ホリミヤ（堀さんと宮村くん）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】 (3/10)

ホリミヤ（堀さんと宮村くん）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2024.04.05

『ホリミヤ』とは、漫画家・イラストレーターのHEROによる漫画『堀さんと宮村くん』を基に、漫画家の萩原ダイスケが描いた青春漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。とある「秘密」を抱えた堀さんと宮村くんを中心に、その周囲の人々の変化や交流を描く。キャラクター達によるユニークな掛け合いや爽やかなテイストの中に混ざった切ない展開などが多くの反響を呼び、2021年にアニメ化に加え、ドラマ・映画化までもが行われることとなった。

片桐高校生徒（かたぎりこうこうせいと）

実写『ホリミヤ』で綾崎レミを演じたマーシュ彩

CV：長谷川明子（OVA）／M・A・O（テレビアニメ）
演：マーシュ彩
片桐高校生徒会役員。生徒会長の仙石とは恋人同士であり、同じく生徒会役員である河野桜とは中学からの付き合い。可愛らしい顔立ちから男子生徒達から人気がある。自身も自分の容姿には自信があるようで、自ら自分のことを「かわいい」と言ったりしている。しかし、男子生徒達の声に対する反応は淡白なもの。それらが起因してか、クラスメイトの女子達からは陰口を叩かれている。
仙石とは真逆に、頭の出来はあまりよくない。向上心はあるが本人の要領が悪い為、反映されない。もちろん生徒会の仕事も苦手。その為、仙石と桜には迷惑をかけているのではないか、と気にしていたりする。しかしパソコン操作はできるらしい。片手でショートカットキーを使える程度には使いこなせるもよう。
意外にも虫が好き。『虫姫』という通称も存在する。リアル昆虫シールなるものも集めている。昆虫雑誌の購買も行っているが、仙石とは真逆にトンボだけは触れないらしい。読書家な一面も持っており、仙石とは本をきっかけに仲良くなった。

河野桜（こうのさくら）

アニメ『ホリミヤ』の河野桜

実写『ホリミヤ』で河野桜を演じたさくら

CV：野村唯（OVA）／近藤玲奈（テレビアニメ）
演：さくら
片桐高校生徒会、書紀。よく同じく生徒会役員の仙石やレミと一緒にいる。レミとは中学の時に知り合い、仙石とは高校1年生の時に仲良くなった。3人の中では一番しっかりしており、仙石の気弱なところを叱咤することもあるほど。内気で控えめな性格ではあるが、それ故に思慮深い。他人思いな一面もあり、周囲が起こす騒動を見守ることが多い。しかし自分が巻き込まれると、話についていけなくなってしまうこともあるもよう。
散らかったプリントを集めるのを石川が手伝ってくれたことをきっかけに、彼のことを意識し始める。しかし内気な性格が災いし、吉川と「付き合っている」と知って自分の想いを抑えてしまう。告白はしたものの、その返答は聞かずに諦めた。
料理が上手。桜色のクッキーを焼いて、石川達に配ったこともある。仙石やレミが壊滅的な料理センスの持ち主な為、調理実習では彼女の腕のみが頼りとなる。

井浦秀（いうらしゅう）

アニメ『ホリミヤ』の井浦秀

実写『ホリミヤ』で井浦秀を演じた曽田陵介

CV：下野紘（OVA）／山下大輝（テレビアニメ）
演：曽田陵介
堀と宮村の同級生。2年生時はクラスメイトだったが、3年ときのクラス替えで別のクラスになってしまう。性格は非常に明るく天真爛漫。いつでもハイテンションでムードメーカーな役割を担う。しかしあまりにもテンションが高い為、周囲から「うるさい」と言われたり、無視されたりするようなことも多い。一応、自身もうるさいことを自覚している。そのためか、大人数のときはうるさいが、2人っきりの時は大人しくしている。
なお、家では普通のテンション。いわく「家はつまらない場所」だからとのこと。その為、家族からは「暗くてあまり喋らない」と思われている。学校での姿のほうが、素の姿だという。
しかし妹の基子のことはよく気にかけているらしく、彼女に恋人がいると知った時は過剰な反応を示すほどのシスコンっぷりを発揮している。その妹の想い人である北原から非常になつかれている。

柳明音（やなぎあかね）

アニメ『ホリミヤ』の柳明音

実写『ホリミヤ』で柳明音を演じた板垣李光人

CV：福山潤（テレビアニメ）
演：板垣李光人
と宮村の同級生。超絶イケメンで、周囲の男子と比べてもとりわけ顔立ちがよい。あまりのよさに、吉川には「高級食材」と称されている。その吉川相手に恋心を抱いており、告白までしたが振られてしまった。なおこの時、吉川が石川に頼み彼氏のフリをしてもらっていた為、吉川と石川が付き合っていると思っている。
学校では基本的に1人読書をしながら過ごしている。堀達のグループと関わったおかげで、交友関係が広がった。仙石とレミから好かれているが、その好意が異常すぎる為に2人相手に疲労する姿もしばしば見られる。
実は目が悪く、コンタクトをつけている。裸眼だと吉川以外の顔の判別がつかない。髪色は赤紫色だが、幼い頃は黒髪だったもよう。徐々にピンクが侵食する形で、現在の髪色になったという。両親の髪は完全にピンクであり、母方の祖父が彼と同様の髪色だったらしく、隔世遺伝のものであることが明かされている。

沢田ほのか（さわだほのか）

CV：井本ケイ（OVA）／麻倉もも（テレビアニメ）
片桐高校に通う女子生徒。堀達より1つ下の後輩。堀に好意を抱いている。堀家に来訪したこともある。それらの観点から宮村からは敵視されており、よく宮村と堀を取り合う。しかし、ほのか自身は宮村に懐いている。その理由としては、ほのかの亡くなった兄に宮村が似ているからだという。宮村と同じマンション、それも隣室に住んでいることから、ベランダ伝いに宮村の部屋にやってくることもある。
同級生からはいじめられており、そのせいで実は軽い男性恐怖症であったりする。しかし宮村に関しては上記の理由で平気なもよう。後に仙石や進藤、石川や柳達とも打ち解けるが、井浦だけは無理だった。

渡部一郎（わたべいちろう）

上のコマ2コマめ、真ん中のコマ、下のコマ1コマめのメガネをかけた男子生徒が渡部一郎

堀と宮村のクラスメイト。長髪時代の宮村と同じく、メガネ系男子。本人曰く宮村に「異常な興味」があるらしい。

早乙女義郎（さおとめよしろう）

真ん中2コマめ、メガネをかけた坊主頭の男子生徒が早乙女義郎

茶道部所属の男子生徒。宮村のメル友。「早乙女」という名前に、宮村の携帯に届いたメールを見た堀が女子と勘違いしたこともある。なお本人は坊主頭の男子生徒であり、女子に見える要素は何一つない人物となっている。

溝内大樹（みぞうちたいき）

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