グリザイアの迷宮(ゲーム・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『グリザイアの迷宮』とは2012年2月に発売されたアダルトゲームである。『グリザイアの果実』の続編で、各ヒロインのアフタールートと主人公・風見雄二の過去編である「カプリスの繭」などを収録している。「カプリスの繭」では雄二の家庭環境から雄二の姉一姫と両親が亡くなりテロリストに引き取られ殺人マシンなってしまい、後に自身の養母になる麻子に引き取られ育てられ、学園に来るまでを描く。「萌えゲーアワード2012」で、SILVER大賞・ユーザー支持賞および主題歌賞の金賞受賞。

風見一姫(かざみかずき)

CV:青山ゆかり(PC版) / 友永朱音(他媒体)
雄二の姉。作画担当はフミオ。イメージ植物は百合。
誕生日3月22日。B型。身長150センチ。スリーサイズはB76W57H78。

所謂天才と呼ばれる存在であり圧縮記憶法という情報を圧縮して脳内にしまい、好きな時に引き出せる能力と優れた観察力により状況に適した判断を下せる。絵画の才能を持っていて、幼少期から絵画を描いている。一姫の描いた絵は美術界では天才児の描いた絵として一定の評価を得ており、父亮二によって売られることで風見家を支える収入源となっていた。家計を支えていることと天才児であることなどが影響して親ですら逆らうことが出来ず、風見家は一姫の発言が全てであった。優れた観察力から周りの人間を自分の都合のいいように誘導していた。しかし、他人を深く信用することはなく、特に1度裏切った人間は2度と信用しない。このことから交友関係は広いとは言えず、あくまでも表面的な付き合いが多かったが、弟である雄二には異常とも取れるほど溺愛しており、自身の身体を使った性教育を行うなど悪戯では済まないようなセクハラをしていた。また、雄二が女友達を作ることに対して厳しく、1度雄二が女友達を連れてきた際には女友達を泣かせていた。

ある年齢に達したときに自身の天才性に面倒くささを感じた一姫はそれなりの天才として生きるための下方修正を行い、絵画を描く頻度も幼少期に比べて落として家計に問題がない程度にすることで普通の女の子を目指していた。父親に絵のことを問われた際には成長に伴い感性が鈍ったためであるとした。

両親からまともな教育を受けることが出来ない雄二に代わりに教育を施しており、左利きだった雄二に片手しか使えないのは不便であるとして右手も使えるように訓練して雄二に諦めずに努力するということを教えた。

滝園学園に入学した際は周りの美術部に入るであろうという期待を裏切りバスケ部に入部した。夏に行われたバスケ部の合宿に参加した際に事故に巻き込まれ死亡してしまう。一姫の死は風見家を崩壊させる大きな原因となっている。雄二は一姫の天才性から一姫の死に懐疑的であり、事故に巻き込まれ亡くなったと知った際には本当は死んでおらず家から逃げ出してどこか遠くの地で別人として暮らしているのではないかと疑われていた。

一姫という存在は周りに大きな影響を与えており、死亡したあとも様々な面で影響を与えている。

風見亮二(かざみりょうじ)

CV:倉島丈(PC版) / 藤井剛(他媒体)
雄二の父親。作画担当フミオ。

雄二の父親であり千葉県の農家の次男であり両親は他界している。先見の明に乏しい人物であり学生時代に知り合いの口利きで親が遺した土地を売り払ってリゾートマンションを建設したが、過ぎたる欲に身を滅ぼされる形で事業に失敗した挙句に借金返済のためにマンションを売り結果的に知り合いに土地ごとだまし取られた形になった。大学では美術史を専攻していた。

臆病なくせに夢見がちであり、自分より弱い者にしか強く出られない小者であった。また家族に秘密で3200万もの借金をしており、内訳は過去の負債と一姫を有名な私立の学校に入れるための先行投資である。

天才であり絵画のセンスもあった一姫の絵を売ることで家計を維持しており、そんな一姫を金の生る木として溺愛していたが一姫に比べて平凡であるというだけで雄二を役立たずや(一姫の)搾りカスなどと呼び扱いも粗雑であった。ストレスや不安は他者への暴力でしか解決できず、雄二や妻である聡子に暴行していたため、雄二曰く「人として最低の男」。
聡子とは妊娠を機に入籍していた。
一姫がマイクロバスの事故で亡くなった後は、稼ぎ頭であった一姫を失い遺産で細々と食いつないでたが将来への不安から酒浸りになり聡子と雄二への暴力が激化し耐えかねた聡子と雄二に逃げられてしまう。逃亡した2人を追い見つけた時には家を手放していたらしく車で生活をしていたような描写がある。
聡子を見つけた際もう1度天才を産ませるとして性的暴行をしていたところを雄二に頭部を酒瓶で殴られ意識を失う。その後、現実に絶望した聡子によりメッタ刺しにされたことで絶命。聡子が自殺したことで無理心中による死亡という扱いとなっている。

