テイルズ オブ デスティニー2(Tales of Destiny 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『テイルズ オブ デスティニー2』とはナムコから発売されたPlayStation 2用のRPGゲームで、『テイルズ オブ デスティニー』の続編である。
ゲームの他にドラマCDやコミック等にメディア展開している。
今から18年前、巨大レンズ「神の眼」を巡る騒乱があった。主人公のカイルは神の眼の脅威から世界を救った四英雄の内の2人、スタンとルーティの間に生まれた息子で両親の様な英雄に憧れていた。ある日遺跡で「英雄を探している」と言う謎の少女リアラと出会い、カイルの英雄になる為の旅が始まる。

10年後のアイグレッテでは街人は生まれた順番にアルファベットと番号で管理され、出産も神の力を借りて痛みを伴わない方法がとられていた

カイルはリアラの呼ぶ声で目を覚ます。辺りを見渡すとそこはアイグレッテのすぐ近くであった。しかしアイグレッテは先日訪ねた時と少し雰囲気が違う様にカイルが感じるとリアラは「10年もたてば、このぐらい変わるわ」と言う。リアラの話では、エルレインの力で10年後の未来に飛ばされたらしい。信じられないカイルは冗談だろうと言うが、街の広場には以前訪れた時にはなかったフォルトゥナ神と呼ばれる大きな銅像が建てられていた。エルレインはリアラを未来に飛ばす力を使い、カイル達はそれに巻き込まれたのだった。カイルがフォルトゥナ神とは何かとリアラに尋ねると、リアラはこの時代にはフォルトゥナ神という神様が実在すると答えた。
カイルとリアラが話をしていると、街の人々が出産式が始まると言って大神殿へ急ぐ姿を目撃する。リアラはカイルに出産式に同席することを提案して大神殿へ向かう。大神殿には多くの人々が集まっていたが、出産にも関わらず医者がいないことに疑問を持つカイル。司祭が神の力を借りると言うと司祭の腕の中には赤ん坊が抱きかかえられていた。この赤ん坊は司祭の前にいる夫婦の子供だった。司祭が無事に子供が誕生したことを夫婦に伝えると、夫婦は淡々とお礼を述べる。リアラはここでは神の力を借りて無痛で産後の病気のリスクもない安全な出産方法が行われているのだと説明する。
しかしカイルは、自分達の子供が生まれたにも関わらず嬉しそうな表情1つ見せない夫婦に違和感を覚える。出産式は進み、司祭が生まれた子供の名前を「J-237」と名付け、3年間の初期保育期間を終了したら夫婦に引き渡すと言った。カイルは子供の名前がアルファベットと数字であることに驚くが、子供の親である夫婦もまた「E-102」と「G-113」と呼ばれたので更に驚く。リアラに訳を聞くとこの街では人は名前ではなく番号で管理されていることと、生まれて3年間は保育専門の人が預かり初期保育を施した後に親に引き渡されることを説明した。カイルはその説明を聞いておかしいと言おうとすると、入口の方から変だと思うだろうと女性が声をかけてきた。カイルとリアラが振り向くとそこには長い髪の女性が立っていた。女性はこの街でまともな思考の持ち主に会えるとは思わなくてついカイル達に声をかけたと言う。カイル達が女性に近づいて話を聞くと、子供が生まれたのに親があんなに平然としていられるなんて自分の村ではありえないことだと言う。カイルもその意見に同意するが、リアラは出産で生じる命のリスクがなくなり、子供も問題なく育つので結果として幸せになれると発言する。リアラの言葉にカイルは反論しようとすると、女性は2人にカイルとリアラかと質問する。カイルがどうして自分達の名前を知っているのか尋ねると、女性の村に男2人組がやってきてカイル達を探しているのだと答えた。その2人組がロニとジューダスだと気付いたカイル達はナナリーと名乗る女性の案内で彼女の村ホープタウンへ急いだ。

