闘将!!拉麵男(たたかえ!!ラーメンマン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『闘将!!拉麵男』(たたかえ!!ラーメンマン)とは、集英社『フレッシュジャンプ』で1982年から1988年にかけて連載された、原作者ゆでたまごによる日本の漫画作品。同作者の別作品『キン肉マン』に登場するキャラクターであるラーメンマンを単独の主役としたスピンオフ作品である。中国を舞台とし、超人拳法の継承者であるラーメンマンの修行と戦いの旅を描く。1988年にはアニメ化や劇場化され、さらにゲーム発売などのメディア展開がなされた人気作品である。

『闘将!!拉麵男』の概要

『闘将!!拉麵男』(たたかえ!!ラーメンマン)とは、漫画家ゆでたまご原作の漫画作品。集英社発行の『フレッシュジャンプ』で1982年から1988年にかけて連載された。1982年当時、集英社の『週刊少年ジャンプ』で人気作品『キン肉マン』を連載していたゆでたまごは、『キン肉マン』に登場する人気キャラクターであるラーメンマンを主役としたスピンオフ作品である本作を、『週刊少年ジャンプ』の企画「第10回愛読者賞」のエントリー作品として執筆。読切作品『闘将!!拉麵男』が、1982年15号に掲載された。この読切は『キン肉マン』の人気キャラクター、ラーメンマンが主人公であった事もあり、読者投票で2位を獲得した。本作は、当初『キン肉マン』の連載終了後の次作として想定されていたが、当時創刊された『週刊少年ジャンプ』の姉妹誌『フレッシュジャンプ』の創刊号唯一の連載作品として連載開始した。以後、途中に1年半の休載を挟みながら、ゆでたまごは『週刊少年ジャンプ』の『キン肉マン』『ゆうれい小僧がやってきた!』と並行して連載を継続したが、1989年の『フレッシュジャンプ』休刊に伴って、物語が未完のまま連載終了した。また1988年にはテレビアニメ化、劇場化され、さらにゲーム発売などのメディア展開がなされている。
作品は中国を舞台として、悪党に父親を殺されて自らも崖下に落とされたラーメンマンが、12年の修行を経て、架空の中国拳法である「超人拳法」を継承し、修行と戦いの旅を続ける様を描く。連載前半は1〜2話で完結する短編が多く、村人を虐げる悪の拳法家や、超人拳法の秘伝を狙う敵との戦いを繰り広げるが、後半は『週刊少年ジャンプ』によくあるチームバトルやトーナメント方式の戦いがメインとなっていった。格闘描写と共に過激な残虐描写もあり、子供や登場人物が虐殺されるシーンが描かれている。また、死んだキャラクターが後のエピソードでは何の理由も無く生き返る事が通例化しており、復活した敵の多くは特に改心した様子が描かれる事も無く味方になるのが特徴である。時代背景は厳密な設定はされておらず、文明化もされていない社会だが、何故か映写機やリモコンといった近代的な道具も登場する。単行本はジャンプ・コミックスとして全12巻が発売されている。

『闘将!!拉麵男』のあらすじ・ストーリー

幼い頃に目の前で、村を襲ってきた馬賊の毒蛇党に父を殺されてしまったラーメンマンは、自身も毒蛇党によって谷底に落とされるが、木に引っかかり一命を取り留めた。その後、「超人拳法」の達人で、継承者でもある陳宗明に出会って師事し、一人で何万もの軍勢を倒すことのできる「超人拳法」の修行に勤しむ事となる。陳師範の元で12年間の厳しい修行に耐えて、ラーメンマンは青年となり、「美来斗利偉・拉麵男」(ビクトリー・ラーメンマン)という名前と、免許皆伝の証と正当な後継者として超人拳法の秘伝書「闘龍極意書」を授かった。その際ラーメンマンのトレードマークである「中」の字が、額に刻み込まれた。その後、ラーメンマンは父の仇である毒蛇党に超人拳法で復讐して仇討ちを果たすが、闘いの中で自分の未熟さを痛感し、修行のやりなおしを決意する。自分と同様に毒蛇党によって両親を殺されて孤児となった少年シューマイを弟子として、2人で修行の旅を続け、訪れた各地で悪人に虐げられる村人を救うために戦ったり、超人拳法の秘伝を狙う他流派の拳法家と戦ったりしながらラーメンマンは成長していくのであった。

