テイルズ オブ デスティニー2(Tales of Destiny 2)のネタバレ解説・考察まとめ

『テイルズ オブ デスティニー2』とはナムコから発売されたPlayStation 2用のRPGゲームで、『テイルズ オブ デスティニー』の続編である。
ゲームの他にドラマCDやコミック等にメディア展開している。
今から18年前、巨大レンズ「神の眼」を巡る騒乱があった。主人公のカイルは神の眼の脅威から世界を救った四英雄の内の2人、スタンとルーティの間に生まれた息子で両親の様な英雄に憧れていた。ある日遺跡で「英雄を探している」と言う謎の少女リアラと出会い、カイルの英雄になる為の旅が始まる。

フォルトゥナの核となるレンズを砕けば世界が救われるが、それは同時にリアラの消滅も意味していた。カイルはどうしてもリアラに消えてほしくないと思い、リアラに「消えたくないと言ってくれ」と願うがリアラは「消えていくことは怖くないの。私が怖いのは神の一部として消滅していくこと」だと告げ、レンズを砕いて神の化身から解放されることをリアラは願う。リアラの言葉を聞いてカイルはフォルトゥナの核であるレンズを破壊する。すると神を殺したカイル達に幸せは訪れないとフォルトゥナの声が届く。今神を求めれば救われると囁く声に、カイルは自分達の未来や幸福は神に作られるものではないと強く言い、フォルトゥナの声を振り払う。そこへ「人の未来は人によって紡がれるもの」とリアラの声が届く。リアラは「カイルが作る未来を信じてる。ありがとう。あなたと出会えてよかった」と言い残し消えてしまった。

エルレインの引き起こした歴史の改変が修正されていき、仲間達は自分のあるべき時代へ戻っていく

リアラが消えた後、神の消滅によって今まで改変してきた歴史が修復されようとして時空の歪みが生まれ始めてきた。それはカイル達がこの旅で行ったことや出会った記憶全てがなかったことになるということをを意味していた。カイルはそれでも仲間として絆は消えないと言うと、ハロルド、ナナリー、ジューダス、ロニと順番にカイルの前から姿を消していった。カイルは自分達1人1人が未来を作り上げていくんだと呟き、ロニ達同様、神のたまごから姿を消した。

エンディング

何気なく立ち寄ったラグナ遺跡の奥でカイルはリアラの姿を目撃する

本来の世界に戻ったカイルは孤児院の庭で父スタンと剣の稽古に励んでいた。両親や孤児院の子供達に囲まれて幸せな暮らしを手に入れたカイルだったが、広い世界を自分の足で歩む旅に出たいと申し出る。ルーティは止めるが、スタンはその旅の中で自分にとってかけがえのないものを見つけてくることを条件に旅に出ることを許す。カイルはかけがえのないものを見つける旅に出る為クレスタの街を出ようとする。そこへロニが現れ、カイルの親友として旅に同行すると言い出す。
カイルとロニはその後様々な場所を気ままに旅する。そしてラグナ遺跡に立ち寄った時、カイルは誰かが呼んでる様な不思議な感じがして、1人で遺跡の奥へ向かう。そこには何もなく、不思議な感じは気のせいだと思いロニの待つ所まで戻ろうとすると背後から名前を呼ばれる。カイルが振り返るとそこの1人の少女が姿を現す。

カイルはリアラの名前を口にすると彼女のことを思い出し2人は再会を果たす

少女はゆっくりと目を開けてカイルの名前を呼ぶと、カイルは咄嗟に「リアラ」と少女の名を呼ぶ。そして何かを思い出した様に再度リアラの名前を呼ぶと、リアラはカイルに駆け寄り運命的な再会を果たしたのだった。

『テイルズ オブ デスティニー2』のゲームシステム

戦闘システム

本作は「トラスト&タクティカル・リニアモーションバトルシステム (TT-LMBS) 」。
仲間との信頼間「トラスト」と戦略「タクティクス」の2つが戦闘で重要な要素となる。『テイルズ オブ』シリーズのリアルバトル性や仲間との役割分担、コンボを発展させた戦闘システムとなっている。

SPゲージ

画面下の青色のバーがSPゲージ

本作にはSP(スピリッツポイント)ゲージというものが存在し、キャラクターが戦闘中に攻撃等の行動を行うと減少する。SPゲージが減少した状態では命中率や回避率も下がってしまう。むやみに攻めると逆に自分達が不利となってしまうこと為、味方のSPを保ちながら、いかに敵のSPを減らしていくかが勝敗を分ける大きな要因となっている。
他の『テイルズ オブ』シリーズにはない独自のシステムであり、本作の戦闘システムがシリーズ最高峰と呼ばれる程人気の高いシステムである。

