禪院真希(呪術廻戦)とは【徹底解説・考察まとめ】

禪院真希(ぜんいん まき)とは、『呪術廻戦』の登場人物で、東京都立呪術高等専門学校で呪術師を目指す主人公虎杖悠仁の先輩。
気風の良い姉御肌の少女。口は悪いが判断力と行動力に優れ、仲間たちから頼りにされている。呪具を用いた近接戦闘を得意とし、その実力は二級相当の呪霊を軽く祓うほど。
呪術師の名門禪院家の血筋ながら、生まれつき呪力を持たない“天与呪縛”という特殊な体質の持ち主。このため実家から疎まれており、彼女が呪術師を目指すのもこれを見返すことが目的である。双子の妹の真依とは愛憎半ばする間柄。

加茂憲倫が放った無数の呪霊により、東京は甚大な被害を受ける。23区はほぼ壊滅、政治も経済もストップし、一千万もの呪霊がただただ都心を蹂躙する。もはや事態の完全収束は不可能で、なんとか被害を最小限に食い止めようと呪術界上層部が苦心する中、真希は渋谷事変で負った深手によって生死の境をさまよっていた。
一方、禪院家では次期当主を巡る話し合いの場が設けられる。一族の有力者である禪院直哉、禪院扇、禪院甚壱が集まったその場で、甚壱の甥である伏黒恵を次期当主にするという直毘人の遺言が開示される。

その後なんとか回復し、虎杖、伏黒、特級術師の九十九由基(つくも ゆき)、呪胎九相図の脹相(ちょうそう)と合流。状況の打開のため、日本呪術会の中枢たる天元(てんげん)の知恵を頼ろうと、そのお膝元である薨星宮(こうせいぐう)を目指す。
天元は敵方と通じていることを危惧して一度は伏黒たちを拒絶するも、その可能性は無いと見るや一転彼らの前に姿を現す。彼は加茂憲倫の正体が羂索(けんじゃく)という千年以上昔の術師であることを一行に教えると、協力する代わりに自身の護衛をしてほしいと要求してくる。

天元は不死の術式を持つ術師ではあるが、五百年置きに星漿体と呼ばれる特殊な資質を持つ者との同化を果たさないと肉体を維持できなくなる。十一年前にこれに失敗し、不死のまま自我と肉体を失った彼は、「地球上のあらゆる場所に遍在する幽霊」のような状態になっていた。
もはや人間より呪霊に近い存在で、羂索が我が物とした呪霊操術の対象ともなりうる。この状態の天元が羂索の支配下に置かれ、無為転変で全人類との融合を果たせば、それは「個としての人類」の消滅と、剥き出しの自我同士が延々と互いを呪い合う地獄絵図が完成することを意味していた。

事情を聞いた九十九由基と脹相が護衛に就くことを承諾すると、天元は獄門疆「裏」(ごくもんきょう うら)という呪具を一行に見せる。これは羂索が五条を封じる際に用いた獄門疆の“裏門”であり、内部には封じられた五条がいるという。
羂索すらどのように戦っても勝ち目がないほどの圧倒的実力者である五条が解放されれば、戦況は文字通り一変することとなる。しかしそのためには獄門疆「裏」の強固な封印を解除しなければならず、その役に立ちそうな道具は行方不明。そこで天元は、羂索が自身の全人類との融合の下準備として仕掛けている死滅回游の名を持ち出し、そこに参加している“全ての術式を解除する”術式を持つ天使こと栗栖花(くりす はな)の協力を取り付けることを提案する。

羂索が目論む「人類と天元の同化」の準備が整うまで、およそ二カ月。それまでの間に、乙骨は先行して死滅回游に参加し情報の収集、伏黒は虎杖と共に謹慎中だった三年の秤金次(はかり きんじ)への接触と協力の取り付け、真希は禪院家と組屋鞣造の有する呪具の回収役を担当することとなり、各々がそれぞれに動き出す。

