SPY×FAMILY(スパイファミリー)のネタバレ解説・考察まとめ

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』は、遠藤達哉によるアクションコメディ漫画。『少年ジャンプ+』にて連載中。スパイアクションとホームドラマの融合によるコメディという異色作で、赤の他人だったスパイの男、殺し屋の女、超能力者の少女が「仮初の家族」を築き、偽装家族が互いに秘密を抱えながらも「家族としての普通の日常」を送るために日々のトラブルと奮闘するホームコメディ。物語はスパイの男が与えられた任務を成功させるための行動が主軸になっており、家族の平穏から世界平和まで守る姿が描かれている。

『SPY×FAMILY』の概要

偽装家族を築くことになる3人。

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』は、遠藤達哉によるアクションコメディ漫画。
『少年ジャンプ+』にて2019年3月25日より隔週月曜更新で連載中。
本作の連載開始と同日発売の『週刊少年ジャンプ』(集英社)2019年17号には、本作の予告漫画が掲載された。1巻発売直後の32号、2巻発売後の47号にも読切の出張掲載が行われた。
閲覧数・コメント数・発行部数における最高記録を次々と更新するなど、『少年ジャンプ+』でも歴代屈指のヒット作。
次にくるマンガ大賞2019 Webマンガ部門1位、このマンガがすごい!2020 オトコ編1位、第24回手塚治虫文化賞ノミネートなどの受賞歴を誇る。
スパイアクションとホームドラマの融合によるコメディという異色作。
物語は架空の国である東国(オスタニア)にて活動する西国(ウェスタリス)の凄腕スパイである男が、東西平和を脅かす危険人物デズモンドに近づきその動きを探る任務を受けることから始まる。デズモンドは大変用心深く慎重な男で唯一姿を見せるのは彼の息子が通う名門イーデン校の懇親会だけだった。そのためスパイの男は急遽家族を作ることになる。
スパイの男は何も知らずに、超能力者の娘、殺し屋の妻という普通とはかけ離れた家族を作ってしまう。
そんな彼女達と普通の家族を演じながら、任務の成功へ向け尽力しつつ、家庭で起きるトラブルや世界平和を守るための別任務をこなし、お互いの秘密を隠しながら奮闘するホームコメディである。

『SPY×FAMILY』のあらすじ・ストーリー

オペレーション「梟」スタート

敏腕エージェント「黄昏」に課せられた任務。

世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。
隣接していた東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は戦争を終え、仮初の平和を迎えていた。
しかし戦争を企てる政府要人達は多く、西国諜報員であるコードネーム「黄昏」は、百の顔を使い分けながらその戦場を生き抜いている。
そんな彼にある任務が下される。
その名はオペレーション「梟」(ストリクス)。任務内容は戦争を企てる東国の要人であるドノバン・デズモンドに近づき彼の動向を探ることだ。しかしドノバンは引きこもりで用心深い。そのため彼が唯一現れるという息子の通っているイーデン校の懇親会でターゲットに近づくこと、という内容だった。
独身である「黄昏」は1週間という猶予で結婚して子供を作ることが課せられる。
まず「黄昏」はファミリー向けの住処を手に入れ、新たにロイド・フォージャーという名を使い精神科医として新しい人生を歩むことになった。
次に孤児院に行き入学出来る年齢の子供を引き取ることにした。そこにいたのはアーニャという少女。明らかに入学出来る年齢より下に見える外見だったアーニャだが、自分は6歳だと言い、ロイドの前でクロスワードを簡単に解いてしまった。その知力があれば簡単にイーデン校の入学試験を突破出来ると思ったロイドはアーニャを引き取る。
しかし、ロイドの引き取ったアーニャという少女は実は超能力者だった。とある組織の実験によって偶然生み出された「被検体007」。組織から逃亡し施設に逃げ込み保護対象を求めていた。
彼女は人の心が読む事が出来、ロイドの思考を読むと自分を6歳と言いクロスワードも簡単に解いたのだ。
アーニャを引き取ったロイドだったが、子供の扱いなどまったく分からず振り回される日々。しかもアーニャが実は頭が良くないこともわかり子供を変えようかと思っている頃、アーニャの悪戯により住処が敵対組織にバレてしまう。
アーニャが捕まり助けに行くロイドだったが、敵地に乗り込んでしまう自らの失態にスパイ失格だと自分を責める。そんなロイドの思考を読んでアーニャは思わず泣いてしまった。
子供が泣く姿にロイドは小さかった頃の無力な自分を思い出し、そんな子供が泣かない世界を作りたくてスパイになったんだと決意を新たにする。
敵対組織を潰し、子供を使わない任務に変更しようと考えているとずっとロイドを待っていたアーニャが彼に抱きついて「アーニャおうちかえりたい。ちちとアーニャのおうち」と告げた。
ロイドはアーニャに「いいのか?」と確認するが、アーニャが「おいていかれたらアーニャなみだでる」と答える。アーニャは何度も里子に出されて施設に戻って来ていることを経験していた。それを知っていたロイドはアーニャの頭を撫で2人で家に帰ることにする。
嘘を吐きながらも自分を守ってくれるスパイな父親、ロイドに対してアーニャはかっこいいうそつきと信頼を寄せた。
その後2人は勉強をし、イーデン校の筆記試験を受ける。無事に合格をしたロイドとアーニャの元にイーデン校から二次審査の案内が届く。
その内容は三者面談で、必ず両親を合わせた3人で出席すること。例外を認めないというものだった。
困ったロイドは情報屋であるフランキーに未婚女性のデータを用意させる。
一方その頃。
市役所で働くヨル・ブライアは同僚から30歳手前の独身の女性はスパイだと疑われて通報されると嫌味を言われていた。その嫌味を真剣に受け取り忠告をしてくれたと思った彼女はお礼を言う。嫌味が通じなかった同僚はヨルにパーティを主催するからパートナーと一緒にパーティに参加してくださいと言う。独り身のヨルにパートナーがいないことを察していながら同僚は無理難題な誘いをしたのだ。
案の定パートナーのいないヨルは悩む。そこへ弟から電話も来てついパートナーの存在を話してしまう。後に引けなくなってしまった彼女だったが、そこへ別の電話がかかってきた。
その内容は殺しの依頼。ヨルはコードネーム「いばら姫」と呼ばれる殺し屋であり、幼少の頃から殺人術を叩き込まれ雇用主の命じるまま汚れ仕事を請け負い続けている。
今夜も売国行為を行っていた東国要人を掃除した。が、その時唯一持っていたドレスを破いてしまい彼女は洋服店へ行く。
アーニャの見た目だけでも良家のお嬢様に見せるために先に洋服店に来ていたロイドはヨルを見て、未婚の女性データにヨルがいたことを思い出し彼女をじっと見つめる。するとヨルはロイドに対して何の用かを尋ねる。視線に気付かれたロイドは驚きながらも綺麗な方だと思ってと言って誤魔化した。
ヨルは自分の容姿に好感触を抱いてくれたロイドにパーティのパートナーをお願いしようと思ったのだが、そこへアーニャがやってきた。子供がいるということはロイドが既婚者であると思ったヨルは慌ててパーティに誘うのはやめるが、アーニャがヨルの心の中を読み彼女が殺し屋と知り娯楽に飢えていたアーニャは2人の仲を取り持つことにした。
ロイドとヨルは話し合い、ヨルのパーティのパートナーを務める代わりに、イーデン校の面接を受けてもらうことを二人は約束する。
パーティ当日、任務が入ってしまったロイドは見事にパーティに遅れてしまった。
一人パーティに参加することになったヨルは、弟に心配をかけたくない一心でパートナーと一緒に来たと言ってもらえるように弟の友人に頼むが、同僚が嫌味たっぷりでぼっちで来たと言うと告げる。
パーティに参加する人達を見ながらあれが普通なんだと思いながら、パーティから去ろうとするヨル。そこへ頭から血を流しながらロイドが入ってきた。
任務中に事故を起こし頭に怪我をしたロイドは自分の任務とヨルのパートナー役の二つの役割がごちゃごちゃになってしまい、自分のことをヨルの夫と名乗ってしまう。周囲がざわつき一気にヨルが結婚していた事実が広まる。
ヨルに見た目の良いロイドが夫がいることを認められない同僚は、ロイドにヨルがいかがわしい仕事をしていたと告げた。
「男の人にホテルに呼ばれてマッサージするんでしたっけ?やらしい」と大袈裟にヨルを辱めるような言い方をする同僚。鍼灸マッサージと謳った刺殺の仕事をしていたヨルは言い訳が咄嗟に出来ずロイドに違うということだけをオロオロと言う。しかしロイドは笑顔で「素晴らしいです」とヨルのことを受け入れる。弟という誰かのために過酷な仕事に耐え続けることは誇るべきことだとヨルのことを認めた。
そんなロイドにヨルは感動を覚える。
ロイドとヨルはパーティから帰ることにし、帰り道でロイドは夫と名乗ったことを謝罪した。そこへ先の任務の残党達がやってきて二人を襲撃する。
ロイドは自分の担当している精神科の患者が暴れてここまでやってきたと無茶な言い訳をするがヨルはあっさりと信じる。二人は襲撃を受けながら、お互いを助け合いながら逃げる。
そんな時にヨルはロイドに一つの提案をする。「結婚をしませんか?」と。動揺して転ぶロイドにヨルは自分みたいな独身女性は疑われやすく秘密警察に通報されやすいからカモフラージュでお互いの利益のためにと提案をした。ロイドはヨルの提案を受け入れる。
ヨルは暗殺の仕事を続けるため。
ロイドは任務を成功させるために。
こうしてヨル・ブライアはヨル・フォージャーになった。