スピリッツブラスター

画面には表示されないパラメータ。
戦闘で敵にダメージを与えたり逆に受けたりする度に値が上昇し、一定値に達するとスピリッツブラスター状態となり、6秒間だけあらゆる要素がパワーアップする。スピリッツブラスター状態間近になるとキャラクターの体が赤く光り出す。これは敵にも存在するパラメータで、条件もまったく同じである。

秘奥義と具現晶術

PSP版では秘奥義発動時にキャラクターのカットインが表示される

PSP版では敵も秘奥義発動時にキャラクターのカットインが表示される

パーティーメンバー全員に用意されている強力な術技。
発動時にSPやTPを消費するので使いどころが難しいが威力は通常技よりはるかに高い。武器による繰り出される強力な技が「秘奥義」で晶術による術が「具現結晶」となっているが、まとめて「秘奥義」と呼ばれることが多い。エンチャントを術技にセットすることで秘奥義へと繋げることができる。
PSP版では秘奥義に入る際にカットイン画像が追加されている。

エンチャント

術技に特殊効果を付加させるシステムで各術技ごとにセットして使用する。「アームドエンチャント」と「アクションエンチャント」の2種類が存在し、セットできる種類は術技によって異なる。セットする為には術技を一定回数以上使用する必要がある。エンチャントには1~4のレベルがあり、要求される使用回数もレベルに比例して増える。
アームドエンチャントはセットするだけで自動的に効果を発揮するもの。アクションエンチャントはセットした術技の発動時または発動後に〇ボタンを押すことで効果を発揮するもの。

FOE

FOE(フィールドオブエフェクト)は敵専用の戦闘システム。
敵が発生させた魔法陣の中に味方が入ると状態異常を引き起こす。装備品やリキュールボトル等のアイテムでしか対策はできない。

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

テイルズ オブ デスティニー(Tales of Destiny)のネタバレ解説・考察まとめ

『テイルズ オブ デスティニー』とは、ナムコから発売されたPlayStation用のRPGゲーム。 人気の高い作品で、後にリメイク版やディレクターズカット版がPlayStation 2用ソフトとして発売された。 主人公のスタンは故郷を飛び出し、大国セインガルドへ向かう飛行竜に密航していた。しかしその飛行竜にモンスターの大群が襲来。絶体絶命のスタンであったが飛行竜の倉庫で発見した知能のある剣「ディムロス」と出会い、ソーディアンマスターとなったことで彼の運命は大きく変わっていく。

Read Article

テイルズ オブ ファンタジア(Tales of Phantasia)のネタバレ解説・考察まとめ

『テイルズ オブ ファンタジア』とはナムコから発売されたスーパーファミコン用RPGゲーム。 後にPlayStation版を始め様々な機種で移植やリメイクがされた。 トーティス村に住む主人公クレスは親友のチェスターと共に近くの森まで狩りに出掛けるが、村の非常事態を知らせる半鐘の音が鳴り響くのを聞き、異変を感じた2人が村に戻ると壊滅状態となっていた。 村が襲われた原因がクレスが父からもらったペンダントにあると知り、村人達を弔う為村に残る親友と別れ、クレスは謎を探る為に1人旅立った。

Read Article

テイルズ オブ シンフォニア(Tales of Symphonia)のネタバレ解説・考察まとめ

『テイルズ オブ シンフォニア』とはナムコから発売されたニンテンドーゲームキューブ用RPGゲーム。 人気の高い作品で、後に他機種へ移植されたり、OVAやドラマCD等幅広くメディア展開している。 戦乱の元凶である邪悪な種族ディザイアンを勇者ミトスが封印した古代大戦から四千年後、復活したディザイアンによって再び世界は衰退の道を辿ろうとしていた。 世界を救済する神子である少女コレットと共に、主人公ロイドはディザイアンを封印して世界を平和に戻す世界再生の旅に出る。

