ブルーピリオド(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブルーピリオド』とは、2017年より山口つばさが『月刊アフタヌーン』(講談社)にて連載している「芸術」に向き合う若者を題材にした青年漫画である。特に熱中できるものもなく、日々の生活に虚しさを覚える高校2年生の主人公が、美術の授業をきっかけに絵の世界に惹き込まれ、日本で一番高い倍率を誇る「東京藝術大学」を受験することを決める。芸術の世界の厳しさに何度打ちのめされても、諦めきれずにもがき続ける主人公と仲間達の苦悩や葛藤が描かれた青春群像劇である。

藝大油画科の博士1年。八虎たちの入学式の日に、昼間から校庭で酒を飲んでいた時に八虎と世田介にであう。最初は同じ1年生だと言い一緒にご飯を食べていたが、後のオリエンテーションで同じ1年でも博士の1年だと言うことが発覚する。

夢崎(ゆめさき)

技法材料研究室の助手。猫屋敷教授のサポートをしている。

櫻井(さくらい)

壁画研の助手。盧生教授のサポートをしている。

『ブルーピリオド』の用語

予備校・東京美術学院(東美)

佐伯先生の勧めにより、八虎とユカが通うことになった美大受験に特化した予備校。八虎は油画を、ユカは日本画を専攻している。藝大を一緒に受けるマキや悠、藝大でクラスメイトになる世田介と、この予備校で出会う。新宿美術学院(新美)がモデルとなっている。新美は、東京都新宿区にある日本有数の美大受験予備校であり、作者の山口先生の出身校でもある。

東京藝術大学(藝大)

日本で唯一の国立総合芸術大学であり、数多くの傑出した芸術家を輩出してきた。美術学部(絵画科、彫刻科、工芸科、建築科、デザイン科、先端芸術表現科、芸術学科)と、音楽学部(作曲科、指揮科、声楽科、器楽科、邦楽科、楽理科、音楽環境創造科)の2学部14学科と、大学院の美術研究科、音楽研究科、映像研究科からなる。本作では、これらの学科のうち油画科に焦点を当てて描かれている。

多摩美術大学(タマビ)

1953年に、東京都世田谷区に設置された私立大学である。大学の略称は、多摩美(タマビ)、TAU。美術学部(絵画学科、彫刻学科、工芸学科、グラフィックデザイン学科、生産デザイン学科、環境デザイン学科、情報デザイン学科、統合デザイン学科、演劇舞踊デザイン学科、芸術学科)の1学部10学科と、大学院修士課程の絵画専攻、彫刻専攻、工芸専攻、デザイン専攻、芸術学専攻、演劇舞踊専攻の6専攻、博士課程の美術専攻からなる。作中では、八虎が予備校で友人となった橋田悠が進学している。

武蔵野美術大学(ムサビ)

1962年に、東京都小平市に設置された私立大学である。大学の略称は武蔵美(ムサビ)、MAU。造形学部(日本画学科、油絵学科、彫刻学科、視覚伝達デザイン学科、工芸工業デザイン学科、空間演出デザイン学科、建築学科、基礎デザイン学科、芸術文化学科、デザイン情報学科)と、造形構想学部(クリエイティブイノベーション学科、映像学科)の2学部12学科と、大学院の造形研究科、造形構想研究科からなる。作中では、八虎が高校2年生の時の美術部・部長である森先輩が進学している。

油画科

油画とは、顔料を溶かす媒剤として油を用いる絵画のことである。油画科はこのような画材を使用して描く技法を習得する学科であるが、主人公である八虎が受験・進学した藝大の絵画科油画専攻では、「多様化した表現を統合する新しい絵画の概念を構築すると共に、伝統的技術から先端技術に跨がる様々な表現媒体を駆使して表現していく」という従来の油画というカテゴリーに縛られない自由な風潮がある。作者の山口先生も藝大の油画専攻出身であるが、卒業制作では漫画を提出している。

日本画科

日本画は、仏教と同じ時期に日本に伝わった画材・技法を用いて描かれた絵であり、古くは、古墳の壁画や、仏像の彩色、ふすま絵、掛け軸の全てにおいて日本画の画材が使用されている。日本画科では、この伝統的な技法の習得を行う。作中では、ユカが藝大の絵画科日本画専攻を受験している。

エスキース

エスキースはスケッチと似た意味を持つ言葉だが、一般的には下書きのことを指す。ブルーピリオドにおいても、八虎たちは藝大受験の1次試験、2次試験で作品を作り始める前にスケッチブックに構図やテーマなどを書き込んでエスキースを作る。藝大では、このエスキースも採点対象になっている。

デッサン

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