ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン(ジョジョEoH)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』とは、バンダイナムコエンターテインメントより2015年12月17日に発売されたPlayStation 3及びPlayStation 4用アクションゲーム。略称は『ジョジョEoH』。本作は荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズを原作としており、同シリーズの第三部『スターダストクルセイダース』の主人公である空条承太郎が、宿敵・DIOとの決戦に勝利した後に突如として発生した時空を越えた異変に、仲間たちと共に立ち向かう物語を描いている。

柱の男(はしらのおとこ)

アニメ版『戦闘潮流』で、壁に封印されていたカーズ(画面左)、エシディシ(画面中央)、ワムウ(画面右)のシーン。ちなみに柱の男はこの3人だけではなくサンタナと呼ばれる4人目がいて、彼は一番先に目覚め、柱の男の一番手としてジョセフと激闘を繰り広げた末に倒された。

原作シリーズ第二部の重要なキーワードで、2000年周期で眠りにつきながら活動と存続を続ける、全ての生物を越えた力を持つ謎に満ちた集団「闇の一族」の別名で、「柱の男」はメキシコの古代人が命名した仮称となっている。人間が歴史を持つ遥か前に進化の過程の中で地球に出現して、原始時代の人間たちからは神や悪魔という形で認識されていた。闇の一族には女性もいたようだが、生物の頂点に立つ力を持っているために繁殖率が極めて低かった。
その上で闇の一族は必要最低限の食糧の確保以上には他の生物には干渉せず、ひっそりと生きていたが、あるとき野心に目覚めたカーズが石仮面を作り出し、その石仮面でより多くの生物のエネルギーを手に入れようとしたことが闇の一族の凋落のきっかけとなる。カーズの野心を危険視した闇の一族は、彼を粛清して石仮面の完成を阻止しようとする。カーズは粛清しようとしてきた闇の一族に失望し、激闘の末に彼らを滅ぼしてしまう。

こうしたことから作中の時点で生存するのはカーズ、エシディシ、ワムウ、サンタナ(本作では登場しない)のみとなっており、人間とは比較にならないほどの寿命・知能・身体能力を誇るが、唯一の弱点に紫外線に弱いというものがあり、太陽光を受けると吸血鬼のように細胞の壊死はしないものの、硬直して石化する。ただし、エシディシのように負傷などで剥き出しになった皮膚の内部や内臓に紫外線、もしくは波紋の攻撃を受けると死亡する。また、戦闘用ハンマーや鋼鉄球のボウガンなどの破壊力に優れた武器を頭部に受ければ致命傷はもちろん、致死もありうる。
ちなみに食事については人間と同じように口から物を摂取することもある(具体例としてカーズが酒を飲んでいる)が、基本的に全身の細胞から消化液を出して物や人間を溶かし、それを吸収するのが主な方法であるため、波紋使い以外の人間や吸血鬼、及び他の動物が柱の男の体の一部分に触れると削り取られるようにして食われてしまう。
カーズは石仮面ひとつでは自らの最終目的である究極生物への昇華には針による脳の刺激が足りないと察し、石仮面にエイジャの赤石の力を取り込むことで機能を向上し、さらに刺激を強めることを目論んでいた。

第一部から登場する石仮面は、カーズが研究の過程で作った試作品であり、カーズたちはそれを使ってあらゆる生物を吸血鬼に変貌させ、高効率のエネルギー源として捕食していた。そして第二部の物語中盤においてツェペリやシーザーら波紋使いの一族は、カーズたちからエイジャの赤石を守り、その上カーズたちを討滅するために存在していることも明らかになった。

エイジャの赤石(エイジャのせきせき)

見た目はルビーを思わせる美しい宝石だが、その中には尋常ではないパワーを秘めているエイジャの赤石。カーズたち柱の男はこの赤石のパワーを用いて石仮面の能力を高めることを目論んでいた。

