こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)』とは、秋本治による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』において1976年から2016年まで連載され、その後実写やアニメ、ゲームなどに展開されている。「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」として、ギネス世界記録にも認定されている。東京都葛飾区にある亀有公園前派出所に勤務する警察官の両津勘吉を主人公とし、その周辺の人物が繰り広げるギャグ漫画。連載期間40年間で、一度も休載することなく連載され、2016年6月時点で累計発行部数は1億5650万部を記録している。

CV:木内秀信
少女漫画雑誌「月刊サファイア」の編集者。愛野神女のデビュー当時からの担当者であり、強い信頼関係にあるが、両津や本田には厳しい。

インチョキ堂の主人

CV:岩城和男
古美術品店の主人で本名は不明。「インチョキ堂」に掲げている看板の小さい「ョ」の字がよく落ちて「インチキ堂」となる。美術品に関する話に登場し、推定100万円以上の価値の小判を300円〜50万円で買い取ろうとしたり、贋作の壺を作ったり、オリジナルの作品が存在しない贋作の掛軸を扱っていたりと看板通りインチキな人物である。

藤田 尾出男(ふじた びでお)

CV:佐藤誓
両津の友人で、茶の販売店「藤田園」を経営する。アダルトビデオやおげれつ写真を多数所持し、両津からダビングを依頼されるほどである。妻子がいる手前、手持ちのコレクションは巧妙にカモフラージュをしている。

白鳥 麗次(しらとり れいじ)

CV:堺雅人(第27話 - 2001年)→ 和田智(2002年 - )
演:稲垣吾郎(テレビドラマ版)
秋本貿易の下請け会社「白鳥鉄工所」の御曹司。麗子に一目ぼれし、以後つきまとっている。性格は極めて傲岸不遜で常に他者を見下し、自分の引き立て役にしてしまう。自称「スーパー金持ち」だが、麗子や中川が白鳥以上の大金持ちで白鳥鉄工の建て直しに協力した恩人だと知らず、貧乏人として見下していたことが父親にバレて勘当され、スーパー貧乏に転落する。

西郷 小金丸(さいごう こがねまる)

CV:岩城和男
ボルボの祖父で、忍者の末裔。鹿児島の実家では忍者資料館を営んでいる。両津なみの商売根性もあり、空母「カール・ヴィンソン」で手裏剣やガマの油などを叩き売りしたことがある。

尾崎 網彦(おざき あみひこ)

CV:高瀬右光 / 岡山はじめ(第43話のみ)
亀有商店街で尾崎模型店を経営している男性。商店街でツケで買い物をしまくる両津から、料金を支払わせるべく活動する商店街グループのリーダー。

フータロー

CV:田中邦衛(1977年実写映画版)
30年近く亀有公園に住んでいるホームレス。初登場時は両津を騙して金を巻き上げるという小悪党だったが、その時激怒した両津に銃を向けられて乱射された以後はおとなしくなり、両津と親しくなる。両津に恩を感じてクリマスイヴに競馬で取った酒を持って訪ねてきた。

チャーリー 小林(ちゃーりー こばやし)

CV:柏倉つとむ
アイドル歌手。安全バンドというバンドと共に「チャーリー小林と安全バンド」として活動していた。紅白歌合戦に出場したり、レコード大賞を受賞したり、CMソングを大ヒットさせたり一躍人気歌手になるが、実際にはほとんど一発屋であり、その後消えてしまう。

貌丹邑 ヤークト・パンテル(ばくにゅうやーくと・ぱんてる)

1xa2t7on6ut2
1xa2t7on6ut2
@1xa2t7on6ut2

Related Articles関連記事

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

Read Article

《こち亀》両津勘吉VS小野小町!?アニメで繰り広げられた激戦と本人アイテムまとめ

《こち亀》両津勘吉VS小野小町!?アニメで繰り広げられた激戦と本人アイテムまとめ

《こち亀》こと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」!約200巻の単行本もさることながら、ラサール石井さんが声優を担当するアニメも大人気で、今でもその面白さは健在です。そんな中、今回は永遠のライバル!?である両さんと小町の激戦・バトルのシーンをまとめてみました。本人グッズやアイテムなども番組で紹介されたので、その比較もご覧下さい。

