彼らが本気で編むときは、(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『彼らが本気で編むときは、』とは、家族の在り方やLGBT差別の問題について扱った、萩上直子監督のオリジナル脚本によるハートフル映画である。物語は、小学生のトモの母親が家出をしてしまうところから始まる。トモは母が帰ってくるまで面倒を見てもらおうと、叔父であるマキオの元へ向かうが、マキオは恋人であるトランスジェンダーのリンコと一緒に住んでいた。トランスジェンダーであるリンコにとまどうトモだったが、リンコの優しさやリンコを取り巻く人々との触れ合いを通して、心を開いていくストーリーとなっている。

『彼らが本気で編むときは、』の概要

『彼らが本気で編むときは、』とは、家族の在り方やLGBT差別の問題について扱った、ハートフル映画である。『かもめ食堂』や『めがね』で知られる萩上直子監督のオリジナル脚本による作品。2017年2月に公開され、萩上直子監督にとっては、2012年に公開された前作『レンタネコ』から5年ぶりの自身監督映画の公開となった。生田斗真演じるトランスジェンダーのリンコと、母親からネグレクトをされている小学生・トモの交流を通して、家族の在り方やLGBT差別の問題について考えさせる意欲作である。日本では、全国154スクリーンで公開され、2017年2月24日、25日のぴあ映画初日満足度ランキングで1位を獲得している。また、2017年2月25日 から 3月3日までの興行通信社調べによる週間映画ランキングでは、初登場8位にランクインした。ベルリン国際映画祭では、日本映画初のテディ賞審査員特別賞と観客賞(2nd place)をダブル受賞した。そのほか、第16回ニューヨーク・アジア映画祭にて観客賞、第12回KINOTAYO現代日本映画祭にてグランプリであるソレイユ・ドール 観客賞を受賞し、国際的にも評価されている。また、同性カップルに国内で初めて「パートナーシップ証明書」の交付を始めた渋谷区では、「ダイバーシティ&インクルージョン教育」の一環として、区と教育委員会の推奨作品とされ、学校教育の場でも取り上げられた。長谷部区長は、「LGBTについてエキセントリックに描くのではなく身近な隣人として描かれており、映像であれば子どもたちにもわかりやすい」という理由を挙げている。そのほか、少年、青年、成人向きの文部科学省選定作品にも選ばれている。
物語は、小学生のトモの母親が家出をしてしまうところから始まる。トモは、母が戻ってくるまでの間に面倒を見てもらおうと、一人暮らしをしている叔父のマキオの元へ向かうが、マキオには一緒に住んでいる人がいた。それがトランスジェンダーのリンコだった。最初は、トランスジェンダーであるリンコにとまどうトモだったが、リンコの優しさとリンコを取り巻く人々との触れ合いを通して、心を開いていく。リンコは、最初は挨拶すらままならなかったトモが心を開いていく過程を通して、トモに対する母性が芽生え、戸籍上も女になり、そして母になることを望むようになる。登場するそれぞれの人物がやりきれない気持ちをどこかに抱えながら、懸命に生きる様子を丁寧に描いている。LGBTについてやネグレクトなどの深刻な社会問題を、身近な目線に落とし込んだ、人の温かさを感じる映画となっている。

『彼らが本気で編むときは、』のあらすじ・ストーリー

トモの現在の暮らし

小学5年生の少女・小川トモは一人、部屋で洗濯物を畳んでいる。トモは母親である小川ヒロミと母子家庭で貧しく暮らしているが、食事もまともには与えられず、会話もろくになかった。家の中は荒れたままだ。

トモは夕食にコンビニのおにぎりとカップみそ汁を食べる。傍らのごみ箱には、食べ終わった後のコンビニおにぎりのごみが溢れていた。深夜になり酔ったヒロミが帰宅するも、会話はない。翌朝も二人は話すことなく、トモは学校へと向かう。