イーデン校面接試験

面接後の乾杯。

ロイドとヨルは面接のために結婚したと思われるのを避けるため一年前に入籍したことにする。
そして、イーデン校面接当日。
学校に入った瞬間から面接は始まっていた。
教員達がやってきた受験生やその家族を審査し品のない家族を次々と不合格にしていく。
指揮を取るのは寮長であるヘンリー・ヘンダーソン。彼は名門であるイーデン校をエレガンスではない人間に踏み荒らされて欲しくなかったのだ。
そんな彼の目に止まったのはフォージャー家。
勿論、ロイドは教員達の試験が始まっていることに気付き、フォージャー家は全員揃ってまずは初代学長の像に敬礼をする。千の顔を使い分けるロイドにとっては相手が望む人物を演じることは造作もない。更にヨルはロイドの真似をしていれば大丈夫だろうとロイドに倣い、アーニャにいたっては像の人物がはげちゃびんとしか考えていなかった。
フォージャー家の振る舞いにヘンダーソンは思わず「エレガント」と叫んでしまう。すぐにアーニャの情報に目を通すと30点しかとれていない上に字は汚いというノットエレガントであった。
フォージャー家が真のエレガントであるか、ヘンダーソンは見極めるために次の試験を仕掛ける。
会場に向かう途中、ドブにハマっている在校生が困ったと叫んでいた。
普段なら見て見ぬフリをするが試験の一環ならばとドブにハマった在校生を助けるロイド。しかしそれはヘンダーソンが仕掛けた罠であり、ドブのドロによって服を汚してしまったフォージャー家をヘンダーソンは早々に不合格にする。
しかし、フォージャー家はこんなこともあろうかと、と着替え一式を用意しており着替えを済ませた。しかも着替えた服の方がイーデン校に合っているから着替える機会をくれてありがとうと、ドブにハマった在校生に対してもフォローを入れるロイド。そんなロイドにヘンダーソンは思わず「スマート&エレガント」と叫ぶ。
アーニャの試験のはずが、いつの間にかロイドを試験し始めるヘンダーソン。
そこへ脱走した動物の群れが突進してきた。
やりすぎだとヘンダーソンを含めた教員達が慌てる。だがこれは誰かが仕掛けたものではない。本物のハプニングだ。
しかしフォージャー家の面々は相変わらずイーデン校の試験だと思っているためまずロイドが子供を庇う。ボスである牛の動きを止めなければと焦るが、ヨルが前に出て牛の秘孔を突き牛の動きを止める。
ちょっと引いてしまったロイドにヨルは慌てて言い訳をする。
アーニャの耳には先程まで暴れていた牛の恐怖心が聞こえ、彼女は牛を撫でながら「もう怖くない」と牛に伝えた。
すると牛は脱走した動物達を連れて飼育舎に戻って行く。
フォージャー家の行いに感動したヘンダーソンは「エレガント」と叫びながらフォージャー家の前にやってきて礼と自身の完敗を告げた。
騒動により服がぐちゃぐちゃになってしまったフォージャー家に対してヘンダーソンは再度面接をすることを告げるが、ロイド達はこんなこともあろうかと、ともう一着着替えを備えていた。服を着替えたフォージャー家にもはやヘンダーソンはエレガントを通り越して恐怖を感じる。
こうしてフォージャー家は無事面接本番に向かう。
そこには3人の面接官がいた。
1人は先程もいたヘンリー・ヘンダーソン。2人目はウォルター・エバンス。3人目はマードックス・スワン。
ウォルターの踏み込んだ質問にロイドとヨルは無難に答える。
しかしマードックスがヨルに対して侮辱をするような発言をする。それに対してロイドは苛立ちを感じた。お互いを庇い合うような答えを言うロイドとヨルに、美男美女である2人に対する妬みや自身の傲慢な性格故に崩壊してしまった自分の家族に対する鬱憤をマードックスはフォージャー家で晴らすと決める。
次にアーニャに対しての質問が始まった。
超能力でマードックスがロイドとヨルに対して良い印象を持っていないことをアーニャは察して、自分が頑張らなければとウォルターとヘンダーソンの質問になんとか答えていく。
するとマードックスが今の母親と前の母親どちらが高得点か、という質問をした。
その質問にウォルターも非難めいた言葉を出すがマードックスは気にしない。アーニャはポロポロと泣き出してしまった。
ヨルがマードックスを非難するが、ロイドは任務のために我慢する。
しかしマードックスの言葉はまだ続き、ヨルは完全に怒ってしまっている。
ロイドにとってはフォージャー家は所詮まがい物の家族でどれだけ中傷されたところでそれがどうした、我慢だ、と自分に言い聞かせるが、ロイドは自身の拳を机にぶつけて真っ二つに割ってしまっていた。
蚊がいたためと言い訳を言いながらロイドは立ち上がり、「子どもの気持ちを軽んじるのが貴校の教育理念なのでしたら、選ぶ学校を間違えました」とそう言ってヨルとアーニャを連れて部屋を出て行ってしまった。
怒り叫ぶマードックスに、ヘンダーソンは「我が校を侮辱したのはどっちだ」とその顔面に一発拳を入れる。
ヘンダーソンは「我ながらエレガント」と言いながら、「これで堂々とイーデンの教師として向き合えるかね、フォージャーよ」とヘンダーソンは呟いた。