毒蛇党への復讐

中国拳法の達人、陳宗明による12年間の修行に耐えて、超人拳法の免許皆伝となったラーメンマンは、父の仇である毒蛇党を探してある村にたどり着くと、かつての自分と同じように父親を毒蛇党に殺されて泣いている子供に出会う。子供の名前はシューマイ。実はこの子供、以降ラーメンマンの弟子となって一緒に旅を続けていく事になるのである。
その村でラーメンマンは父の仇、毒蛇党の首領である三兄弟の蛇五、蛇六、蛇九と対峙する。次男の蛇六は12年前に父であるソーメンマンを殺害し、その子供を谷底に落とした記憶が蘇り、目の前のラーメンマンが自分たちを仇として復讐を目論んでいる事に気づく。蛇六は、三男の大男蛇九に相手の視界を遮らせて、死角から飛び蹴りを放つ必殺技「秘技・幻惑夢壁」を繰り出す。この技はかつてラーメンマンの父であるソーメンマンを殺害した技でもある。しかし超人拳法を極めたラーメンマンは、この動きを冷静に見破ると、超人一〇二芸の1つ「百歩神拳」で蛇九もろとも真っ二つにしてやっつける。蛇六と蛇九がラーメンマンにやられるのを見て、長兄である蛇五はラーメンマンに命乞いをする。それを受けてラーメンマンは蛇五を許して背を見せるが、蛇五はその油断した隙をついて後ろから斬りつけようとする。しかしそれに気づいていたラーメンマンは、後方風車で蛇五に蹴りを放ち、やっつける。こうしてラーメンマンは父の仇である毒蛇党を壊滅させ復讐を果たすのであった。立ち去ろうとするラーメンマンに、シューマイが弟子入りを志願する。ラーメンマンはそれを受け入れ、天涯孤独になったシューマイと共に旅に出るのであった。

玉王との対決

中国拳法の師範となって弟子に拳法を教えていたラーメンマン。そんなラーメンマンの元に麻婆という村人が助けを求めに来た。話を聞くと麻婆の村では、川の水を飲むと体が石になると言う奇病が流行し、さらに悪党が居座って奇病の治療薬を独占していると言う。師匠である陳宗明に、その村を救うべくまた旅に出ることを言いつかったラーメンマンは、シューマイを連れてその村に向けて出発する。
実はその村は、ラーメンマンの故郷でもある鬼首村であった。鬼首村では感染者の体を石に変えてしまう奇病「石仏病」が流行していたが、鬼首村近くの鬼面山にある大林寺を根城とする拳法家集団が、その特効薬であり超人的な肉体を維持するスタミナ源ともなる「赤子茸」を独占していた。実はその奇病は、その拳法家集団がラーメンマンをおびき寄せて倒し、闘龍極意書を奪い取るべく川に石仏病の素となる毒を流していたために流行していたのであった。
その拳法家集団とは、屠殺鬼玉王という男を中心とした将棋七鬼衆で、名前のごとく将棋にちなんで、それぞれ玉王、歩鬼、香鬼、桂鬼、角栄、飛龍、金鬼の7人組。かつてあまりの残虐性ゆえに少林寺を破門された拳士たちであり、一人一人の実力もさることながら、メンバーが組体操のように壁を作る「七鬼衆人壁」などの連携技が得意技の強者たち。ラーメンマン一行が村にたどり着くと、この悪党たちを相手にする事になった。玉王が人壁の最上段から飛び掛かり、相手にニードロップを叩き込む「玉王怒狼封」や、かつて陳宗明老師も技を受けて命を落としかけたという「将棋盤拳」を喰らい苦戦するが、ラーメンマンは冷静に人壁の最上段を務める男、金鬼を倒すと人壁を破り、玉王を粉砕。玉王が敗れると残りのメンバーも壊滅した。こうして玉王と将棋七鬼衆を退治して、鬼首村を救ったラーメンマンであったが、これ以降玉王は打倒ラーメンマンに執念を燃やし、何度となく闘いを挑んでいくのであった。

屠殺鬼玉王との再会と土偶人

一度ラーメンマンに敗れて以来、二度と格闘技の出来なくなった屠殺鬼玉王は、その天才的な頭脳を駆使して、中国拳法最強といわれた憖榭紗王をモデルに機械拳士土偶人を作り上げ、またラーメンマン打倒養成所を開設して、ラーメンマンを倒す事に執念を燃やすのであった。一方、その頃中国全土では、名のある格闘家が何者かに誘拐される事件が頻発していた。
中国布包拳王者であり、強烈なアッパーで相手を打ち上げ、落下してきたところへ止めの顔面ストレートを打つ「天安門破裂拳」の使い手、魔陛蘿甦・覇颶鑼や、相手が刀を振り上げたところへ飛び乗り、体重をかけて斬る「体圧毒蠍拳」を使う毒蠍拳斬馬、河北省で怪力を誇る力士魔宇威山、拳法の腕で中国全土に知られる実力者、括殺自在拳ジャッキー・李などである。実は誘拐犯は土偶人であり、ラーメンマン打倒養成所に連れてこられた格闘家たちは、玉王によって洗脳され、刺客となってラーメンマンに次々と襲いかかるのであった。
洗脳された強敵たちに苦戦するラーメンマンであったが、魔陛蘿甦・覇颶鑼を頭骨錐揉脚、毒蠍拳斬馬を命奪崩壊拳、魔宇威山をバックドロップと、超人一〇二芸を駆使して撃破する。そしていよいよ玉王と土偶人との最終対決。ラーメンマンの技を知り尽くしているシューマイを拉致して眠らせ、体内に入れてデータを引き出している土偶人は、ラーメンマンの技をことごとくかわし、苦戦させるが、ラーメンマンの投げたリンゴが口から体内に入ったことによってシューマイが目覚め、制御不能になったところを、シューマイが唯一知らない技「落陽紅脚」を放ち、土偶人を撃破する。吹き飛ばされた土偶人の下敷きになって倒れた玉王は死亡し、シューマイも砕けた土偶人の胸部から解放されたのであった。

