ワイルド・スピード MEGA MAX(映画)のネタバレ解説まとめ

『ワイルド・スピード MEGA MAX』とはアメリカ合衆国で制作されたカーアクション映画である。『ワイルド・スピード』シリーズの第5作目。護送中のドミニク・トレットを救出し、共にブラジルに逃亡した元警察官のブライアン・オコナーとミア・トレットは、逃亡生活に終止符を打つ為、裏社会を牛耳る黒幕から1億ドルを強奪する計画を立案する。世界中から凄腕ドライバーの仲間たちを集め、裏社会に立ち向かう。警察と犯罪者たちが協力するかつてないストーリーだが、立場を超えた信頼関係と友情が感じられる映画となっている。

警察署内部に潜入

警察署の監視カメラの信号を盗むことに成功し、相談するドミニク・トレットと仲間達

警察署にお金が全て移ったことが分かったドミニク・トレット達は、お金を奪う計画を練る。集められたお金は証拠保管室の金庫にあるということが分かり、まずは金庫がどのようなモデルなのか調べることになる。そこで指名されたのは、一番口が上手いローマン・ピアースだった。ローマン・ピアースは警察官になりすまし、「ある事件の証拠品を預けにきた」とカメラ付きのラジコンが入っている嘘の証拠品を金庫がある証拠保管室に置くことに成功する。外からテズ・パーカーが証拠保管室に置かれたラジコンを操り、金庫のモデルを把握することに成功する。しかし最も厳重な金庫だということも分かり、ロックを解除するのに暗証番号と手紋が必要になることが分かった。一方テゴ・レオとリコ・サントスは警察署の水道管に爆発物を仕掛け、水道管を爆発させ警察署のトイレに作業員として潜入する。トイレの壁の中に警察署内の監視カメラの配線が設置されており、監視カメラの信号を盗むことに成功する。しかし、警察署の監視カメラは高性能であり視界は100度、カメラの動きも速く10秒で一往復し、すぐに信号が変わることから偽の映像を流すこともできないということも分かる。その監視カメラをすり抜ける為には、とても速く操縦性の良い車を使用しなければならない為、ドミニク・トレットは模擬コースを作るように仲間に指示し、ブライアン・オコナーと共に車を調達しに行く。

車の調達と金庫の攻略

調達した車で速く走れるように模擬コースで練習するジゼル・ヤシャール

車の調達をしにブラジルのストリートレースにきたドミニク・トレットとブライアン・オコナーは、3年連続で最速記録を出した車に目を付ける。そこでドミニク・トレットはストリートレースを行い、見事勝利し車を手に入れることに成功する。模擬コースで運転してみるが、速さが十分ではなくセットした監視カメラに映ってしまう。もっと速い車をストリートレースでいくつか調達したが、誰が運転しても監視カメラに映ってしまう。ハンは「監視カメラをすり抜けるには透明な車が必要だ」とドミニク・トレットに伝え、速い車ではなく警察署にとって透明な車=パトカーを盗むことに成功する。
車と同時に金庫も同じモデルを手配し、ロック解除の方法を調べる。電子式の鍵はテズ・パーカーが調べ、手紋はハンとジゼル・ヤシャールが調べることになった。休暇をとっているエルナン・レイエスの元を訪れた2人はボディーガードが7人いることが分かり、ハンはもっと情報を集めて応援を頼もうとジゼル・ヤシャールに提案するが、「必要ない。これは女の仕事よ」と言いエルナン・レイエスの元まで行き、お尻を触らせ手紋を入手することに成功する。

ルーク・ホブスに対するドミニク・トレットの戦略

ストリートレース会場に現れたルーク・ホブスに対して挑発するドミニク・トレット

車の調達と金庫の攻略をしている間に、ドミニク・トレットを含めた仲間全員が指名手配犯になったことを知る。ルーク・ホブスはホシを追うことに失敗をしたことがないということをブライアン・オコナーから告げられ、ドミニク・トレットと仲間達は仕事をスムーズに行う為にルーク・ホブスに罠を仕掛ける。ドミニク・トレットと仲間達はストリートレースの会場へ行き、ルーク・ホブス率いる警察官を誘き寄せる。不審に思わず、ルーク・ホブスはドミニク・トレットを逮捕する気でストリートレース会場を訪れたが、そこにいる人たちから銃を向けられこのままでは負けると思ったルーク・ホブスは撤収する。その間にテズ・パーカーはルーク・ホブスたちの居場所が今後把握できるように、ルーク・ホブスたちが乗っていた車に発信機を付け、ドミニク・トレットの狙いは成功する。

ヴィンスとの再会と死

エルナン・レイエスの部下との銃撃戦で撃たれたヴィンス

食料を調達しに出かけたミア・トレットはヴィンスに再会する。そこで、エルナン・レイエスの部下達に後を付けられているということをヴィンスに聞き、ドミニク・トレットの元へヴィンスと共に帰る。ヴィンスの姿を見たブライアン・オコナーは殴りかかろうとするが「待って。さっき市場でレイエスの部下達に追われたの。彼が助けてくれた」とミア・トレットは止めに入る。それを聞いたドミニク・トレットはヴィンスを許し、ブライアン・オコナーも「ありがとう」と御礼を言い仲直りし、一緒に仕事を行うことになる。
次の日、ルーク・ホブスの車に着いた発信機が街の反対側から反応した為、第一陣のハン、ローマン・ピアース、ジゼル・ヤシャール、テズ・パーカー、テゴ・レオ、リコ・サントスの6人が先に出発した。しかし、出発した直後に街の反対側にいるはずのルーク・ホブスたちがやってくる。抵抗したがドミニク・トレット、ブライアン・オコナー、ミア・トレット、ヴィンスは捕まってしまう。しかし、連行中に警察車両はエルナン・レイエスの部下達の銃撃に合い、ルーク・ホブスの部下達が次々にやられてしまう。手錠をかけられた4人は、ルーク・ホブスの部下の一人であるエレナ・ネベスにお願いをし手錠を外してもらう。そこで4人はルーク・ホブスを助けようと車の外へ出て、共にエルナン・レイエスの部下達と戦う。銃撃戦が終わった後、ヴィンスが敵に撃たれたことをドミニク・トレットは知る。ヴィンスは「オレの息子に会ってくれ。良い子なんだ。ドミニクという名前を付けた」と伝え亡くなる。アジトに戻ったドミニク・トレットは「息子は俺が守る」とヴィンスに誓う。

