体操ザムライ(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『体操ザムライ』とは2020年10月から12月にかけて放送されたスポーツアニメ作品。21世紀初頭の日本を舞台に、元日本代表の体操選手・荒垣城太郎が様々な出会いを通して運命を変えていき、引退の危機から脱していく姿を描く。『ユーリ!!! on ice』や『ゾンビランドサガ』でも知られるMAPPAが制作を手掛け、クオリティの高い動きや演目のシーンは最大の見所である。ORANGE RANGEの楽曲「上海ハニー」がOPテーマとして使われるなど、当時流行っていたものが多く登場するのも特徴の1つとされる。

CV:小山力也
スキンヘッドと濃いメイクが特徴的なオカマの整体師で、スナックマリーの常連客。整体のみならず針治療もでき、一目見ただけで城太郎の肩が故障している事を見抜いたりと腕は確か。その後はリハビリとして太極拳を教えつつ、オーバーワークにならないようなメニューを組むなど、城太郎を医学的な見地からサポートする。普段は女性的な落ち着いた口調で話すが、激昂すると性格共々荒っぽくなる。

中ノ森真彦(なかのもりまさひこ)

CV:平川大輔
プレイスポーツ所属のコーチで、常に穏やかな笑みを浮かべる人物。鉄男の専属コーチでもあり、「鉄ちゃん」と呼びながら血気に逸りやすい彼の事を見守っている。

堂島潤(どうじまじゅん)

CV:石川界人
豊国会所属の若手体操選手。「あん馬の申し子」という異名を持ち、あん馬を使ったダイナミックな演技に定評がある。

錦織茂(にしきおりしげる)

CV:小野大輔
立体大所属の若手体操選手。広島出身らしく、広島弁交じりの口調で喋る。鍛え抜かれた上半身によるつり輪のパフォーマンスに定評があり、「つり輪の錦織」と呼ばれている。

岡町博(おかまちひろし)

CV:川西健吾
芝蘭堂大所属の若手体操選手。全種目による演技の完成度の高さから体操界期待の新星とされており、去年度の全日本選手権とNHK杯で優勝経験もある実力者。

リュウ・リュウショウ

CV:神谷浩史
ポーカーフェイスが特徴の中国代表選手。高難度の技でもたやすくスムーズに成功させられる実力から、過去に多くの大会で世界一の王座を手に入れている。

キティ・チャン

CV:田中美海
日中合同合宿に参加した中国代表選手の1人。紫のツインテールが特徴。いつかは体操選手を引退し、アイドルへの転向を考えているらしい。女優時代の知世のファンであり、その事を玲に打ち明けて意気投合した。その後日本に遊びに来た際にアイドルを目指している事を玲に打ち明け、母の跡を追って女優になるという彼女の将来にも影響を与えた。

『体操ザムライ』の用語

アラガキ

城太郎が自身の名を冠した鉄棒技で、バーを越えながら後方抱え込み3回宙返り懸垂を決める。あまりに高難度な技かつ肩への負担も著しいため、序盤のオーバーワークで壊れかかった身体では使用を禁止されていた。その後、鉄男との決闘や合宿を経て「アラガキ」に改良の余地がある事を悟り、練習を重ねた末に4回転の降り技「アラガキ・マーク2」へと進化させる。

NHK杯体操選手権

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