学校でのトモは、友人たちと過ごしていた。トモのクラスにはカイという幼馴染がいる。低学年のころまではよく遊んでいたが、今は距離を置いている。カイは女子のような言葉遣いで、クラスメイトからいじめられていた。カイはトモへと助けを求めるように伺うが、トモはその視線を無視する。

学校から帰ると、カイから遊びに誘われる。しかし自分の学校での立場を考えその誘いを拒絶する。トモは家の中に入るが、部屋に置いてあったのはヒロミからの手紙とお金だった。ヒロミは、好いた男を見つけると家出してトモのことを放置していくのが常だった。

リンコとの出会い

トモは、ヒロミの弟である叔父の小川マキオが勤める本屋へと向かった。過去にヒロミが家出をした際は、マキオに面倒を見てもらっていたからである。トモに会ってマキオは事情を察する。
トモはマキオの仕事が終わるまで外で待っていたが、マキオにヒロミのことを聞かれても答えられない。そんなトモを気遣いながら、マキオは今自分が恋人と同棲していることを打ち明ける。

マキオの家へ帰ると、恋人のリンコが迎え入れてくれた。だがリンコが普通の女性とは違う風貌であることに、トモは戸惑う。
介護士のリンコは、男性として生まれたが心は女性というトランスジェンダーである。しかしトモにとってトランスジェンダーは初めての存在で、どう接すればいいか分からない。
だがリンコが用意してくれた食事は、普段のトモの食事と全く違う。部屋の中も綺麗に整えられており、トモは家族の団らんともいえる感覚を覚えながら美味しい手料理を味わった。

トモがリンコの様子を伺うと、立ち振る舞いなどは完全に女性のように見える。その後もチラチラと観察していると、リンコはその視線に気づく。そして、すでに手術を受けて体は女性になっており、胸を大きくする手術を受けたことも告げられる。だが、リンコから「胸を触ってみる?」と促されてもトモは拒否する。

トモへと芽生える母性

リンコがトモのために作ってくれたお弁当をきっかけに、トモは少しずつ心を開いていく。

その日トモは、自宅で使っていた必需品などをマキオの家に運ぶため、学校を休んでいた。朝起きるとマキオもリンコも仕事でいなかったが、朝ごはんとお弁当が置いてあった。朝ごはんを食べ終え、自宅へと帰る途中に立ち寄った公園でお弁当を開けてみる。そこには、今までにトモが見たこともないような中身があった。感動したトモはもったいなくて食べられず、公園で遊ぶ親子の姿を眺める。

リンコが仕事を終え帰宅すると、トモがトイレの中で苦しんでいた。部屋に置いてあった弁当を確認すると、暑さでダメになっている。トモにとっての初めての可愛い弁当だったので、腐っていてもどうしても食べたかったのだと言われる。それを聞いたリンコは、「可愛くてどうしよう」と、トモのことを抱きしめようとする。
だがまだリンコを受け入れていないトモはそれを拒絶し、再びトイレに籠るのだった。

リンコが生きてきた道

翌日、トモは学校の図書室で『体と性』という本を見つける。その本を読んでいると、カイが話しかけてくる。トモは邪険に相手をするが、カイは隣に座る。カイは、上級生の男の子が好きなのだとトモに教える。
トモはそれに対し「キモい」と返すも、近くにリンコと同じような人がいるのだと思った。

マキオの部屋でテレビゲームをしながら遊んでいると、見知らぬ男女が家にやってきた。リンコの母親のフミコとその再婚相手のヨシオである。リンコとマキオが共に帰宅が遅くなるため、代わりにトモの面倒を見に来てくれ、3人で外食にでかけることになる。

その席でフミコから、トモの胸について尋ねられた。初めて会った人間にそんなことを聞かれたトモは戸惑う。フミコは、リンコがトモくらいの年頃だった時に「胸が膨らまないこと」について傷ついた過去をはなした。「リンコを傷つけたらたとえ子供でも許さない」と、フミコの母親として愛情の深さを知る。