禪院家の内乱

虎杖たちと別れて禪院家に向かった真希は、実母や乙骨に治療してもらった直哉と久々の再会を果たす。侮蔑と嘲笑の視線と言葉を向けられつつ、「当主である伏黒の許可は取ってある」として忌庫に向かうも、そこに待ち構えていたのは実父である扇と、彼に斬られて地に伏す真依の姿だった。
扇、甚壱、直哉の三人は、改めて当主の座を我がものとするべく、伏黒を「五条悟の復活」を企てた謀反人として誅殺することを目論んでいた。この建前に説得力を持たせるため、伏黒と近しい真希と真依も殺すというこの計画は、驚くべきことに扇が立てたものだという。
真依を助けるため、仲間と共に死滅回游に挑むため、父を前に得物を構える真希。一度は扇の刀を半ばから切り飛ばすも、呪術によって即座に再生した刀身で斬りつけられてその場に倒れる。実の娘を切り捨てながら、扇は「娘のお前たちが出来損ないだから自分は当主になれなかった」と、涙ながらに醜怪な恨み言を口にする。

死の縁で見た幻覚か、あるいは魂と魂の交流か、どことも分からぬ砂浜で真依と邂逅する真希。呪術において双子とは“同一の存在”であり、真希がどれだけ「強くなりたい」と望んでも、真依が「強くなりたくない」と考える限りそれは叶わない。真希の目標のためには自分が邪魔だということを薄々理解していた真依は、姉を救うために限界を超えて呪力を行使し命を落とす。静かに慟哭する真希に残されたのは、真依が命と引き換えに造り出した一振りの刀と、常人ならば瀕死になるほどの重傷を負ってもなお平然と動き回れる怪物じみた身体能力だった。“同一の存在”が持っていた呪力が失われたことで、彼女の天与呪縛(“呪力を持たない代わりに優れた身体能力を得る”特異体質)が完成したのである。
真希が息を吹き返したばかりか、かつてその力に恐怖した甚爾にも匹敵する存在となったことに、扇は戦慄。怖気づいた己を奮い立たせるように気を吐くも、真希はこれを一蹴。真依と最後に交わした「(自分たちを苦しめた)全てを壊してほしい」との約束を叶えるため、真希は改めて歩みを進める。術式を持たない禪院家男子から成る躯倶留隊、準1級以上の術師によって構成させる禪院家最強の術師集団・炳がこれを止めようとするも、その全ては造作もなく蹴散らされる。

禪院家の術師たちを蹂躙しながら、真希は真依を犠牲にして自分が生き残っていることの不条理に想いを馳せる。そもそも彼女が呪術師を志したのは、自分たち姉妹を虐げる禪院家を見返すため、真依に居場所を作ってやるためだった。己の戦う理由の原点であった妹はすでにこの世に無く、自分はそれでも戦い続けている。あのまま禪院家に留まり、真依と一緒に虐げられながら暮らすのが、自分たち姉妹の最適解だったのか。静かな嘆きを抱えたまま真希は大立ち回りを繰り広げ、ついには甚壱をも返り討ちにする。
かつて五条を追い詰めた伏黒甚爾にも匹敵する力を得た真希の前に現れ、その殺戮劇を「人の心が無いのか」と揶揄する直哉。真希はそれを平然と肯定し、「真依が持ってちまった」と言葉を続けるのだった。

拳一発で、今の禪院家で最強の呪術師である直哉を叩きのめす真希。

投射呪法による音速にも達するほどの高速機動と、そこから繰り出される格闘攻撃で真希を圧倒する直哉。直哉は密かに憧れていた甚爾のことを想起し、同じタイプの天与呪縛の持ち主であっても真希は彼に遠く及ばない“偽物”だと断定。甚爾や五条のような“圧倒的強者”になるのは自分だと、猛然と真希を攻め立てる。
しかし真希はこれを耐え抜き、凌ぎ切り、さらに「発動してから一秒後までを二十四分割し、その中で作った動きをトレースする」という投射呪法の仕組みを看破。これを逆に利用する形で直哉の動きを捉え、拳一発で彼を沈黙させるのだった。