計画実行

金庫を繋いで走るドミニク・トレットとブライアン・オコナー

ヴィンスの死を受けて、ドミニク・トレット以外の仲間はリオデジャネイロから逃げようと提案する。共にアジトに来ていた、ドミニク・トレットのことを気になっている警察官のエレナ・ネベスは「ドム、みんなが正しい。今のうちに逃げて、リオを出るのよ。自由になれる」と伝えるが、「逃げたところで自由になれない」とドミニク・トレットは答える。誰もがこの計画は無理だという中で、「俺はお前と行く」とルーク・ホブスだけが答えた。ルーク・ホブスは共に頑張ってきた部下を皆殺されてエルナン・レイエスに恨みがあった。その恨みの標的とドミニク・トレットの標的が一緒であった為、ルーク・ホブスはドミニク・トレットと共に戦うことを決意した。そのルーク・ホブスの発言を聞いた仲間達は、共に戦うことを選択する。しかし、当初の予定していた計画では難しくなった為、ドミニク・トレットは金庫ごと奪う計画へ変更する。
ルーク・ホブスとエレナ・ネベスが車ごと警察署に乗り込み、金庫がある証拠保管室を車で追突し壁を壊す。壊れた壁から、目的の金庫が現れ、続いて到着したドミニク・トレットとブライアン・オコナーが乗った車に金庫を繋ぎ、警察署から金庫ごと盗むことに成功する。警察が追ってくる中、2人は金庫を上手く使用しながら、警察の攻撃を避けて逃げていた。しかし、何台倒しても追ってくるパトカーは数が減らなかった。追いついてくるパトカーから攻撃されそうになった時、以前奪ったパトカーに乗ったハンとローマン・ピアースが応援に来る。パトカーに乗っている為、警察官は敵だと思わずに攻撃をしてこないのに対して、ハンとローマン・ピアースはパトカーに追突したり、急ブレーキをして相手に追突させることで、警察官の乗っているパトカーを次々に破壊することに成功し、追跡車両と10秒の差を作る。その10秒で、2人が引っ張っている金庫を以前手配した空っぽの金庫にすり替えることに成功する。

追い詰められたドミニク・トレット

ドミニク・トレットが一人で警察に立ち向かおうとしているシーン

金庫をすり替えることに成功した2人だが、続々と後ろからパトカーがやってくる。ブライアン・オコナーは「敵が多すぎる。金庫を離して逃げよう」と提案するが、ドミニク・トレットは「お前は父親になるんだ」と言いブライアン・オコナーと金庫を繋いでいる線を切り離し、一人で警察と勝負することを決心する。金庫と配線を使い次々と警察を倒していくドミニク・トレットだが、前方から向かってきたエルナン・レイエスとぶつかり、車は止まってしまう。銃を持ったエルナン・レイエスの部下がドミニク・トレットを殺そうと構えたとき、ドミニク・トレットの後ろからブライアン・オコナーが現れ、エルナン・レイエスに銃を発砲しドミニク・トレットを助ける。そこへ、ルーク・ホブスとエレナ・ネベスが到着し、エルナン・レイエスに助けを求められたが、部下の仇を討つ為にルーク・ホブスは銃で殺した。ルーク・ホブスは「逃がすわけにはいかない。だが、24時間だけ猶予をやる。金は置いていけ。残った時間を有効的に使え。明日になったらお前達を追う」とドミニク・トレットに伝え、ドミニク・トレットとブライアン・オコナーはその場から去っていく。何も言わずに金庫を置いて去って行った2人を不審に思ったルーク・ホブスは、金庫を開ける。ルーク・ホブスの予想通り、金庫の中身は空っぽだった。

1億ドルを得た仲間達

幸せそうに暮らすブライアン・オコナーとミア・トレット

ドミニク・トレットとブライアン・オコナーが戻ったアジトでは金庫を開けていた。1つ目の解除の暗証番号は解除された。問題はエルナン・レイエスの手紋だった。恐る恐るテズ・パーカーがエルナン・レイエスの手紋をかざすと、ピピッと音がし解除に成功した。金庫を開けると溢れて出てくるほどの札束の山が現れた。皆で山分けした後は、ドミニク・トレットはヴィンスの妻であるローザとニコの元へお金を送り、テゴ・レオとリコ・サントスはカジノに明け暮れ、テズ・パーカーは夢だった車の修理工場を開き、ローマン・ピアースは世界にたった4台しかない車をアラブの王族からとんでもない額で購入し、ハンとジゼル・ヤシャールはマドリードを目指して2人で行動した。お腹が大きくなったミア・トレットとブライアン・オコナーは誰に追われることもなく幸せに暮らした。

レティ・オルティスの生存

レティ・オルティスの生存を確認するルーク・ホブス

ワシントンD.C.の外交保安部に戻ったルーク・ホブスはベルリンで護送隊がハイジャックされた事件をモニカ・フェンテスから聞く。その事件に関わっている人の写真を見ると、なんと死んだはずのレティ・オルティスが写っていたのだった。

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