漏瑚(呪術廻戦)とは【徹底解説・考察まとめ】

漏瑚(じょうご)とは『呪術廻戦』に登場する呪霊(人の負の感情が形を成した怪物)の一体であり、その中でももっとも高位である特級に分類される存在。
大地への恐怖から生まれた呪霊であり、単眼かつ火山状の頭頂部を持つ異形の魔人。恐るべき火力を自在に操り、高位の呪術師すら一瞬で焼却する。人類の廃絶を目論む特級呪霊の一味に属し、サブリーダーとして実質的な組織の舵取りを担う。
邪悪にして狡猾、残忍にして凶悪な作中屈指の実力者だが、さらに圧倒的な力の持ち主と戦っては容赦なく叩きのめされることが多い。

混戦の中で

偽夏油が提案した人類廃絶のための二つの条件の内の一つを達成し、あとは宿儺を味方につけるのみとなったところで、真人が「自分たちが力を合わせればなんとでもなるから、(宿儺をその身に宿す)虎杖を殺そう」と言い出す。これは虎杖に個人的な殺意を抱く真人の我がままでしかなかったが、同じく恨みを抱く脹相が同調。偽夏油も反対せず、陀艮も意見らしい意見を口にしなかったため、「宿儺を味方につけるために、その宿主である虎杖を殺してはならない」と明確に主張するのは漏瑚のみとなってしまう。真人は漏瑚と討論する気は無く、彼の意見は彼の意見で尊重するとして、「今から個別に行動して最初に出会った者が虎杖を好きなようにする」ことを提案。可否も取らずにその場を走り去ってしまう。脹相もこれに続き、彼らの身勝手さに怒りを覚えながらも、一味の目的のために宿儺(=虎杖)を探して“帳”の中を徘徊する。

そんな中、陀艮が五条救出を目指して“帳”の中に突入してきた呪術師たちと戦っていることに気付いて駆けつけるも、一足遅く彼は祓われてしまう。その死を悼み、報復として陀艮を祓った七海建人、禪院真希、禪院直毘人ら高位の呪術師たちを一掃する。

宿儺への挑戦

覚醒した“呪いの王”宿儺と戦う漏瑚。

この時不意に宿儺の気配を感じ取り、向かった先で脹相に敗れたまま気絶している虎杖を発見。宿儺の気配を感じたのは、夏油の生前の仲間である菜々子と美々子が、気を失っている虎杖に全部で二十本ある宿儺の力の源“宿儺の指”を一本飲ませたことが原因だった。菜々子と美々子を追い払い、これ幸いと虎杖に今までに自分たちが集めた十本分もの宿儺の指を飲み込ませる。
これにより事実上虎杖の肉体に封じられていた宿儺は自由を取り戻し、五条とはまた異質なその強さに震撼。何用があって自分を呼び起こしたと宿儺に問われ、「用は無い。お前が完全に復活すれば呪霊側の勝利は確定する」と答える。さらに「完全な自由を得るために虎杖との間に自分優位な“縛り(=呪術的な契約のこと)”を設けろ」と勧めるも、宿儺は自分なりの計画があるとしてこれを拒否。しかし大量の指を捧げた礼として、「自分に一撃入れられたらお前たちの仲間になってやる」と持ち掛けてくる。これを聞き入れ、彼との戦闘を開始する。

かつて五条に対しても振るった恐るべき火力を発揮し、日下部やパンダなど居合わせた者たちを巻き込みながら大暴れするも、宿儺はそのことごとくに対応。逆に漏瑚を翻弄し、痛めつけ、常軌を逸したその力を見せつける。最終的に真正面からの火力勝負を挑まれ、これに応じて全力の一撃を放つも、あえなく敗北。その身は消し炭となって崩れ落ちた。

死の間際、どことも知れない空間で花御と陀艮と再会。志半ばで倒れることを両者に詫びるも、花御から「まだ真人がいる」と言葉を返され、彼によって自分たちの目的は果たされるだろうとの思いを共有する。呪霊である自分たちはいずれ復活するが、その時再生するのは別の自我を持つ存在であることを知りつつ、花御たちと再び出会うことを楽しみにしていると告げ、その際には呪霊こそが“人と呼ばれる存在”になっていると確信する。
この時、不意に宿儺がその場に現れ、「人になりたかったのか」と意外そうに指摘される。宿儺は漏瑚らの想いを下らないと一蹴するも、彼の実力自体はこれまでに戦った中ではマシな方だったと称賛する。
「誇れ オマエは強い」
自身を圧倒した宿儺から送られたこの言葉に感極まって落涙し、それが涙と知ってか知らずか「何だこれは」と愕然と口にする。独白のようなこの言葉に、宿儺は「さぁな 俺はそれを知らん」と返し、これが最期のやり取りとなった。