10年後のアイグレッテの様子を見て、無機質な生活を強いるぐらいなら神様はいらないと言い切るカイル

ホープタウンのあるカルバレイス大陸に行く為には船に乗ることになる。船でカイルはリアラにここが10年後で神様が実在するということを知っていたのは何故かと問う。リアラは実はこの世界の人間で、訳あってカイル達の時代にやってきたのだと答えるが、それ以外は言えないと話す。カイルは驚くが、それ以上は詮索せず、下船の準備に向かった。そこへナナリーがやってきて、リアラに「2人の聖女」なのかと尋ねる。リアラは自分の正体に気付いているナナリーに驚くが、カイルに正体を明かさないでと頼む。ナナリーはその頼みを受け入れるが、リアラは内心いつかカイルにもこの事実を知られてしまうだろうと不安を募らせていた。
船はカルバレイス大陸のチェリクという港町に到着した。チェリクを出てヒートリバーという川を渡ってホープタウンに着くとロニとジューダスに再会する。ナナリーは食事の準備の為一旦カイル達から離れ、カイル達は村の中を見て回る。すると、村の隅にあるお墓の前でナナリーを発見する。このお墓は不治の病で亡くなったナナリーの弟ルーの墓で、遠出から帰ってきたり嬉しいことがあるとルーに報告する為にここに来るのだとロニとジューダスは説明する。ルーの病院は普通の治療では治せないものだった。リアラはフォルトゥナ神に帰依すれば神の力で治してもらえたはずだと言うが、ナナリーはフォルトゥナ神に帰依して生きてる実感がわかないアイグレッテで一生を過ごしたくなかったと答えた。短い間だったが、ルーはホープタウンで毎日楽しく過ごせて幸せだったとナナリーは語った。カイル達は雑貨屋に入ると、休憩しながらエルレインに飛ばされてからの出来事をお互いに話合った。カイルがアイグレッテで見聞きしたことを話すとロニとジューダスもアイグレッテの街の様子に違和感を感じた。神様とフォルトゥナ神団が何もかもやってくれるから街の人々は生きるということを放棄していると感じていた。カイルも神様は何でもできるのに、何故街の人々を番号で管理したり生まれたての子供を3年間も初期保育を施すのか疑問を持ち、そんな神様ならいらないと発言する。リアラがカイルの発言に驚いていると、ナナリーもカイルの意見に同意し、だからルーと共にホープタウンにやってきたのだと語る。

エルレインの強大な力に太刀打ちできる術を持たないリアラはカイルの励ましを拒絶してしまう

そこまで話終えた所で、今度はナナリーの自宅に場所を移すと、ジューダスは元の時代に戻る方法はあるのかとリアラに尋ねる。リアラは過去に戻ること自体は可能だが、その為にはレンズの力が足りないと話す。ナナリーはカルビオラという街に巨大なレンズがあるという噂があると言う。カルビオラはロニ達の時代ではアタモニ神団の神殿があり、それなりに栄えた街だったが、この時代では神を守る神官だけがいる所らしい。ロニは未だに神が実在するという事実を信じ切れずにいたが、ナナリーの話では、ロニ達がいた10年程前に神が降臨したと話す。一先ずレンズの力を得る為、カルビオラ行きが決定したが、カルビオラへは続く道は神官しか通れないので、トラッシュマウンテンと呼ばれる天地戦争時代のゴミ捨て場となっている場所を通って行くしかなかった。
トラッシュマウンテンを越えて、聖地カルビオラに入るとちょうど礼拝が終わったのか神殿から神官達が大勢出てきた。神官がいなくなったのを見計らって神殿の中に入るとラグナ遺跡でカイルが見た物と同じぐらいの大きなレンズが飾られていた。リアラはレンズに近付き、フォルトゥナの名を呼ぶと女性が現れリアラを「聖女」と呼んだ。この女性こそ実在する神フォルトゥナであった。フォルトゥナはリアラにエルレインとは違う方法を探していることを肯定しながらも、元々の目的はエルレインと同じであることを忘れない様忠告する。カイルがリアラに訳を聞こうとするとフォルトゥナはリアラとエルレインは自分の代理者で人々を導く存在なのだと説明した。2人の聖女は違う道を歩み、人々の求める救いが何なのかを探す旅に出ていたのだった。カイルとロニはエルレインも人々を救おうとしているのなら、何故ウッドロウをバルバトスに襲わせたりレンズを奪おうとしているのかと尋ねる。エルレインは結果としてその行いが人々を救うことに繋がると考えているのだろうとフォルトゥナは答える。カイルはウッドロウが傷ついているのに人々を救うだなんておかしいと反論するが、この時代のアイグレッテの人々は安全で幸福な暮らしを手に入れているとフォルトゥナは言う。フォルトゥナの言葉に子を取り上げたり生きてる実感を無くしてることが幸福なのかとナナリーも反論する。リアラもエルレインの行いは間違っていると思ってはいるが、自分にはエルレインの様な強大な力がなく、誰1人幸せにできていないと嘆く。カイルはそんなリアラに励ましの言葉をかけるが、リアラは自身の背負う使命の重みや本当の力をも知らないだろうと声を荒らげ、「カイルは聖女でも…英雄でもないじゃない!」と言ってしまう。リアラはフォルトゥナに10年前の世界に転送してほしいと頼むと彼女の力でカイル達は元の時代に戻ることに成功した。