Read Article

昔と今の「週刊少年ジャンプ」の表紙の変化まとめ

昔と今の「週刊少年ジャンプ」の表紙の変化まとめ

長い歴史を持つ「週刊少年ジャンプ」。ジャンプといえば、1968年に『少年 ジャンプ』として連載が開始され、少年少女たちに夢を与える熱血or白熱漫画の代表格としてとても有名でした。しかしながら、50年ほど経とうとしている今現在、その漫画や内容・ジャンルの扱いは、時代とともに大きく変わりました。そんな中、今回は「ジャンプの表紙」に注目して、その変遷や変わり様をまとめてみました。

Read Article

【人気漫画】2007年~2018年の週刊少年ジャンプ打ち切り・終了マンガまとめ!

【人気漫画】2007年~2018年の週刊少年ジャンプ打ち切り・終了マンガまとめ!

週刊少年ジャンプ連載作品で、2007年1号以降に終了した作品をすべて順に紹介します。『週刊少年ジャンプ』は、集英社が発行する日本の週刊少年漫画雑誌。略称は『ジャンプ』『WJ』 。1968年に『少年ジャンプ』として月2回刊誌として創刊し、翌1969年より週刊となり『週刊少年ジャンプ』に改名した。

Read Article

今ならアウト!な国民的漫画の問題描写まとめ【「ドラえもん」など】

今ならアウト!な国民的漫画の問題描写まとめ【「ドラえもん」など】

「ドラえもん」や「こち亀」など、時代を超えて長く愛されてきた名作漫画。その中から今のご時世ではアウトな表現をまとめました。「キン肉マン」のナチスを連想させるポーズや「こち亀」での差別表現や体罰描写など、どんな表現が問題なのかを、該当箇所の画像を交えながら解説していきます。

Read Article

表紙・巻頭カラーでフィナーレのこち亀最終回!「スラムダンク」に次ぐ偉業!

表紙・巻頭カラーでフィナーレのこち亀最終回!「スラムダンク」に次ぐ偉業!

約40年もの間、『週刊少年ジャンプ』で連載をつづけてきた『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、通称『こち亀』がフィナーレを迎えた。最終回が掲載された号のジャンプではこち亀が表紙と巻頭カラーを飾った。それまで最終回が巻頭カラーだったのは、『リングにかけろ』『ドラゴンボール』『スラムダンク』の3作品のみだったため、『スラムダンク』に次ぐ快挙となった。

Read Article

【こち亀】遂に最終回!お祭り騒ぎの連動企画をまとめてみた!【こちら葛飾区亀有公園前派出所】

【こち亀】遂に最終回!お祭り騒ぎの連動企画をまとめてみた!【こちら葛飾区亀有公園前派出所】

週刊少年ジャンプの名物漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が、2016年9月17日に最終回を迎えた。破天荒な警官両津勘吉が日々巻き起こす騒動を描いたギャグ漫画で、実に40年という長期連載を果たした人気作品である。 本作の完結を記念して、「雑誌と単行本でオチが違う」などの様々な連動企画が行われ、お祭り騒ぎの中でのフィナーレとなった。

Read Article

週刊少年ジャンプに連載していた作家のデビュー作まとめ!尾田栄一郎や冨樫義博の作品も紹介

週刊少年ジャンプに連載していた作家のデビュー作まとめ!尾田栄一郎や冨樫義博の作品も紹介

1968年から刊行されている大人気漫画雑誌の『週刊少年ジャンプ』。『HUNTER×HUNTER』『ドラゴンボール』『ONE PIECE』など、世界中で知られている有名な作品が多数連載されていた。本記事では、『週刊少年ジャンプ』に連載経験がある漫画家たちのデビュー作をまとめて紹介しているので、ぜひ楽しんでほしい。

Read Article

目次 - Contents