一方、フォージャー家。
完全に暗い空気の中でヨルはお茶を淹れるため立ち上がる。
任務にいらない感情を持ち込んでしまったことにスパイ失格だと頭を悩ませるロイドに、アーニャが謝りロイドの足にしがみつき学校に行きたいと言う。
学校に行かないとこの家族が存続する理由がなくなってしまう。
お茶を淹れていたヨルも同じことを思っていた。
しかし合格は絶望的だ。
そう言うロイドにヨルは大丈夫だと励ますように答える。マードックス以外の二人がフォローしてくれるはずだ、と。
スパイは己以外の何者も信じない。だが、少しだけ己以外の人間も信じてみることにしたロイド。
まずは面接を終えたことをお祝いするフォージャー家だったが、乾杯をした瞬間家族写真が落ち不吉な予感が渦巻くのだった。

そして合格発表の日。
案の定、アーニャは落ちていた。
落ち込むフォージャー家にヘンダーソンが声をかけ補欠合格者リストにアーニャがいることを教える。
毎年数名合格を辞退する者がいるから、しっかり準備を整えておけ、とヘンダーソンは言って去っていった。
3日後。フォージャー家に合格の電話がかかってくる。
こうして無事にアーニャはイーデン校に入学したのだった。

学校生活の始まり

制服を着てはしゃぐアーニャ。

イーデン校への入学が決まったアーニャは制服を買いに来ていた。
そこでイーデン校の生徒は誘拐に遭いやすいと聞き学校に行くのを怖がる。
採寸をすました後、食事をしているロイドに作戦会議の連絡が入る。
作戦会議の日、ちょうど洋服店から制服ができたと連絡が入ったため、ロイドはヨルにアーニャを連れて制服を取りに行ってもらうように頼む。
ロイドが作戦会議へ出向くと管理官から今後のオペレーション「梟」について再度説明をされた。
ターゲットであるデズモンドが現れるのは、子供が通っているイーデン校の懇親会だ。それに参加出来るのは「皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)」とその親であることが必須条件だ。その特待生になるためには「星(ステラ)」と呼ばれる褒賞を8つ獲得する必要がある。星は優れた成績や社会貢献などに応じて授与されるらしい。逆に成績不振や不品行に対しては「雷(トニト)」と呼ばれる罰点が与えられる。これが8つ溜まると即時退学となるから気をつけろと注意された。
つまりアーニャには優等生になってもらわないといけない。
それを聞いてロイドは不安以外の要素が見当たらなかった。
一方その頃出来た制服を着て自身の可愛らしさをヨルに何度も確認していた。ヨルも可愛いと何度も答える。
ヨルは面接の時に指摘されていた母親らしいことを何も出来ていないことを気に病んでいた。少しでも母親らしいことをしようと料理を作ろうとする。ヨルがスーパーで買い物をしている間に街の不良にアーニャが捕まってしまう。
洋服店の店員に言われた誘拐の話を思い出し怖がるアーニャに、買い物を済ませたヨルが駆けつける。ヨルの姿を見てアーニャのメイドと勘違いした不良達は所持金を出すように言うが、買い物で所持金はほとんどないと告げると不良は腹いせにヨルが買ったカボチャを投げつける。が、ヨルは瞬時にカボチャを手刀で叩き割った。
「私はその子の母親ですッ!!!そのお野菜のようになりたくなかったら早々に立ち去りなさい!!」とヨルは恫喝をすると、粉砕されたカボチャとヨルの剣幕に不良達は怯えて逃げだす。
見事不良達を撃退したヨルだったが、自分がアーニャから目を離して危険にさらしてしまったこと、食材をぐちゃぐちゃにしてしまったことに落ち込む。しかしアーニャはそんなことはまったく気にせずにヨルの頭を撫で「アーニャ、つよくてかっこいい、ははすき!」と言う。
そしてアーニャはヨルにイーデン校の生徒になると危険がいっぱいだと告げ、ヨルに特訓をお願いする。ヨルみたいになりたいと言うアーニャにヨルは自分に出来ることを精一杯がんばろうと決意をした。
ロイドが作戦会議から帰ってくるとヨルとアーニャが入学準備と称してパンチの練習をしている。
ロイドはやっぱり不安しか感じなかった。