真依の最後の言葉、「全てを壊してほしい」。それは呪術的な契約“縛り”であり、真希が妹と最後に交わした約束でもあった。炳の猛者たちを蹴散らした真希は、真依の遺言を守らんがため、禪院家に属する全ての者を手にかけていく。
そんな惨劇の中、直哉は息も絶え絶えながら禪院家へと帰り付く。呪力を練ることもできない彼の前に現れたのは、真希によって致命傷を負わされた真希と真依の母親だった。禪院家のしがらみの中で彼女は人格を否定され続け、ついには真希に「一度でいいから産んでよかったと思わせてくれ」と恨み言を口にするまでになっていた。そんな真希たちの母の中にも“禪院家に復讐したい”という想いは残っており、抵抗することもできない力尽きる寸前の直哉を目にしてそれは爆発。彼を背後から刺して息の根を止め、「真希たちを産んでよかった」と満ち足りた想いの中で事切れる。

駆けつけた西宮に真依の遺体を預けると、真希はいずこかへと姿を消す。この時任務で出掛けていた者たちも後に“何者かによって”殺害され、ここに呪術師一族としての禪院家の命脈はほぼ断たれるのだった。

桜島結界

天与呪縛として真の覚醒を果たした真希は、“一切の呪力を持たない”体質となり、死滅回游の結界をも素通りできることとなった。これを利用して各地の結界を出入りし、桜島結界で呪術高専京都校の加茂憲利と合流。彼と2人で結界内の呪霊を祓い続ける。
渋谷事変後の混乱の中で、加茂家の次期当主としての立場を失った憲利から「お互いずいぶんと変わった」と自嘲気味に語りかけられる中、上空から新たな呪霊が結界内に侵入したことを感じ取る。その正体は、呪霊と化した直哉だった。

呪霊化したことでさらなる力を得た直哉に苦戦する真希と憲利だったが、ここに大道鋼(だいどう はがね)と三代六十四(みよ ろくじゅうし)という泳者が乱入。呪術を知らず鍛え抜かれた剣術だけで戦う鋼と、呪術を用いてまでただ相撲が取りたいだけの三代との交流で、真希は「自分に何が足らなかったか、何に囚われていたか」に気付いて天与呪縛としての力を真に使いこなして直哉を撃破。桜島結界の戦いを制するのだった。

死滅回游の異変

その後真希は“呪力を持たない”という自分の特性を活かし、あちこちの結界を出入りして連絡役を果たしていく。天元の護衛をしていた自称虎杖の兄・脹相(ちょうそう)から「羂索が天元を手に入れた」ことを教えてもらった真希は、日本人全体が呪霊化させられるまでもう時間が無いと考えて虎杖たちにもこれを伝える。しかし「いつでも呪霊化できる準備が整ったのなら、なぜそれをすぐに始めないのか」は分からず、一行は首を傾げる。
まずは予定通り死滅回游の終息から進めていこうと切り替えた真希たちは、それに巻き込まれながら戦闘力を持たない伏黒の姉・津美紀を救おうと考える。死滅回游のゲームマスターと交渉し、「新たな泳者を参加させ、さらに100点を消費することで死滅回游から降りることができる」という総則を追加する真希たちだったが、そのために譲渡された100点を使って津美紀は「結界の出入りを自由にする」という新たな総則の追加を宣言する。

