ウィザードリィ #5(Wizardry #5)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ウィザードリィ #5(Wizardry #5)』とは、1988年アメリカのサーテック社より発売された3Dダンジョン・ロールプレイングゲーム。副題は『災禍の中心(Heart of the Maelstrom)』。「ハック&スラッシュ」の元祖とも言える古典RPGシリーズ第5作。
世界を滅ぼす力を持つという「災禍」。これを制御できる力を持つ魔法使いゲートキーパーは、悪しき魔女ソーンに捕らえられた。冒険者たちは世界を救うためソーンを倒し、ゲートキーパーを救わねばならない。

地下1階にいるブラザーフッド寺院の高僧。冒険の最終目的であるゲートキーパー救出、魔女ソーン打倒の話をしてくれる。
彼が売っているアイテム「聖なるタリスマン」は高額だが、無制限に座標呪文「デュマピック」が使えるので、非常に便利。

アイロノーズ

地下1階を徘徊するドワーフの行商人。迷宮内で拾った品を売り歩いているが、どれも値段が高い。
彼が売ってくれる「真鍮の鍵」は、地下1階ベルトコンベアの動力室の鍵を開けるために必要。

笑うヤカン

地下1階にいる釜の姿をした魔物。中身は黄金で満たされており、その姿に違わず金の亡者である。
金さえ払えば数々の有益な情報をもたらしてくれる。
なお彼は非常に高い経験値を持つため、倒しては寺院で復活させる事で荒稼ぎができる。

ルビーウォーロック

地下2階の扉の前に居座っている飲んだくれの魔法使い。彼のカップに酒を注がない者は、先へは進ませない、というかなりの偏屈者。
戦闘して倒す事もできるが、一度アイテム「ラム酒」を与えれば、それ以降はずっと素通りさせてくれる。

スパークのアヒル

地下2階「ブッバの健康温泉」近くに出没する奇妙なアヒル。自称魂のコンサルタント。
彼から地下2階の悪霊を退散させる方法を聞き出す事ができる(ただし有料)。またアイテム「ゴムのアヒル」を持っていくと、大喜びしてアイテム「ましらのワンド」と交換してくれる。

マッドストンパー

地下3階を「*ドスン* *ドスン*」と徘徊する魔物のような人物。本人曰く「自分は昔、立派な王子だったが、邪悪な魔法使いイビルアイズに呪いをかけられ魔物の姿にされてしまった」との事。しかも足には「かゆみ」の魔法をかけられてしまい、それを紛らわせるため常に飛び跳ねている。
彼はスパークのアヒルが落としたアイテム「ゴムのアヒル」を所持しており、購入もしくは「ホーリーバッシャー」との交換で入手できる。

ロード・ハインマイティ

地下3階のカマカジ寺院入口にいる、太った僧侶。彼は寺院へ入る方法を教えてくれるが、手癖が悪く隙を見てこちらのアイテムを盗もうとしてくる。
典型的な生臭坊主だが、僧侶の腕は確かで金額に応じて奇跡の技を披露してくれる。とはいえ彼の要求通りアイテム「宝石の笏」を渡してしまうと、ガラクタを掴まされた上戦闘になるので注意。

ルーン

地下4階の奥深く、時間のはざまに隠れ住む予言者。倒産した銀行の中に自分の墓を建てるという念の入りようで自身の死を宣伝している。
彼に会う為には、彼の墓の前でアイテム「懐中時計」を使う必要がある。時の支配者であり、賢者の名に相応しい知識を持つが、話は難解である。彼からはアイテム「からくりヒバリ」を購入できる。

ビッグマックス

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