあの女を殺さなかったな。もう少し使えると思ったが。ここまで来ればもはや貴様に利用価値はない」切り捨てるようにアーカムを始末し一人でバージルは魔界への扉の先へ歩んで行った。

暫くすると、ダンテも同じ場所、倒れているアーカムの元へと辿り着く。それとほぼ同時に背後からレディも追いつく。
アーカムの死体を見たレディは「この男を殺したの?」とダンテに聞く。「だったらどうする?」と軽口を叩くダンテだったがその返答に激昂したレディは持っていた銃を乱射しながらこの塔へ訪れた経緯を話す。「この男はね、悪魔になるなんて言い出して、自分の妻を殺してしまったのよ!」興奮しさらに畳み掛けるレディは「こいつは最低の父親よ。でも家族だからこそ、自分の手で決着をつけたかったんだ!」「奇遇だな、家族にはおれも苦労している」と煽るダンテに「知ったような口をしないで!悪魔のくせに」とレディは反論する。その言葉に何も言い返せなかったダンテ。
父親の事を最低のゲス野郎と吐き捨てつつもその死がやはりショックだったようで、気を落とすレディ。そんな彼女を置いてダンテは「家族ね…」と呟きながら一人先へ進む。

mission11〜復讐の誓い〜

スパーダと因縁がある大悪魔ベオウルフ。

ダンテが去った後、意識を取り戻したアーカムに驚くレディ。「ここはどこだ、なぜ私はここにいる」アーカムは今にも途絶えそうな声でレディに問いかける。咄嗟に銃を構えるレディだったが、アーカム曰く今までの悪事は全てバージルに操られていた事だったらしい。「奴を止めろ」魔界を開こうとするバージルの野望を止めてくれとレディの手を握り息を引き取る。実の父親であるアーカムの想いを受け継ぎ、レディはバージルへの復讐を誓うのであった。

塔の中心部に足を進めるダンテだったが、ある悪魔に襲撃される。鳥の手足、二対の羽、爬虫類の尻尾、一本の角を持つ魔獣ベオウルフ。どうやら左目は潰れており、憎き仇、スパーダの匂いを追ってここまで追ってきたという。ベオウルフは忌まわしきスパーダの血族を根絶やしにしようとダンテに渾身のパンチを放つが、ダンテが反撃に投げたリベリオンに右目も潰される。あまりの痛みに悶えながら「忌まわしきスパーダの血を引く者! 目は見えずとも、貴様の臭いは覚えた! 貴様を殺すまで追い続けてやる! 貴様の臭いを辿ってな!」と捨て台詞を吐きその場を逃走するベオウルフだった。

mission12〜襲う者、襲われる者〜

ダンテがてこずったベオウルフを瞬殺するバージル。

ベオウルフを撃退し塔を稼働するための魔具「狂った永劫機関」を手にするダンテ。しかし持つだけで魂を吸われる代物のためグロッキー状態となる。
突如として現れたジェスター曰く魂を吸いつくすが魔力は全開のこと、そのアドバイスを聞いたダンテは悪魔の力を全解放しつつ兄バージルを追うのであった。

一方塔の最下層にきたバージルだが、ダンテに一度敗北し臭いを追ってきたベオウルフと遭遇する。
「見つけたぞ、スパーダの血族! 言ったはずだ、貴様の臭いは覚えた。このまま貴様を逃がしたりはしない」バージルとは初見のはずだが、どうやら同じスパーダの血族の臭いとしてダンテと勘違いをしているらしい。有無を言わさずバージルに襲い掛かるが、一瞬でベオウルフの頭部は切断される。「さっきの男とは…別人なのか? しかし、この臭いは…あの男と同じ… 二人いたのか、スパーダの血族は…」言い終わらないうちにベオウルフの頭部は一刀両断され完全に息絶えた。バージルの力により、ベオウルフの魂は籠手と具足に変化しバージルに装着される。
バージルはその力を試すが如く、魂の抜けたベオウルフの死体を殴り飛ばし、かかと落としにより上半身と下半身を真っ二つにするのであった。

mission13〜混沌の始まり〜

全ての黒幕、裏で手を引いていたのはジェスターの姿に化けていたアーカムだった。

塔の最下層で母から受け継いだ二つのアミュレットと血族の血を捧げるバージル。塔の封印を解くための準備は整った…しかしいっこうに塔は反応を示さない。「何故、作動しない!?」必要なものは全部揃ったはずだ、苛つくバージルの前にダンテが現れる。
「さあ、もう1ゲームやろうぜ」
「貴様もスパーダの血族だ、良いだろう。貴様の血も捧げてやろう」二度目のバージルとの戦いはほぼ互角であったが、途中でレディが戦闘に加わってくる。「悪いな、お嬢ちゃんの出る幕じゃないんだ、引っ込んでな」軽口を叩くダンテだったが、レディは父の仇であるバージルを目の前に聞く耳をもたない。そんなレディを「愚かな女だ…」とバージルは苦笑する。困惑するレディを置いて、相討ちとなるバージルとダンテ。そこに、「ブラボー、ブラボー」と新たにジェスターが嬉しそうに入って来た。道化師ジェスターの正体は実は悪魔化したアーカムだった。
驚く三人だったが、実は三人を巡り合わせていたのはアーカムであり、塔の封印を解く為には二つの鍵となるアミュレット、血族の血、そして汚れなき巫女の血であるレディの血が必要だった事を語る。弱った三人を倒し、レディの足を串刺しにして、巫女の血を塔に捧げることに成功したアーカム。
塔の封印が解け、最下層がせりあがり、最上層に変形していく。一瞬の油断からアーカムによって三人とも変形する塔から蹴落とされてしまう。
なんとかダンテとレディは地上に残ったものの、消耗の激しかったバージルは地面の裂け目へと落ちていってしまった。

mission14〜遥かなる飛翔〜

塔の頂点にいるアーカムをバイクで追うダンテ。

変形した塔の麓でアーカムを追いかけるために準備をするレディだが、「お前じゃ無理だ」とダンテに止められる。
「私の父親なのよ?私がやらなくて誰がやるの?悪魔にはわからない話かもね。」レディは吐き捨てるように言い残し塔の壁にシューター式のロープを引っ掛け登り始めた。
「家族…父親ね」ダンテはバージルが落ちていった地面の裂け目を見つめアーカムを追うことにした。

塔の麓近辺を探索中、街の瓦礫の中からバイクを発見するダンテだったが、見つけるやいなやすぐにバイクのアクセルを全開にし、塔の壁を一気に走っていく。
道中悪魔が襲って来るものの構わずバイクを振り回して一蹴し塔の半分近くまで登り詰めることができた。ダンテの走行の荒さにバイクは大破するものの、かなりの時間短縮はできた。アーカムの野望は必ず止めてみせるとダンテは決意する。

mission15〜開かれた魔道〜

儀式により魔界への道を完成させ人間界を魔界へ取り込もうとするアーカム。

塔の上部、テメンニグル最上階ではアーカムが魔界への道「魔道」を解放する儀式を行なっていた。
「二千年の時を経て、閉ざされし魔界への扉が再び開くのだ」テメンニグル最上階のの周りでは鐘が鳴り響き、魔力がアーカムへと集まり出す。
「世界を恐怖で覆え、テメンニグル(恐怖を生み出す土台)その名のままに!!」儀式によりアーカムは魔界へと導かれる、人間界を滅ぼすために。

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