そしてイーデン校入学式。
ロイドはアーニャを優等生にすることは諦めていた。なのでデズモンドの次男であるダミアン・デズモンドとアーニャを仲良くさせターゲットである父親のドノバン・デズモンドと接触するという代案であるプランBナカヨシ作戦に変更する。クラス編成もロイドによって改ざんされ、ダミアンとアーニャは同じクラスになっていた。
アーニャはロイドの心の中を読み取り、ナカヨシ作戦を決行しようとする。だがダミアンが心の中でアーニャが自分に惚れている、見る目があるなと上から目線で見られているのを知って怒りを覚え無視をした。しかしダミアンの中では、照れて可愛い奴という好印象を持つ。
その後、アーニャの後ろに並んだベッキー・ブラックベルという女の子。この子もアーニャのことを自分の世話役くらいにはしてあげてもいい、と思っていることをアーニャは読みとり彼女のことも無視する。
クラスの担任はアーニャを面接をしたヘンダーソンだった。
入学式が終わり、オリエンテーションのため教室へ向かうと、ダミアンはデズモンドグループトップの息子であることからクラス中から持ち上げられている。
そんなダミアンをじっと見つめていたアーニャに気付き、ダミアンはアーニャに話しかける。
父親の資産によっては友達に加えてやってもいいとダミアンに言われ、アーニャは自分の父親は精神科医であることを伝えた。するとダミアンに馬鹿にされ、ダミアンの取り巻き達からも庶民と馬鹿にされた。
怒りが湧いて拳を握るアーニャだったが、ヨルの言葉を思い出す。
感情に任せて力をふるう者は真の強者とはいえない。ちょっとした意地悪くらいなら笑って流せるのがカッコイイお姉さんだ。それに笑顔でいたら喧嘩なんておきない。という言葉を。
言葉に倣って、アーニャはフッと笑顔を浮かべる。
その笑顔は目がまったく笑っていない不気味な笑顔。
それを見て馬鹿にされたと思うダミアンと、大人な対応に感心するベッキー。

大人な笑みでダミアンの嫌味も聞き流すアーニャ。

それからアーニャに対してダミアンとその取り巻き達によるちょっかいが始まる。
アーニャは例の不気味な笑顔で受け流していたが、我慢の限界が来た。ヘンダーソンがこちらを見ていないのを確認すると、アーニャはヨル直伝の右ストレートをダミアンに食らわした。
吹っ飛ぶダミアン。
ダミアンの泣き声に気づいたヘンダーソンが慌てて駆けつける。偶然手が当たったと嘘を吐くアーニャに、ダミアンの取り巻きが殴っただろと抗議をした。
ヘンダーソンから偽証なら恥ずべき行為だと言われ、焦るアーニャ。ベッキーがダミアン達の方が先に仕掛けてきたと擁護するが、ヘンダーソンから殴ったのは本当なんだな、と再度確認され、更に焦るアーニャ。そこでまたもやヨルの言葉を思い出す。
力の正しい使い時は例えば友達をピンチから助ける時のような、という言葉を。
アーニャはベッキーを指差し、ダミアンがこの子の足を踏んだから怒ってしまった、ごめんなさいと言った。
ベッキーはアーニャの言葉に感動し、ヘンダーソンも友のために男子にも毅然と立ち向かう心意気にエレガントと心の中で称賛する。
しかし、暴力行為は雷3つ。だったが、ヘンダーソンの取り計らいにより雷1つにしておく。
そしてこの事をヘンダーソンは、生徒のオリエンテーション中待機していた保護者達の中にいたロイドに伝えた。
ロイドはプランAのアーニャの優等生作戦も、プランBのナカヨシ作戦も出来なくなったことにショックを受ける。

翌日、ダミアンを殴ったこと後悔しているアーニャと、アーニャにパンチを教えてしまったヨルは暗い表情で朝食を食べていた。
しかしロイドは終わったことは気にせずに今後のことを考えていた。暗くなっている2人を元気づけ、アーニャにはダミアンと仲直りをするように促す。
アーニャとダミアンの仲直りに世界の平和がかかっている。
学校についたアーニャにベッキーが話しかけた。そこへダミアンがやってくる。謝ろうとするアーニャだったが、ベッキーがバカがうつると言ってアーニャを引っ張って教室へ行く。
アーニャが謝ろうとしているのにベッキーが邪魔したことにロイドは憤る。結局ロイドは心配で学校についてきたのだ。
教室では入学式でいきなり暴力を振るったアーニャは仲間外れにされる。しかもアーニャは心の中が読めてしまうので、自分に対する悪意の言葉が始終聴こえてしまう。萎縮するアーニャに、ベッキーは周りをまったく気にせずもっと仲良くなりたい、あたしだけはアーニャちゃんのいいとこちゃんと知ってると言う。すると先程まで聴こえていた悪意の言葉達は消えていき、アーニャは学校は怖いが、大丈夫な気がすると笑みを浮かべた。
そんなアーニャとベッキーを見ながらダミアンは思う。自分に逆らう者など誰一人いなかった、兄にすら殴られたこともない彼は初めて抱くアーニャへの感情に思わずアーニャを睨みつける。
寒気を感じるアーニャ。
授業が終わりダミアンに謝ろうとするアーニャだったが、ベッキーが謝らなくても大丈夫だと言い、アーニャを抱きしめながら何かあっても守ってあげると言われた。その言葉にアーニャは「じゃいいか」と納得して次の授業を受けに行く。
しかしその様子を見ていたロイドは良くないとツッコミを入れた。ロイドの声に彼が学校に来ていることを悟るアーニャ。ロイドはアーニャに謝罪の必要性を伝えさせねばと画策を始める。
理科の授業は太陽光を集めて反射させ「良い子占い 本日謝るが吉」という文字をアーニャにだけ伝え、次の国語の授業ではアーニャの教科者にだけ「時には頭を下げて馴れ合うことも大切だよね、と。」違う文章が継ぎ足されていた。更にはアーニャの昼食のオムライスにはケチャップで「SORRY」と書かれている。
ダミアンを見つけたアーニャは謝りに行こうとするが、ベッキーに止められた。それを見たロイドはベッキーを引き離さないといけないと思い校内放送をかけ、ベッキーだけ学生ホールに呼び出す。
1人になったアーニャはダミアンのところへ行き謝ろうとするが、ダミアンの取り巻き達がアーニャをガードした。しかしダミアンはだまれと彼らを制し、自分1人だけ前に出てアーニャと対峙する。
ダミアンは困惑していた。アーニャを前にすると言葉が上手く出てこず、胸がモヤモヤすることに。
アーニャは寒気もするし早く謝ろうとするが、ダミアンの取り巻き達が、ダミアンがアーニャに対してどんな酷い口撃をするかを心の中で予想していてその言葉の悪意に恐怖を感じる。
アーニャは思わず号泣をしながら謝り、仲良くしたいと告げた。アーニャが謝る様子にロイドは自分がけしかけるまでもなかった、偉いぞとアーニャを褒める。
アーニャの謝罪を受けたダミアンはアーニャが号泣するほど反省をするしおらしさに、思わず顔を真っ赤にしてしまう。
真っ赤になったダミアンに取り巻き達はどうしたのかと聞くが、怒りで赤くなっているとダミアンは答える。
ダミアンはアーニャが正面きって自分に逆らってきたことを思い出す。そう、アーニャはダミアンをまっすぐに見つめて。自分を見つめるアーニャを思い出すとダミアンの胸はトクンと高鳴った。
思わずダミアンはそういうのじゃないと自分の気持ちを否定して、「死んでも認めるか」と叫んでその場を走って去っていく。
そのダミアンの言葉を謝罪の受け入れ完全拒否だと誤解したロイドはプランBが完全に詰んだことを悟りその場に崩れ落ちた。
ダミアンが何故逃げているのかわからない取り巻き達はその疑問をダミアンに尋ねるが、ダミアンは「うるせー」と叫んで答える。その顔はまだ赤かった。そんな中、アーニャはぞわわっと感じたことのない寒気に襲われ顔を青ざめた。
ダミアンとの親密度は「?」である。