中学時代、リンコが体育の授業を毎回欠席していると、フミコは学校から呼び出しを受けた。それまでもリンコの言動や持ち物などから兆候は感じ取り、体育の授業で胸を出したくないのだとフミコは理解していた。
そのことを直接には伝えず、何か理由があるのだと訴えたが、教師たちからは理解が得られなかった。

家に帰ったフミコは、リンコから泣きながら「おっぱいが欲しい」と言われる。翌日リンコにブラジャーと、中に入れるための“おっぱい”を毛糸で編んでプレゼントしたのだった。

ヒロミとマキオの過去

マキオは、自身の母でありトモの祖母である小川サユリに会うため、トモと介護施設を訪れた。認知症が進んでいるサユリは、トモをヒロミと勘違いし厳しくあたる。
面会後、マキオは家族の過去のことをトモに話す。「サユリがヒロミを嫌っていたのではないか」と問うトモに、サユリの愛情が裏目に出たのではないかと言う。
ヒロミが家を出てサユリとマキオが二人暮らしになると、毎日作られるお弁当や遅い帰りを待っている姿に、マキオは窮屈さを感じていたと言う。

さらにトモはマキオに、リンコとのなれそめを尋ねる。マキオは、この介護施設でサユリの世話をするリンコに一目ぼれしたのだと語る。何度も交際を願ってようやく受け入れてもらった。
最初はトランスジェンダーであることも悩んだが、「リンコのような人を好きになったら、そんなことは関係ない」と彼女の全てを受け入れているとトモに話した。

そこへリンコがコンビニおにぎりを持ってくるが、それを食べたトモは吐いてしまう。本当はコンビニのおにぎりが嫌いだったのだ。倒れたトモは夢の中で、「この子はコンビニのおにぎりを与えておけばいい」というヒロミの声が聞こえていた。

うなされて起きたトモは、かつて母親にもらい、今はぼろぼろになったタオルを大事に握りしめる。リンコは、「まだまだ子どもだ」と言いながら、トモを優しく抱きしめた。
そしてトモは、以前は触れることを拒否していたリンコの胸を触っていいか尋ねる。快く受け入れたリンコの胸を触ってみたけれど、リンコの言っていた通り少し硬かった。

新しい“家族”としての形

トモとリンコの距離は縮まっていく。春になり、3人で河川敷へとお花見に出かけた。リンコはトモの好きなものばかりお弁当に入れる。彼らの姿はまるで家族のようで、3人にとって忘れられない思い出となっていた。

ある日、リンコとトモがスーパーへ夕食の買い出しにいく。そこには、カイが母親であるナオミと一緒に買い物に来ており、ナオミは一人になったトモへと話しかける。だがそれは、リンコを蔑む言葉であった。
リンコを否定するナオミに怒ったトモは、売り物の洗剤を彼女にぶちまける。警察沙汰になったが、その場はリンコが謝罪を重ねたことで和解となる。

家に帰り、トモはリンコに対して問題を起こしてしまったことを謝る。だがナオミに謝ることはできなかったトモに、リンコは怒りを抑えて我慢するように言い聞かせ、そのために編み物をすることを教える。
編み物をすることで、落ち着いてくるのだという。

リンコは「煩悩」の象徴として、男性器を模した編み物を108個作っている最中だと伝える。完成したら燃やして供養をし、戸籍も女性に変えるという目標を立てていた。
それを聞いたトモは、「自分もやってみたい」と編み方を教えてもらう。

その夜リンコはマキオに「このままヒロミが帰らなければ、トモを養子にして3人で暮らしたい」と語る。

愛をくれるリンコと、母親であるヒロミとの間で揺れるトモ

トモが学校へ行くと、黒板にトモのことを「変態家族」と書かれていた。カイに対してばらしたのかと詰め寄るが、カイは自分ではないと言う。
トモが学校を飛び出し、以前ヒロミと暮らしていた家へと向かう。途中でヒロミの姿を見かけたが、家にヒロミはいなかった。トモはヒロミの服を取り出し、布団の上でその服に顔を埋めて泣き崩れた。