Read Article

テイルズ オブ ジ アビス(Tales of the Abyss)のネタバレ解説・考察まとめ

RPG『テイルズオブ』シリーズの本編作品8作目で、シリーズ10周年記念作品。 キャラクターデザインは藤島康介。 キムラスカ公爵家の一人息子・ルークが、屋敷に不法侵入してきた謎の刺客・ティアと共に突如、見知らぬ場所に飛ばされてしまう。屋敷に戻るためにティアと行動したルークは、その長い旅路の果てに多くの人々と出会い、様々な経験をし、自分の『生まれた意味』を知ることになる。

Read Article

テイルズ オブ ベルセリア(Tales of Berseria)のネタバレ解説・考察まとめ

『テイルズ オブ ベルセリア』はバンダイナムコエンターテインメント発売のRPGであり、『テイルズ オブ』シリーズの第16作目のマザーシップタイトル。ジャンル名は「君が君らしく生きるためのRPG」。 マザーシップタイトル初の単独女性主人公が話題となった。 信頼していた義兄に目の前で弟を殺されたベルベッド。左手を業魔にされた彼女は世界を救う救世主となった義兄を殺す復讐の旅にでる。

Read Article

テイルズ オブ エクシリア(Tales of Xillia)のネタバレ解説・考察まとめ

『テイルズ オブ エクシリア』とは、2011年にPlayStation3用タイトルとしてバンダイナムコゲームスから発売されたRPG。同シリーズの15周年記念作品である本作は、シリーズ初のダブル主人公を採用し、同シリーズのキャラクターデザインでお馴染みの藤島康介、いのまたむつみが本作のキャラクターデザインを担当。精霊マクスウェルが創造し、人間と精霊が共生する世界リーゼ・マクシアを舞台に、創造主と同じ姓を名乗る謎の女性ミラ=マクスウェルと、医師を志す青年ジュード・マティスの世界を救う物語が描かれる。

Read Article

テイルズ オブ エクシリア2(Tales Of Xillia2)のネタバレ解説・考察まとめ

リーゼ・マクシアとエレンピオスを隔てる断界殻が消えて約1年後。 エレンピオスの首都トリグラフに住む青年ルドガー・ウィル・クルスニク。 就職先へ初日出社日、見知らぬ少女エルと列車テロに巻き込まれる。 事件解決のため奔走する彼だったが多額な借金と分史世界の破壊という使命を背負うこととなってしまう。 「テイルズ オブ」シリーズの本編作品、第14作目。

Read Article

テイルズ オブ ヴェスペリア(Tales of Vesperia)のネタバレ解説・考察まとめ

XBOX、PS3用ゲームテイルズ オブ ヴェスペリア(Tales of Vesperia、TOV)について。本作は人気テイルズシリーズの10作目にあたる作品である。漫画、映画、ドラマCDなどに発展している。下町の平和のために旅に出たユーリが旅の途中で様々な仲間と出会い、ギルド「ブレイブヴェスペリア」を結成する。そして仲間とともに世界の存続をかける陰謀に立ち向かっていくストーリーである。

Read Article

テイルズ オブ エターニア(Tales of Eternia)のネタバレ解説・考察まとめ

テイルズ オブ エターニア(Tales of Eternia、TOE)とは2000年11月30日にナムコから発売されたPlayStation用RPG。キャッチコピーは「変われる強さ、変わらぬ想い」。猟師のリッドはある少女に出会い、旅に出ることになる。その日一日生きられればいいと考えていた少年が、大事な人を守りたいと願うようになり、仲間とともに世界を救うことを決意する。

Read Article

テイルズ オブ リバース(Tales of Rebirth)のネタバレ解説・考察まとめ

『テイルズ オブ リバース』はバンダイナムコゲームス発売のRPGであり、『テイルズ オブ シリーズ』の第6作目のマザーシップタイトル。ジャンル名は「君が生まれ変わるRPG」。 主人公のヴェイグ・リュングベルが、さらわれた幼馴染の少女クレア・ベネットを救うべく、仲間たちと共に旅に出る中、「ヒューマ」と「ガジュマ」二つの種族の共存と対立の問題に直面していく物語である。

Read Article

テイルズ オブ グレイセス エフ(Tales of Graces f)のネタバレ解説・考察まとめ

『テイルズ オブ グレイセス エフ』とは、バンダイナムコゲームスからWii版に新エピソードや衣装が追加された移植版として発売されたPlayStation 3用のRPGゲーム。 ドラマCDやコミック等幅広くメディア展開されている作品である。 主人公であるアスベルと弟ヒューバートは幼年期に記憶喪失の少女ソフィと出会う。 ある事件でソフィは姿を消してしまうが、7年後に立派な騎士へと成長したアスベルが故郷に戻ると、事件で姿を消したソフィそっくりの少女が現れ、運命の変転に巻き込まれていく。

