元水柱・鱗滝左近次(鬼滅の刃)の徹底解説まとめ

鱗滝左近次(うろこだき さこんじ)とは、『鬼滅の刃』の主人公竈門炭治郎の師で、かつて鬼殺隊最高位の剣士の一人・水柱として活躍した人物。
常に天狗の面をつけた小兵の老人。現在は現役を引退し、後進の育成を務める“育手”という役職につき、現水柱の富岡義勇や、錆兎や真菰など多くの剣士を育てる。自身も今なお剣士として色褪せない実力の持ち主である。物言いは峻厳だが非常に情の深い人物で、富岡からの手紙一つで複雑な立場にある炭治郎と禰豆子の後見を引き受け、自らの下を巣立った後も彼らを見守り続ける。

鱗滝左近次のプロフィール・人物像

所属:鬼殺隊(引退済み)
使用する呼吸:水の呼吸
日輪刀の色:青
肩書き:先代水柱

CV:大塚芳忠

鱗滝左近次(うろこだき さこんじ)とは、『鬼滅の刃』の主人公竈門炭治郎の師で、かつて鬼殺隊最高位の剣士の一人・水柱として活躍した人物。
常に天狗の面をつけた小兵の老人。現在は現役を引退し、後進の育成を務める“育手”という役職につき、冨岡義勇(とみおか ぎゆう)、錆兎(さびと)、真菰(まこみ)など多くの剣士を育てる。自身も今なお剣士として色褪せない実力の持ち主であり、鬼殺隊と鬼の最終決戦の際には新当主産屋敷輝利哉の護衛を務めた。

前述の通り鬼殺隊の剣士として活躍していた頃は、その最高位である柱にまで上り詰めるほどの凄腕だった。柱といえども死亡率の高い鬼との戦いを繰り返しながら、少なくとも見た目の上では大きな怪我も無くこれを切り抜けており、その高い実力を物語っている。また、非常に鼻が利くらしく、初対面の炭治郎の性根の優しさを“匂い”で見抜き、「剣士には向いていない」と胸中で評している。
現役だった頃にはすでに天狗の面をつけていた。あまりにも顔立ちが優しいせいで鬼にバカにされ、これに侮られないように用意したもの。

物言いは峻厳だが非常に情の深い人物で、義勇からの手紙一つで複雑な立場にある炭治郎と禰豆子の後見を引き受ける。炭焼きの家に生まれ、それまで刀など握ったこともない炭治郎を厳しく鍛え、一年で剣士としての基礎的な技術を身につけさせた。その後、鬼殺隊に入隊するための最終選別に向かう条件として、自身の背丈を上回る巨岩を斬ることを命じる。これは無理難題以外の何物でもなかったが、義勇を除く以前に育てた弟子のことごとくを最終選別で失っており、「お前まで死なないでほしい」という気持ちの表れでもあった。しかし炭治郎は半年かけて技を磨き、ついにはこの巨岩を斬断。修行を完遂した彼の努力を認め、手厚くねぎらい、最終選別に出立する様を見送り、これを突破して帰ってきた時は感極まって涙を流しながら称賛した。
鬼となってしまった禰豆子にも親身に接し、彼女が人を襲わないよう様々に心を砕いている。炭治郎の修行期間中は、彼女が暴れても即座に取り押さえられるよう自身の下に置き、さらに「人間はお前の仲間だから襲ってはならない」と暗示をかけた。後に炭治郎が昼間に禰豆子を運ぶために用いた背負い箱も鱗滝が作ったものである。

義勇は弟子の一人であり、自身の跡を継ぐ形で水柱まで上り詰めた、事実上の一番弟子。極端に口下手な彼からどのように思われているかは不明だが、義勇からの手紙一つで素人の少年と鬼になってしまったその妹(炭治郎と禰豆子)の後見を引き受ける、炭治郎たちのために共に命を賭すなど、巣立った後も師弟の絆は強い。
錆兎や真菰など、それ以外にも十三人の弟子を育てているが、前述の通り全員が最終選別で死亡している。しかし彼らは死してなお鱗滝を慕い、その魂のみが共に修行した狭霧山に戻ってきていた。巨岩を斬るという無理難題を突き付けられて頭を抱えていた炭治郎の前に現れ、正体を隠したまま修行に付き合い、「鱗滝の修行は無駄ではなかった」ことの証明を彼に託す。