小舅襲来と星獲得への道

ヨルの弟であるユーリがフォージャー家へやってくる。

ヨルの弟であるユーリが、姉であるヨルが一年前に結婚していた事実を知った。
彼は驚きヨルにフォージャー家に訪問する旨を伝える。
いきなりの訪問に驚くロイドだったが、いつ他人がやってきてもいいように仲睦まじいセットは用意していた。
LOVEと書かれたカップに2つの歯ブラシを立て、2人の仲睦まじい合成写真を飾り、ハート柄のダブルベッドにYESと書かれた枕をセットする。
やりすぎなくらいの演出にロイドとヨルの間に何とも言えない空気が流れ、アーニャにからかわれ2人は即座に否定した。
ユーリは仕事で訪問が遅れ、アーニャが寝てしまった後、姉であるヨルの結婚を祝うためすごく大きい花束を持ってやってくる。
ユーリは極度の姉好きであった。結婚した相手が自分の姉に相応しくない相手なら即刻処罰に下すつもりだ。
ロイドとヨルは書類上とはいえ1年も前に結婚している。ロイドがユーリに事実を話すことを提案するが、ヨルは自分のことを偏執的に好きだから好きでもない男性と暮らしている事実を知ったら取り乱してしまうから話すことを否定する。
こうしてユーリを騙すことになったロイドとヨル。しかしユーリは花束をヨルに渡した後、真っ向からこの結婚を認めていないことを告げ、どうしてずっと黙っていたのかを問い詰めた。ヨルはユーリに「忘れてたからです!」と堂々と答える。
ロイドは思わず皿を割り、ユーリは動揺し更にパートナーがいると言ってた時に話してくれればよかったと再度問い詰めた。
ヨルはユーリに「結婚のこと伝え忘れてたのを忘れてたからです!」と再度堂々と答える。
ロイドは更に皿を割り、ユーリはしばらく無言になった後、「姉さんがそう言うのならそうなんだね!」と納得してしまった。
納得したことに驚くロイド。
ユーリは姉であるヨルに対して理性を持っていなかった。
気を取り直してロイドはユーリに料理を振る舞う。ユーリもロイドに対してあまりに邪険な態度ばかりをしていたらヨルに嫌われることを危惧して料理を嫌々食べるが、あまりの美味しさに無言で食べ続けた。その様子にヨルは嬉しそうに笑う。
ユーリはロイドにアルコールを飲ませて口を軽くさせるためお土産としてワインを持ってきた。
ワインを飲みながら3人は話をする。ロイドとヨルの馴れ初めや普段の呼び方を聞いている内に自分の大好きな姉が他の男と仲良くしている姿にユーリは思わずワインを一気に飲む。
その様子にロイドはユーリに水を渡した。ユーリはロイドを値踏みする。料理が出来て顔が良くて背が高くて気遣いが出来る医者。そこまで考えてユーリは「チクショォオオ」と叫びながらワインをガバババと飲む。
ユーリを宥めるためにロイドは話を逸らしヨルがユーリのことを外交官で自慢していると話す。
ユーリは自身の外交官としての仕事の話をし、お土産のワインも外交先で買ったと話した。その話は東国の情報機関が使っている作り話のマニュアルのひとつとして、ロイドには聞き覚えのある話であった。
外交官はスパイの入り口のようなものだから、ユーリの職業を聞いた時からロイドは警戒はしていた。
断片情報からロイドはユーリを自身の天敵である国家保安局(秘密警察)だと見抜く。
しかし、ロイドが黄昏だと怪しまれない限り親交を続けようと思う。上手く出し抜けば強力な情報源になるとロイドは判断した。
完全に酔っ払ったユーリはヨルに対する愛情と感謝を語り、ロイドにヨルを守れるのかと問う。
ロイドはユーリにヨルのことをユーリに負けないくらいに愛しており、槍が降ろうと核爆弾が降ろうと生涯をかけて守り抜くと、堂々と嘘をついた。
姉に関して理性を持っていないユーリは流石の自分でも核爆弾は無理だと動揺する。ユーリは酔っ払ってもいた。
興奮したユーリが思わずワインをこぼしてしまい、それをロイドとヨルが拭くが手が触れて思わず照れて体を離してしまう。
夫婦なのに余所余所しい態度にユーリは本当に夫婦かと疑問を持つ。そしてロイドとヨルにキスをしろと要求する。
まずい展開になったと焦るロイドだったが、0.1秒で了承をした。慌て動揺したのはヨル。偽装のためならば仕方がないが、初めてのキスにヨルの心臓はドドドと怒涛の動悸を起こす。
シラフでは無理だと判断したヨルはワインをラッパ飲みでがぶ飲みし、酔っ払ったヨルは逆にロイドを押し倒してキスをしようとする。
が、大好きな姉のそんな姿を見たくないユーリが止めに入ると同時に、恥ずかしさに耐えきれなくなったヨルの張り手がちょうど間に入ったユーリの頬にヒットしグルグルと体を回しながらユーリが吹っ飛んだ。
頭から血を流しながらユーリは立ち上がり、キスを止めようとした自分をここまで拒絶するほどロイドとイチャイチャしたかったんだと涙と血を流しながら納得をする。彼は酔っ払っていた。
ひとまずロイドにヨルの唇を預けると言ったユーリは恥ずかしがっているヨルに再度殴られ更に血を流しフラフラになる。酔っ払ってユラユラしているヨルがフラフラなユーリを支えている様子を見てロイドは2人の肩をしっかりと抱きしめた。
「これからはボクも精一杯彼女を支えるので、2人で一緒にヨルさんを幸せにしましょう!」とロイドがユーリに言う。
その言葉にユーリは目を見開くが、ロイドの手は借りないと腕を振り払ってそのまま帰っていく。
ユーリが帰ったあと盗聴器を仕掛けられていないかを確認するがその様子はない。
無事に偽装夫婦だとバレなかったことに安心したロイドとヨルであった。
翌朝、ヨルの弟が秘密警察だと知ったアーニャはワクワクする展開を見逃したことに怒った。