御前試合と三打鐘兄弟

中国の皇帝であり、かつて拳法御前試合で優勝したラーメンマンに優勝メダルを授けたこともある呂焼餅が、食事中に脳梗塞で崩御した。代わりに幼くして中国皇帝に即位した息子の呂烙餅は、まだ数え年で5歳と幼いために、拳法指南を兼ねたお守り役を選抜するための御前試合が開催されることになった。御前試合に参戦すべく、アジアの各地から腕に覚えのある多数の拳法家たちが集まってくる。その中のビルマ出身の念仏男、アラビア出身の伊々平功、バリ島出身のガルルーダの「三打鐘兄弟」を名乗る3人は、拳法指南の地位を利用して幼い皇帝の代わりに実権をにぎり、贅沢三昧の暮らしをするという陰謀を企てていた。その三打鐘兄弟の企みを察知した呂烙餅はラーメンマンに助けを求めるが、皇帝とラーメンマンが接触していた事を知った三打鐘兄弟は、逆にラーメンマン闘龍極意書を狙い、また皇帝と瓜二つのシューマイが間違って誘拐されてしまう。こうして人質となったシューマイを救出する目的で拳聖五歌仙と共にラーメンマンも御前試合に参加することになる。
御前試合は予選試合の後、8人で争われる決勝トーナメントで構成されており、三打鐘兄弟の1人、念仏男は予選では流星拳砲岩を破り、決勝トーナメント一回戦では犬操を難なくやっつけ強さを見せつける。さらに準決勝の相手となる蛾蛇虫と鎌斬が相打ちとなったため、早々に決勝戦進出が決定した。伊々平功は決勝トーナメントで、一回戦の相手となるはずだった懢蝱を試合前に襲撃し重傷を負わせ、二回戦進出。ラーメンマンは、トーナメント一回戦で同じく三打鐘兄弟の1人ガルルーダと対戦し、鋭い爪で相手を切り裂く黒鳳魔爪や、羽飾りを手裏剣のように飛ばして突き刺す羽根魔鬼雨などの技で痛めつけられながらも、起死回生の拉麵男暴酷で勝利。二回戦での伊々平功との対決を目前にして、ストーリーは終了した。

『闘将!!拉麵男』の登場人物・キャラクター

ラーメンマンと味方たち

美来斗利偉・拉麵男(ビクトリー・ラーメンマン)

CV:森功至 / 江森浩子(少年時代)
中国河南省の出身の超人で、身長208cm、体重130kgで誕生日は8月25日。長い辮髪とドジョウ髭が特徴で額には「中」の文字がある。中国拳法の達人であり、闘龍極意書を授かった超人拳法の正当な継承者である。原作者であるゆでたまごの話では、「キン肉マン」に登場するラーメンマンと直接の関係は無く、パラレルワールドのキャラクターであるとのこと。父親の名はソーメンマンで、幼い頃に村を襲って来た毒蛇三兄弟に殺害された。母親の名はソーニャ、祖父はニュウメン、祖母はローニャ、叔父はヒヤムギ。また拉娘という実の妹がいるが、子供の頃に生き別れになっている。幼い頃に、陳老師に育てられたラーメンマンは、一人で何万もの軍勢を倒す事が出来るという「超人拳法」を体得し、人々を苦しめる悪の拳法家と闘っていく。本名は、「美来斗利偉・拉麵男」で、これは命を救われた陳老師のもとで、12年間修行を重ねた末の卒業試験の際に、老師から授かったもの。後に恩人であるカーター爺さんを救出するため、伝説の格闘家モンゴル・タイガーに扮したりもした。

シューマイ

CV:松島みのり
『キン肉マン』におけるミート君のようなポジションで、ラーメンマンと同じように、毒蛇党によって両親を殺された少年。ラーメンマンと出会って弟子入りを志願して一緒に旅を続ける。子供らしいわがままさでラーメンマンを困らせることもあるが、正義感が強く洞察力に優れ、戦いにおいては有用なアドバイスをすることもある、ラーメンマンの良き相棒でもある。ラーメンマンの技のクセを知り尽くしており、修行を進めるうちに、超人一〇二芸のうち、飛燕旋風脚、命奪崩壊拳などのいくつかの技を不完全ながら使うことができるようになった。

陳宗明(ちんそうめい)

CV:永井一郎
幼い頃のラーメンマンを救い、弟子として受け入れたラーメンマンの師匠であり、超人拳法102番目の伝承者でもある。100歳を越える老人だが「拳聖」と呼ばれる達人で、「威」という文字が書いてある肩当てを着けている。兄弟子の叉焼男と戦わせた上で、「熱した巨大なカマを運ぶ」という卒業式と共にラーメンマンを自身の後継者として「闘龍極意書」を授けた。

拉娘(らーにゃ)

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