夜遅くマキオの家に帰ったトモは、リンコに学校から帰った理由とどこにいたのかを聞かれる。だがトモは、「本当の母親でもないくせに」と押し入れの中に籠る。

リンコはトモの言葉にショックを受け、勤め先で一心不乱に編み物をしていた。そこへサユリがやってきて、自分も昔編み物で心を落ち着かせていたことがあったのだと言う。
夫が浮気をして家を出て、何かに集中していたかった。手袋やマフラーなどサユリがつくったものはヒロミが使いたがらず、亡くなって戻った夫の棺にすべて入れて火葬したのだと語った。

リンコがマキオと帰宅すると、トモはまた押し入れに隠れてしまう。そこでリンコは、紙コップの糸電話をトモへと渡す。お互いの内緒話をしようとリンコは提案し、自分の悩みを話す。それに対しトモは、「ママを見かけた」と打ち明ける。

トモを娘のように思っていたリンコは、不安になり家を出る。途中自転車に乗っていて転び、入院することになる。
病院でリンコは女性部屋を希望したが、男性の大部屋へと入れられてしまう。見舞いに来たマキオも病院側へ文句を言うが、配慮はしてもらえなかった。
トモは見舞いにきたが、病院の対応に悔しがり、涙を流しながら編み物をする。

女になる決意

3人はリンコの職場の同僚の結婚式を見に言った帰り道、散歩の途中でトモとリンコは編み物を始めた。リンコの手の速さをトモが指摘すると、早く作り終えたいからと答える。
するとマキオが自分もやってみたいと告げ、今度はトモがマキオに編み物のやり方を教える。

リンコの退院祝いに、フミコとヨシオがやってくる。フミコは、理解あるマキオがリンコと結婚するつもりであることを喜んでいた。マキオから、父がすでに亡くなっていることや母が認知症で結婚の許可を願う相手がいないことを聞くと、ラッキーだと言う。一番大事な娘の願いが叶うことを喜ぶ、母親としての深い愛情であった。

トランスジェンダーへの理解を深めるトモ

トモの中でトランスジェンダーへの偏見は減っていき、リンコも含めて再びカイとも遊ぶようになった。また、学校でも「煩悩」づくりを進めている。
ある日三人は家でゲームをして遊んだ後、喫茶店へケーキを食べに行く。生まれ年の硬貨を持っていくと幸せになれるというジンクスを教える。
そんな迷信は信じないというトモだったが、最終的にはリンコから硬貨を受けとる。そんな3人を、カイの母親であるナオミが見ていた。

ある日、マキオとトモが家にいると児童相談所の職員がやってきた。ナオミが通報したのだ。職員達はトモに虐待がないかどうかなどを確認する。途中リンコが帰宅し、その状況に戸惑ったものの、児童相談所の調査は問題なしとなった。だがその出来事は3人の心に傷を残す。

時を同じく、カイは自殺未遂を起こし入院していた。学校から帰ると、好きな男子へ書いたラブレターが捨てられているのを発見したのである。ラブレターを読んだナオミから「罪深い」という言葉を突き付けられたカイは、ナオミの睡眠薬を持ちだし、大量に服用したのだ。

知らせを聞いたトモは、カイが入院する病院へと向かい、ナオミに見つからないように病室へと入る。そしてカイから、好きな先輩に手紙を書いたこと、それをナオミに読まれて捨てられたことを告げられる。
「あのまま死んでしまいたかった」と語るカイに、トモは「あんたのママはたまに間違う」と慰める。そしてリンコの言う、持っていると幸運に恵まれるという生まれ年の硬貨を渡した。

交錯する願い

リンコ、マキオ、トモの三人は編み物を続けていた。108個の「煩悩」を作り終えた三人は、海に行き砂浜の上にそれらを積み上げ、火をつけ供養をする。

ある日、マキオの職場へヒロミがやってくる。トモを置いて出ていったヒロミだが、男に逃げられトモの元へ戻ってくるつもりだった。マキオがヒロミを家に連れていくと、トモへ何事もなかったかのように接する。
トモは反応できなかったが、ヒロミはそのままトモを連れて帰ろうとした。