1人でエルレインの下に向かったリアラを助ける為、カイルはウッドロウに自分の意思を告げる

カイル達は元の時代に戻ってきたが、10年後の世界の人間であるナナリーも一緒に付いてきてしまっていた。ナナリーは未来を変える為、この時代のエルレインを止めようとカイル達に同行することを決意する。カイル達が戻ってきたのはエルレインと対峙した直後のハイデルベルグ城前だった為、ウッドロウの安否を確認する為城へ向かう。ウッドロウは大怪我をしてはいたが命に別状はなく、城の兵士達も想像以上のダメージはなさそうだった。兵士達が言うには、カイル達が消えた後、エルレインは何もせずに帰っていったと話す。その話を聞いて、ジューダスは王が倒れ城に隙があるのに襲撃しなかったのは何故か疑問に思う。ウッドロウは朦朧とした意識の中、国中から回収したレンズは無事かと尋ねるので、レンズの保管庫に向かうと、大量にあったレンズが1つ残らずなくなっていた。エルレイン達の真の目的はレンズでウッドロウ襲撃は囮だったと判明する。エルレインの力を使えば物質の転送ぐらい簡単に行えるだろうとリアラも言う。カイル達が城のレンズが全てなくなってしまったことをウッドロウに伝え、自分達でレンズを取り返すと申し出る。ウッドロウは詳しい話は明日にしようと言うのでカイル達は城で1泊することになった。
リアラは城を出て公園まで散歩に来ていた。そこへナナリーも追いかけてきて、リアラの悩みの相談に乗る。リアラはエルレインが神を降臨させようとしていることと、カイルに酷いことを言ったことを同時に悩んでいた。リアラはカイルに酷いことを言って傷つけたのだから2人の関係もこれで終わりだと言う。それを聞いたナナリーは自分も弟とよくケンカをしたことを教え、お互いをもっと分かり合いたいから本気でケンカするんだとリアラに伝える。カイルとリアラは初めて本音をぶつけ合ってケンカをしたのだから、2人の関係は終わりではなく始まりなんだとナナリーはリアラを励まし城へ戻っていった。1人公園に残ったリアラは「これからなんてある訳ない」と泣きながら呟いた。
翌朝、ナナリーが目を覚ますと部屋にリアラの姿はなかった。カイル達の部屋に向かい、リアラがいないことを報告すると、ウッドロウの所に先に行ったのかもしれないと謁見の間まで向かう。しかしそこにはリアラの姿はなく、ウッドロウもリアラは見かけていないと言う。そこへ兵士の1人がやってきて、リアラは日も昇らない時間に城から出てきて「行かなければ」と呟いて光に包まれながら消えてしまったのを目撃したと言う。ジューダスはエルレインを止める為に単身アイグレッテへ乗り込んだのだろうと推測する。ロニとナナリーはリアラを助けに行こうと促すが、カイルは戸惑っていた。そんなカイルを見て、ジューダスはまたリアラに拒絶されて傷つくのが恐いのだろうと声をかける。ジューダスは自分も傷つくのを恐れて立ち止まったことがあったが、その結果大切な人々を失ったという自分の過去を伝え、恐れるなとカイルに忠告をする。それを聞いたカイルは、たとえリアラにとって自分は英雄でなくてもリアラを助け、奪われたレンズを取り戻したいと本心を話す。ウッドロウはカイルに武力を持って事に当たれば衝突し戦争が起きかけない。多くの人々を救う英雄のやろうとしていることとは正反対ではないかと問いかける。しかしカイルは「自分の大事な人も守れないやつが英雄になんかなれっこないです」と反論する。ウッドロウはカイルの言葉を聞くとレンズ奪還の勅命状を渡し、後の責任は自分が取ると言ってカイル達を旅立たせた。カイルの後ろ姿を見て、ウッドロウはカイルが「スタンの息子」としてではなく「1人の男」として映り始めていた。

リアラの持つレンズのペンダントが赤く光り、カイルが自分の探していた英雄だったのだと気付くリアラ

ハイデルベルグを出発したカイル達はアイグレッテまでどう行くか考えていた。リアラは聖女の力を使ってアイグレッテへ向かったのだろうが、カイル達にその力はない。そこでジューダスがこの近くに天地戦争時代の地上軍の駐屯地があり、そこに飛行艇があるはずだからそれを使おうと提案する。ジューダスの案内で地上軍駐屯地へ向かい、イクシフォスラーという天地戦争時代の飛行艇を手に入れるとジューダスの操縦でアイグレッテの大聖堂まで飛んだ。
カイル達がアイグレッテに到着した頃、リアラはエルレインと対峙していた。エルレインはハイデルベルグから持ち出したレンズをリアラに見せてこの数こそ私が人々を救いたいという愛の証だと告げる。リアラはエルレインの作る世界は確かに苦痛や悩みがないが楽しみや喜びまでも失っていて、人々の求めている世界ではないと反論する。しかし力のないリアラには何もできないとエルレインは言い、レンズを集約しフォルトゥナを降臨させようとする。そこへカイル達が現れ、エルレインの行動を阻止する。エルレインはカイル達の力に押され、「次の手は打ってある」と呟きながら姿を消した。
カイルはリアラの下に駆け寄り無事を確認し抱きしめると、リアラの持つレンズのペンダントが赤い光を放ち、リアラは自分が探していた英雄がカイルなのだと気付く。カイル達は逃げたエルレインを追おうと大聖堂の外へ出る。そこへフィリアが現れ、研究用に保管していたレンズが全てなくなっていると知らせる。直後、飛行竜が遠くの空へ飛び立っていくのを目撃し、レンズは飛行竜に積んであるのだろうと推測した。エルレインがレンズを持ち逃げしたとフィリアに伝えると、フィリアは驚きながらもカイルに視覚できないものを感知する「ソーサラースコープ」という道具を渡し、レンズの奪還を応援した。
カイル達は急いでイクシフォスラーに乗り込み飛行竜を追いかけ、飛行竜にアンカーを撃ち乗り込む。飛行竜の動力を断つ為、動力室へ向かうと、そこにはガープというエルレインの手下が待っていた。ガープは大柄のモンスターをカイル達に差し向け、戦わせている間に姿を消した。カイル達がモンスターを倒すと、エネルギーを失った飛行竜は動力が停止し、海へ向かって降下を始めた。カイル達はなんとかイクシフォスラーに逃げ延びるが、飛行竜に積んでいたレンズは持ち運べる量ではなかった為、飛行竜と共に海に沈んでしまった。その直後、謎の光がイクシフォスラーを襲う。なんとか逃げようとジューダスは必至に操縦するが間に合わず、リアラが咄嗟に聖女の力を使って安全な場所へ飛ぶ様に念じた。

