グリザイアの迷宮(ゲーム・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『グリザイアの迷宮』とは2012年2月に発売されたアダルトゲームである。『グリザイアの果実』の続編で、各ヒロインのアフタールートと主人公・風見雄二の過去編である「カプリスの繭」などを収録している。「カプリスの繭」では雄二の家庭環境から雄二の姉一姫と両親が亡くなりテロリストに引き取られ殺人マシンなってしまい、後に自身の養母になる麻子に引き取られ育てられ、学園に来るまでを描く。「萌えゲーアワード2012」で、SILVER大賞・ユーザー支持賞および主題歌賞の金賞受賞。

CV:櫻井孝宏(アニメ版およびSIDE EPISODE) / 諏訪彩花(幼少期)
本作の主人公。原画担当はフミオ。
美浜学園に在校する唯一の男子。

風見家の第2子であり長男として誕生したが姉である一姫が天才と呼ばれる存在であったがために一姫と比べられ凡庸だったことからもう1人天才を欲していた父親には目に見えて疎まれ、母親からは何かをすると一姫に叱責されてしまうことから腫れ物を触るような扱いを受けて育った。家庭内での居場所を確保していたのは自身を溺愛している一姫であった。
幼い頃の雄二は左利きであったが一姫により矯正され両利きになっている。これは一姫が左手でしかできないことがあるのは不便であるとし、ボールを投げる時は左手を使い箸を持つ際は右手を使うように教育された。不出来な弟など言われたことから自己肯定感が低く自分が何もできないと思い込んでいたが一姫から試す前から諦めることをするな雄二は技術を習得するのに一姫より時間がかかるだけであるとの言葉は彼を努力家にした。

一姫の存在は雄二の中で大きく一姫の言うことは絶対であった。これは両親にも言えた事であるが家を支えている一姫に逆らうということは出来なかった。また、父親に一姫が雄二を気に入っているから養っているだけだと言われた言葉と女友達を作るときは一姫の許可が必要であるということから自身は一生一姫のオモチャであると思っていた。
雄二は一姫からセクハラとも取れる悪戯をされるようになる。悪戯の内容は一緒に風呂に入っては一姫が自身の体を使い性教育を行いキスをして自身以外の女に興味を持つなと言ったりというものであり、一姫が死ぬまでこれらに縛られた雄二は性に対しての認識がズレてしまい所謂女癖の悪い男になってしまった。

学校も順調で公園で知り合った幸と遊んだりと家庭外ではそれなりの生活をしていたが一姫がマイクロバス事故にて死亡したことで家庭環境は一変してしまい、風見家の収入は一姫に頼っていたことから裕福だった家は貧乏になってしまった。さらに一姫に期待していた企業から見捨てられた父親は酒浸りになり雄二と母親に暴力を振るうようになる。暴行の際は母親にクローゼットに隠れていなさいと言われ母親がひたすらに謝罪する声を聞いていたため「ごめんなさい」という言葉が嫌になっていく。
その後、父親からの暴力に耐えられなくなった母親は雄二を連れて逃亡を図ったが1度目は所縁のある土地に逃げたために見つかってしまい連れ戻されてしまう。そして再び隙を見て逃亡するがまた見つかってしまい、父親が母親にもう1度天才を産ませるとして性的暴行を犯す父親に対して殺意を覚えた雄二は父親に買って来いと言われ買ってきた酒瓶で頭を殴打する。再び母親と逃げようとするが雄二だったが母親に「後から行く」と言われ全財産が入った小袋を首から下げられて、駅に向かうように促されたことで1度家から離れたが救急車の音を聞き母親を置いてきてしまったという不安に駆られ家に戻る。
そこには野次馬が沸いており、その隙間から家から父親の死体が運び出されていくのを見て自身が人を殺したことにショックを受けるも無感動に見送り、母親を心配して家に入るが、目に入ったのは首を吊った母親であり。母親の死体と目があった雄二は逃げた事を深く後悔し絶望して気を失った。そして母親が遺書に綴った「ごめんなさい」という言葉を見てこの言葉を嫌うようになる。

