伝説巨神イデオン(THE IDEON)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『伝説巨神イデオン』は日本サンライズ制作・富野喜幸監督(当時)による日本のアニメ。
地球植民星ソロで発掘された、第6文明人の遺跡かつ変形合体する巨大ロボット「イデオン」と、その力の源「無限力イデ」を巡り、地球人と異星人バッフ・クラン両文明の衝突が発生。
銀河全体を巻き込む果て無き抗争へ発展していき、それを見つめ続けたイデの裁きによる全文明の終焉と全人類の輪廻転生までを描いた「解り合えぬ人々」を主役とした群像劇。
『新世紀エヴァンゲリオン』に強い影響(元ネタ)を与えた作品としても有名である。

CV:渡辺猛

歴戦の軍人であり、剣の腕前も相当なもの。かつて片目を負傷しており、治りはしたが後遺症として若干小さくなってしまった。
実直な男だが、上官かつドバ総司令の娘でもあるハルルには逆らえず、同じドバの娘であるカララを「侮辱してやれ」と命じられる。やむを得ずその衣服を破くが、さらに「嗤え」と強要され、乾いた笑いを上げていた。
その後はプロトタイプのジグ・マックで出撃し、イデオンへ果敢に攻撃するが、コクピットを叩き潰されて死亡した。

イデの発動後は、作中では面識があるとは描写されていないトロロフとカップルになって、宇宙を飛んだ。

ゼキタン

CV:笹岡繁蔵(『伝説巨神イデオン』)/玄田哲章(『THE IDEON 接触篇』)

アジバ家に仕える男。
ドバの代から長い期間仕えているらしく、滅多に他人を信用しないハルルの信任も厚い。
ただ、そんな設定の割に出番は少なく『伝説巨神イデオン』では第19話と第21話のみの脇役で、一言二言台詞があるだけである。『THE IDEON 接触篇』でもそれを流用した数シーンのみ。

ガルババ・グラ

CV:田中亮一(『伝説巨神イデオン』) / 戸谷公次(『THE IDEON 接触篇』)

バッフ・クランの艦隊指揮官。乗艦はガドモワ・ザン級のギモワ・ザンであり、サディス・ザン級6隻で構成された艦隊を引き連れる。
踊り子ミヤとの婚約しており手柄を土産にするつもりだったが、イデオンガンの濁流に呑まれ、艦隊と共に消滅した。

イデの発動後は、ミヤと共に宇宙を飛んだ。

ミヤ・アイザック

CV:無し(台詞がない)

ガルババと婚約していた踊り子。
劇中では彼女の録画映像が映されるのみで、人物としては登場していない。踊り子らしく美しい容姿をしており、男だけで構成されていたガルババ隊は、その踊りを艦内上映してもらい大喜びしていた。

イデの発動後は魂となってガルババに再会したようで、共に宇宙を飛んでいた。

ギャムス・ラグ

CV:兼本新吾

バッフ・クランの指揮官。巡洋艦サディス・ザンへ乗艦し、ハルルの援軍として現れた。
新型の重機動メカ、ロッグ・マックと戦闘機ゴンド・バウを運んできており、これをもってイデオンとソロシップを苦しめたが、イデの力の前には及ばずキヤヤのロッグ・マックをぶつけられて乗艦もろとも爆死した。

ルクク・キル

CV:高島雅羅

バッフ・クラン本星から派遣されてきた艦隊司令官。
現在の立場は高いものの、下賤の出で成り上がり者ゆえにアジバ家に忠節を誓ってはいない。旗艦をガロワ・ザンとし、かなりの大艦隊を率いている。
物語後半(第28話~第32話)出演であり、それまでの戦績からイデオンとソロシップ「そのもの」に勝つ事は不可能だと判断したらしく、機体ではなくパイロットを直接殺害できる兵器を用いてコスモ達を苦しめるも、イデの力でそれも防がれた。

だが、役回りとして目立ったのはむしろ、それまでギジェやカララ以外の大多数のバッフ・クラン人が、少なくとも表面的には敬意を尽くして接してきたハルルに対するあからさまな反逆である。
ルククは、戦死したダラムが遺言としてハルル宛に送っていたビデオレターを盗むが(重要機密があると思いこんでいた)その内容が、ただ想いを伝えるだけのものだった事に呆れて嘲笑する。
だが、それをハルル腹心のクララに察知されてしまった。

結果として、クララから上げられた報告に激怒したハルルが、ルクク暗殺を命冷。戦闘の混乱時の隙を突かれ、クララに射殺された(もっとも、その直後にイデオンガンの一撃が乗艦をクララ含めて消し去っておりり、暗殺されなくても死んでいた)。

イデの発動後はクララと和解した(と、いうよりも人としての業が消えたので、殺されたという事も含み、あらゆる怨念から解き放たれた)のか、一緒に(同性愛者の描写はないので、カップルかどうかは不明)宇宙を飛んでいた。

クララ・キナ

CV:尾崎桂子

補給艦キロット・ザンの乗員としてルククの艦隊に物資を届けるが、その正体はハルル腹心の暗殺部隊の一員である。
ハルルは当初からルククに謀反の気ありと見抜いており、いつでも彼女を殺せるようにクララを忍ばせていたのだ。

ハルルの予感は的中し、クララはルクク暗殺を命じられる。その後はルククの隙を狙い続け、戦闘の混乱時にルクク暗殺に成功するがその直後、乗艦がイデオンガンの発射したブラックホール渦に呑み込まれて宇宙から消え去った。

イデの発動後は、ルククと解り合えたようで一緒に(同性愛者の描写はないので、カップルかどうかは不明)宇宙を飛んでいた。

メバルル・クオウ

画像手前のサングラスの人物。

CV:中谷ゆみ

ハンニバル配下の軍人。
あらゆるエネルギーを吸い尽くす宇宙空間生物ヴァンデが棲息する「ワフト空域」へソロシップを誘い込む作戦を立案し、自らもギド・マックに乗って出撃。イデオンを追いつめるものの、ギジェの策略に乗せられ戦死する。
今際の言葉は「ギジェめ! この売国奴が!」だった。

グルダブラ・ドロン

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