ガンダムMk-II(機動戦士Ζガンダム)の徹底解説・考察まとめ

ガンダムMk-IIとは、アニメ『機動戦士Ζガンダム』および『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する、人型兵器「モビルスーツ」の一機で『機動戦士Ζガンダム』の物語前半に主役機を務める。
モビルスーツの外装と骨格を、生き物のように分ける事を可能とした「ムーバブルフレーム」を採用し、革新的な運動性能を得た。地球連邦軍特殊部隊「ティターンズ」にて製造されたが、反地球連邦組織「エゥーゴ」によって全機が奪取されている。
主たるパイロットはカミーユ・ビダン、エマ・シーン、エル・ビアンノ。

ガンダムMk-IIの概要

ガンダムMk-II(マークツー)はアニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場し、物語前半に主役機を、物語後半には脇役機を務める試作型モビルスーツである。また『機動戦士Ζガンダム』の続編アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』でも脇役機として出演している。

機体の型式番号はRX-178。

宇宙世紀0085年、地球連邦軍(以下、連邦軍という)は一年戦争時に多大な戦果を挙げた「RX-78-2 ガンダム」の後継機の開発を開始した。
ただし、開発は連邦軍特殊部隊「ティターンズ」の主導で行われている。このティターンズとは一年戦争時に連邦軍の交戦国となった「ジオン公国軍(以下、旧ジオン軍という)」残党掃討を目的とした特殊部隊である。

そのため、RX-78-2 ガンダムが対旧ジオン軍の切り札として連邦軍総意の元に開発されていた事に対し、本機はあくまでティターンズという連邦軍内部の一部隊の目的、すなわち「旧ジオン軍残党の掃討」に特化して開発された、という背景の違いがある。
開発総責任者はフランクリン・ビダン。なお、彼は『機動戦士Ζガンダム』の主役人物「カミーユ・ビダン」の父親でもある。
宇宙世紀0087年に完成、ロールアウトした。

前述の通り、本機はティターンズの目的に沿って開発されたが、同時に一年戦争時の名機「ガンダム」の名を受け継ぐだけあって、ティターンズ内部においてもフラグシップモデルとしての扱いであった。
また、連邦軍は一年戦争後、旧ジオン軍のモビルスーツエンジニアを大勢ヘッドハンティングしており、この時期の連邦製モビルスーツの多くが技術的に連邦系と旧ジオン系を統合したものになっていたが、本機のみは開発スタッフに連邦系技術者のみを採用。

その理由は、本機が単なる兵器としての枠に留まらなかったからだ。
具体的には、RX-78-2 ガンダムという、極めて高性能であり多大な戦果を挙げ、史上初めて「ガンダム」の名を冠したモビルスーツが、連邦軍製のものであったという「歴史」がティターンズに重要視された事による。

というのは、地球連邦政府は、その本質的が地球を根城とする人々=アースノイドの国家なのだ。そして、旧ジオン公国はそれに反抗してきた宇宙コロニーを根城とする人々=スペースノイドの国家であった。

すなわち「ガンダム」のイメージは、アースノイド側から見てみると「スペースノイドの反乱を鎮圧した勇者」なのである。
対して、スペースノイドが「ガンダム」に持つイメージは「自分達の決死の反抗を慈悲なく叩きのめした悪魔」である。

そして、ティターンズという組織が、対外的には「旧ジオン軍残党掃討のための特殊部隊」でありながら、その内実は「連邦軍内部で巨大な存在感を放ち、裏から地球連邦政府そのものを操ろうとする、支配的で差別的な、一部のアースノイド過激派の組織」だった事も重要である。

これらを総合すると、要するにガンダムMk-IIという機体は「アースノイドによるスペースノイド調伏の象徴」なのだ。
そのためか、戦闘する場所を宇宙から水中まであらゆる場所を想定したゲリラ的なRX-78-2 ガンダムに対して、本機はスペースコロニー内部での戦闘、すなわち小規模な反乱の鎮圧という運用が主として想定されている。

ただし、RX-78-2 ガンダムが対旧ジオン軍の切り札という「反抗」の象徴でもあったのに、本機が「支配」の象徴に転じているのは明らかな矛盾である。
だが、この矛盾をティターンズは意にも介さなかった。結果として本機が「傲慢」の象徴になってしまったのは盛大な皮肉であった。