その後、一姫が生きていたころに絵画を買い取りに来ていたオスロに目をつけられており引き取られる。引き取られた後はしばらくはウィッグやゴスロリの服など女児用の物を着せられ人形のような扱いをされていたが、ある時自分に暴行していたオスロの食客の男を殴打したことでオスロに殺人マシンとしての才能を見込まれる。この際子どもの力だったため死ぬまでは行っていなかったがオスロも気に入っていた男ではなかったのでそのまま処分された。そして雄二曰く寒い国へ連れていかれオスロが運用している私設少年兵育成機関にて暗殺者としての教育と洗脳を受けたことでオスロの邪魔をする様々な要人の暗殺に手を染めていく。しかし、暗殺業は雄二の精神を蝕んでいきCIRSの施設襲撃の際には自傷をしてしまうことと
見境なく殺しをしてしまうことから地下室に幽閉されていたが当時の襲撃メンバーであった9029麻子により発見保護された。後に病院に入っていたが薬物と洗脳によって心身共にボロボロとなっていた雄二を麻子は自身が神であり生きる目的を与えるとして引き取ることにした。

その後麻子により自宅である山梨の山小屋に連れていかれたまに様子を見に来るJBと共に共同生活を送ることになる。そして麻子の大胆とも粗暴ともとれる性格と生き方の教えに次第に心身は回復を見せていく。しかし、死を大量に見てきたせいで死に対して敏感であり1度衝動的に虫を殺してしまった際には嘔吐するほどショックを受けてしまった。そして雄二はオスロに施された殺人マシンとしての面を封じるために麻子に暗示をかけられたことで表面上は平穏を取り戻す。ペットセラピーとして麻子が貰って来た犬であるボーダーコリーの子犬をジョンと名付けて可愛がるが小屋に侵入してきた熊により殺されてしまう。この際に熊を殺そうとするがトラウマから殺すことが出来ず息絶えたジョンの首輪だけ持ち帰る。

麻子が気まぐれで狙撃をさせたことで本格的に狙撃の才能が開花し、過去の負傷が原因である後遺症で右目の視力が落ちて狙撃が困難になりつつある麻子の代わりに9029として現場に出ることもあった。麻子自身は深く気に留めていなかったがJBにバレた際には心配するあまりJBは麻子と喧嘩してしまうが、雄二が自身の意思で行っていると説得した。そして麻子の役に立ちたいという考えが強くなった雄二は本格的に麻子の後を継ぎたいと考えるようになりアメリカ中の不良を集めた学校にて教育を受けることになった。そこでダニエルという親友とミリー、エドワード、ロバート、ジャスティンと仲間を作っていった。その時に所属したヤブイヌ小隊は雄二にとって思い出深いものとなり好きな動物にヤブイヌを上げるほどである。
後期実践訓練で実際に人を撃たなければならない状況に追い込まれた際に麻子に仕込まれていた殺しをできなくさせる暗示をジャスティンが一時的に開放することで仲間の窮地を救った。そしてこの経験を得て日本に帰国して日本で仕事するための資格を取得してI-9029として麻子の代わりに様々な工作活動をするようになる。そして千鶴と出会うきっかけになったバンクーバー国際空港テロ事件も担当することとなった。この時に救ってもらったお礼として何かしたいと言う千鶴に普通の学校に通いたいと言った。

その後、雄二はとある少女の護衛任務をしていた際JBから麻子が倒れたと報告を受けて麻子の元へ帰ると麻子後遺症により弱り果ててベッドに横たわっていた。雄二は麻子を看取った後同じ傷を持つJBと同棲を始めるが傷の舐め合いなどでお互い気まずくなりJBは家に帰ってこなくなった。自らの進むべき道としていた麻子を失った雄二は仕事をする気力も失いダラダラと過ごす日々が続いていたがある時麻子が北海道にバイクで旅行に行ったことがありいつか一緒に行こうと話していたことを思い出し麻子のバイクを借りて北海道に向かった。そして旅行を通して様々なものを見て感じて、そして麻子に言われた国民5人を救うまで死ぬことを許さないと言われたことを思い出し、更に以前千鶴に言った普通の学校に通いたいと思いJBと千鶴に頼み美浜へ入ることとなった。

そして報告を終えた雄二が学園に戻ろうとした際、アダムを名乗る男から仕事の電話が入る。内容はある人物の暗殺でありポジションについてライフルスコープから目標を見るとそこにはオスロの姿があり、その姿を認めた雄二はトラウマから取り乱してしまい任務失敗してしまう。