エルレインは自分の目的達成の為、千年以上前の歴史を改変させたことが判明する

カイル達が目を覚ますと、そこは洞窟の中だった。自分達の現在地を確認する為に外に出ると、上空にダイクロフトと呼ばれる18年前に四英雄が破壊したはずの空中都市が浮かんでいるのが見えた。リアラは時空は越えていないと言うので、ここは現代に変わりなかったが、エルレインの力で作り出された新しい世界だとジューダスは推測した。エルレインの力によってダイクロフトが復活し、ダイクロフトの下についているベルクラントという兵器で地上にあるドーム状の建物にエネルギーを供給している様だった。カイル達がドーム状の建物に近づくと、そこはヴァンジェロという街になっていた。街は全体が大きなレンズで包まれているかの様になっており、外気が入ってこない様に気密性を徹底している感じであった。そこへ街人の男性が現れるが、額にレンズを付けている。情報を聞き出す為、カイル達は男性に話を聞くと、額のレンズは「命のレンズ」と呼ばれる物でエルレインにもらった物だと言い、これがないと生きられないと話す。カイル達は急激な世界の変わり様に驚きながらも、エルレインがいつ何をしたのか探らなくてはいけないと目的を確認する。ジューダスはヴァンジェロのドームが建てられてから100年以上経過しているだろうと見立て、エルレインがかなり昔の歴史をいじったのだろうと推測した。しかし何年ぐらい前の歴史をいじったのかまでは分からず、それを知る為には他の街に行く等して情報を集める必要があった。
ヴァンジェロを出て次に辿り着いたのはスペランツァという街だった。街の奥にある投影機を作動させると世界地図が映し出され、海や山の位置や地形を見る限り、紛れもなくカイル達がいた世界と同じ世界だと判明する。しかし、街だけは違っていて、カイルやロニの故郷クレスタやウッドロウの治めているハイデルベルグは地図に載っていなかった。そしてヴァンジェロとスペランツァは天地戦争以前にあった街の名前だとジューダスが気付く。天地戦争後に壊滅したり復興したりして町の名前が変更になったはずだが、それがされていないのはエルレインが歴史を捻じ曲げたからだとジューダスは推測する。ナナリーが地図を見て、本来ハイデルベルグがあるはずの場所にレアルタという街があることに気が付くので、カイル達は新たな情報を求めてレアルタへ向かう。
レアルタの街人に英雄王ウッドロウを知らないかと声をかけると、英雄と言えばバルバトスではないかと言い返されカイル達は驚く。この世界ではバルバトスがエルレインと共に世界を混乱から救った英雄とされていた。街の奥に資料室があるのを発見したカイル達は中に入って映写機を再生する。そこには天地戦争が天上人の勝利で終わり、地上は荒れ果ててしまったが、神の遣いであるエルレインが降臨しレンズを地上人に与えたことで街をレンズで覆い、生きられる環境を手に入れたという映像が記録されていた。カイル達はやはりこの世界はエルレインが歴史を改変して作り出したものだと確信し、自分達がいた世界は存在していないことになっているを知る。カイル達はエルレインの行いに怒りを露わにするが、リアラはこの世界に住む人々が幸せと感じているのなら歴史を歪められて創られた世界のままでも良いのではないかと考えていた。しかしカイルは歴史が改変されているなら本来いたはずの人が消えてしまうということだとリアラの考えに反論する。ジューダスも人々の積み上げてきた歴史を否定して存在するこの世界を許せないと語り、リアラも考えを改めようとする。
世界を元に戻す為には、エルレインの捻じ曲げた歴史を正す必要があり、リアラの力で天地戦争時代へ時間移動をしようとする。しかしリアラにはカイル達を過去に送る程の力がなく、レンズも持ち合わせていない為時間移動できないと言う。時間移動の方法を探していると、神の恵みを与えるというエルレインの声が聞こえた。急いで外に出ると、空に浮かぶダイクロフトから光が照射され、街人達は力を与えられていた。ジューダスはエルレインがベルクラントを使ってレンズの力を人々に与えていると知ると、ダイクロフトに大量のレンズがあり、それを利用すれば過去に行けると考えた。街人からダイクロフトと繋がる光のほこらの存在を教えられると、カイル達は光のほこらを目指す。