風見聡子(かざみさとこ)

CV:民安ともえ(PC版) / たみやすともえ(他媒体)
雄二の母親。作画担当フミオ。

両親を幼い頃に事故で亡くして親戚をたらい回しになった後に18歳で自立し、服飾の専門学校へ通ったが学費と生活費のために始めた水商売に首まで浸かってしまった挙句学校へ通わなくなってしまう。勤めていた店にの常連だっ暴力団員に連れてこられた亮二と出会い妊娠して出産を機に水商売を辞めて入籍した。

心が弱く、他者依存が強いのに他人の愛情を信用できないJB曰く悲しい女性。一家の家計を支える一姫には何も言えず、雄二も息子として愛してはいたが、夫への恐怖心が上回っていたため関わらないようにしていた。
雄二用のご飯として菓子パンを常備していたが買い忘れてしまった時に雄二が渇いたパンを水に浸して食べていたところ一姫が見つけ、叱責されたことで買い忘れないようになった。これ以降一姫から叱責のこともあり雄二への態度は君子危うきに近寄らずといったものになり更に関りを無くす。

一姫がマイクロバスの事故で亡くなった後は、酒浸りになり暴力を振るうようになった亮二から雄二をかばうようになるが、これは純粋な愛情ではなく自身の唯一の味方となりうる雄二に依存しただけである。その後暴力に耐えかね雄二を連れて失踪。身寄りがなく行くアテが無かったことから実家があった千葉県の茂原市でしばらく暮らすも亮二に発見され連れ戻される。
2度目は縁も所縁もない土地へ逃亡するが、田舎ゆえの閉塞的な人間関係から夫から逃げてきたシングルマザーに対する風当たりが強く、昼間は缶詰工場で夜は駅近くのスナックで働いていたことから売女とまで言われていた。

亮二に見つかってしまった際に激しい性的暴行を受けた事で現実に絶望してしまい心が壊れてしまった。助けに入った雄二に対し残り少ない全財産を渡して逃がした後、雄二の犯行を庇うため亮二を刃物でメッタ刺しに殺した後、自身の犯行である事を綴った遺書と雄二宛てに謝罪を書いた遺書を残し首吊り自殺した。心配して戻ってきた雄二が見たその凄惨な現場と遺書の文面がトラウマとして雄二の心に強く残る事となり、ごめんなさいという言葉が嫌いになる原因となった。
雄二が幼い頃はユウちゃんと呼んでおり雄二はこの呼び方が女の子みたいでいやだった。

周防天(すおうたかし)

奥角刈りの男性

天音の父親。京都で料亭を開いている料理人である。車が好きであり天音にも遺伝している。天音が幼い頃にヤンキー車に弄っていた赤い車を気に入って乗っていたが、ある時維持にお金がかかるとして売ってしまった。しかし、これは同じくその車を気に入っていた天音への表向きの言い訳であり、実際は天音を滝園学園に入れるための費用捻出に売った。

昔はヤンキー丸出しのリーゼントヘアであり、現在は角刈り頭のヤンキーの抜けない髪型になっている。家族のことを1番に考えており、大きなトラウマを抱える天音を生半可な男にはやれないとして自身に喧嘩で勝てたら結婚を認めるとして雄二と殴り合いの喧嘩をする。
雄二が一姫の弟であることを知っていたため会うことを避けていたところもあるが、殴り合いの果てに雄二を認めるが天音に苦労させないだけの稼ぎも気にしており指摘している。

天音の名付け親であり自身の名前の天と天まで噂が届くほどのいい女になれという意味で天音と付けた。

周防琴音(すおうことね)

天音の母親。夫が経営する料亭の女将をしている。天音と雄二の結婚には賛成しており様々な面で協力をしている。
雄二のことをイケメンと称しており息子に欲しいとして天との殴り合いの喧嘩において雄二の方を応援したため天がショックを受けていた。

入巣清夏(いりすきよか)

CV:唯香(PC版) / 矢口裕(他媒体)
蒔菜の母親。作画担当フミオ。

蒔菜のアフタールートにて登場し、資格取得のために日本に帰国した蒔菜によって帰ってきたことを知らせるための狙撃でカップを割られたことで蒔菜を恐れ国外逃亡する。またこの狙撃の際に秘書の沢田に助けを求めるも9029が怖いと怯える沢田に置いて行かれた。

蒔菜のアフタールートIFでは雄二と肉体関係を結び篭絡されてしまい雄二の言いなりになる。その際に自身には優秀な姉彩夏がいたが、幼少期に比較され惨めな思いをしたために自殺に追い込んだという過去を話す。

