デビル メイ クライ 3(Devil May Cry 3)のネタバレ解説・考察まとめ

『デビル メイ クライ 3』(デビル メイ クライ スリー、Devil may cry3)とは、カプコンが制作し2005年に発売されたPlayStation 2用のアクションゲームソフト。アクションゲームのジャンルからスタイリッシュアクションというジャンルを開拓した人気シリーズの第3作目であり、1作目「デビル メイ クライ」よりも過去の物語を描いている。
後に追加要素を含んだアップグレードバージョンの「デビル メイ クライ3 スペシャルエディション」も発表されている。

『デビル メイ クライ 3』の概要

『デビル メイ クライ3』(デビル メイ クライスリー、Devil may cry3)は、デビル メイ クライシリーズ第3作となり、カプコンが制作し2005年に発売されたPlayStation 2用のアクションゲームソフト。アクションゲームのジャンルからスタイリッシュアクションというジャンルを開拓した人気シリーズ、1作目「デビル メイ クライ」よりも過去の物語であり、便利屋として開業したばかりの若き日のダンテと生き別れである双子の兄、バージルとの対決が描かれている。

前作の「デビル メイ クライ2」が期待以上の評価を得ることができなかった為、「デビル メイ クライ2」の不満点を改善し発表された本作品。
プロデューサーは前作同様に田中剛が採用され、ディレクターに伊津野英昭、音楽は柴田徹也が担当。
アシスタントは長谷川憲人も担当しており、魔神化したデザインは女神転生シリーズのキャラデザイナーで有名な金子一馬が採用されている。
累計出荷販売数は130万本、追加要素を含んだアップグレードバージョンの「デビル メイ クライ3 スペシャルエディション」は100万本を記録した。
また、スペシャルエディションをHD画質にリマスター及びトロフィー・実績機能に対応したHD移植版が2012年3月22日にPlayStation 3とXbox 360で発売された。

以下大まかなあらすじである。かつて魔剣士スパーダが、人間のために剣を振るい魔界を封じてから数千年が経とうとしていた。英雄スパーダと人間、両方の血を受け継ぐダンテは、街の片隅に便利屋を開業するため準備を進めていた。そんな中、ダンテの店のそばに突如として巨大な塔が出現する。月明かりに照らされたその塔の屋上に立っていたのは、失踪していたはずのダンテの兄、バージルと無数の悪魔達であった。同じスパーダの血を引きながらも、その目指すべき物の相違から袂を別っていた2人。ダンテは、バージルとの決着のために、塔へと足を向ける。時を同じくして、人間のデビルハンター、レディもまた突如現われた塔に向かっていた。自らの因縁を断ち切るために。悪魔、人間、そしてその両方の血を受け継ぐ者。それぞれの思惑を胸に、運命の歯車が回り始める。

『デビル メイ クライ 3』のあらすじ・ストーリー

mission1〜狂宴への誘い〜

謎の男アーカムを不審に思うダンテ。

ある日便利屋として店を開業したダンテの元に一人の謎の男、「アーカム」が訪れる。彼は幼少期に生き別れたダンテの兄のバージルを知ってる様である。
アーカムは「招待状を渡したい」とだけ言うとダンテが足かけていた机をひっくり返し、突然消えた後に大量の悪魔がダンテを襲った。悪魔を諸共せず蹴散らしたダンテだったが、激しい戦闘により事務所は半壊状態になった。

mission2〜血の邂逅〜

巨塔「テメンニグル」の頂上には双子の兄バージルが待ち構えていた。

半壊した事務所のドアを蹴破り外に出ると、街はすでに悪魔たちの襲撃によりボロボロの状態であった。事務所や街を壊された腹いせにダンテは悪魔を一瞬で葬り去ると、突如巨大な塔が街の中心に生えてきた。その頂上にはダンテの兄、バージルが立っていた。ダンテは塔に向かい「当然もてなしてくれるんだろう?なあ、バージル」とだけ言うと、塔へと歩きはじめた。

mission3〜悪魔の塔〜

大悪魔ケロベロスに力を示したダンテ。

巨大な塔の名前は「テメンニグル」。その正体はかつて人間界と魔界をつなぎ止めていたと言われている建造物である。
バージルはアーカムと共謀し再度魔界と人間界を繋ぐべくテメングニグルを召喚したのである。
どうやらダンテが付けているアミュレットに目的があるらしい。
一方時を同じくしてダンテは塔の麓に向かう最中、テメンニグルの玄関で待ち構える三つの首を持つ狼の姿で氷を操る巨大な悪魔「ケロベロス」に出会った。
ケロベロスは塔の入門の試験官の様な役割を持つため、門に近づく者は容赦なく襲う。ダンテもその例外ではなかったが、激しい戦いはすぐに決着がついた。ケロベロスはダンテに敗れたのだ。戦闘後ダンテが先に進む者として相応しい力を持つ者と判断し、自らその姿を武器に変化させ力を託した。