だがマキオは無責任だと詰り、トモを引き取りリンコと一緒に育てたいと告げる。ヒロミは鼻で笑うが、リンコも頭を下げて自らもトモを引き取りたいと願い出る。ヒロミは逆上し、「女性としての成長を経験してないのに、母親の役割を果たせるわけがない」と吐き捨てた。

トモは暴言を繰り返すヒロミに泣きながら手をあげた。「リンコはご飯を作り、キャラ弁を作り、編み物を教えてくれた。一緒に寝てくれた。なのに、なぜ同じようにしてくれないの?なぜ早く迎えに来てくれなかったの?」と詰る。

ヒロミはそれに答えられず部屋を出ていこうとするが、トモはヒロミを追いかけ、「ママと一緒にいる」と抱き着いて泣きじゃくった。しかし、「今日は一人で帰ってほしい」とトモは告げる。
ヒロミが帰ろうとすると、マキオから「トモはコンビニのおにぎりは好きじゃない」と教えられる。
ヒロミはマキオの部屋を出た後、母サユリが入居している介護施設を訪れる。サユリの姿を見ると、昔母が歌ってくれたのだろう子守唄を隣で口ずさんだ。

リンコとトモは並んだ布団の中で最後の夜を過ごす。リンコが「トモにあれこれ注意しなくてせいせいする」と言えば、トモも「髪を結ってもらう時に引っ張られなくて嬉しい」と憎まれ口を叩く。
しかしトモがその後「ごめんね」と謝ると、謝らなくていいというリンコの布団にトモが飛び込む。二人はそのまま、泣きながら抱き合う。
トモが寝た後、眠れなかったリンコは一人、編み物を進めていく。

翌日、トモとリンコは手を繋いでアパートを出る。タクシーに乗り込んだトモへ、ドアが閉まる直前にリンコは包み紙を渡す。リンコとマキオはタクシーが見えなくなるまで見送り、部屋へと戻る。リンコはトモが忘れたのだろうタオルが落ちていることに気づいた。そのタオルに顔を埋めて泣いていると、マキオが後ろから優しく抱きしめる。

一人家に帰ってきたトモ。しかし、部屋はすっかり片付いている。トモはリンコからもらった包み紙を開ける。そこには、リンコが編み物で作った「おっぱい」が入っていた。

『彼らが本気で編むときは、』の登場人物・キャラクター

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ナミヤ雑貨店の奇蹟(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ナミヤ雑貨店の奇蹟』とは東野圭吾の長編小説および、それを基に2017年に制作された日本映画。監督は廣木隆一、脚本を斉藤ひろしが手がけ、主演は山田涼介と名優・西田敏行が務めた。なんとなく悩み相談窓口を始めたナミヤ雑貨店の主・浪矢雄治は手紙のやり取りを通じ、様々な悩みを持つ人たちの人生を変えていく。雑貨店は過去と現在が繋がる不思議な場所となり、現実から逃げ続けてきた青年・矢口敦也を感化させていく。雄治と敦也の奇蹟の一夜の交流を描いた、心温まるファンタジー・ドラマである。

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青天を衝け(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

青天を衝け(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『青天を衝け』とは2021年にNHKで放送された大河ドラマ。幕末〜昭和初期を舞台に、実業家として日本の礎を築いた渋沢栄一を主人公としている。主演は吉沢亮が務めた。武蔵国の農民であった渋沢栄一は後に将軍となる一橋慶喜に仕えることで、幕末の動乱に巻き込まれていく。明治に入った後は官僚として新政府を支え、下野した後は実業界に入り数々の企業の経営に携わった。ドラマでは常に前を向き未来を切り開いていく栄一の姿が描かれている。第110回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞している。

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め組の大吾 救国のオレンジ(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