星を手に入れて誇らしげなアーニャ。

プランBであるダミアンとのナカヨシ作戦が出来なくなった今、プランAの星を8つ獲得してイーデン校の懇親会に参加するしかターゲットに接触が出来なくなったしまった。
しかしアーニャは勉強が出来ない。
他にも音楽スポーツと試してみたが何一つ秀でたものはなかった。
仕方がないので星獲得のため、ロイドとアーニャは社会貢献をすることにする。病院でのボランティアをするが、アーニャは悉く失敗をし、ロイドとアーニャは病院を追い出された。
帰ろうとした時、アーニャはリハビリのためプールに行き溺れてしまった少年の助けを呼ぶ心の声を聴く。
アーニャは自分が心の声が聴こえることをロイドにバレないように、水泳の練習をして星を貰えるようにすると言い訳をしてプールへ走った。
少年が溺れているプールを見つけ飛び込むアーニャだったが、彼女自身も泳げず少年に届かない。
だが、少年とアーニャを掴み助けあげる手があった。それはロイドで、訳がわからないながらもアーニャに尋ねると、泳ごうとしたら少年が溺れていたとアーニャは答える。
大勢の大人がいた中で静かに溺れてしまった少年はアーニャが気づかなければ死んでいたかもしれない。
そうして人命救助の功により、アーニャは星を1つ授与された。
ヨルはアーニャが人の命を救ったことを手放しで喜び強く抱きしめる。
ロイドも予期せぬ星の獲得に満足していたが、それよりもアーニャが人の命を救ったことに対して誇らしい気持ちを持っていた。笑顔でアーニャの頭を撫でて彼女を褒める。
いつも人に嫌われていた能力が人の役に立った。その事にアーニャも誇らしげに満面の笑みを浮かべたのだった。

プロジェクト〈アップル〉

世界を救ったフォージャー家。

星を手に入れたアーニャは意気揚々と学校に通っていた。
そんなアーニャにベッキーはご褒美は何にするのかと聞いてくる。
アーニャはそんな経験がなかったためベッキーに今まで何をもらったかを尋ね、ベッキーは色々もらったものを思い描くがその中で一番嬉しかったのは犬だと答えた。
アーニャはダミアンにも犬を飼っているかを尋ね、ダミアンは答えなかったが飼っている犬を思い浮かべる。それを読んだアーニャは自分が犬を飼えば犬をキッカケにダミアンと仲良くなれロイドの作戦に貢献出来世界は平和になると思った。
早速家に帰るとロイドに家を飼いたいと強請るアーニャ。フォージャー家は週末ペットショップに行くことを決めた。
ペットショップへ行くその日。西国から外相一団がやってきており東西首脳会議が開かれることになっていた。
フォージャー家が出向いたペットショップは西国情報局の息がかかった軍用犬販売店であり訓練された犬が売られている。しかしその犬達は可愛くなかった。アーニャが絶対嫌だという顔をしていると察したロイドはすぐに小型の愛嬌がある犬を求めるがそんな中黄昏に対して任務が入ってしまう。お腹を下したとアーニャとヨルに告げすぐさま任務に入るロイド。
すぐさま司令部まで連れて行かれたロイドに告げられたのは西国外相の暗殺計画。犯人グループは大学の排外主義の学生達であり、たまたま大使館付近をうろついていた1人を拘束したが仲間の居場所を吐かないらしい。
ロイドの変装術で犯人グループのリーダーに変装し、仲間を売る発言をさせる。すると拘束されていた学生は簡単に暗殺計画の話を始めた。
それは訓練された犬数頭〜数十頭に爆弾をつけ暗殺するという恐ろしいものだ。たかが学生に軍用に訓練された犬を手に入れるには大変なコストがかかる。背後に別の存在がいる可能性も考えられた。
このテロを未然に防ぐためにロイド達は動き出す。

一方その頃ペットショップの犬が気に入らなかったアーニャのためにヨルは犬の譲渡会にアーニャを連れてきていた。
そこで沢山の犬を見てアーニャは喜び回る。すると外にアーニャより大きな犬が散歩されていた。その犬と目が合うとアーニャは犬の心を読む。犬の心の中にはフォージャー家の3人が映っていた。
驚いたアーニャはヨルの目を盗んで犬の後を追う。
そこは外相暗殺計画を企てていた学生達のアジトであり、作戦計画を聞いてしまったアーニャはあっさりと捕まる。
アーニャを始末しようとナイフを取り出す学生とアーニャの間に、先程の大きな犬が守るように立ちはだかり咆えるが、学生が犬に手をあげようとした瞬間アーニャの後ろに隠れてしまった。
譲渡会の会場ではアーニャがいなくなったことに気づいたヨルは誘拐を疑いオロオロとロイドが早くトイレから戻ってくれるのを祈る。
ロイドは拘束された学生が明かしたアジトの場所へ向かうがもぬけの殻だった。しかしメンバーの一人が白いワゴン車を借りていたことを突き止め管理官へ報告した。
管理官はロイドに犬の入手ルートについて話をする。東国旧政権下において計画された「プロジェクトアップル」について。それは軍事目的でIQの恐ろしく高い動物を生み出そうとした研究だった。
ロイドも知っていると答え続きを話す。研究で無茶な実験を繰り返し研究半ばで政権が崩壊して計画が頓挫。目標には遠く及ばない半端な成果に終わったと。
その計画で用無しになった犬を学生グループが手に入れた可能性が高い。失敗した実験の犬ではあるが、それなりの知能もあり訓練も施されている。想定外の事態も考えられると管理官は言った。