ダンテはケロベロスを撃退した後、塔の麓でバイク乗りの謎の女レディに遭遇する。レディはダンテと目が合うと同時にロケットランチャーの引き金を引いてきた。華麗に避けるダンテだったが、レディは何も言わず塔の中へ走り去って行く。

mission4〜招かざる者〜

謎の道化師「ジェスター」と名乗る男から塔の仕組みを聞かされる。彼は敵なのか味方なのか。

塔に入るダンテだが悪魔たちの攻撃はさらに激化してきた。
激しい洗礼を受けるが難なく突破するダンテの前に一人の男が現れる。彼の名は「ジェスター」、まるでピエロの様な格好でどこか人を小馬鹿にした様な喋り方でダンテに近づいてくる。
「この塔はすごく頑丈だから力ずくは良くないよデビル坊や」どこかダンテの出生を知っている様な口ぶりで塔の道案内を助言してくれる。果たして彼は味方なのか、敵なのか。

mission5〜悪魔と剣〜

次なる扉の番人の大悪魔、アグニ&ルドラ。

塔の中は上り詰めるたびに敵からの攻撃はより一層激しくなり、仕掛けもより困難を極めた。
テメンニグルも中層に差し掛かるとき、二体の剣を持った首なしの巨像アグニ&ルドラが喋りかけてくる。
「兄者、客人じゃ」「客人はもてなさなければいけないだろう」どうやらダンテのもてなし方について揉めているらしい。
グダグダな展開にイラつくダンテは思わず「もういい! 分かりやすく教えてやる。この扉の向こうに行きたい奴がいるんだ。どうする?」とアグニ&ルドラに問いかけた。「我らはここの門番。何人たりとも通すわけにはいかん!」そう答えダンテと戦いが始まる。

激しい戦いに勝利したダンテが先に進もうとすると、アグニ&ルドラが引き留めてくる。「待て」「待たれい」「我らはずっと待っておった」「そう、長年待っておった」「我らより強き者を」「我らを操れる者を」「我らを連れて行くがよい。我ら兄弟が力となろう」と言ってアグニ&ルドラは風と炎の双剣へと姿を変え、ダンテに力を授けるのであった。

mission6〜家族の絆〜

実の父親である、アーカムに銃を向け対峙するレディ。

さらに塔を登り仕掛けを解き進むダンテだが、一方で悪魔狩りのレディもまた塔の中層部で武器を整えていた。
「随分と強くなったものだな」突然の問いに思わずレディは銃を向ける。声の主はアーカムだった。
「実の父親に銃を向けるのか」アーカムは落ち着いた態度でレディに話しかけるが、「家族は死んだ母さんだけだ」と言い放ち向けていた銃の引き金を何度も引く。しかし、弾丸はアーカムに当たる事はなく、それどころか突如頭上に現れレディを掴み塔の外に放り投げる。
レディは突差に銃弾を撃ち付けるが、アーカムを捉える事はなく空をきり、地上に落ちていくのであった。

mission7〜再会の歓び〜

圧倒的なバージルとの実力差に敗北するダンテ。

塔の外から落下するレディだったが、ちょうど良いタイミングでダンテに足を掴まれ、地面との激突を回避する。
「随分と可愛い雨が降ってきたものだ、妙な天気な訳だ」軽口を叩くダンテに離せとこめかみに弾丸を撃ち込んだ。頭に銃弾をモロに受けたダンテは思わず掴んでいたレディの足を離す。また塔の下へと落下するレディだが、今度は背中のロケットランチャーを塔の壁に突き刺し、落下を回避する。
レディは壁に突き刺したロケットランチャーにぶら下がり頭上のダンテを睨む。「おいおい、助けたお礼が弾丸とはな」すかさずもう一発ダンテのこめかみに弾丸を撃つ。「わかったよ、どうぞお好きに」ダンテは女運が悪いなと呟きながらその場を立ち去った。
「あいつも悪魔か」レディもまたそう呟いた。

別行動をとる二人だったが、ダンテはいよいよ塔の頂上で待つ兄バージルと対峙する。
「なぜ偉大なる父の力を求めない?」そう問うバージルに「そんなの関係ない、ただあんたが気に入らないだけさ」と応えるダンテだった。
バージルの目的はスパーダの力の解放であった。剣と弾丸が交わり死闘が繰り広げられるが、バージルの勝利で決着がついた。
バージルに剣で胴を貫かれ、母の肩身であるアミュレットも奪われる。絶体絶命のときダンテの悪魔の血が覚醒する。
我を失いバージルに襲い掛かるダンテだったが、バージルも剣で攻撃を防ぐ。「貴様も目覚めたか」と言い反撃するバージルだったが、突如間に入ってきたアーカムに止められる。「今は戦う時ではない、ここは退くのだ」その提案をのんだバージルはその場を立ち去る事を選び塔の頂上から降り立った。覚醒したダンテは力つきそのままその場で倒れてしまった。

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