ヒロイン

榊由美子(さかきゆみこ)

CV:一色ヒカル(PC版) / 田中涼子(他媒体)
原画担当は渡辺明夫。イメージ植物は紫陽花。
誕生日は11月10日。A型。身長163センチ。スリーサイズはB85W57H87。

アフタールートでは1年の逃亡生活を経て美浜に戻り寮にて雄二とクラスメイトと過ごしている。前作ではクールキャラであったが今作では恋人同士であるためデレている。さらに雄二に喜んでもらうためにとバニーガールのコスプレやメイド服を着たりなど服装がコロコロ変わる。
家事が苦手で不器用であることから天音に料理を幸に掃除を蒔菜に甘え方をみちるにはツンデレを教えてもらいながら日々花嫁修業に勤しんでいた。美浜は理事長であった由美子の父道昭が失脚したことで年度いっぱいでの閉校が決まっており、千鶴は通常運営費とは別の在校生が問題を起こしてしまった時用に預かっていたへそくりの使い道に迷ってしまったと相談しに来た際には自身には欲しいものが無いと言っていた。

閉校までの時間を雄二とクラスメイト達と賑やかに過ごすことが楽しいと感じているが同時に不安も抱えていた。その気持ちを雄二に吐露した際に恐れずにやってみるとよいと雄二に背中を押されたことで昔母親の実家で見た打ち上げ花火を見てみたいと語った。

絵を描く趣味は健在でありデートも河川敷に向かい絵を描いたりしている。ルート内ではデートで絵を描きに行く際にクラスメイト達にことごとく遭遇したことで2人きりになれないとやさぐれたりしていたが、雄二と温泉宿に2人きりで泊まった際には皆がいないと落ち着かないと思っていた。その後宿で温泉を楽しんで浜辺で由美子は自身の不器用さで迷惑をかけてしまうことがあるが今後も雄二のために頑張りたいという気持ちを伝える。
雄二とクラスメイト達が美浜の「へそくり」を使い上げた大輪の打ち上げ花火に感動しつつも「へそくり」の使用に申し訳なさを感じたが、クラスメイト全員が由美子のために使うと決めたのだから謝らず感謝で返せと雄二は言った。由美子はその言葉に皆に感謝することを決めた。そして皆で見たかったと零す。雄二と2人きりが不満というわけではなく、これだけが自身の幸せの終着点ではなく、皆と一緒に過ごす時間が何よりも大切であると感じた。その後雄二の計らいで温泉宿に来ていた皆にお礼を述べたが雄二と情事中の音声を盗撮されていたことで長らく封印していたカッターを振り回し怒りを露わにして追いかけたがどこか嬉しそうであった。

アフターではクラスメイト達の呼び方が名字から名前に変わっており、クラスメイト達との距離も近く不器用ながらも着実に親友になっていっている。

本編「カプリスの繭」では独自のルートから雄二の過去はある程度知っており復元した書類を見てもさして驚きはせず落ち着いていた。

周防天音(すおうあまね)

CV:雪見そら(PC版) / 田口宏子(他媒体)
原画担当はフミオ。イメージ植物は椿。
誕生日は3月3日。A型。身長169センチ。スリーサイズB91W59H88。

アフタールートでは美浜を卒業しており美浜の傍のアパートを借りながら雄二のいる寮へ通っている。美浜の寮母になるという話もあるが両親が了承しないため保留になっている。雄二との仲は順調であり雄二の仕事内容を深く知らないが給料の管理や食事の用意など夫婦のような関係になっており、後は父親を説得して結婚するだけといった状態であった。
しかし、父親の説得はうまく進まず母親とタッグを組んで何とか雄二と父親を会わせることに成功して結婚の許可を貰うことができた。

昔から体が大きく他の同級生より2回りは大きかったらしい。そして父親譲りの車好きであり昔父親が乗っていた車が大好きであったが、それを何も言わず父親が売ってしまった時は泣いてしまう程であった。
マイクロバス事故以降は学校を転校しても漏れてしまう事故の当事者であるという話に学校に通えなくなった天音はある時バイクで旅に出て帰ってきたときには美浜のパンフレットをどこからか入手しており、それを両親に見せて美浜に通いたいと説得して美浜への転入が決まった。

