ワイルド・スピード MEGA MAX(映画)のネタバレ解説まとめ

『ワイルド・スピード MEGA MAX』とはアメリカ合衆国で制作されたカーアクション映画である。『ワイルド・スピード』シリーズの第5作目。護送中のドミニク・トレットを救出し、共にブラジルに逃亡した元警察官のブライアン・オコナーとミア・トレットは、逃亡生活に終止符を打つ為、裏社会を牛耳る黒幕から1億ドルを強奪する計画を立案する。世界中から凄腕ドライバーの仲間たちを集め、裏社会に立ち向かう。警察と犯罪者たちが協力するかつてないストーリーだが、立場を超えた信頼関係と友情が感じられる映画となっている。

ヴィンスの死を受け、誰もが計画を中止すべきという中で警察官のルーク・ホブスだけがドミニク・トレットの味方をした時に言ったセリフである。警察官と犯罪者という壁を越えて友情が生まれたことが分かる一言である。

名シーン・名場面

ドミニク・トレットが乗る護送車に近づく車

ドミニク・トレットが懲役25年の刑を受け、護送中にブライアン・オコナーとミア・トレットらが護送車を襲う場面。本作の最初のシーンだが、2人の運転テクニックとかっこよさがとても伝わる。この凄まじいシーンで、本作を見るひとを最初から釘付けにする大事なカーアクションシーンである。

良い父親になる決心をするブライアン・オコナー

ブライアン・オコナーは、早死にした自分の父親の声も笑顔も顔すら全く記憶がない自分に対して良い父親になれるか不安になっていた。その事実を知ったドミニク・トレットは「良い父親になれる」と諭す。ブライアン・オコナーはこのままでは自分がなりたい良い父親になれないと考え、今回の仕事を機に、逃亡生活から足を洗いたいと相談する。ブライアン・オコナーの良い父親になりたいという強い気持ちが感じられるシーンである。

ドミニク・トレットに呼び出された仲間たち

今回の仕事は今まで以上に大きな仕事になるということからドミニク・トレットとブライアン・オコナーは世界中から仲間を集める。『ワイルド・スピード』シリーズに出てきた主なメンバーが勢揃いするこのシーン。それぞれのメンバーがどのように協力し、仕事をやり抜くのか本作の重要なシーンである。

警察官を助けるドミニク・トレット

ドミニク・トレットたちを逮捕したルーク・ホブスだが、移送中にエルナン・レイエスの部下たちに銃撃され間一髪のところでドミニク・トレットに助けられる。ブライアン・オコナーとヴィンスも一緒になり、警察の応援をする。立場を超えた友情が生まれるシーンである。

『ワイルド・スピード MEGA MAX』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

前作を超える為の列車シーン

視覚効果やCGはできるだけ抑えながら列車シーンの撮影を行なった。90%は本物の列車と車で撮影を行なっている。このシーンの為に、線路の使用許可はもらったが、列車自体は購入し並走するトラックの製作を行なった。トラックの製作は一から行い、ほとんどの部品を材料から加工して作ってある。デコボコの道を猛スピードで走行する為、サスペンションはもちろんアームやバネも大きく製作された。その為、砂漠を猛スピードで走ることもでき、溝などはジャンプして飛び越えることができるトラックとなった。

劇中も舞台裏も家族がキーワードだった

本作は、シリーズの主な出演者を全員出演させることが目的で、チーム集結させることにした。全員が重要な役であり、各シリーズに貢献したメンバーばかりだからだ。出演したサン・カンは、「車にばかり注目しそうだが、本作の見ものは人間関係だ」とも語る。チーム全員が、故郷に帰ってきたような感覚で、楽しい現場であり、家族と撮影しているような気持ちだったと語っている。

ドミニク・トレットの変遷

ドミニク・トレット役のヴィン・ディーゼルは1作目を制作する時点で『ワイルド・スピード』は3部作として思い描いていた。しかし、他人の為に我が身を捨てて親しい人は必ず助けるというドミニク・トレットの役柄が、1作目の『ワイルド・スピード』では人物として十分な評価をされていなかった。しかしそれまでの4作品を通して、ドミニク・トレットは友人たちの面倒を見るなど父親的存在であり、本作でその父親のような一面を違和感なく見せることができたとジャスティン・リン監督は語っている。

金庫カーチェイスの裏側

金庫のカーチェイスシーンをCGを使用して撮影することは大変だった為、実際に金庫を引きずり回し、撮影することにした。実際に公道で撮影をしたが、事前に壊すと申告した物以外壊せない為、念入りに金庫の動きや車の動きを何回も検討し把握した。歴史的建造物やビル、電柱なども市民の生活に影響が出るため、破壊することは決してあってはならなかった。その為、金庫は小型トラックの荷台部分を切り離して製作した金庫を車体の上に被せて、金庫操れるようにした。そうすることによって、物を避けたりカーブもできるようになった。また、金庫の中に入って運転ををすることもでき、金庫の中は温度が60度近くなる為ドライアイスを置き、運転手は外から新鮮な空気を吸入できるマスクを被り、冷却スーツを着て撮影に挑んだ。

『ワイルド・スピード MEGA MAX』の主題歌・挿入歌

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

ワイルド・スピード EURO MISSION(映画)のネタバレ解説まとめ

『ワイルド・スピード EURO MISSION』とはアメリカ合衆国で制作されたカーアクション映画である。『ワイルド・スピード』シリーズの第6作目。ブラジルの犯罪王から大金を手に入れたドミニク・トレットを含む仲間たちは自由気ままな暮らしをしていた。しかし、死んだはずのドミニク・トレットの元恋人であるレティ・オルティスが生きていることを知り、彼女が所属している国際的犯罪組織との闘いにドミニク・トレットとその仲間たちが突入していく。家族を守る為のドミニク・トレットの優しさと正義感が伝わる映画である。