第二部の重要なキーワードで、カーズたちが捜し求めていた、ルビーを彷彿とさせる赤い結晶。地球上に極めて稀に存在する希少鉱物「エイジャ」から作られたもので、内部に蓄積した光を何億回も反射することで増幅した後、ルビー色の熱光線として一点に照射する力を持っている。そしてその熱光線は石をバターのように溶かしたり、柱の男として人を超えた強度を誇る皮膚を持つエシディシの掌を貫通するほどの威力を発揮している。こうした凄まじいエネルギーを秘めた結晶だからこそ、カーズは石仮面の強化の材料として求めていた。
そしてジョセフたちもカーズたちの狙いがエイジャの赤石だと気付き破壊することも考えたが、「エイジャの赤石がなければ柱の男は倒せない」という言い伝えが残されていた為、代々の波紋戦士たちによって引き継がれ、第二部の時代では宝石に偽装されてペンダントに組み込まれた状態でリサリサが所持していた。そしてラストで究極生命体となったカーズとの決戦時、カーズの圧倒的なパワーを前に死地に立たされたジョセフの執念が成せた偶然により、赤石のエネルギーによってカーズがジョセフへのとどめとして放った波紋が火山噴火を誘発した。

M県S市杜王町(エムけんエスしもりおうちょう)

アニメ版『ダイヤモンドは砕けない』で描かれた杜王町の通り。実写映画版ではこの外観を再現するために、スペインがロケ地に選ばれている。

第四部『ダイヤモンドは砕けない』の主な舞台。人口約5万3000人の東北地方の都市郊外にある大規模なニュータウン。町の花は「フクジュソウ」で、特産品は「牛たんのみそづけ」、1980年前半からM県S市のベッドタウンとして急速に発展した。この街の範囲は海岸部から丘陵部まで幅広く、その快適な環境から行楽シーズンでは各地から観光客が訪れている。しかしその一方で年に全国的平均から見ても7、8倍の行方不明者が発生しており、この行方不明者は第四部で吉良や形兆、音石など仗助たちの敵となったスタンド使いが起こした事件の被害者も含まれている。

パッショーネ

アニメ版『黄金の風』の作中で解説されたパッショーネの組織図。中央上の部分にあるボス(ディアボロ)を頂点に据え、そのすぐ下と右にそれぞれ表示された参謀とボス親衛隊の下には9人の幹部のシルエット、さらにその幹部たちの下に暗殺、麻薬、賭博管理など様々な役割を担ったチームたちのシルエットが描かれている。

第五部『黄金の風』の主人公・ジョルノが所属しているギャング組織。「パッショーネ」とはイタリア語で「情熱」という意味を持つ。創立者にしてボスはディアボロ。ブチャラティ、ミスタ、ナランチャ、フーゴをはじめとした登場人物のほとんどがこのパッショーネ内部のメンバーであるため、第五部の作中で組織といえば基本的にパッショーネのことを指す。構成員は756人で、ボスのディアボロを筆頭に参謀、ボス親衛隊、複数の幹部とチームで構成されている。
ボスであるディアボロの正体は、幹部や親衛隊ですら知らない厳重な機密情報となっており、もし彼の正体を探ろうとする人間がいれば死の制裁が下されることになる。建前上は、ボスは信頼する右腕である参謀のヴィネガー・ドッピオのみと連絡を取るとされているが、その実態はディアボロは二重人格者で、ドッピオは彼の第二人格。ドッピオ本人も自分がディアボロの右腕と信じており、ディアボロに誘導される形で行動している。