CRIS

日下部麻子(くさかべあさこ)

CV:かわしまりの(PC版) / 瑞沢渓(他媒体)
雄二の師匠であり前任の9029。イメージ植物は桜。作画担当は渡辺明夫。
誕生日2月26日。O型。身長174センチ。スリーサイズはB92W56H94。

身長が174センチと女性にしては大きく肉感的なグラマラスな体系をしており、本人曰く男好きする身体。大雑把で粗暴でデタラメな性格をしており、無茶苦茶を言うことも多い。幼少期は孤児院で過ごしておりシスターから1番の問題児として扱われていた上に一緒にいたJBからも乱暴な女と思われていた。また職場でも「隕石が激突してもタンコブで済む女」と言われていた。JBとは同じ孤児院で8歳の時に出会い同じ2段ベッドの上下で寝泊まりした仲であり、その後CRISに入った後も一緒であり更に自身の担当官であることから腐れ縁とも言える関係になっている。

オスロの事件を担当しており、オスロが潜伏する屋敷に突入した際に地下室にいた雄二を保護。オスロの洗脳によって殺人マシンとなっていた雄二に殺しをできなくさせる暗示をかけて表向きが平穏に過ごせるようにしている。身寄りもなく縋るものもなくなってしまった雄二の神様になると宣言して山梨県の山中にある山小屋にて雄二と同居をしたが、料理が壊滅的に下手であり体に良さそうなものを適当に入れて作ったご飯は酷い悪臭を放っていた。(この時のご飯の上には鹿の性器が乗っておりJBにより破棄された)憐れんだJBと雄二が食事を担当した。また、大抵のものにはカレー粉をかけるれば大丈夫という考えを持っていた。

酒が好きでよく酔っぱらって帰って来ていたせいで雄二に仕事がヤクザだと思われていた。粗雑な一方で、読書の習慣があり読んで得た知識は試して経験としており自宅の山小屋に大量の本があり、雄二にも読むように勧めて得た知識は試すように促す。そして、小学生は足が速いと、中学生は喧嘩が強いと、高校生は頭がいいとモテるととしてそれらを雄二に訓練としてさせた。子供らしい感情を見せない雄二に動物を見せてやろうと東浜動物公園に連れていくが感想が「茶色だね」など無味乾燥なものであったことに苛立ちを覚えた麻子はライオンの吠える声に怒鳴り返してライオンに勝ってしまったことがある。

潜入・強襲を専門とするCRISの特殊工作員であり、格闘や戦闘術に優れていてその中でも特に遠距離精密射撃の技量は甲種に分類される程優秀である。米海軍においても日下部麻子は海軍最強の狙撃兵と言われていた。雄二が海兵隊訓練で世話になった海軍の教官アニエスとは同期である。
麻子の狙撃の腕は1400m以内が必中距離であり、1600mでも誤差2.50cm以内に収めるなど精密な射撃が可能である。雄二にも狙撃を教えており、雄二に専用のライフルを買い与え保管ケースのロックナンバーは自身の番号である9029にした。

雄二が訓練から戻り雄二が慢心していた際には昔の負傷が原因で右目の視力が低下しているにも関わらず現役の雄二に圧勝した。これは失敗すれば死んでしまう任務をこなす中で麻子は勝ったときは勝った理由を考え更にうまくやる方法を模索し、試し経験を技術にしてきたため狙撃の腕に大きく差が出来ていたためである。

麻子は腕は優秀であるが我が強いために命令違反の常習者であり、幼馴染で担当官であるJBを悩ませ続けた。雄二を引き取る際に過去の負傷が原因の視力低下を理由に一線を退き退職しようとしていたが、CRISは組織的に特殊であり辞めるというのは簡単ではなく下手をすれば死刑になってしまうためJBの計らいで予備役扱いで籍だけを残すこととなった。
そして、心身ともに深い傷を負っていた雄二を最初は普通の人間としての生活に戻す予定であったが、自分自身がしてきた生き方でしか物を教えられなかった麻子は自身の後継者として育てることとなる。雄二に正式に資格を取らせるためにアメリカの海兵隊の学校へ送り出した際には表向きは監視役として、アメリカでハンティングスクールのインストラクターを始めたが雄二が訓練に励む中飽きたという理由で辞めて、一足先に帰国する。このハンティングスクールの生徒には滝園学園マイクロバス転落事故で命を落としたバスケ部部長・坂下千秋の父啓二がおり、啓二は後に雄二を見た際に麻子を思い出している。