ひとつのモビルスーツとしては、ムーバブルフレームの採用で軽量化に成功した事に加え、機体スラスター増加によって高機動力を得た機体となっている。
装甲は「チタン合金セラミック複合材」であり、被弾には弱いが、宇宙世紀0087年頃のモビルスーツ兵装は、装甲の厚さを無視できるビーム兵器が主体になっていたため、かつてのRX-78-2 ガンダムが誇ったような高耐久かつ軽量という装甲は不要であり、機動性のみを重視したのは順当といえた。

だが、その機動力も完全なものではなく、脚部のムーバブルフレームの剛性が不足しており、特に重力環境下においては文字通り「ここ一番の踏ん張りが利かない」機体となってしまったが、カミーユ・ビダンによる強奪後、エゥーゴのスタッフによってこの欠点は解消される。
それでも総合的な性能は今ひとつであり、実力のあるパイロットが乗れば俊敏な動きで敵機を翻弄できる機体ではあるものの、それは軽量高機動を売りにする機体なら全てに共通する事であり、飛び抜けて優秀な点とはいえない。
本機はムーバブルフレームを使ったという事以外に目新しい技術が採用されなかったため、結果として旧態依然としたモビルスーツになってしまい、本機を見たクワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)をして「しょせんはMk-IIか……」と言われてしまった。

しかし、それでもムーバブルフレームは機体設計の自由度を、それまでのモノコック構造から大きく押し上げる事ができたため、その運用データは重宝され後の「Ζガンダム」を代表とする、可変型モビルスーツの開発に活かされることとなった。

『機動戦士Ζガンダム』劇中では、ティターンズにより濃紺色の3機が運用されたが、エゥーゴによりその内の1機が奪取され、これが「ガンダムらしい」白色に塗り替えられ、エゥーゴのパイロットとなったカミーユ・ビダンの愛機として活躍する事になる。
また、その後に残る2機もエゥーゴに奪取された。
カミーユがΖガンダムに乗り換えた後は、同じくエゥーゴパイロットのエマ・シーンが搭乗。エマの戦死後も、機体は無事に回収された。
『機動戦士ガンダムΖΖ』では、カミーユと同じく元民間人だったエル・ビアンノの愛機となった。

ガンダムMk-IIの機体スペック

型式番号:RX-178
全高(頭頂高):18.5m
本体重量:33.4t
全備重量:54.1t
動力源:熱核融合炉
装甲:チタン合金セラミック複合材
出力:1,930kW
推力:20,300kg×4
総推力:81,200kg
センサー有効半径:11,300m

ガンダムMk-IIの機体バリエーション

ガンダムMk-II(ティターンズカラー)

頭部のアップ(左)と全身像(右)。

エゥーゴに奪取される前の、本来の塗装色であるガンダムMk-II。
奪取されたガンダムMk-IIと完全な同型機なので、異なるのは塗装色だけとなっている。

しかし設定上は同型機でも、アニメのキャラクターという意味においてはガンダムMk-IIと本機はまったく異なる。
その理由は、ガンダムMk-IIが「白いガンダム」であり『機動戦士ガンダム』で描かれたRX-78-2 ガンダムの「主人公機で、物語上の味方」というイメージをそっくりそのまま踏襲したものである事に反する事に尽きる。
つまり、本機はカラーリングを濃紺とし、そして「脇役機で、物語上の敵」という配役にすることで、RX-78-2 ガンダムから始まった「ガンダム」のイメージをひっくり返した「キャラクター」なのだ。

『機動戦士Ζガンダム』第1話のサブタイトルでも「黒いガンダム」と、本機の存在が話の題材になっており、それまでの常識(現実世界の視聴者の解釈も含む)だった「ガンダムといえば白いモビルスーツ」という概念を崩した存在として描かれている。
また、複数存在するという点もガンダムMk-IIとの差であり、本機は白く塗り替えられた後のガンダムMk-IIよりも強く「Mk-II」という機体を印象づけている。

