アメリカン・ファクトリー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『アメリカン・ファクトリー』とは、アメリカ合衆国のドキュメンタリー映画。ゼネラルモーターズ工場跡を買収した中国企業フーヤオが経営する米オハイオ州デイトン市の車用ガラス製造工場を題材としている。バラク・オバマとミシェル夫人の製作会社であるハイヤー・グラウンド・プロダクションズの第1作であり、Netflixにより配信された。閉鎖された工場跡に中国企業が進出し工場を再開させるが、現地採用のアメリカ人と中国から来た本社従業員との文化の違いや価値観の違いから様々な問題が浮き彫りとなる。

トゥインキー

コンチネンタル・ベーキング社が製造、販売しているアメリカンスナックで、 やわらかいクリームが入ったスポンジケーキである。究極のジャンクフードと言われていて1個当たりのカロリーは、約145キロカロリー。中国人従業員のウォンは「アメリカに来てから食事をする時間もほとんど取れず、昼食代わりにスポンジケーキのおやつのトゥインキ―を2個食べている」と述べている。

UAW local 696 ホール

アメリカ合衆国の自動車産業、農業、航空宇宙産業で働く従業員のための労働組合をUAWという。デイトン支部はLOCAL696と名付けられている。UAWの正式名称は全米自動車・航空宇宙・農業機器労働組合という。本部はミシガン州デトロイトにあり米国内で有数の規模の労働組合。このデイトン支部が所持する集会所がUAW local 696ホール。

GM(ゼネラルモーターズ)

アメリカ合衆国の自動車メーカーでミシガン州デトロイトに本社を構える。「GM」の略称で知られている。本作中のデイトン工場は2008年に閉鎖となっているが、GM本体は、翌年2009年には倒産し国有化されている。その後2013年には国が保有していたすべての株を売却し国有化は解消されている。
現在は新生GMこと「モーターズ・リキデーション・カンパニー」として新たな会社を発足し経営を行っている。

デイトン

アメリカ合衆国のオハイオ州西部にある都市で工業州オハイオの中でも有数の工業都市である。人口は約14万人で特に航空宇宙や先端技術の分野での研究が盛んである。

『アメリカン・ファクトリー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

セミナー講師「君たちは、大統領をネタにして笑いをとることもできる」

アメリカについてのセミナーに参加する、渡米したばかりの中国人従業員

中国から派遣されてきたばかりの中国人にアメリカについてのセミナーをしている中、いかに中国とアメリカの文化が違うかを話している。アメリカでは「アメリカ大統領をネタにして笑いを取っても捕まることはない」などと、自分の意見を自由に言うこともできることを説明している。

会長「郷に入りては郷に従え」

左:副社長のジミー 右:会長のツァオ

起工式に向けてエントランスを整えている。壁に絵を掛けるという話の中で、フーヤオは、100%中国企業だが、アメリカ支社はアメリカ会社らしく中国の絵などを飾るのではなくアメリカに関する絵のみを掛け、アメリカ会社として運営していこうというツァオ会長。

旧社長ジョン「ガラス一枚されど一枚。この一枚は高品質、適正価格でお客様への元へと届けられ信頼につながるのだ」

初期社長のジョン

ホンダからの視察団が来る日、お客様の信頼を失うことのないように誠心誠意を尽くして業務を遂行するようにと伝えた時の一言。 「中国産だろうがアメリカ産だろうが、お客様にとっては一枚のガラスなんだ、信頼を裏切らないような商品を作るように」と従業員に話す初期社長のジョン。

会長「我々は生粋の中国人だ。どこで死んでもどこで埋葬されても中国人であることに変わりはない」

会長のツァオが中国人従業員に向けて話をしている。

目標達成できなかったと中国人従業員に報告するツァオ会長が、従業員がよりやる気を出すために「中国ではなくアメリカで仕事をしていたとしても中国人であることの誇りを忘れてはいけない。我々が工場を軌道に乗せ成功することでアメリカ人の中国人への見方、中国という国への考えが変わるということが重要なんだ。」と諭す。

ジョン・ラピエール「私たちは一つの大きな惑星の一員なんだ。何らかの理由で別れているが世界は一つだよ。」

スーパーバイザーのジョン・ラピエール

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