ジューダスの正体はエルレインの力によって生き返ったリオン本人だった

カイル達は光のほこらにある魔法陣の上でエルレインに声をかけると、エルレインはカイル達をダイクロフトまで招き入れる。ダイクロフトを進むカイル達の前にダンタリオンと名乗る男が姿を現す。ダンタリオンはカイル達をエルレインに近づけさせないと勝負を挑んでくる。カイル達がダンタリオンを倒し、先に進むと、そこにはエルレインがいた。本来なら神が完全なる力を得て降臨している予定であったが、ナナリーの住むホープタウンの村人達の様に神に信仰心を持たない人々がい続けたことで神が完全な力を得て降臨することができず、レンズの力を持って信仰心を得ようともしたが、カイル達に妨害された為にさらに過去へ渡り全ての民が神を崇める世界を創り出したのだとエルレインは語った。リアラはエルレインに人は過去を変えてまで幸せになろうとは思っていないと反論するが、エルレインは消してしまいたい程つらい過去が誰にでもあると言い、ジューダスを「リオン=マグナス」と呼んで正体を明かしてしまう。ジューダスの正体は18年前に神の眼の騒乱でスタン達四英雄を裏切ったとされていたリオン=マグナス本人であった。カイル達は信じられないと言ってジューダスに詰め寄るが、ジューダスは仮面を外しリオン本人であると明かす。カイル達が驚いているとその隙にエルレインは聖女の力を使い、カイル達を眠らせ夢の世界へと誘う。
リアラだけは夢の世界に入らずエルレインと対峙する。何もかも思い通りになり、痛みや苦しみのない夢の世界こそが神と人々が望んだ完全なる幸福だと語るエルレインに、リアラは夢の中で幸せになることに何の意味があるのかと問う。エルレインはこの夢は覚めることがなく、永遠に覚めない夢こそ永遠の幸福であると説くがリアラはそれは間違いだと指摘する。リアラはエルレインの創り出した世界を見て、人々が皆幸福なら自分は役目から解放されてカイルと2人で生きていけると考えたが、結末はどうあれ、歩んできた過程にこそ人の幸福はあるとカイル達が言ったことを思い出し、どんな結末が待っていようと愛したカイルと歩む決意をしたことをエルレインに伝えるリアラは聖女の力を使ってカイル達の夢の世界へ入り込む。

旅に出ていると言われていた父スタンは実はバルバトスに殺されてしまっていた

リアラが最初に飛び込んだのはカイルの夢の世界だった。クレスタの街にあるデュナミス孤児院にいた幼いカイルに出会うリアラ。幼いカイルはリアラのことを覚えておらず困惑するが、リアラの「私の英雄はあなただけ」という声にカイルは全ての記憶を取り戻し、ここが自分の夢の世界なんだと気付く。するとそこにロニも現れる。ロニもデュナミス孤児院で幸せに過ごしていた頃の夢を見ていたが、自力で夢の世界であることを認識してカイルとリアラに合流した。そんな3人の前に子供時代のカイルとロニが孤児院の前でバルバトスと対峙している光景を目にする。カイルの代わりにロニがバルバトスの人質となり、そこへスタンとルーティが駆けつける。バルバトスはスタンとルーティに斬りかかり、その傷が元でスタンは命を落としてしまった。それはカイルとロニの記憶であり、2人の消したい程辛い過去であった。カイルはこの過去を記憶から消し去り、ロニはずっとそれをカイルに隠してスタンは旅に出たと嘘をつくことで自分を安心させていた。自分がバルバトスに捕まらなければスタンが命を落とすことはなかったと後悔し謝罪するロニに、カイルは自分を守ってくれたこととルーティと共に自分が悲しまない様に嘘をついたことをロニに感謝する。カイルはスタンがもう亡くなっていることを悲しみつつも、ロニがいるから大丈夫だと言い、ロニもまたカイルを守ると誓うのだった。

幸福な夢の中で弟ルーと過ごすナナリーにロニはルーが本当は死んでいると真実を告げるロニ

次にカイル達が訪れたのはナナリーの夢の世界だった。そこにはホープタウンで不治の病で幼くして死んだはずの弟ルーと共に幸せに暮らすナナリーの姿があった。ナナリーは夢の世界の居心地の良さに弟の死を忘れてしまっていた。ルーの墓がある辺りに来ると、ナナリーもルーも気分を悪くし、そっちには行きたくないと言う。ロニはナナリーを無理矢理ルーの墓の前まで連れ出し、ルーが死んでいることとここにいるルーは偽物だと告げる。ロニの言葉に頭を痛めるナナリー。そんなナナリーにロニは真剣な口調で夢の中で弟と幸せに暮らし続けることよりも弟と精一杯生きたことが幸せなんだろうと伝える。ナナリーはその言葉に本当の記憶を取り戻し、大声を上げてロニに抱き着き泣いた。