津美紀はすでにかつての津美紀ではなく、死滅回遊が始まった頃には万(よろず)という過去の術者に肉体を乗っ取られた状態にあった。これまで津美紀のふりをしていた万が、「宿儺と戦ってみたい」と言って止める間もなく飛び去って行く中、今度は宿儺がかねて交わした契約を利用して虎杖の体を一時的に乗っ取る。これを利用して宿儺は虎杖の体から伏黒の体へと乗り移る先を変え、体の自由と伏黒の術式を手に入れてしまう。虎杖を一撃で叩き伏せた宿儺は、その強大な呪力で伏黒の術式を発動。本来の持ち主とは桁違いの規模で放たれた攻撃に真希は巻き込まれる。
伏黒は宿儺の肉体の中で抵抗を続けており、特に宿儺が仲間に対して力を振るおうとする際は呪力出力を大幅に低下させていた。戦線に復帰した虎杖と真希が、宿儺を野放しにはさせまいと猛然と襲い掛かるも、駆け付けた裏梅の不意打ちによって身動きを封じられる。邪魔者がいなくなった宿儺は、伏黒の肉体を完全に己のものとするべく、“浴”という儀式を行うために裏梅と共に飛び去っていった。

死滅回游の終焉

死滅回游は、天元が作った結界を利用して実行された術式だった。天元はこれを知った上で、日本を守る結界を維持するために「虎杖たちの勝利」に賭けて戦いの趨勢を見守っていたが、彼らの敗北と自身が羂索の虜となったことで全てを失う結果となる。「もはや死滅回游に存続する意義はない」と判断した羂索は、自身と同化した天元を利用して死滅回游の終焉に向けて動き出す。
羂索や宿儺との決戦が近いことを感じた真希は、仲間たちと合流。五条の封印を解除する準備を整える。

宿儺との戦い

仲間たちと合流した真希は、五条を解放することに成功。すぐさま羂索と宿儺のアジトに乗り込んだ五条は、小競り合いの後に「こちらにもそちらにも、先にやっておきたいことがあるだろう」との相手方の提案を了承し、12月24日に改めて決戦を行うこととなる。
やがてやってきた12月24日、羂索は乙骨が討ち取るものの、新宿を舞台に繰り広げられた呪術の粋を尽くすような戦いの末に五条は宿儺に惜敗。残る者たちは最強の戦力だった五条を失った上で羂索と宿儺を倒さなければならなくなる。

五条以外では最高戦力でもある乙骨が虎杖と共に宿儺に挑み、追い詰めるものの強烈な一撃を食らって倒れたところで、真希は戦線に乱入。連戦の消耗で呪力も注意力も衰えた宿儺を背後から急襲し、その心臓を刺し貫く。宿儺は心臓を修復しながら戦闘を続行し、真希を相手にその壮絶な力を見せつける。“一切の呪力を持たない存在”に興味を持ち、「呪力と肉体、真に鍛えるべきはどちらかを決める戦いだ」と高揚しながら襲い来る宿儺に呪力による究極の打撃「黒閃」を叩き込まれ、真希は倒れる。

禪院真希の関連人物・キャラクター

乙骨憂太(おっこつ ゆうた)

都立呪術高専に転入してきた一般人の少年。完全に力を解放すれば国家規模の破壊をももたらすとされる特級呪霊・祈本里香に憑かれており、呪術高専への転入はこれを御する術を学ぶためのものだった。
その気弱で善良な性格を即座に見抜き、「お前のようなヤツが呪い呪われる呪術師の世界でやっていけるわけがない」と当初は反感を抱く。しかし乙骨は乙骨なりに苦しんでいること、彼なりに相応の覚悟を持って呪術の世界に飛び込んだことを知り、次第に態度を軟化させていった。
現時点の真希にとって、同年代ではもっとも親しい男性。無謀でしかない自身の夢を乙骨に応援された際は頬を赤らめているが、彼に対する感情が友情なのかそれ以外のものを含んでいるのかは不明。

renote.net

狗巻棘(いぬまき とげ)