漏瑚の関連人物・キャラクター

真人(まひと)

人間の人間に対する恐怖から生まれた呪霊で、特級呪霊一味のリーダー。本人にその自覚は薄いが、人類廃絶を目論む一味の行動理念にふさわしいとして、漏瑚が補佐及び後見する形でリーダーを務めている。
呪霊としてはまだ若く、好奇心旺盛で自分本位。組織の目的より己の欲求を優先することもままあり、漏瑚を常々悩ませている。一方で仲間意識も責任感も無いわけではなく、漏瑚たちから託された人類廃絶という夢を果たそうと彼なりの努力と研鑽を続けている。

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花御(はなみ)

人間の森林に対する恐怖から生まれた呪霊で、特級呪霊一味の同志。漏瑚とは数百年単位の付き合いらしく、同じ人類廃絶という夢を抱く古くからの友人である。
非常に特殊な言語能力を持ち、不可思議な呪文のようなものを口にすると、その意味が聞く者の頭の中に勝手に流れ込む。漏瑚にとってこれはかなり不快らしく、いきなり話しかけられた際は「気色悪い」と文句を言っていた。

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陀艮(だごん)

人間の海洋に対する恐怖から生まれた呪霊で、特級呪霊一味の同志。漏瑚とは数百年単位の付き合いらしく、同じ人類廃絶という夢を抱く古くからの友人である。
作中ではほとんど呪胎(呪霊として幼体の状態)の姿で登場し、漏瑚と言葉を交わすシーンはほとんどない。それでも互いに仲間としての情をしっかりと持っており、陀艮が死亡した際、漏瑚はいつになく寂寥を帯びた口調で彼を悼んでいた。

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偽夏油(にせげとう)/加茂憲倫(かも のりとし)/羂索(けんじゃく)

千年以上前に生まれた術師。脳だけの存在で、他人の体から他人の体へと乗り移りながら現代まで生き永らえてきた。「呪術の可能性を見極めたい(呪術という技術がどこまで発展しうるのか、その究極の姿がどういったものなのか知りたい)」という野心を抱き、このために様々に暗躍。数々の悪行に手を染め、無数の人々を傷つけてきた。本名が羂索で、偽夏油は名前が判明していなかった頃のファンから呼称されていた呼び名、加茂憲倫は一時期使っていた肉体の名前である。
特級呪霊一味のアドバイザーとして招き、彼が提案した「五条悟の無力化」と「両面宿儺を味方につける」という策を採用。それぞれの目的のために協力していく。羂索は特級呪霊一味を利用するつもりしかなかったものの、彼らの行動理念が自分の目的とも比較的近いものだったため、表向きは良好な関係を築いていた。

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五条悟(ごじょう さとる)

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

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「五条悟 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。漏瑚の高い実力と、それを遥かに上回る五条の恐るべき強さが明らかになった戦いである。 人類殲滅を掲げる自然呪霊の1員たる漏瑚は、協力者である羂索の誘いに乗って“最強の術師”の異名を持つ五条悟を自ら討ち取ろうとする。五条はこれを迎え撃ち、そのすさまじい力を見た上で「弱い」と断言。わざわざ教え子の虎杖悠仁を連れ出して見学させつつ、漏瑚に圧倒的な実力の差を見せつける。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。

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呪術廻戦名勝負「髙羽史彦 vs. 羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「髙羽史彦 vs. 羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「髙羽史彦 vs. 羂索」とは、呪い呪われつつ悪を討つ呪術師たちの活躍を描く芥見下々の漫画『呪術廻戦』で行われた戦いの1つ。「おもしろい」と感じたことを実現する超人と、己の好奇心のために日本を滅ぼそうとする魔人による異色の対決である。 新宿で現代の術師たちが史上最強の呪霊両面宿儺と死闘を繰り広げていた頃、羂索は岩手で「日本人全てを使った呪霊」を生み出す準備を進めていた。自分を倒しに現れた髙羽を「取るに足らない雑魚」と断じる羂索だったが、あまりに異質な彼の術式にがぜん興味を掻き立てられる。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。

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呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。 最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。 作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。

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呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

禪院家(ぜんいんけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。

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