噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

噴上裕也(ふんがみ ゆうや)とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。臭いで相手を追跡するスタンド「ハイウェイ・スター」を持つ。暴走族に所属する不良だが受けた借りは返し、3人のレディースに平等に愛情を注ぐ律儀な一面もある。ナルシストで自身のカッコよさを追求する傾向にあり、時にそれは「カッコ悪いこと」を許さない誇りとして現れる。戦わないと決めた相手に立ち向かうなど随所でその誇りを見せ、仗助にも「カッコよさ」を認められた。

CV:小野友樹、大地葉(TVアニメ版幼少期)、羽多野渉(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)
演:山崎賢人(実写映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』)

Part4の主人公。壊れた物を直し、怪我を治すスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」を持つ。
ハイウェイ・スターに襲われた露伴から「逃げろ」「本体を探せ」と言われる。露伴から得た情報と彼のバイクで時速60キロを保ちながら移動をする。引き離したところでスタンドであるハイウェイ・スターが瞬間移動をして追ってくることに気付き、止むを得ず通行人から携帯電話を奪って友人の広瀬康一に連絡を入れた。
見つけ出した重傷の裕也を一旦治してボコボコにし、元の怪我以上の重傷を負わせて二度とスタンドを悪用しないよう釘を刺した。
エニグマ戦の際、裕也の怪我を治すことを条件に行方不明になった康一の追跡を依頼する。一度はエニグマの能力で紙にされるが、裕也の奮闘によって復活。初めは戦闘参加を拒んでいた裕也の見せた男気に対し、「噴上裕也。おめえ、ちょっぴりかっこいいんじゃあねえかよ」と口にした。

広瀬康一(ひろせ こういち)

CV:梶裕貴(Tアニメ版)、朴璐美(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)
演:神木隆之介(実写映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』)

仗助の友人。特定の物を重くするスタンド「エコーズact3」を持つ。仗助から連絡を受け、二つ杜トンネルで裕也の起こした事故に行きつく。仗助は新聞に載っていた「少年A」もハイウェイ・スターの被害者だと思ったが、スタンドが養分を奪うのに対し、少年Aはトンネルの入り口にぶつかって大量の出血をしたという。「やられ方が違う」との康一の言葉から、仗助は「事故で大怪我をした少年Aが被害者ではなく本体である」との結論に至った。康一は裕也の入院しているぶどうヶ丘病院に行き、裕也の名前と入院している病室を知り、仗助を追うハイウェイ・スターを重くして時間を稼いだ。
エニグマ戦で宮本輝之輔に捕らえられていたが、裕也により仗助共々脱出を果たす。

岸辺露伴(きしべ ろはん)

CV:櫻井孝宏(TVアニメ版 / OVA『岸辺露伴は動かない』)、神谷浩史(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)
演:高橋一生(TVドラマ『岸辺露伴は動かない』)

杜王町在住の人気漫画家。人の記憶、心を読み、命令を書き込むスタンド「ヘブンズ・ドアー」を持つ。
バスに乗っていた際ハイウェイ・スターの幻覚を見て、改めて調査に乗り出す。ハイウェイ・スターに養分を奪われるが、仗助によって回復した(が、元々仗助とは嫌い合っており、「自分の言うことを無視した」などの理由から仗助との間に友情が芽生えることはなかった)。
尚、ハイウェイ・スターとの駆け引きの中で露伴から発せられた名言「だが、断る」は『ダイヤモンドは砕けない』の中でも特に人気の高いセリフである。

吉良吉廣(きら よしひろ)

CV:千葉繁(TVアニメ版)

Part4のラスボスにして15年間杜王町に潜伏していた殺人鬼・吉良吉影(きら よしかげ)の父。息子吉影が21歳の時に亡くなるが、幽霊となって現世にとどまっている。生前、エジプトの老婆から入手した矢によって写真に入るスタンド「アトム・ハート・ファーザー」を発現し、幽霊となってからもこの能力を活用している。またの名を「写真の親父」。美しい手を持った女性を殺すという息子の性癖、凶行を知りながら彼を守ると決めている。矢で次々スタンド使いを増やし、仗助らと戦わせることで息子を守ってきた。
事故で大怪我を負い瀕死の状態となった裕也を前に、矢が「射貫け」と言わんばかりに動いた時は「(矢に対して)何を考えているんだ」と思っていたが、ハイウェイ・スターと露伴、仗助の戦いを見て息子を追う者を倒せると喜んだ。

宮本輝之輔(みやもと てるのすけ)

CV:河西健吾(TVアニメ版)、成瀬誠(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』)

吉廣によってスタンド使いにされた少年。どんなものでも紙にするスタンド「エニグマ」を持つ。他人の恐怖のサインを観察するのが趣味で、スタンドを身に着けてからは人の恐怖のサインを見極め、紙にするようになった。
康一と朋子を紙にして仗助を追い詰め、一度は仗助をも紙にすることに成功。しかし、侮っていた裕也によって康一、仗助を解放される。人質という卑劣な手段が仗助の怒りを買い、彼の攻撃を受けてシュレッダーの紙と融合させられ本にされた。『エニグマ』のタイトルを持つ本となり、杜王町の図書館に寄贈される。
紙にするだけなら人知れず仗助と康一を始末できたかもしれないが、裕也の嗅覚と自身の性格が災いし、敗れたといえる。

噴上裕也の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「ひかえ目に言ってもミケランジェロの彫刻のようによォ~~~」

康一を探すのを条件に仗助に怪我を治してもらった裕也は、包帯をほどいて「おれってよぉ~~やっぱりカッコよくて…美しいよなぁ~~~。ひかえ目に言ってもミケランジェロの彫刻の様によォ~~~ッ」と自らを評した。自分に対する絶対的な自信をやや大仰な言葉とヤンキー口調で表したこのセリフはコミカルな点もあり、裕也の代名詞ともいえる。
恐怖心から戦闘に参加しなかったが、仗助の精神性に触れたことで、裕也は輝之輔との戦闘を決意する。それは、眠っていた内面的な美をも目覚めさせた証だといえるだろう。

「てめーおれだってそうしたぜ!」

敵スタンド「エニグマ」と本体の宮本輝之輔を見つけた際、裕也は未知なる敵への恐怖から「自分は敵を見つけるのが役目で、戦うのは役割に入ってないよな」と仗助に確認した。仗助は何度恐怖心を煽られてもどうにか耐えていたが、康一の名前が書かれた紙が車道に投げ出されるや、それが罠であると知りながらも助けに向かった。恐怖のサインを見せたために紙にされた仗助だが、罠だと知りながらも康一かもしれない可能性があるから助けに向かった旨を口にし、紙にされる。
輝之輔への恐れから戦闘に参加しなかった裕也は、どちらかといえば危険を察知し、それに足を踏み入れない一般人寄りの感覚を持っているといえる。そんな彼が仗助の言葉に感化され「これがもし…紙にされたのがもし…馬鹿だけどよぉ…俺をいつも元気づけてくれるあの女どもだったらと思うと…あの女どもの誰かだったらと思うと!てめーおれたってそうしたぜ!」と口にし、輝之輔の後を追った。
大切なものを守る為に戦う裕也の心意気、取り巻きのレディースが彼にとって大切な存在であることが分かる。
最終的に自分を犠牲にして仗助、康一を取り返した裕也は、仗助から「ちょっぴりカッコいいんじゃねえの」と認められた。

噴上裕也の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

噴上裕也が探偵になったかもしれないことを示すチラシ

えどのゆうき
えどのゆうき
@edono78

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