都立呪術高専のクラスメイト。言葉に呪力を乗せて発する「呪言」という術式を代々受け継ぐ家系の生まれで、自身も呪言の使い手。これが暴発しないよう、普段は語彙を“おにぎりの具”に限定している。
真希とはクラスメイトにして戦友といった間柄で、こと任務においては巧みに連携して力を尽くす。ストイックな真希と他人に対して距離を保ちがちな狗巻とでは必要以上の交流は生まれなかったものの、双方の友人となった乙骨を介してそれも変わっていき、一年後の『呪術廻戦』本編では息の合ったやり取りを見せている。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 伏黒甚爾(禪院甚爾)」戦のネタバレ解説・考察まとめ

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「五条悟 vs. 伏黒甚爾(禪院甚爾)」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公の師である五条の学生時代が舞台となる『懐玉・玉折編』のメインエピソードである。 高校生にして最強クラスの呪術師である五条は、星漿体と呼ばれる特殊な定めを背負った少女天内理子の護衛を命じられる。一方、呪術師殺しとして名を馳せる甚爾は理子の暗殺を依頼され、その護衛である五条を排除するべく十全に策を練っていく。消耗した五条に、準備万端整えた甚爾が襲い掛かる。

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呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 八握剣異戒神将魔虚羅」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 八握剣異戒神将魔虚羅」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「両面宿儺 vs. 八握剣異戒神将魔虚羅」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公虎杖悠仁の内に潜む“最強最悪の呪霊”両面宿儺と、歴代の術師の誰もが調伏に失敗した最強の式神魔虚羅が、すさまじい力をぶつけ合う壮絶な内容となった。 渋谷事変と呼ばれる人と呪霊の抗争の中、“最強最悪の呪霊”たる両面宿儺は一時の自由を得る。この時、人間の術師である伏黒恵は追い詰められた末に魔虚羅を召喚。魔虚羅の暴走による相打ちを狙うも、ここに宿儺が駆け付ける。

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呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「両面宿儺 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公虎杖悠仁の内に潜む“最強最悪の呪霊”両面宿儺と、虎杖の師を封じた自然呪霊一味の中心人物である漏瑚の対決で、いわゆる「敵 vs. 敵」の構図となった。 漏瑚たちによる五条の封印と、その奪還を目指す術師たちの抗争である「渋谷事変」の最中、“最強最悪の呪霊”宿儺が覚醒。宿儺が漏瑚に「一撃入れられれば仲間になる」と提案し、漏瑚がこれを受け入れたことで、両者は華々しく激突する。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁 vs. 脹相」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁 vs. 脹相」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁 vs. 脹相」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の大きな山場である渋谷事変で描かれたもので、両者の一進一退の激しい攻防と予想だにしない結末で話題となった。 恩師でもある“最強の術師”五条悟が封印されたことを知った虎杖は、彼を救うため仲間たちと共に呪霊が待ち構える渋谷の結界内部に突入。脹相はその虎杖を“弟たちの仇”と付け狙い、仲間とはぐれた彼を襲撃。互いに技と力を尽くした末に、脹相は自分と虎杖の縁に気付いて混乱する。

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呪術廻戦名勝負「伏黒恵・禪院真希・七海建人・禪院直毘人 vs. 陀艮・漏瑚 vs. 伏黒甚爾」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「伏黒恵・禪院真希・七海建人・禪院直毘人 vs. 陀艮・漏瑚 vs. 伏黒甚爾」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「伏黒恵・禪院真希・七海建人・禪院直毘人 vs. 陀艮・漏瑚 vs. 伏黒甚爾」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の大きな山場である渋谷事変で描かれたもので、目まぐるしく優劣が引っ繰り返る展開と乱入に次ぐ乱入で手に汗握る内容となった。 師でもある“最強の術師”五条悟が封印されたことを知った伏黒は、彼を救うため仲間たちと共に呪霊が待ち構える渋谷の結界に突入。強大な呪霊である陀艮に苦戦する真希たちを援護するも、予想外の新手が現れる。

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呪術廻戦の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

