こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)』とは、秋本治による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』において1976年から2016年まで連載され、その後実写やアニメ、ゲームなどに展開されている。「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」として、ギネス世界記録にも認定されている。東京都葛飾区にある亀有公園前派出所に勤務する警察官の両津勘吉を主人公とし、その周辺の人物が繰り広げるギャグ漫画。連載期間40年間で、一度も休載することなく連載され、2016年6月時点で累計発行部数は1億5650万部を記録している。

警察関係の登場人物・キャラクター

屯田 五目須(とんだ ごめす)

CV:江角英明(第25 - 328話) → 西村仁(329話-)
葛飾警察署の署長。パーマと口髭が特徴で、階級は警視正。姓名判断で「亀森 鶴吉(かめもり つるきち)」から改名した。葛飾区柴又在住。夫人は元婦警で、「結婚してくれなきゃヤダ!」とダダをこねて駆け落ちの末に結婚した。かつては大原の直属の上司として共に仕事をしていた。警視正である彼の地位は巡査部長である大原の四階級上と大きく開いているが、現在も階級の差を超えて仲がよい。

本田 速人(ほんだ はやと)

CV:家中宏 、 演:内村光良(テレビドラマ版)
葛飾署の交機隊に所属。両津を「先輩」と慕い、よく行動を共にすることが多いがそのたびにさまざまな事件に巻き込まれている。普段は気弱で極度な臆病者で頼りないが、ハンドルを握ると顔つきが変わる。言動も荒くなり両津を「両津の旦那」と呼び、凄まじい運転技術を披露する。実家はカワサキ専門のバイク屋「本田輪業」で本田自身もバイクのメンテナンスや自作が出来る。

日暮 熟睡男(ひぐらし ねるお)

CV:牛山茂(第7 - 125話)→今井敦(第126話 - ) 、演:宮藤官九郎(テレビドラマ版)
4年に一度、夏季オリンピックの年にしか登場しない警官。所属は葛飾警察署超能力課。階級は巡査。夏季オリンピックの開催期間以外はすべて寝ており、4年に一度しか起きてこない。しかし、免職もされず警察官を続けていられるのは、様々な超能力を使って難事件を解決しているため。ただし、目覚めたばかりでは調子が悪く、うまく超能力を扱えない。

ボルボ 西郷(ぼるぼ さいごう)

CV:岸祐二
新葛飾署に勤務する警官。鹿児島県出身で、誕生日は12月31日。身長182cm、体重95kg。血液型はA型。かつてアメリカ合衆国でFBIの射撃術をマスターし傭兵・グリーンベレーとして5年間世界の戦場を渡り歩いた経験を持ち、ニューヨーク市警察に勤務していたこともある。そのため常に全身にあらゆる武器を身につけているが、実際はかなり臆病で武器を全部取られるととても気が弱くなる。

左近寺 竜之介(さこんじ たつのすけ)

CV:岩崎征実
新葛飾署に勤務する警官。誕生日は12月31日、身長182cm、体重95kg。血液型はA型。趣味はテレビゲームとフィギュア収集。体育会系の人物で、あらゆる格闘技に対して優れた技能を持ち、柔道のほか、合気道、空手、テコンドーの師範証を持っている。そのため暴走族や暴力団などをあっと言う間に倒している。格闘技ゲーマーでもあり、両津や後輩らと対戦するが熱くなりすぎて実際の対戦相手を殴り飛ばしてしまうこともしばしば。ゲームのやりすぎでゲーム機のコントローラが左近寺の指の形に擦り減っている。その体型に合う制服がないため有事の際を除き、タンクトップで勤務をしている。

擬宝珠 纏(ぎぼし まとい)

CV:土居裕子
葛飾署の交通課に勤務。新人婦警として登場し、両津と同等に張り合っていたが次第に惹かれ合っていき結婚騒動まで起こった。しかし実は又従兄弟だった。実家は超神田寿司。

磯鷲 早矢(いそわし はや)

葛飾署の交通課に勤務。年齢は21歳。誕生日は1月3日。京都の名門武道家の長女として生まれ、特に弓道は全国大会で優勝するほどの腕前を持つ。弓道では勝負にこだわらず、自分を磨くためのものと考える。なお、「早矢」の名前は弓道用語に由来する。大和撫子とも言われるほどの日本的美人で、署の男性からの人気は高い。両津に一目惚れをして交際を申し込み、マリアと剣道で対決して圧勝するが、両津を好きな理由が彼女の父・剣之介に声が似ているからであり、恋愛感情は無かった。後に本当に好きになり交際を申し込んだ。しかしそれ以降も両津との進展はなかった。

乙姫 菜々(おとひめ なな)

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