Read Article

ワイルド・スピード MAX(映画)のネタバレ解説まとめ

『ワイルド・スピード MAX』とはアメリカ合衆国で制作されたカーアクション映画である。『ワイルド・スピード』シリーズの第4作目。仲間と石油強盗をしながら生計を立てるドミニク・トレットは警察に追われていた。警察から守る為に仲間の元を去ったが、恋人のレティ・オルティスが殺されたことを知る。友人であるブライアン・オコナーたちと協力し犯人であるアウトゥーロ・ブラガへの復讐を果たす。カーチェイスアクションも多く、スリル満点だが、その中でも友情や恋人への愛などを感じる映画となっている。

Read Article

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(映画)のネタバレ解説まとめ

2006年に公開されたジャスティン・リン監督によりオリジナル・フィルムが制作した、カーアクション映画である。大人気ワイスピシリーズの3作目となるが、今までのシリーズとは異なりアメリカではなく東京が舞台となっており主演がルーカス・ブラックになっている。日本の有名人も登場していることで話題になった作品である。本作は東京に引越してきたきたアメリカ人学生が日本が発祥であるドリフトに魅了されていくストーリーである。

Read Article

ワイルド・スピード(映画)のネタバレ解説まとめ

2001年公開のポール・ウォーカーとヴィン・ディーゼル主演、ロブ・コーエンが監督したカーアクション映画。ロサンゼルスを舞台にストリート・カー・レースが行われていた。天才ドライバーのドミニクにレースを挑んできた謎の男ブライアンは、実は高級品を積んだトラックの強盗事件を捜査する囮捜査官だった。容疑者と捜査官である両者は徐々に友情を感じるようになる。カーアクション満載の大人気ワイスピシリーズの第1作目。

Read Article

ワイルド・スピードX2(映画)のネタバレ解説まとめ

『ワイルド・スピードX2』とは2003年公開のポール・ウォーカー主演、ジョン・シングルトンが監督したカーアクション作品。マイアミを舞台に元警察官の主人公ブライアンは、幼馴染のローマンをパートナーにして麻薬組織の囮捜査に駆り出される。麻薬組織の運び屋となる2人はカーチェイスを繰り広げる。大人気ワイルド・スピードシリーズの第2作目。

Read Article

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(映画)のネタバレ解説まとめ

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』とは、2011年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。実写映画『トランスフォーマー』シリーズの3作目であり、シリーズ第1部の完結編である。トランスフォーマーたちが住む惑星サイバトロンにて、金属に生命を吹き込むオールスパークを巡った戦いが繰り広げられる中、一隻の宇宙船が脱出した。月面到達が達成されたアポロ計画には、月に墜落したその宇宙船に関する、ある陰謀が隠されていたことが明らかになっていく。

Read Article

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(DCEU)のネタバレ解説まとめ

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』とは、2016年に公開されたアメリカ合衆国のヒーローアクション映画。「DCコミックス」から出版された人気アメリカン・コミック『バットマン』と『スーパーマン』を原作とした、実写映画作品である。『マン・オブ・スティール』で、地球の危機を救ったスーパーマンだが、その戦いでの被害は甚大なものであった。地球外から来た異星人は追放すべきだと世論が強まっていく中、バットマンも自社のビルを破壊されて社員を失ったことから、スーパーマンを危険視してしまう。

Read Article

スター・トレック BEYOND(Star Trek Beyond)のネタバレ解説まとめ

世界的人気を誇るジーン・ロッデンベリーのオリジナル『スター・トレック』を元に、2009年にJ・J・エイブラムズによってリブートされた作品。本作はシリーズ3部作の最後を飾る。 ジャスティン・リン監督(『ワイルド・スピード』シリーズ)が指揮。 エイリアンの襲撃を受け、エンタープライズ号を脱出したクルー達。降り立った未知の惑星でクルー達の絆が試される。

Read Article

トランスフォーマー/リベンジ(映画)のネタバレ解説まとめ

『トランスフォーマー/リベンジ』とは、2009年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。マイケル・ベイ監督が手掛ける実写映画『トランスフォーマー』シリーズの2作目であり、『トランスフォーマー』の続編でもある。前作でのミッション・シティでの戦いから2年後、オプティマス・プライム率いる「オートボット」は地球を新たな故郷として集結し、アメリカ軍と協力して、地球に潜む「ディセプティコン」を殲滅しようと活動していた。上海で倒したデモリッシャーは、死に際に謎の言葉を残していく。

Read Article

アベンジャーズ/エンドゲーム(MCU)のネタバレ解説まとめ

『アベンジャーズ/エンドゲーム』とは、2019年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画である。マーベル・コミック『アベンジャーズ』の実写映画化作品としては4作目で、完結編となる。マーベル・コミックの実写映画で、世界観を共有するクロスオーバー作品として2008年公開の第1作『アイアンマン』から続いてきたMCUシリーズとしては22作目、本シリーズのフィナーレとなっている。サノスとの戦いに敗北し宇宙を漂流していたトニー・スタークは、キャプテン・マーベルの協力によって地球へと帰還する。

Read Article

トランスフォーマー(映画)のネタバレ解説まとめ

『トランスフォーマー』とは、2007年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。1980年代から展開されてきた玩具・アニメーション・コミックシリーズ『トランスフォーマー』の実写映画版である。機械や金属に生命を吹き込む放射を生む物質「オールスパーク」によって誕生した金属生命体「トランスフォーマー」たちは、消えたオールスパークがあった地球へ飛来する。故郷の惑星サイバトロンの次は、地球で繰り広げられるトランスフォーマー同士の戦いに、主人公・サムが巻き込まれていく。

Read Article

目次 - Contents