こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)』とは、秋本治による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』において1976年から2016年まで連載され、その後実写やアニメ、ゲームなどに展開されている。「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」として、ギネス世界記録にも認定されている。東京都葛飾区にある亀有公園前派出所に勤務する警察官の両津勘吉を主人公とし、その周辺の人物が繰り広げるギャグ漫画。連載期間40年間で、一度も休載することなく連載され、2016年6月時点で累計発行部数は1億5650万部を記録している。

CV:松山鷹志
中川の恩師で、ケンブリッジ大学の教授・科学者・発明家。専門は機械工学で、数々の発明はどれも失敗作となっていたが、警視庁に配属されているハイテクノロジー車「EZAKI・Z1」は成功となった。自動車が好きだが車に関する知識はほとんどなく、運転はかなり下手だが、本人はそれを気にしていない。

絵崎 春子・夏子・秋子・冬子(えざき はるこ・なつこ・あきこ・ふゆこ)

絵崎 春子(えざき はるこ)
CV:栗田ひづる
絵崎家の長女。アメリカ西海岸の大学に留学。父とは逆に車の運転がうまく、父と両津が訪ねた際にも愛車でボーイフレンドを乗せてドライブをしていた。
絵崎 夏子(えざき なつこ)
CV:湯浅香織
絵崎家の次女。フランスの大学に留学。外見や仕草が華やかで、父と両津が訪ねた際には豪華客船で船上パーティーをしていて、潜水艦で現れた姿に驚いていた。
絵崎 秋子(えざき あきこ)
CV:鈴木裕美子
絵崎家の三女。イタリアの大学に留学。活動的で、父と両津が訪ねた際には自らドライバーとしてアフリカ横断ラリーに参加していた。
絵崎 冬子(えざき ふゆこ)
CV:松浦有希子
絵崎家の四女。ドイツの大学に留学。父と両津が訪ねた際には南極旅行ツアーに参加しており、その時に探していた父の学会用ビデオは間違って彼女宛に送られていた。

両津家と親戚たち

両津 銀次(りょうつ ぎんじ)

CV:渡辺哲、演:ラサール石井(ドラマ版)
勘吉の父で、浅草の佃煮屋「よろずや」を経営する。背中に龍の目玉だけの刺青がある。趣味は女遊びとアダルトビデオの鑑賞。江戸っ子気質で短気な性格。佃煮の材料にオーストラリア産の安物を使ったり、赤子の勘吉を背負い飲み屋や成人映画館に入り浸ったりなど、勘吉の性格のルーツの多くを担っている。勘吉同様にお金に弱い。

両津 よね(りょうつ よね)

CV:尾小平志津香、演:柴田理恵(ドラマ版)
勘吉の母で、柴又から嫁いできた。弟が柴又で惣菜屋を営んでいる。気が強くで口は悪いが、夫・息子と異なり良識的で包容力に溢れる。古い物を大切にし、何でも物を捨てずに溜め込んでおく癖があり、押入れや戸棚には年代物の千人針、旧日本軍の地雷、カビだらけのそば、数十年前の鯨肉の缶詰、明治時代の醤油瓶・歯磨き粉などが多数ある。

両津 金次郎(りょうつ きんじろう)

CV:今井敦 / 小学生時代 - 岩坪理江(79話)/ 鈴木裕美子(169話)/ 鈴木真仁(217話、289話、319話)
勘吉の弟で、弁護士。中川家と遠い親戚関係である霧ヶ谷家の次女・景子と結婚して娘・京子を授かる。それにより、勘吉は中川家の親戚という立場を悪用し始める。両津家の男の中で唯一真面目で几帳面であり、勤勉が長所であるのに対し運動音痴という短所があり、兄とは正反対である。兄のことは、「反面教師」もしくは「悪の教師」と語っている。

両津 勘兵衛(りょうつ かんべえ)

CV:北村弘一 / 外波山文明(こち亀DS・THE FINAL 両津勘吉 最後の日)
勘吉の祖父で、佃島の一番古い長屋で年金暮らしをしていたが、現在は事業に成功し、高層マンションに住んでいる。孫の勘吉が新社長になって無茶な経営をしたせいで倒産したものの、勘兵衛自身が復帰したため会社は復活している。

擬宝珠家

擬宝珠 夏春都(ぎぼし げぱると)

画像右

CV:小宮孝泰
眼鏡をかけた両津の大叔母で、夜婁紫喰の母、擬宝珠纏たちの祖母、勘兵衛の妹であり、銀次の叔母である。「超神田寿司」を経営している。算盤の速度は指が見えないほどに速い。三味線を得意とし、普段は右利きだがその時だけ左利きになる。両津家の男に対してはラテン系でいいかげんな人間が多いため嫌悪感を抱いているが、両津家の女は嫁いできた者も含め几帳面な人間が多いため特に嫌ってはいない。

擬宝珠 檸檬(ぎぼし れもん)

CV:齋藤彩夏
纏の妹の幼稚園児。電極+は檸檬に一目惚れをしている。初期は感情が無く無愛想であったが、両津と出会ってから明るい性格になり、よく懐き心を許している。大人顔負けの特殊技能を多々持っている。特に味覚は「神の舌」の異名をとるほど優れており、作り手の精神状態を判断したり、一口食べただけで成分の細かい分析ができる。

擬宝珠 蜜柑(ぎぼし みかん)

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