め組の大吾 救国のオレンジ(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『め組の大吾 救国のオレンジ』とは、“オレンジ”こと特別救助隊員の奮闘と成長を描く曽田正人、冨山玖呂両名による漫画作品。1999年に完結した曽田正人の少年漫画『め組の大吾』の続編であり、世界観と一部登場人物を共有している。2023年にアニメ化された。 斧田駿は、特別救助隊員として活躍することを夢見る新人消防隊員。常に自分の先を行く十朱大吾、高校時代から片思いしていた中村雪らと共に特別救助隊員となるための訓練に参加する中、斧田は十朱が10年前の大規模なホテル火災の生き残りであることを知る。

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14才の母(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

14才の母(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『14歳の母』とは、2006年10月に日本テレビで放送されたドラマで、脚本は井上由美子が手掛ける。主演は志田未来。その他、三浦春馬や田中美佐子などが出演する。中学2年生の一ノ瀬未希は、14歳にして子供を身ごもってしまう。両親や兄妹、友達など周りの人々から猛反対を受けるが、未希は産む決心をする。しかし、そんな彼女を様々な困難が待ち受けていた。どんなに苦しくても産むことを諦めない少女が、苦難を乗り越えて成長していく姿を描く。本作の視聴率は20%を超え、数々の賞を受賞した。

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トドメの接吻(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トドメの接吻(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『トドメの接物』とは、日本テレビ系で2018年に放送されたテレビドラマ。主人公の堂本旺太郎が、謎の女とキスをする度にタイムリープをする現代ファンタジーである。主演は山崎賢人、共演は門脇麦や新田真剣佑、新木優子、菅田将暉など、人気俳優が名を連ねた。タイムリープのためだけだったキスが、愛のあるものに変化していくところが見どころである。

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元彼の遺言状(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

元彼の遺言状(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『元彼の遺言状』とは、新川帆立が書いたミステリー小説であり、2022年4月にフジテレビ系で月曜日の21時から放送されたテレビドラマである。小説は2021年に第19回『このミステリーがすごい!』の大賞を受賞している。主人公は綾瀬はるか演じる剣持麗子(けんもち れいこ)。敏腕弁護士でお金に人一倍敏感。ある日元彼が奇妙な遺言状を残して亡くなった連絡が入る。その遺言状と元彼の死因について、大泉洋が演じる篠田敬太郎(しのだけいたろう)と一緒に捜査していく物語であり、痛快リーガルミステリードラマである。

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麒麟がくる(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

麒麟がくる(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『麒麟がくる』とはNHK大河ドラマの59作目として、2020年1月19日から2021年2月7日まで放送された作品である。裏切り者や悪人として描かれてきたことの多い明智十兵衛光秀(あけちじゅうべえみつひで)を主人公にしている。平和な世の中になると現れる「麒麟(きりん)」を呼べる人物を探しつつ足利義昭(あしかがよしあき)や織田信長(おだのぶなが)に仕え、戦のない大きな国を作ろうとする十兵衛の一生が描かれている。定説とは全く正反対の側面から描かれた十兵衛や、戦国武将たちの姿が見どころの1つである。

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記憶にございません!(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

記憶にございません!(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『記憶にございません!』とは、2019年に公開された日本映画。舞台演出を経て、日本を代表するコメディ映画監督となった三谷幸喜の長編映画第8作目。史上最低の支持率を記録する、身勝手で横暴な総理大臣・黒田啓介は市民の投石が頭に命中し、記憶を失くしてしまう。首相の記憶喪失で引き起こされる、周囲の官僚、家族、そして日本国全体を巻き込んだドタバタ喜劇となっている。中井貴一や石田さゆりなど、実力派俳優陣のコミカルな演技に注目。

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リバーサルオーケストラ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

リバーサルオーケストラ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『リバーサルオーケストラ』とは、2023年1月期の日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマである。主演は門脇麦、他主要人物として田中圭、生瀬勝久らが出演。元天才バイオリニストの谷岡初音は表舞台から去り、今は市の職員としてひっそりと暮らしていた。ある日、マエストロとして活躍中の市長の息子・常葉朝陽によって、地元のポンコツ楽団・児玉交響楽団のメンバーにさせられる。楽団を立て直すため奔走する初音と朝陽、また2人を取り巻く個性豊かな楽団メンバーが織りなす音楽エンターテインメントである。