18年前、仲間だったスタン達を裏切り敵対してしまったリオンの記憶

最後に辿り着いたのはジューダスの記憶だった。ジューダスは18年前、リオンとしてスタン達の前に立ちはだかっていた。リオンはヒューゴに利用されていると知りながらも自分の大切な人を守る為に自分を犠牲にしてスタン達を裏切り剣を構える。本気の戦いにスタン達の前で膝を付くリオン。そこへ水が押し寄せ、リオンの体は濁流に飲み込まれ記憶は終了する。倒れたジューダスの前にエルレインが現れ、夢の中ならば四英雄の裏切り者にもならず、大切な人と結ばれることも叶うのに何故それを拒むのかと問う。ジューダスはこの結末を覚悟し、自分の大切な人マリアンを助ける為ならどんなことでも耐えると自らの意思を貫く。最後までエルレインに抗うジューダスの下にカイル達が駆けつけ、過去のことは関係ない今のジューダスを信じると言ってジューダスに救いの手を伸ばす。ジューダスがカイルの手を取ると全員で夢の世界から脱出する。

カイル達は辛い過去を乗り越えて自分の幸せは自分で掴むとエルレインに言う

辛い過去を乗り越えてきたカイル達を見て、エルレインは何故自ら苦しい道を選ぶのか分からないと呟く。ジューダスやナナリーは神の示す道で手に入れた幸福に価値はなく、取り返しのつかない過ちや後悔全てが自分達の生きてきた証なのだとエルレインに語る。エルレインはカイル達はそうかもしれないが、多くの人々はその苦しみからの解放を願っていると指摘する。リアラは人々は偽りの幸福の無意味さを忘れているだけで、いつか気付く時が来ると言う。カイルもリアラの意見に同意し、エルレインの捻じ曲げた歴史を元に戻すと宣言する。お前たちがどう思おうと無駄な足掻きだと言い放つエルレインに人の思いはなんだってできるとリアラは反論し、天地戦争前の世界に時間転移した。

天地戦争の終結

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テイルズ オブ ヴェスペリア(Tales of Vesperia)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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XBOX、PS3用ゲームテイルズ オブ ヴェスペリア(Tales of Vesperia、TOV)について。本作は人気テイルズシリーズの10作目にあたる作品である。漫画、映画、ドラマCDなどに発展している。下町の平和のために旅に出たユーリが旅の途中で様々な仲間と出会い、ギルド「ブレイブヴェスペリア」を結成する。そして仲間とともに世界の存続をかける陰謀に立ち向かっていくストーリーである。

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テイルズ オブ エターニア(Tales of Eternia)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

テイルズ オブ エターニア(Tales of Eternia)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

テイルズ オブ エターニア(Tales of Eternia、TOE)とは2000年11月30日にナムコから発売されたPlayStation用RPG。キャッチコピーは「変われる強さ、変わらぬ想い」。猟師のリッドはある少女に出会い、旅に出ることになる。その日一日生きられればいいと考えていた少年が、大事な人を守りたいと願うようになり、仲間とともに世界を救うことを決意する。

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テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-(TOS-R)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-(TOS-R)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-』とはバンダイナムコゲームスから『テイルズ オブ シンフォニア』の続編として発売されたWii用のRPG。ゲームの他に小説や漫画も出版された。 2つの世界が1つになり平和を取り戻した再生の神子達。しかし世界が1つになったことで自然環境の変化や文明レベルの違いからくる衝突等が後を絶たなくなった。 世界再生から2年後、「血の粛清」と呼ばれる事件をきっかけに物語は幕を開ける。

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ヴィーナス&ブレイブス〜魔女と女神と滅びの予言〜(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ヴィーナス&ブレイブス〜魔女と女神と滅びの予言〜(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ヴィーナス&ブレイブス~魔女と女神と滅びの予言~』とは、ナムコから発売されたPlayStation2用RPGゲームである。 2000年に発売された『7〜モールモースの騎兵隊〜』の基本システムや設定の一部を継承している作品。 バルクウェイという鉱山都市に住んでいる主人公ブラッドの下に女神アリアが現れ、100年後に世界が破滅してしまう「大災厄」が起こると告げられる。精霊の血を受けて不老不死の体を持つブラッドは騎士団を結成し、多くの出会いと別れを繰り返しながら100年間の戦いへと挑むことになる。

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テイルズ オブ グレイセス エフ(Tales of Graces f)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