プラモデル販売などにおいても、ガンダムMk-IIの設計データをそのままに、プラスチックの成形色を変更するだけで本機を商品化できるため『機動戦士Ζガンダム』劇中での登場シーンは少ないながらも、ガンプラ(ガンダムのプラモデル)の市場では見かける機会の多いモビルスーツである。

主なパイロットはジェリド・メサ、カクリコン・カクーラー。

スーパーガンダム(Mk-IIディフェンサー)

モビルスーツ用サポート戦闘機「Gディフェンサー」と本機がドッキングした形態をスーパーガンダムという。ただし、あくまで現地の使用者がそういう愛称で呼んだだけであり、正式名称は「Mk-IIディフェンサー」である(同時に、この名称で呼ばれた事は皆無で、実質「スーパーガンダム」が本バリエーションの一般的な名称となっている)。

グリプス戦役後半になると、ガンダムMk-IIはその唯一の利点である高機動力も新鋭機に追い抜かれていき、相対的に陳腐化してしまう。そこで、エゥーゴは戦力の低下を補うために、モビルスーツとドッキングして運用できる戦闘機Gディフェンサーを開発、運用開始した。

Gディフェンサーと合体したスーパーガンダムの機動性は大きく向上し、また高出力ビーム兵器「ロングライフル」と14連ミサイルランチャーを使用可能になった事で、火力も充実した。これによりスーパーガンダム登場当時の新鋭モビルスーツとも互角以上に渡り合う事が可能になった。

しかしその後、ティターンズのヤザン・ゲーブル駆るモビルスーツ「ハンブラビ」との交戦にてGディフェンサーを破壊されてしまい、以降、二度とGディフェンサーが生産される事はなく、スーパーガンダムの出番もそれまでとなった。

フルアーマーガンダムMk-II

エゥーゴが、ガンダムMk-IIへガンダリウム合金製の追加装甲「FXA-03」を装着し、火力と装甲を強化した機体。
しかし、追加装甲によって増した機体重量が大きく、スラスター増設だけでは推力が維持できず、機動力の低下を回避できなかった。
だが、そもそも物理的装甲厚を無視できるビーム兵器の時代に、機動力を低下させてまで装甲を強化しようという考えはナンセンスであり、試案の段階から多くの開発関係者にその事を指摘された結果、試作すらされず廃案となってしまった。
ただし火力増加の思想は、Gディフェンサーによるスーパーガンダムの運用という形で受け継がれている。

初出は『Ζ-MSV』。
なお『Ζ-MSV』とは「ゼータ・モビルスーツ・バリエーション」の略称である。アニメ『機動戦士Ζガンダム』の世界観を元に、新たなモビルスーツを後付け設定・発表し、プラモデル販売などに結びつける企画名称。

アーマードガンダムMk-II

ティターンズが、FA-78-1「フルアーマーガンダム」で用いられた重装甲設計思想を、ガンダムMk-IIに適用しようとした試案上の機体。
エゥーゴの「フルアーマーガンダムMk-II」よりも早く開発は始まっていたが、やはりビーム兵器主体の時代に追加装甲という考え方は意味がなかったようで、追加装甲は部分的にチョバムアーマーを装備としたのみであり、機動力と火力を重視するという本末転倒な機体になってしまっている。
結局、エゥーゴにガンダムMk-IIが奪取された後に、機体案は破棄。フルアーマーガンダムMk-IIと同じ運命を辿った。

初出は模型雑誌『電撃ホビーマガジン』内の特集「ティターンズMSの系譜」であるとする情報がネット上で散見されるが、資料が示されておらず、正式には出展不明の扱いとなっている。

ガンダムMk-II(メガラニカ所属機)

ガンダムMk-IIが完全な旧式機となった後の、宇宙世紀0096年頃に確認されている機体。
その正体は、巨大戦艦メガラニカ内部に秘匿されていた機体である。
さすがにこの時代でグリプス戦役初期のままの火力では心許なく、改造が施されている。具体的には強力なビーム・マグナム運用のために、右腕部が肩にかけてから「ドーベン・ウルフ」系のパーツに交換され、肘の関節も補強された。

パイロットはバナージ・リンクス。
『機動戦士ガンダムUC 獅子の帰還』に登場している。

ガンダムMk-II 試作0号機(プロトタイプガンダムMk-II)

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