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俺の家の話(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

俺の家の話(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『俺の家の話』とは、2021年にTBSテレビ系「金曜ドラマ」で放送されていたテレビドラマ。主演・長瀬智也×脚本・宮藤官九郎が11年ぶりにTBS連ドラでタッグを組んだことで話題になる。長瀬演じるプロレスラーの観山寿一が、西田敏行演じる能楽師で人間国宝の父・観山寿三郎の介護をきっかけに、疎遠であった家族や能に向き合う日々を描く。社会問題でもある介護を題材にしているが、宮藤作品ならではのコミカルな演出と軽快なテンポで作品が進んでいくのが魅力の作品である。

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バクマン。に登場する物語・作中作・劇中劇・連載まとめ

バクマン。に登場する物語・作中作・劇中劇・連載まとめ

『バクマン。』とは、原作・大場つぐみと作画・小畑健による少年漫画作品。2010年にNHK教育テレビにてアニメ化された。 絵の才能を持つサイコーこと真城最高(ましろ もりたか)と、文章に長けた秀才のシュージンこと高木秋人(たかぎ あきと)がコンビを組み、『週刊少年ジャンプ』で売れっ子の漫画家になるべく研鑽するサクセスストーリーだ。 作中では主人公たちが描く漫画の他に、多くのライバル、仲間たちが作り出す多種多様な漫画が登場する。

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バクマン。の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

バクマン。の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『バクマン。(Bakuman.)』は週刊少年ジャンプで2008年から2012年まで連載していた漫画作品である。ジャンプで連載マンガ家を目指す中学3年生の真城最高と高木秋人は、ヒロインの亜豆美保と真城の「描いたマンガがアニメになり亜豆がそのヒロインの声優をやる」との約束をお互いの夢として努力を続ける。夢・友情・青春に関する数多くの名言が連載終了後も作品の魅力として語られ続けている。

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ドラマ「遅咲きのヒマワリ」のキャストまとめ【真木よう子など】

ドラマ「遅咲きのヒマワリ」のキャストまとめ【真木よう子など】

生田斗真の3年半ぶりの連ドラ主演と、ロケ地・四万十川の美しい光景が話題となったドラマ「遅咲きのひまわり」。生田斗真をはじめ、桐谷健太や香椎由宇、真木よう子など、ドラマに出演したキャスト情報をまとめました。各キャストのプロフィールや経歴を、画像を交えながら紹介していきます。

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【花ざかりの君たちへ】今どうしてる?出演者たちのその後【堀北版】

【花ざかりの君たちへ】今どうしてる?出演者たちのその後【堀北版】

2007年に放送された堀北真希の主演ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』。このドラマには小栗旬や生田斗真、岡田将生など、今や不動の人気を誇る俳優たちも出演していました。この記事では、ドラマ出演者たちのその後について紹介しています。いやぁ、ホントにみんなイケメンですね!堀北真希が羨ましすぎる。ちなみに彼女は2017年に芸能界を引退しています。

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【男前】イケメン芸能人図鑑【厳選120人超】

【男前】イケメン芸能人図鑑【厳選120人超】

日本の美男子・男前・かっこいい芸能人の画像をプロフィール付きで【名前順・50音順】に厳選して集めました。 120名以上のイケメン芸能人を紹介しております。 参考▼相葉雅紀▼綾野剛▼生田斗真▼伊勢谷友介▼瑛太▼大野智▼小栗旬▼櫻井翔▼鈴木亮平▼玉森裕太▼妻夫木聡▼長瀬智也▼二宮和也▼東出昌大▼福山雅治▼松坂桃李▼松本潤▼松山ケンイチ▼三浦翔平▼三浦春馬▼向井理▼山下智久

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