日記を書く日課は変わっておらず、それに加えて死者である一姫に手紙を書いていた。内容は日記のような報告のような他愛のない話であった。そして住所も何も書かず名前だけを書いて投函してたりしていた。不思議と名前のみの手紙は宛先不明で天音の元に帰ってくることはなかった。

後に女の子を出産。優羽姫(ゆうき)と名付けた。雄二が勇ましい子になってほしいと勇気と名付けようとしたが、天音は優しい子になってほしいと思い、両親と合わせて喧々諤々の討論を繰り広げた後天使をイメージする羽の字と一姫から1字を貰い優羽姫に決まった。
そして、まだ一姫は生きていると信じて出産報告の葉書を出した。

ルートでは一貫して雄二にデレデレであるが、寝取られも悪くないと思い始めておりビッチさ加減に拍車がかかったような描写もある。

本編「カプリスの繭」では雄二の過去を知り自身が一姫を見捨てたせいだと落ち込むが、持ち直して雄二の帰りをいつも通り待っていてあげようと決意する。

松嶋みちる(まつしまみちる)

CV:羽仁麗(PC版) / 水橋かおり(他媒体)
原画担当は渡辺明夫。イメージ植物はヒマワリ。
誕生日は12月25日。O型。身長155センチ。スリーサイズはB80W52H82。

アフタールートでは前作にて「もう1人のみちる」との関係が変わりお互い入れ替わり時の記憶を保有できるようになっている。雄二との仲は順調であるが空回り気味でイチャイチャするためには冬が良いと決めつけて夏だと言うのに真冬用のダッフルコート着てデートの待ち合わせをしたり、デート前日から待ち合わせ場所で待機したりと雄二を困らせていた。
みちるはダッフルコートに身を包んだせいで脱水症状になりながらも脱がせるのは無理だと判断した雄二とみちる曰く冬デートをして、途中で雄二に買ってもらったスノードームはみちるの宝物になりポーチに常に入れるようになった。

何かをしないと相手から愛を得られないと思っているため大げさな行動を起こして呆れられてしまうことの繰り返しを見かねた「もう1人のみちる」のサポートを受けることでやっとのこと雄二とのデートを成功させる。
最初は「もう1人のみちる」が協力しているという話は内緒の予定であったが、みちるは「もう1人のみちる」に協力してもらったことを雄二に話し、そのお礼をするために雄二に「もう1人のみちる」を抱きしめてほしいとお願いする自分ばかりいい思いをしているから今日は幸せを分け合いたいとした。
「も1人のみちる」がみちるの気持ちを分かるように、みちるも「もう一1人のみちる」の気持ちを理解していて、「もう1人のみちる」が雄二のことを好きなのを知っていたからである。

後に雄二に連れられ高台にて雄二の起こした夏に雪を降らせるという奇跡に感動していたが、それが本物雪ではなくチャフ(電波探索機欺瞞紙)であったこと戦略爆撃機を使っていたことに複雑な思いを抱えた。
アフタールートでは唯一みちるの黒髪を見ることが出来るがこれは冬に金髪は似合わないとして冬なら黒髪だと思ったためである。

本編「カプリスの繭」では雄二の過去を知り動揺してしまい雰囲気を変えるべく空気の読まずに茶化そうとして由美子から叱責されたり蒔菜に当たってしまったりとしたが、幸の計らいで蒔菜と和解して雄二の帰りを待つことになる。

「もう1人のみちる」

みちるの中にいる人格の少女。事故により脳死状態になったことで臓器移植のドナーとなり、心臓がみちるに移植されたことでみちるの中で1つの人格として生きている。
前作でみちるとのわだかまりが解けたことで人格交代が本人たちの意思で可能になり、記憶の共有も可能になった。

雄二にひそかに想いを寄せていたが、あくまでも自分はみちるの一部であるとわかっているので想いを告げることはないがみちるには気づかれている。
アフタールートにのみ登場し、みちるがデートの際に頑張り過ぎて空回りしてしまうのを見かねてアドバイスをすることで、デートを成功に導く。その際に雄二への想いを知っているみちるにより、お礼として雄二に抱かれる。