一方学生達のアジトではアーニャは学生グループのリーダーからナイフを見せつけられ絶体絶命のピンチになっていた。そんなアーニャの側に犬が近寄る。するとアーニャの心に犬の心が読み取れた。それはアジト内に鳴り響く電話の音。
するとアーニャが見た犬の心の中と同じように、ロイド達が他のアジトを見つけたという情報が電話で学生達に告げられる。
動揺する学生達の隙をついて、犬がアーニャを背中に乗せてその場から逃げた。
アーニャはこの犬が自分と同じで超能力があることに気付く。
アーニャと犬が疾走している姿をヨルはみかけるがあっという間に去っていった。
犬に乗って高揚したアーニャは犬と自分で事件を解決しようと警察の元へ向かう。が、元のアジトまで戻ってきてしまった。他の犬や学生グループに囲まれたまたもやピンチになってしまった。そこへ怒りに身を震わせたヨルがやってきてアーニャに手を伸ばしていた学生を思いっきり蹴り飛ばす。ヨルはテロを起こそうとしている学生達を誘拐犯だと勘違いしていた。
ヨルの気迫に一緒にいた学生グループのリーダーはすぐさま逃げ出し、ヨルは追いかけようとするがアーニャを置いていけないと判断して追いかけるのを断念する。
とりあえず蹴り飛ばした学生だけを縛りヨルはアーニャに事情を聞くとテロリストと犬を使った爆弾計画を聞く。
心配したことを伝えるヨルにアーニャは素直に謝る。ヨルは強くアーニャを抱きしめた。そしてすぐに警察に電話でこの件を話しだす。
その間犬はどこか遠くを見ている。その様子に未来を見ている事に気付いたアーニャは再度犬の心の中を読む。すると一番最初に見たフォージャー家の映像からロイドの姿が消えていた。その後時計塔が見えその時計の針が17時を指した時爆発が起こる。そしてその瓦礫の中にロイドが埋もれて血を流して倒れていた。ニュースが流れ東国の外相が殺され東西の戦争が再度起こることがキャスターが伝えている。
ロイドが死んで平和ではなくなる。アーニャは未来が読める犬と自分が頑張れば未来が変えられるかもしれないと思い、心配してくれたヨルに謝り犬に飛び乗るとロイドにトイレの紙を渡してくると叫んで走り去っていった。
ヨルは慌てて電話を切ってアーニャの後を追う。

ロイド達も学生グループの動向を追い、白ワゴンで移動していた学生達を捕らえる。
しかしそこには学生グループのリーダーだけはいなかった。彼は捕まった仲間達を見ながらも一人でも西国外相を暗殺することを誓い、訓練した犬に爆弾を取り付ける。そして自分の邪魔をした者達を罠にかけるため自分達のアジトに罠を仕掛ける事にした。
そのアジトにロイドと仲間達も急行する。二度と戦争を起こさせないために。

犬が見た未来の映像の場所へやってきた。そこは時計塔がある広場だ。時計の示していた時間を思い出すアーニャだったが、彼女はまだ時計が読めなかったため爆発までの時間がわからない。
焦っているアーニャは学生グループのリーダーの姿を見かけ彼がアジトに仕掛けた即席トラップのことを読む。アジトの扉を開ければ爆発する仕組みであることとアジトの場所がわかったアーニャはすぐにその場所へ向かう。
扉を開けると爆発するため、アーニャは近くの小窓から中に入り爆弾処理しようとする。いつも見ているスパイアニメでは赤い線か青い線を切れば爆弾は止まるが、全部黒い線だったためアーニャは困り果てた。
そんなアーニャの目にトマトケチャップが映る。
アーニャは爆弾があることをそのトマトケチャップで扉に描くと、犬に跨って一緒に外へ出る。
そして未来で見た爆発が起きた時間、爆発は起きず犬が見る未来の映像にロイドの姿が戻った。アーニャは笑いながら自分がロイドを救ったことを喜んだ。

アーニャが犬と一緒に時計台から脱出し少し経った頃、ロイド達が学生グループのアジトに着く。
アジトの部屋の扉には、トマトケチャップで「NO」と書かれ更に謎の絵が描かれている。
ロイドの仲間はタチの悪いイタズラとして扉を開けようとした。だが何かを察したロイドが仲間を止めて、小窓からガラスを入れて中の様子を伺うとそこには即席の爆弾が仕掛けられている事を見つける。
そこへちょうど保安局がやってくる姿を確認したため、ロイド達は撤退した。これで学生グループのリーダーの足取りが途絶えてしまう。
仕方がないのでロイドは自分が外相のフリをし、学生グループのリーダーに自分を襲わせるように仕向けた。
案の定、学生グループのリーダーはロイドを外相と思い後を追う。自分を囮にしてカーチェイスをするロイド。そして学生グループのリーダーの車をロイドの仲間が確定し捕獲に向かう。しかし彼がまだ持っていた手榴弾を投げつけられ、捕獲に失敗する。
それを知ったロイドは車を乗り捨て、人のいない路地裏へ学生グループのリーダーを誘い出す。彼はチャンスだと思い、爆弾を取り付けた犬をロイドに襲わせた。ロイドは犬に自分の腕を噛ませ、爆弾を取り外すとそのまま川に取り外した爆弾を投げ捨てる。
それを見た学生グループのリーダーは自分の追っていた西国の外相が別人だったことに気づき車で逃亡した。がロイドがしっかりと車のナンバーを覚えていたので学生グループの計画は終わりを迎えることになる。
それでも逃亡をしていた学生グループのリーダーはアーニャを探していたヨルとまた出くわしてしまい、彼はヨルによって車ごと蹴り飛ばされ警察に通報された。
こうして事件が一件落着し、ロイドは慌ててヨルとアーニャの元へ戻る。すると各々別の道から現れフォージャー家は無事に合流をした。ヨルとアーニャから彼女達も事件に巻き込まれていたことやアーニャの側にいる犬も今回の事件で利用されていた「プロジェクトアップル」の実験体であることをロイドは知る。
様子を見ていた管理官にロイドが目配せすると、管理官は保安局の者だと名乗り犬の回収をする。
事件も落ち着いたので当初の目的であったアーニャの犬探しに戻ろうとするが、アーニャは犬に抱き付き「アーニャ、このいぬさんがいい!」と言い出した。焦りながらなんとか他の犬に誘導しようとするロイドにアーニャは「このいぬさん、かってくれなきゃ、アーニャぐれてがっこうやめる!!」とまで言い切った。
ショックを受けるロイドと管理官。
オペレーション「梟」の方が重要なため管理官はすぐさま犬を飼うことを認めた。
管理官に他にも利用された犬達が大変な目にあうんじゃないかと心配するアーニャに、管理官はアーニャの頭を撫でながら他の犬達は丁重に扱うことを言い、アーニャが飼うと言った犬は辛い目に遭ってきたから優しくしてしっかりと面倒を見ることを約束する。
アーニャは頷きお礼を言う。
そんなアーニャを管理官はロイドにだけ聞こえるようにいい子だと言うが、散々振り回されているロイドは人の苦労も知らないでとぼやいた。
しかし管理官はアーニャ達を見ながら自分にもあれくらいの娘がいたからわかると答え笑みを浮かべ「今日が平和で何よりだ」と言う。
管理官の言葉にロイドも笑みを浮かべながら「そうですね」と答えた。
こうしてフォージャー家に新しい家族が増えた。

こうしてフォージャー家に迎えられた。

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「戦国BASARA」とはカプコンから発売されている人気アクションゲーム、及びゲームを原作にしたアニメーション作品。第一期、二期、劇場版をProduction I.Gが製作し、三期をテレコム・アニメーションフィルムが製作した。若い女性達の間で起こった戦国武将ブームの火付け役でもあり、漫画・アニメ・ドラマ・舞台など様々な媒体で展開している。