主にイタリア各地で活動しており、ホテル・港の運送会社・建築会社・葬儀屋・レストラン・賭博場での収益で稼いでいて、特に賭博や麻薬での収益が大半を占めており、パッショーネが創設されてからはヨーロッパ全土の麻薬犯罪件数と死者数は約20倍に拡大するという恐るべき事態を引き起こしている。
入団方法はパッショーネ幹部の中でも古参であるポルポに会い、彼が出す試験に合格することだが、その試験はスタンドのエネルギーを秘めた矢の試練によって、パッショーネの戦力であるスタンド能力者を増やすポルポの策略となっている。
スタンド能力者として覚醒すれば文句なしの合格となるが、覚醒しなくても真面目に試験の内容を守ればポルポによってそれなりに利用価値があると判断されて合格となることがある。もし失格してすんなり入団を諦めたり、矢の力によって命を落としても失格として扱われるだけという非情極まりないものとなっている。また、入団した際には団員の証としてパッショーネのバッジが手渡され、組織に多額の上納金を納めた組員は誰であろうともその貢献を評価されて幹部に格上げされる。

G.D.st刑務所(グリーン・ドルフィン・ストリートけいむしょ)

アニメ版『ストーンオーシャン』の第1話に登場したG.D.st刑務所の外観。海に浮かぶ湿地帯の多い島の上に築かれたことから「水族館」の別名で知られている。

第六部『ストーンオーシャン』の主な舞台。正式名称は「フロリダ州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所」。アメリカの数ある刑務所のうち警備レベル4に相当する刑務所で、その敷地面積は120平方キロメートル、男囚708名、女囚523名(そのうちの452名は18歳以下の未成年)を収容している。男女の監房は区分けされているが、プッチのいる礼拝堂など特定のエリアには通行が許可されており、屋外には農場、運動場などが存在する。また、淡水と海水が混じり合う湿地帯に位置していることから「水族館」の異名でも呼ばれている。
表向きはアメリカの精神である「自由と平等」を尊重し、囚人に対する懲罰よりも囚人の校正を重視することを理念としているが、その裏では裏金や非合法のルートで仕入れた麻薬などの闇物資が出回っており、看守による囚人への私罰も存在するが見過ごされ、無法地帯となっている。そして20年間脱獄を許していなかったが、2012年に至って空条徐倫ら数名が脱獄し、20年もの神話は崩れ去ることとなった。

天国へ行く方法(てんごくへいくほうほう)

原作コミック『ストーンオーシャン』の作中にて、プッチがまとめた「天国へ行く方法」のひとつである「14の言葉」。「天国へ行く方法」についてDIOがまとめたノートは承太郎によって焼き捨てられたが、プッチは承太郎からノートを見た記憶をスタンドの能力で奪い取り、その記憶をもとに方法の実現を目論んでいた。

本作及び第六部の重要なキーワードで、かつてDIOが研究し、発見した「全人類に幸福をもたらす」とされる理論。それについて記されたメモはDIOの死後、承太郎によって焼き捨てられたが、プッチがホワイトスネイクの能力で承太郎の記憶をディスクとして抜き取り、その内容を参照した彼によって実行されることになる。
「ザ・ワールド」「信頼できる友」「極罪を犯した36人以上の魂」「14の言葉」「ザ・ワールドを捨てる勇気」「最も重力が弱い場所」の6つの条件が揃うことで実現するとされており、それに加えて「新月を待て」という指定こそあるが、時間はこの方法に必要なものとしては挙げられていない。そのため原作第六部の終盤で、プッチは新月を待たずして条件を満たすことでこの方法を実現させた。

聖人の遺体(せいじんのいたい)

原作コミック『スティール・ボール・ラン』の作中に登場した聖なる遺体のカットイン。本作ではただの骨のようなパーツとなって登場する。

本作及び第七部『スティール・ボール・ラン』の重要なキーワードで、北アメリカ大陸に散らばっている推定1900年前のミイラ。本作では「聖なる遺体」と呼ばれている。アリマタヤのヨセフが書き記したとされる地図によると心臓、左腕、両目、脊椎、両耳、右腕、両足、胴体、頭部と9つの部位に分かれて存在しているとされており、これらの遺体は何千何万年の時が経っても腐ることはなく、これらの遺体を所有する国に1000年の栄光と繁栄がもたらされるという伝説が存在する。ちなみに聖人と呼ばれる人物については「死後、最低でも2度以上の奇跡を起こした人物」と明確に定義されている。
第七部の作中では手にした人間の体内に入り込んでスタンド能力を発現させたり、半身不随であるジョニィの足を動かすなど、その名に恥じない数々の奇跡的な力を秘めている。そのためファニー・ヴァレンタインの他にも複数の勢力がその力を求め、第七部の作中でのレースの影で争奪戦を繰り広げており、本作でも重要なキーアイテムとして空条承太郎たちと、天国に到達したDIOとその側近たちの間で争奪戦が繰り広げられることになる。