麻子の後を継ぎたいと言う雄二に自身らの命は国のものであり1人で勝手に死ぬことは許されず、10人の国民を救えと言うが半人前であることを理由に5人におまけしてやるか、国民5人の人生を救うまで勝手に死ぬ事は許さないとした。この言葉は後に雄二の生きる原動力になる。

過去に大口径の銃で撃たれた際に毛細血管が破裂してしまったことが原因で血栓ができてしまう静脈血栓を患っていたことに加え一時的に視力と集中力を上げるブースターと呼ばれる狙撃兵御用達の薬を使用していたために脳幹付近に治療不可能な血栓が発生していたことで手足の痺れ、一時的な健忘、視力低下、情緒不安定などの症状がでてしまい雄二が仕事に行っている最中に倒れてしまう。手の施しようが無い状態であったため自身の判断で退院して自宅である山小屋へと帰宅。唯一の心残りであった養子である雄二を救ったことで死が許されたこと、結局日の当たらない場所でしか生きられないようにしか雄二を育てられなかった事への謝罪をし雄二に手を握られながら息を引き取った。遺骨はJBの手配で火葬された後ni
山小屋のある山中に埋葬された。火葬した際に未摘出であった銃弾が出てきてたという話をJBに聞いた雄二は麻子らしいと思った。

雄二にとっては師匠であり母親であり姉であり父親でもあり、そして初めて「愛した女」としていつまでも心の中に残っている存在であり、雄二の生き方に大きく影響を及ぼしている人物である。

春寺由梨亜(はるでらゆりあ)

CV:楠鈴音(PC版) / 鳴海エリカ(他媒体)
CRISに所属する人物で雄二の保護者である。イメージ植物は薔薇。
誕生日は4月2日。A型。身長172センチ。スリーサイズはB96W58H92。

日米合同対テロ組織である中央調査部諜報2課分室勤務であり、9029である雄二の担当官であり、前任9029の麻子の担当官も務めていた。
階級は三佐。ドイツ人とイタリア人のハーフであり現在は日本に帰化している。帰化する前の名前はジュリア・バルデラ。愛称である頭文字を取ったJBは麻子が呼び始めたもので、麻子曰くジュリアというブロンド丸出しの名前がダサい、恥ずかしくて呼びたくないからという理由である。雄二にもJBと呼ばれる。

デスク組もしくはホワイトカラーと呼ばれる本部で机に座り指示を出すタイプの構成員であるため、現場に出る事は無く命の危険はない。様々な国や立場の人間とのパイプを持つ情報関係のスペシャリストであり、重要人物などのスキャンダルをいくつも知っており時折それで脅しをかけることもある。(主に雄二に何かしらの無茶なお願いされた時)

親友である麻子とは同じ児童養護施設に引き取られ共に過ごしたが当時は仲がいいというわけではなく、何かと暴走しがちな麻子を止めるのはJBの役目であった。施設を出た後は一緒に海軍幼年学校に進み、幹候微募試験に合格した後に幹部候補としてアメリカ軍の情報部へ進んだ。そしてずるずると所謂腐れ縁が続き麻子が雄二を保護して引き取ることになった際には条件としてJBが監督する事になり、共にアメリカから日本へ移住することとなった。元々麻子の尻拭いのような形で日本に来ることは不満であり、麻子曰く軍に残っても出世も見込めず、ラングレー(CIA)に行っても外様扱いでろくな仕事も来ないのだったら日本で市ヶ谷(防衛相)か赤坂(在日米国大使館)に行って階級を上げてもらった方が給料が増えていいと言われたが、気持ちは収まらず自身に褒美として車を買うと宣言。高級な黄色い車を買った

破天荒な麻子とは対照的であり、ドイツ人らしく職務には忠実な堅物な軍人であり、普段は雄二と冗談や愚痴・暴言を言い合う仲だが事仕事となれば冷徹な表情・口調へと切り替わる。

麻子が雄二を引き取ったあと2人が住む山小屋へ様子を見に行ったり料理が下手な麻子に変わり食事を作っていた。麻子が雄二に自身の仕事をさせていたと知ったときは雄二を心配するあまり麻子と激しい喧嘩をするが、雄二の本心を聞き邪魔をしないことを決める。
麻子と同じで読書はするが麻子と違い本で得た知識を実践することはなく知識として留めておくタイプ。

麻子の死後は、麻子の遺体の処理を担当したりなど様々な手続きをした。無気力になっている雄二を自身の住まうマンションに住まわせ同棲を始めるが2人とも麻子の影を追ってしまうことに耐えられなくなりやがて帰宅しなくなり同棲を解消する。麻子が亡くなった後は雄二の保護者であり、書類上は母方の親戚の養母である。

雄二が初めての性交相手であり、雄二以外に男の影がないため雄二以外と関係を持ったことが無い。

fadom
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@fadom

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