こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)』とは、秋本治による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』において1976年から2016年まで連載され、その後実写やアニメ、ゲームなどに展開されている。「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」として、ギネス世界記録にも認定されている。東京都葛飾区にある亀有公園前派出所に勤務する警察官の両津勘吉を主人公とし、その周辺の人物が繰り広げるギャグ漫画。連載期間40年間で、一度も休載することなく連載され、2016年6月時点で累計発行部数は1億5650万部を記録している。

町屋(まちや)

葛飾署に勤務する警官で、多大な情報を持ち、各派出所を巡ってその情報や噂話を喋りまくることから「スピーカー町屋」とよばれている。

小野 小町(おのの こまち)

佐々木洋子の直属の上司で元女子プロレスラー。両津以上の怪力と食欲を持つ。両津曰く、「レッカー車がいらない、張り手の威力は高見山の数倍」。彼女のミニパトは特別仕様で通常のミニパトよりも一回り大きい。

忘田(わすれた)

あったことをすぐに忘れてしまう警官。3歩歩くと忘れてしまうため、「ニワトリ忘田」と呼ばれる。自分の親の顔すら忘れていた。その物忘れのひどさをいいことに両津は彼から金を借りまくっていたが、人に貸した金の債権のことだけはしっかり記憶にあった。

無加月(むかつき)

葛飾署勤務の巡査で、エルカセットやVX方式、VHDなど、家電を買えばその機種は生産中止・生産縮小になり、野球場に観戦に行けば自分が応援しているチームは必ず負け、株を勉強して株主になれば暴落が起きる、日本国外のアーティストのコンサートチケットを取れば来日中止・日程変更になるなど非常に運が悪い。作中でも金を貯めて買った車が届いた次の日に欠陥により生産中止・回収となった。普段は普通だが、運の悪い出来事が起きると激昂して周囲の物に当たり散らす。

南部(なんぶ)

CV:郷田ほづみ
昭和39年、刑事課へ配属された両津の教育係としてコンビを組んだ刑事。ドラマの影響で「刑事」に幻想を持っている両津を諭したり、地道な張り込み捜査に真摯に取り組むなど、自らの仕事に誇りを持つ一流の刑事である。しかし、大物・太田黒組の組長を逮捕する際に銃で撃たれ、その傷が元で死亡してしまった。現在も両津の心の中に大きな存在として残る人物で、毎年墓参りに行っている。

次長(じちょう)

CV:永野善一
葛飾署の次長。その白髪頭はカツラである。友人で詐欺師の奥山老人に若い頃の弱みを握られている。本人はとぼけているが、動揺を露わにしている。

冬本(ふゆもと)

青山署の白バイ隊員で、コンバットシューティングクラブの一員。黒いサングラスをかけている。物音がすると条件反射で銃を抜く危険人物。ロサンゼルス市警の白バイを愛用している。

目太門 比科忠(めたもん ぴかちゅう)

立石署勤務の警官で、両津の友人。たびたび整形を繰り返し、その時の流行の顔に変えている。実家はビューティークリニック経営で、父親は世界的な名医。赤ちゃんの頃からたびたび整形を施され、子供の時も幾度も整形を施していた。唯一の欠点は自分の本当の顔がわからないこと。

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