基本世界(きほんせかい)

原作コミック『スティール・ボール・ラン』の作中にて、自らのスタンド・D4Cの能力を使って基本世界と並行世界を行き来するヴァレンタイン。そして本作ではこのD4Cの能力が、天国に到達したDIOが出現して異変が起きる元凶となっている。

本作及び第七部の重要なキーワード。原作第七部では「聖人の遺体が存在して、D4Cを持つヴァレンタインが生きている世界」のことを指している。そして無数に存在する並行世界(ヴァレンタイン曰く「隣の世界」)はひとつひとつが細部こそ異なっているが、似たような運命を辿り、同じような出来事が起こる仕組みとなっている。
ヴァレンタインはD4Cを通して並行世界にいる自分に意思を移動させることができ、さらにジョニィやジャイロも含めた他の第七部の登場人物が並行世界にも存在しており、彼らもまたD4Cを通すことで基本世界や他の並行世界に行き来することも可能だ。また、基本的には全ての世界でスティール・ボール・ランレースが行われ、ダイヤモンドなどの特殊アイテム争奪戦が行われている。
ちなみに並行世界のヴァレンタインは、基本世界で遺体を集めているヴァレンタインに協力している。原作第七部の最終決戦でジョニィに敗れた後にヴァレンタインが迷い込んだ先の並行世界では、「承太郎一行に勝利したDIO」、すなわち天国に到達したDIOがいる世界、というのが本作の設定。そのヴァレンタインが天国に到達したDIOに出会ってしまったのが本作の一連の騒動の始まりとなっている。

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名言、迷言多し!第六部までの『ジョジョの奇妙な冒険』歴代ジョジョとラスボスを網羅

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第一部冒頭より名言と迷言、そして名シーンの宝庫である『ジョジョ』。まさにタイトル通り、「ジョジョ」の異名を持つ者が過酷な運命に身を投じるというサーガ。「宇宙が一巡りする」前の第六部までの「ジョジョ」と、各部を盛り上げてくれたラスボス、並びに名言と迷言をまとめました。ジョジョ立ち、スタンド戦、頭脳戦ばかりがジョジョの魅力ではない!?

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子供、動物、ゾンビまで?『ジョジョの奇妙な冒険』異質のスタンド使いまとめ(第六部まで)

子供、動物、ゾンビまで?『ジョジョの奇妙な冒険』異質のスタンド使いまとめ(第六部まで)

『ジョジョ』のスタンドバトルは知略戦、意外な能力などで見ていて白熱します。基本的にスタンド使いといったら10代半ば以降の人物、人間が多いのですが、中には「こいつがそうだったのか!」となるような「スタンド使い(本体)」も。動物だったり子供だったりと、そんな異色のスタンド使いをまとめました。能力を操れていなかったり、修行の果てに能力が目覚めた人までいて、奥の深いスタンド道です。

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ジョジョネタ満載!いろんな作品の「ジョジョパロディ」まとめ

ジョジョネタ満載!いろんな作品の「ジョジョパロディ」まとめ

荒木飛呂彦の漫画シリーズ『ジョジョの奇妙な冒険』は性別・世代を問わず幅広い人気と知名度を誇る。漫画やアニメのクリエイターの中にもジョジョファンは多く、そのため数多くの作品でジョジョを模したネタやパロディ、オマージュを見ることができる。ここでは様々な作品の「ジョジョ」ネタ、パロディをまとめて紹介する。

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