【厳選】おすすめ面白いミステリー・推理小説20選!新旧の本格ミステリー作家大集合!

ミステリー・推理小説は、小説ジャンルの中でも人気が高い。殺人・盗難・誘拐・詐欺などの犯罪の発生し、その事件を合理的に解決するまでの内容が描かれており、クライマックスで真相が明かされた際に読者には大きな満足感を与えてくれる。また事件に巻き込まれた人々の深層心理が細やかに描かれているところも魅力だ。
この記事では、宮部みゆきや京極夏彦など、新旧の本格ミステリー作家の作品の中からおすすめの20作品を紹介する。

ここ数年読んだエンターテイメント系の本の中では一番面白い。このような作品に出会えた事をうれしく思う。
まだ原りょうを知らないのなら、すぐに読んだほうがいい。

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十角館の殺人(講談社文庫) 綾辻 行人 (著)

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十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

『奇怪な四重殺人が起こった孤島を、ミステリ研のメンバー7人が訪れた時、十角館に連続殺人の罠は既に準備されていた。予告通り次々に殺される仲間。犯人はメンバーの1人か!?終幕近くのたった“一行”が未曽有の世界に読者を誘いこむ、島田荘司氏絶賛の本格推理。まだあった大トリック、比類なきこの香気!

文章構成がじつに巧み。計算し尽くされていて、見事に騙される。

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最初にそのページを目にした瞬間、その瞬間にそれまでの世界が結びつき、ひっくりかえる。
読み終わってしまった今は、もう二度と同じ衝撃を味わえないことが残念ですらあります。

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葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫) 歌野 晶午 (著)

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葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

『「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。 』

なんとなく読めていた流れがありつつも、あっと思わせられる展開。ミスリードが上手いから、もう一度読み返したくなる。

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新宿鮫 (光文社文庫) 大沢 在昌 (著)

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新宿鮫 (光文社文庫)

『ただ独りで音もなく犯罪者に食いつく―。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津を執拗に追う。待ち受ける巧妙な罠!絶体絶命の鮫島…。登場人物の圧倒的な個性と最後まで息をつかせぬ緊迫感!超人気シリーズの輝ける第1作。 』

とにかくスピード感、そして人物描写が素晴らしいです。

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警官殺しの犯人を突き止めるために信じる道をいく鮫島。筋のスピード感と読み終わったあとの清々しさが魅力の作品だ。

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ゴールデンスランバー(新潮社)伊坂 幸太郎 (著)

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ゴールデンスランバー

『俺はどうなってしまった? 一体何が起こっている? 首相暗殺の濡れ衣を着せられた男は、国家的陰謀から逃げ切れるのか? 二年ぶり千枚の書き下ろし大作。 』

受賞歴
第21回(2008) 山本周五郎賞受賞
第5回(2008年) 本屋大賞受賞

ちょっとしたエピソードの伏線がエピローグですべて回収されて、余韻が深い。もちろん物語を進めるための伏線も非常に使い方がうまい。

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仮面山荘殺人事件 (講談社文庫) 東野 圭吾 (著)

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仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)

『 八人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた八人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに一人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。七人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった…。 』

東野圭吾の作品をあまりの人気で敬遠していましたが、その封印を解く作品がこれでした。
おかげで最近になって手紙、秘密、宿命と初期の名作を読みました。

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どんでん返しが素晴らしくて衝撃を受けた。まさかそういう展開になるなんて…。主人公は今後どうやっていきていくんだろう。

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向日葵の咲かない夏 (新潮文庫) 道尾 秀介 (著)

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向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

『夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。 』

向日葵の咲かない夏読み終わった!!不思議な話だった~こういうの初めてかも。

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見事に騙された。登場人物が何かしらの嘘をついていて、最後まで見破れなかった。

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空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) 北村 薫 (著)

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