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劇場版 黒子のバスケ LAST GAME(黒子のバスケ EXTRA GAME)のネタバレ解説・考察まとめ

『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』とは、黒子のバスケ原作者・藤巻忠俊が、その続編を描いた『黒子のバスケ EXTRA GAME』を映像化したものである。 また、映像化するにあたり、原作者自らが新エピソードを書き下ろした。 高校2年生になった黒子テツヤやキセキの世代のメンバーたちは、アメリカのチーム「Jabberwock」に挑むため、高校の垣根を超えたドリームチームを結成する。

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風が強く吹いている(風つよ)のネタバレ解説・考察まとめ

『風が強く吹いている』とは箱根駅伝を舞台にした、三浦しおんによる青春小説。2006年9月に刊行され、2007年に漫画化・ラジオドラマ化、2009年1月に舞台化、同年10月に実写映画化する。また、2018年にテレビアニメ化された。元天才ランナーの大学1年生蔵原走(カケル)は、万引きの逃走のために夜道を軽快に走っていた。その走りに魅了された同じ大学の4年生清瀬灰二(ハイジ)は自転車で並走しながら「走るの好きか」と聞く。ハイジによる寄せ集め10人の大学生たちが箱根駅伝を目指して走る物語。

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【SPY×FAMILY】スパイファミリーのみんなの感想・考察まとめ ※ネタバレ注意

赤の他人だったスパイの男、殺し屋の女、超能力者の少女がフォージャー家という仮初の家族を築いていくホームコメディ『SPY×FAMILY』。ジャンプ+で絶賛連載中のスパイファミリーについて、みんなの感想・考察をまとめてみました。新キャラも続々登場して今後の展開から目が離せません!!※ネタバレ注意

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の凄すぎる伏線・小ネタ・裏設定

『HUNTER×HUNTER』(ハンター×ハンター)とは、1998年から『週刊少年ジャンプ』で連載されている日本の漫画作品。原作は幽遊白書などでお馴染みの冨樫義博。くじら島に住む少年ゴン=フリークスは、居ないと思っていた父親が優秀なハンターであることを知り、強い憧れを抱く。そしてゴンはハンターを目指し、くじら島を旅立つ。

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恋は雨上がりのように(第4話『漫ろ雨(そぞろあめ)』)のあらすじと感想・考察まとめ

『恋は雨上がりのように』は、眉月じゅんによる漫画作品。WIT STUDIO制作、ノイタミナ枠でアニメ化された。あきらはひょんな事から、厨房で働く加瀬に近藤への思いを知られてしまう。加瀬は近藤への気持ちを秘密にしておく代わりに、デートを要求してくる。 「恋は雨上がりのように」第4話『漫ろ雨(そぞろあめ)』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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恋は雨上がりのように(第1話『雨音(あまおと)』)のあらすじと感想・考察まとめ

『恋は雨上がりのように』は、眉月じゅんによる漫画作品。WIT STUDIO制作、ノイタミナ枠でアニメ化された。17歳の女子高生・橘あきらは部活動をする生徒たちを尻目にバイトに向かう。あきらはバイト先の店長である近藤正己に特別な視線を送っていた。 「恋は雨上がりのように」第1話『雨音(あまおと)』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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恋は雨上がりのように(第7話『迅雨(じんう)』)のあらすじと感想・考察まとめ

『恋は雨上がりのように』は、眉月じゅんによる漫画作品。WIT STUDIO制作、ノイタミナ枠でアニメ化された。あきらは近藤が図書館の帰りに元気がなかったことを思い出し、メールで連絡を取ろうとしていた。しかし話を切り出せず、近藤が借りて返った本の話をしてしまう。しかし、それは近藤が触れられたくないものだった。 「恋は雨上がりのように」第7話『迅雨(じんう)』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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恋は雨上がりのように(第2話『青葉雨(あおばあめ)』)のあらすじと感想・考察まとめ

『恋は雨上がりのように』は、眉月じゅんによる漫画作品。WIT STUDIO制作、ノイタミナ枠でアニメ化された。あきらはアキレス腱のケガがあるにも関わらず、客が忘れた携帯を走って届けた。無事に届けることができたが、店の前で座り込んでしまう。近藤は慌てて病院へあきらを連れて行く。 「恋は雨上がりのように」第2話『青葉雨(あおばあめ)』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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恋は雨上がりのように(第3話『雨雫(あめしずく)』)のあらすじと感想・考察まとめ

『恋は雨上がりのように』は、眉月じゅんによる漫画作品。WIT STUDIO制作、ノイタミナ枠でアニメ化された。後輩に連れられ陸上部へ顔を出したあきらは、部活をしていた頃のことを思い出して泣いてしまう。雨に濡れて歩くあきらは近藤の元へ行き、もう一度思いを告げる。 「恋は雨上がりのように」第3話『雨雫(あめしずく)』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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恋は雨上がりのように(第5話『香雨(こうう)』)のあらすじと感想・考察まとめ

『恋は雨上がりのように』は、眉月じゅんによる漫画作品。WIT STUDIO制作、ノイタミナ枠でアニメ化された。『ガーデン』に近藤の息子である勇斗が訪ねてくる。勇斗はハムスターをもらい、近藤に見せに来ていた。しかし、近藤は休みであり、あきらは近藤の家まで行く勇斗に付き添うこととなった。 「恋は雨上がりのように」第5話『香雨(こうう)』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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恋は雨上がりのように(第6話『沙雨(さう)』)のあらすじと感想・考察まとめ

『恋は雨上がりのように』は、眉月じゅんによる漫画作品。WIT STUDIO制作、ノイタミナ枠でアニメ化された。あきらが陸上を辞めて以来、あきらとはるかの仲はどこかぎこちなかった。はるかは街であきらを見かけても、話しかけられず、あきらも陸上部員達からは隠れていた。そんなある日、はるかは延々とガチャを回すあきらを発見する。 「恋は雨上がりのように」第6話『沙雨(さう)』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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西谷夕(ハイキュー!!)とは

西谷夕(にしのや ゆう)は、漫画『ハイキュー!!』の登場人物で烏野バレー部の2年生レギュラー。ポジションはリベロ。「烏野の守護神」と称され、チームメイトからの信頼も厚い。小柄だが身体能力は非常に高く、中学時代にベストリベロ賞を獲得した一流プレイヤーだ。ワイルドで常に前向きな性格で、チームのムードメイカーである。「女子の制服が好みだった」ことが動機となり烏野高校に入学した。マネージャーの清水潔子(しみず きよこ)に憧れている。

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