現代的アート辞典:取りあえず新しいように製作者は見える「ニュー・ペインティング」

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新しい表現として生まれたニュー・ペインティングの現在の姿を追います。

ニュー・ペインティングとは

1980年代に世界的に擡頭してきた現代絵画の動向。暴力・死・性などのイメージを大画面に荒々しく描く。

出典: www.weblio.jp

80年代のアートといえば、ニューペインティングである。これは間違いないはずである。それは、突如表れたように思うが、それなりの理由があったようである。70年代のアートの主流であったコンセプチュアルアートや、ミニマルアートのもつ辛気臭さにほどほど嫌気が指していたのである。人間らしさ、言葉を変えれば感情を押し殺したような表現の数々にもういい加減うんざりであった。

出典: cragycloud.com

イライラをぶつけた結果「暴力・死・性」を表現しているのですね。

そのニュー・ペインティングはどんな絵?

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圧倒的な迫力と言うより摩訶不思議な感じがします。

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不思議な印象がつきまといます。

2つの作品の解説

前者編

ディヴィッド・リンチの絵の個展が、サンタモニカの画廊GRIFFINで、9月12日から3ヶ月間開催されます。

出典: umikarahajimaru.at.webry.info

デヴィッド・キース・リンチは、アメリカ合衆国モンタナ州出身の映画監督、脚本家、プロデューサー、ミュージシャン、アーティスト、俳優。 低予算映画『ブルーベルベット』で有名となり、「カルトの帝王」と呼ばれることもある。

出典: ja.wikipedia.org

マニア内で有名な映画監督の絵と。

後者編

これ、ジョンウ自身の絵ですね^^
頭の大きさ、張った耳、ポチャッとして幅のない唇、二重か一重か不明の眼、
違う?
167cmは・・・もしやウネちゃんの身長?

出典: hajungwoo3.exblog.jp

「ベルリンファイル」ピョ・ジョンソンを通じ、真の“アクション俳優”に生まれ変わる
もう“アクション”抜きでは俳優ハ・ジョンウを語ることができなくなった。トン・ミョンス(リュ・スンボム)が送り込んだ連中を空き缶やホッチキスなどあらゆるもので殴りつけ、妻リョン・ジョンヒ(チョン・ジヒョン)を救うため迷わず走る車に飛びかかる

出典: news.livedoor.com

アクションスターのお遊びの絵? 何か深いメッセージ性があるのでしょうか?

もう一度「ニュー・ペインティング」解説を見よう。

荒々しい筆致、原色の対比などの特徴は、70年代に隆盛を極めた禁欲的な絵画や「コンセプチュアル・アート」と明確な対照を為している

出典: artscape.jp

ジョンウの作品が上の解説に近いですね。

ニューペインティングは日本では新しい傾向として定着しなかったが、イラストレーションと結びつき、ニューペインティング風描法(具象絵画)が浸透した。

出典: www.peeler.jp

上の作品はアートと言うよりイラストとして描いているかもしれません。

また動向全体をさして新表現主義とする場合もあり

出典: kotobank.jp

新しい表現のように見えれば何でもありと言う風に定義を良くも悪くも変えているかもしれません。

ニュー・ペインティングの現代的な意味としては、表現と言うよりファッションで「既存に捕らわれない」という体で作品を描いているかもしれません。
ニュー・ペインティングに限らず新しい表現を本当にしようとしたらそこには対象の敵がいるはずです。
最初の敵がコンセプチュアルアートやミニマルアートなどとしたら、現代になればもう倒し切っているので新表現主義でも何でもありません。(ニュー・ペインティングが広く浸透しているから)

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