呪術廻戦の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、日本の漫画家・芥見下々の描くダークファンタジーバトル漫画。2018年に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。”呪い”というネガティブでディープなテーマを持ちながら、王道である熱いバトルや個性豊かなキャラクターなどが支持を得て人気を集めている。緻密に練り上げられたストーリーには伏線や謎が散りばめられており、作中で既に回収された伏線もあるが、未だ謎として残っているものも多々ある。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚・花御・真人・脹相・羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚・花御・真人・脹相・羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. 漏瑚・花御・真人・脹相・羂索」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。最強の名をほしいままにする男に、これまで主人公を苦しめてきた強敵たちが団結して挑むというもので、物語中盤の山場である渋谷事変の大きなきっかけとなった。 渋谷駅一帯が結界に覆われ、内部の一般人が脱出できない状況となる。相手側の要求もあり、“最強の術師”五条がこの状況を打破すべく出撃するが、犯人の自然呪霊たちは彼を封じる必勝の策を用意していた。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・釘崎野薔薇・東堂葵 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・釘崎野薔薇・東堂葵 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・釘崎野薔薇・東堂葵 vs. 真人」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の山場である「渋谷事変」を彩る、最後にして壮絶な対決となった。 “最強の術師”五条悟の封印を巡り、渋谷駅一帯は人間の術師と呪霊たちの戦場と化していた。呪霊の真人は、挑発を兼ねて虎杖の目の前で彼の尊敬する術師を殺害。さらに仲間を惨殺されたことで、虎杖はついに心折れるも、彼を救うべくさらなる増援が到着する。虎杖と真人の因縁に、決着の時が近づいていた。

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呪術廻戦名勝負「乙骨憂太 vs. 夏油傑」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「乙骨憂太 vs. 夏油傑」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「乙骨憂太 vs. 夏油傑」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。同作最後の戦いであり、『呪術廻戦』本編にも大きな影響を与えている。 強大な怨霊と化した幼馴染の祈本里香に呪われた乙骨は、東京都立呪術高等専門学校に入学して里香を御する術を学び始める。呪術師の楽園を作ることを目論む夏油は、里香を自身の使い魔とするため乙骨の抹殺を画策。幼馴染への愛と呪術師の未来を懸けて、両者は激突する。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公である虎杖、ベテラン術師である七海の両名と凶悪な呪霊である真人との間に最初の因縁が生まれた戦いである。 映画館で呪霊による死者が発生し、虎杖は七海と共にこの調査に赴く。その犯人は真人という強大な呪霊で、なぜか吉野順平という学生と行動を共にしていた。真人を追う七海から順平のことを調べるよう命じられた虎杖は、彼に接触して次第に友人になっていく。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。漏瑚の高い実力と、それを遥かに上回る五条の恐るべき強さが明らかになった戦いである。 人類殲滅を掲げる自然呪霊の1員たる漏瑚は、協力者である羂索の誘いに乗って“最強の術師”の異名を持つ五条悟を自ら討ち取ろうとする。五条はこれを迎え撃ち、そのすさまじい力を見た上で「弱い」と断言。わざわざ教え子の虎杖悠仁を連れ出して見学させつつ、漏瑚に圧倒的な実力の差を見せつける。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。

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呪術廻戦名勝負「髙羽史彦 vs. 羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「髙羽史彦 vs. 羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「髙羽史彦 vs. 羂索」とは、呪い呪われつつ悪を討つ呪術師たちの活躍を描く芥見下々の漫画『呪術廻戦』で行われた戦いの1つ。「おもしろい」と感じたことを実現する超人と、己の好奇心のために日本を滅ぼそうとする魔人による異色の対決である。 新宿で現代の術師たちが史上最強の呪霊両面宿儺と死闘を繰り広げていた頃、羂索は岩手で「日本人全てを使った呪霊」を生み出す準備を進めていた。自分を倒しに現れた髙羽を「取るに足らない雑魚」と断じる羂索だったが、あまりに異質な彼の術式にがぜん興味を掻き立てられる。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。

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呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。 最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。 作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。

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