入巣蒔菜(いりすまきな)

CV:民安ともえ(PC版) / たみやすともえ(他媒体)
原画担当はフミオ。イメージフ植物は朝顔。
誕生日は1月13日。AB型。身長144センチ。スリーサイズはB71W57H78。

家のしがらみから逃れるために海外に雄二と共に行き、負傷した雄二の代わりに9029を引継ぎV-9029(Vはヴァージニアの意味)として仕事をしていたが、日本で正式に9029となるための資格を取るため日本に帰国。そして美浜に一時帰還にしてクラスメイトととの再会を果たす。

日本に帰国した際に清夏に挨拶代わりにと当たらないように狙撃して驚かせてトラウマを植え付け今までの仕打ちに対して復讐をした。これが原因で清夏は海外逃亡した。
日本で資格を取れば日本での仕事も可能になると雄二に言われたことで訓練を必死に頑張り、バスで隣の席になった男性から弁当のおかずを奪ったり、その男性とバディになったことで様々な訓練を共にした。訓練を終了した後日本での勤務かつ任地が三嶋崎になるようにと雄二の希望を受けたJBが上層部に「切りたくない切り札」を切った結果、任地を三嶋崎にさせることに成功して、雄二と共に美浜に再び通うようになったが、電話1つで仕事に呼び出されるようになってしまう。
それでも雄二と共にあるなら幸せであると感じている。

キアラが担当官であるが9029というナンバーを特別視しすぎている彼女からの押し付けに辟易しており、嫌いではないが直接会うことを避けたりしている。
髪の毛を解いた自身の姿を鏡で見て母親と誤認して威嚇する場面があり、将来的に天音のような女性らしい肉感的なボディに憧れているがどう足掻いてもなれないのではとショックを受けたりしている。

本編「カプリスの繭」では雄二と遊ぶことが多く話す機会がある蒔菜はおおよその雄二の出自を察していたがためにあまり驚きはしないものの多少のショックを受けていたが、取り乱すみちるを気遣うような態度を取るがみちるに怒鳴られて泣いてしまう。しかし、後にみちるとは和解して一緒に雄二の帰りを待つことになる。

小峯幸(こみねさち)

CV:岡本美佳沙(PC版) / 清水愛(他媒体)
原画担当はフミオ。イメージ植物はチューリップ。
誕生日は9月23日。O型。151センチ。スリーサイズはB82W56H83。

アフターでは雄二との結婚を控えており幸せの中であり日々を楽しく過ごしていたが、ある時幸たちを祝うために盛り上げようとクイズをしてお互いの答えがどれほどシンクロしているかという催しがクラスメイト達によって開かれた。しかし、このクイズは最後まで雄二と答えが合うことなく幸は落ち込んでしまう。
幸は雄二と共に行動して雄二の役に立ちたいと願っていたが、雄二は幸に危険な目にあってほしくないとしていたためであった。幸は雄二の仕事に対して深く突っ込まずただ雄二の帰りを静かに待っていたがが、常に心配していた。
前作にて粘土と爆弾の見分けがつかなかったことから爆弾についての知識、解除の仕方などの指南を雄二に受けていたが、これも雄二と共に頑張りたいという気持ちから来るものであった。

何とか持ち直し式場に向かったが、式場には巷を騒がせている爆弾魔により爆弾が仕掛けられたとして式は中断されてしまう。そして、爆弾が仕掛けられた場所が幸しか入れない場所であるということを聞き躊躇いなく侵入することを決意。ドレスの裾を切り裂き爆弾解除に向かう中雄二を守りたい危険から遠ざけたいという気持ちは雄二が自分に対して思っていたものであり、幸は初めて雄二の本当の気持ちに気づいた。

その後、爆弾が解除不可能であったために雄二の元に持ってかえり、雄二が冷蔵庫にて爆発させて被害を最小限に抑えたことで事件が終わった後に雄二の気持ちを察したこと、それを踏まえた上で雄二のために隣で頑張りたいと告げた。そして、理想も本当の気持ちも共有して結婚式を挙げた。

クイズの中で好きなサメはヨシキリサメであると判明する。ヨシキリサメは英語でblue sharkと呼ばれており、背中の色鮮やかなブルーが美しく愛好者にも人気が高いサメである。