Read Article

テイルズ オブ レジェンディア(Tales of Legendia)のネタバレ解説・考察まとめ

『テイルズ オブ レジェンディア』はバンダイナムコゲームス発売のPS2用専用RPGであり、『テイルズ オブ シリーズ』の第7作目のマザーシップタイトルである。ジャンル名は「絆が伝説を生み出すRPG」。遺跡船と呼ばれる巨大な船に流れ着いたセネルとシャーリィの兄妹が、世界の命運をかけた戦いに巻き込まれていくストーリーである。

Read Article

テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-(TOS-R)のネタバレ解説・考察まとめ

『テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-』とはバンダイナムコゲームスから『テイルズ オブ シンフォニア』の続編として発売されたWii用のRPG。ゲームの他に小説や漫画も出版された。 2つの世界が1つになり平和を取り戻した再生の神子達。しかし世界が1つになったことで自然環境の変化や文明レベルの違いからくる衝突等が後を絶たなくなった。 世界再生から2年後、「血の粛清」と呼ばれる事件をきっかけに物語は幕を開ける。

Read Article

テイルズ オブ ゼスティリア(Tales of Zestiria)のネタバレ解説・考察まとめ

『テイルズオブゼスティリア』とはバンダイナムコエンターテイメントが開発したロールプレイングゲームである。テイルズシリーズの15作目にして、20周年記念作品であり、キャッチフレーズは「伝承はいつしか『希望』になる」。壮大な世界観で、自由にフィールドを駆け巡ることができる上、新しいシステムを使用し、おなじみのスキットも楽しめる作品だ。天族に育てられた人間スレイは、純粋かつ大きな夢を抱いた少年だった。少女との出会いをきっかけに彼は災厄に見舞われる世界を救う導師になることを決意する。

Read Article

ヴィーナス&ブレイブス〜魔女と女神と滅びの予言〜(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ヴィーナス&ブレイブス~魔女と女神と滅びの予言~』とは、ナムコから発売されたPlayStation2用RPGゲームである。 2000年に発売された『7〜モールモースの騎兵隊〜』の基本システムや設定の一部を継承している作品。 バルクウェイという鉱山都市に住んでいる主人公ブラッドの下に女神アリアが現れ、100年後に世界が破滅してしまう「大災厄」が起こると告げられる。精霊の血を受けて不老不死の体を持つブラッドは騎士団を結成し、多くの出会いと別れを繰り返しながら100年間の戦いへと挑むことになる。

Read Article

7〜モールモースの騎兵隊〜(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『7〜モールモースの騎兵隊〜』とはナムコから発売されたPlayStation2用RPGゲームである。 ローテーションバトルシステムという戦闘システムで戦い、独特な世界観が魅力的な作品である。 アルメセラ王国の騎士見習いである主人公は軍の演習の為に訪れた「モールモース」という辺境の村で不思議な事件に巻き込まれてしまう。 主人公は事件をきっかけに知り合った戦士の少年バルと神官の少女フィルと共に凶悪な魔物から世界を救う旅に出るのであった。

Read Article

テイルズオブシリーズのマスコットキャラ+グッズまとめ

我らがバンナム様の大人気ゲーム、テイルズオブシリーズですが、その壮大でリアルな世界観はRPGとして最高峰です。そんな中、いくつかのシリーズに登場するマスコットキャラクターがいます。それは今ではマスコットの範疇で収まる事無く、数多くのグッズとして制作・販売され、そのかわいさも抜群なのです。今回は、そんなテイルズオブシリーズのマスコットキャラの紹介とグッズをまとめてみました。

Read Article

【テイルズシリーズ】ファン以外が見たら意味不明な画像まとめ

『テイルズシリーズ』とは、バンダイナムコエンターテイメントが製作する、1995年の『テイルズ オブ ファンタジア』を1作目とするRPGの総称である。 ほぼ全ての作品が完全に独立した世界観を持ち、ゲームごとにまったく異なる場所での冒険をすることになるという特徴があるため、個別の設定や専門知識が無いと「何これ?」と首をかしげたくなるような光景も時に見られる。またシリーズの歴史と人気から、様々なファンアートも作られている。ここではその一部を紹介する。

Read Article

目次 - Contents