テイルズ オブ グレイセス エフ(Tales of Graces f)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『テイルズ オブ グレイセス エフ』とは、バンダイナムコゲームスからWii版に新エピソードや衣装が追加された移植版として発売されたPlayStation 3用のRPGゲーム。 ドラマCDやコミック等幅広くメディア展開されている作品である。 主人公であるアスベルと弟ヒューバートは幼年期に記憶喪失の少女ソフィと出会う。 ある事件でソフィは姿を消してしまうが、7年後に立派な騎士へと成長したアスベルが故郷に戻ると、事件で姿を消したソフィそっくりの少女が現れ、運命の変転に巻き込まれていく。

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大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii Uとは【ネタバレ解説・考察まとめ】

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii Uとは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』とは、株式会社ソラとバンダイナムコが開発、任天堂が販売したニンテンドー3DS用及びニンテンドーWiiU用ソフト。相手を画面の外にふっとばすというシンプルルールのメインゲームの他、多数のミニゲームやキャラクターのカスタマイズも楽しめる。3DS版とWiiU版のそれぞれにしかないステージやゲームモードもあり、双方への互換性もある1人でも大人数でも遊べるゲームである。

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テイルズ オブ ゼスティリア(Tales of Zestiria)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

テイルズ オブ ゼスティリア(Tales of Zestiria)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『テイルズオブゼスティリア』とはバンダイナムコエンターテイメントが開発したロールプレイングゲームである。テイルズシリーズの15作目にして、20周年記念作品であり、キャッチフレーズは「伝承はいつしか『希望』になる」。壮大な世界観で、自由にフィールドを駆け巡ることができる上、新しいシステムを使用し、おなじみのスキットも楽しめる作品だ。天族に育てられた人間スレイは、純粋かつ大きな夢を抱いた少年だった。少女との出会いをきっかけに彼は災厄に見舞われる世界を救う導師になることを決意する。

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テイルズ オブ リバース(Tales of Rebirth)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

テイルズ オブ リバース(Tales of Rebirth)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『テイルズ オブ リバース』はバンダイナムコゲームス発売のRPGであり、『テイルズ オブ シリーズ』の第6作目のマザーシップタイトル。ジャンル名は「君が生まれ変わるRPG」。 主人公のヴェイグ・リュングベルが、さらわれた幼馴染の少女クレア・ベネットを救うべく、仲間たちと共に旅に出る中、「ヒューマ」と「ガジュマ」二つの種族の共存と対立の問題に直面していく物語である。

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テイルズ オブ レジェンディア(Tales of Legendia)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

テイルズ オブ レジェンディア(Tales of Legendia)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『テイルズ オブ レジェンディア』はバンダイナムコゲームス発売のPS2用専用RPGであり、『テイルズ オブ シリーズ』の第7作目のマザーシップタイトルである。ジャンル名は「絆が伝説を生み出すRPG」。遺跡船と呼ばれる巨大な船に流れ着いたセネルとシャーリィの兄妹が、世界の命運をかけた戦いに巻き込まれていくストーリーである。歴代シリーズの製作チームとは異なるスタッフにより開発されており、システムやデザインが一新されている。

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鉄拳6(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鉄拳6(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鉄拳6』とは、バンダイナムコゲームスが開発を手掛け販売した、3D対戦型格闘ゲームである。2007年11月26日にアーケード版(ゲームセンターで遊ぶ筐体)が稼働を開始した。本作品は、『鉄拳』のシリーズとしては7作目にあたる(鉄拳の過去作は1,2,3,TAG,4,5となるため6は7作品目)。全世界で約299万本を売り上げた世界的に人気な3D格闘ゲームであり、全世界から絶大な支持を受けている。この頃から世界大会なども活発に開かれるようになり、世界各国で強豪プレイヤー達がしのぎを削った。

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7〜モールモースの騎兵隊〜(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

7〜モールモースの騎兵隊〜(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『7〜モールモースの騎兵隊〜』とはナムコから発売されたPlayStation2用RPGゲームである。 ローテーションバトルシステムという戦闘システムで戦い、独特な世界観が魅力的な作品である。 アルメセラ王国の騎士見習いである主人公は軍の演習の為に訪れた「モールモース」という辺境の村で不思議な事件に巻き込まれてしまう。 主人公は事件をきっかけに知り合った戦士の少年バルと神官の少女フィルと共に凶悪な魔物から世界を救う旅に出るのであった。

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エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー(ZERO)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー(ZERO)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー』(ACE COMBAT ZERO THE BELKAN WAR)とは、ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)の開発によるフライトシューティングゲーム。PlayStation 2専用ソフトとして発売。旧ナムコ社が発売した『エースコンバット』シリーズPS2三部作の最終作であり、同社が開発した最後のゲームソフトとなった。かつて世界を巻き込んだ「ベルカ戦争」と歴史の闇に葬られた戦いを主人公である傭兵サイファーとして駆け抜ける物語。

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THE IDOLM@STER 2(アイマス2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