本編「カプリスの繭」では雄二の部屋を掃除していた際に雄二がバイト先に提出するために用意した雄二の過去に関する書類を裁断された状態から一部復元して中を見てしまう。見てしまった罪悪感をみんなで共有するためにクラスメイト達と協力してすべてを復元した。

学園長

橘千鶴(たちばなちづる)

左側の女性

CV:まきいづみ(PC版) / やなせなつみ(他媒体)
美浜学園の学園長を務める女性。作画担当渡辺明夫。イメージ植物はスズラン。
誕生日は5月20日。O型。 身長157センチ。スリーサイズはB86W58H92。

「カプリスの繭」ではバンクーバー国際空港テロ事件に巻き込まれ人質になっていたところを雄二により救出される。しかし、救出された際に雄二が犯人の手を打ったことが原因で返り血を浴び、更に突入してきたダニエルに突き飛ばされ海に落ちたりと散々な目に合っている。また、海で溺れて助けを求めていたが日本語のわからないダニエルにより雄二が来るまで棒で小突き回された挙句幼い容姿のせいで中学生と間違われていた。この時免許証を持っている上に学園長であると発言していることから20歳以上の年齢である。

散々な扱いを受けつつも大人として礼をすると言いダニエルは本人の希望で妹を日本の大学に行かせることを、雄二は何も希望していなかったがごり押しで聞き出した普通の学校に通いたいという願いを叶えた。

fadom
fadom
@fadom

Related Articles関連記事

グリザイアの果実(ゲーム・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

グリザイアの果実(ゲーム・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『グリザイアの果実』とは2011年にフロントウィングから設立10周年記念作品として発売されたアダルトゲームである。愛称「グリカジ」。 「私立美浜学園」を舞台に転校生風見雄二が5人の少女との恋愛をしていくものである。少女と仲を深めていくと見えてくる辛く重い過去を主人公が向き合い救済し人生を共にしていく物語が展開される。萌えゲーアワード2011大賞部門金賞受賞作品。PSP版とPS Vita版はファミ通クロスレビューシルバー殿堂入りを果たした。

Read Article

グリザイアの果実 -SIDE EPISODE-(ゲーム・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

グリザイアの果実 -SIDE EPISODE-(ゲーム・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『グリザイアの果実-SIDE EPISODE-』とは株式会社フロントウィング設立10周年記念作品であるアダルトゲーム『グリザイアシリーズ』の番外編エピソードを収録したゲーム。アニメ『グリザイアの楽園』のBlu-ray&DVDの初回限定特典としてPC用に配布されたダウンロードコンテンツである。シナリオは「グリザイアの有閑」「グリザイアの残光」「グリザイアの旋律」の全3本。後にPlayStation Vitaにて一般発売された。PlayStation Vita版のみ主人公フルボイスになっている。

Read Article

グリザイア:ファントムトリガー(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

グリザイア:ファントムトリガー(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『グリザイア:ファントムトリガー』とは株式会社フロントウィングが10周年記念作品として出した『グリザイアシリーズ』の1つである。Windows / Steatmから2017年4月に1巻と2巻が同時発売した。本編の完結作品である『グリザイアの楽園』の後の話になっており、前作の主人公達が去り、残された美浜学園は特殊技能訓練校として運用されていた。今作の主人公およびヒロイン達が美浜学園に在籍し、国家の敵と戦う物語となっている。フロントウィング初の全年齢対象(15歳以上)作品である。

Read Article

グリザイアの楽園(ゲーム・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

グリザイアの楽園(ゲーム・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『グリザイアの楽園』とは2013年5月に発売されたアダルトゲームである。『グリザイアの果実』『グリザイアの迷宮』の続編であり、シリーズ完結作にあたる。メインルート「ブランエールの種」では前作「カプリスの繭」の最後から直接繋がっており、主人公・雄二がオスロに立ち向かい、ヒロイン達と平穏な生活を手に入れるまでを描く。同時収録の「Prologue De La GRISAIA」は『果実』の前日譚でありヒロイン達が学園に集まる過程を描いている。「萌えゲーアワード2013」では準大賞受賞。

Read Article

目次 - Contents