THE IDOLM@STER 2(アイマス2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『THE IDOLM@STER 2(アイマス2)』とは、2011年にバンダイナムコゲームスから発売された、「アイドル育成シミュレーションゲーム」。ハードは「PlayStation 3」と「Xbox 360」。 アイドルたちが、プロデューサーとユニットメンバーと手を組み、一年間で、様々な営業を重ねて人気を集め、トップアイドルの証とも言える「アイドルアカデミー大賞」を目指して奮闘していくストーリーである。 アイドルとの触れ合いや、コミュニケーションが豊富なのがこのゲーム最大の魅力。

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子育てクイズ マイエンジェル(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

子育てクイズ マイエンジェル(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『子育てクイズ マイエンジェル』とは、1996年7月にアーケードゲームとして稼働開始した『子育てクイズ マイエンジェル』の家庭版で、ナムコから発売されたPlayStation用ゲームである。クイズと育成の両方を楽しむゲーム性が人気となり、家庭版にはミニゲームやアルバムモードなどの追加要素が盛り込まれている。 プレイヤーは、娘の両親となり、娘を0~25歳までクイズに答えながら育てていく。娘は、正解したクイズのジャンルや選択肢によって、性格が変化し将来の職業にも影響を与えることになる。

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子育てクイズ もっとマイエンジェル(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

子育てクイズ もっとマイエンジェル(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『子育てクイズ もっとマイエンジェル』とは、ナムコから発売されたPlayStation用育成クイズゲーム。『子育てクイズ マイエンジェル』シリーズの家庭用オリジナルの続編である。 プレイヤーは、娘の両親となり、生まれたばかりの娘を25歳になるまでクイズに答えながら育てていく。娘は、正解したクイズのジャンルや選択肢によって、性格が変化し将来の職業にも影響を与えることになる。また、娘が10歳の夏休みに体験する初恋をテーマにしたモードも追加されている。

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僕のヒーローアカデミア ULTRA RUMBLE(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

僕のヒーローアカデミア ULTRA RUMBLE(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『僕のヒーローアカデミア ULTRA RUMBLE』とは、『週刊少年ジャンプ』に掲載されている『僕のヒーローアカデミア』を題材とした家庭用ゲームであり、バンダイナムエンターテイメントが開発したもの。3人1組でチームを組み、物語に存在する特殊能力、個性を駆使することで広大なステージを生き残るバトルロイヤルである。 各キャラクターによって性能が異なり、様々なアクションや戦略を楽しむことができる。基本無料で、見知らぬ人や友だちと一緒にプレイすることが可能である。

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テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3(マイソロ3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3(マイソロ3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3』とは、2011年にバンダイナムコゲームスより発売されたPlayStation Portable用RPGである。 本作の主人公は、「ディセンダー」として世界樹から生まれ、『テイルズ オブ シリーズ』のキャラクター達と共に冒険する。シリーズキャラクターが作品を越えて共演し、77人の操作可能なキャラクターが登場する。空を駆ける船「バンエルティア号」を拠点に、ダンジョンに潜りクエストをこなすことでストーリーは進行する。

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テイルズオブシリーズのマスコットキャラ+グッズまとめ

テイルズオブシリーズのマスコットキャラ+グッズまとめ

我らがバンナム様の大人気ゲーム、テイルズオブシリーズですが、その壮大でリアルな世界観はRPGとして最高峰です。そんな中、いくつかのシリーズに登場するマスコットキャラクターがいます。それは今ではマスコットの範疇で収まる事無く、数多くのグッズとして制作・販売され、そのかわいさも抜群なのです。今回は、そんなテイルズオブシリーズのマスコットキャラの紹介とグッズをまとめてみました。

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【テイルズシリーズ】ファン以外が見たら意味不明な画像まとめ

【テイルズシリーズ】ファン以外が見たら意味不明な画像まとめ

『テイルズシリーズ』とは、バンダイナムコエンターテイメントが製作する、1995年の『テイルズ オブ ファンタジア』を1作目とするRPGの総称である。 ほぼ全ての作品が完全に独立した世界観を持ち、ゲームごとにまったく異なる場所での冒険をすることになるという特徴があるため、個別の設定や専門知識が無いと「何これ?」と首をかしげたくなるような光景も時に見られる。またシリーズの歴史と人気から、様々なファンアートも作られている。ここではその一部を紹介する。

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「テイルズ オブ ゼスティリア」の炎上内容まとめ!「テイルズ オブ ベルセリア」発表時にも不安が残る事態に…

「テイルズ オブ ゼスティリア」の炎上内容まとめ!「テイルズ オブ ベルセリア」発表時にも不安が残る事態に…

『テイルズ オブ ゼスティリア』の炎上についてまとめて紹介する。ヒロイン詐欺やシナリオ改変疑惑などの様々な問題と、それに対する公式の対応の悪さやプロデューサーの反省の無さが重なり、厳しい意見が多く寄せられる事態になったというものだ。この騒動が収まらないままに発表された作品である『テイルズ オブ ベルセリア』には当然不安の声があがった。

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