その錆兎ら多くの弟子を葬ったのが、最終選別が行われる藤襲山に潜んでいた手鬼(正式名称不明)である。手鬼は四十七年前に鱗滝と戦って敗れ、最終選別の試練用にと藤襲山に放されていた鬼で、藤の花の結界のせいで山から出られないことも合わせて彼への恨みを募らせていた。
鱗滝は弟子を最終選別に送り出す際、必ず手製の「厄除の面」を授けており、これが皮肉にも手鬼が「鱗滝の弟子だ」と判別する手掛かりとなってしまっていた。最終的に炭治郎によって討ち取られ、その際の彼の動きをかつて自身を倒した鱗滝のものと重ねている。

作中において最後の弟子となった炭治郎、そしてその妹の禰豆子からは、自分たちのために尽力してくれたことに深く感謝される。鬼との過酷な戦いの中、彼ら兄妹は何度も鱗滝の教えによって窮地を切り抜けている。鱗滝の伝授した水の呼吸は汎用性が高く、炭治郎は「自分には鱗滝や義勇ほど水の呼吸への適性は無い」と感じつつも最後までこれを自分の基本戦術とした。
自らの下を巣立った後も二人を見守り続け、「万が一禰豆子が人を殺した時は、自分と炭治郎と義勇が腹を切って詫びる」との手紙を当時の当主の産屋敷耀哉に送っている。これは禰豆子の存在が鬼殺隊の中で問題となった際、彼女の処刑が取りやめられる大きな材料の一つとなった。

鱗滝左近次の能力・呼吸・装備

全集中・水の呼吸(ぜんしゅうちゅう みずのこきゅう)

人に近い姿をしていた頃の手鬼と戦う鱗滝。

鬼殺隊の剣士が必ず修得している、身体能力を劇的に上昇させる特殊な呼吸法。五つの基本系統とそこから派生する亜種の技法が存在し、水の呼吸は基本系統の一つである。
水の呼吸は防御と汎用性に長けた技法で、「自分には鱗滝や義勇ほどの適性は無い」と感じていた炭治郎も最後までこれを基本戦術とした。現役だった頃の鱗滝は水柱(柱にまで上り詰めた剣士は、その使用する呼吸法から字を取って「〇柱」と呼称するのが通例)にまで上り詰めるほどの活躍をしたが、剣士としてはあまり器用なタイプではなかったのか、弟子の義勇のように新たな技を開発することはなかったようである。

日輪刀(にちりんとう)

刀の扱いについて炭治郎(左)に注意する鱗滝。

日光以外で唯一鬼に致命傷を与えられる特殊な日本刀。「陽光山」という山で採れる猩々緋砂鉄と猩々緋鉱石から打ち出されたもの。持ち主の“全集中の呼吸との適性”によって刀身の色が変わる性質を持ち、たとえば青に変われば「水の呼吸との相性がいい」ということになる。
鬼殺隊の剣士に支給される装備だが、当然ながら非常に高価なものであり、鱗滝は炭治郎に修行をつける際、「刀を折ったらお前の骨を折る」と低い声で脅している。これは“戦闘中に武器を失う”ことの危険性も含めて教えようとしたものでもあるが、刀に偏執的な情熱を捧げている者が少なくない鬼殺隊専属の刀鍛冶たちとの関係が悪くならないよう気遣った部分もあると思われる。

厄除の面(やくじょのめん)

炭治郎に授けた厄除の面。

鱗滝は非常に優しい顔立ちをしており、対峙した鬼にこれをバカにされることが多かった。命懸けの戦いの中で、もっと相手を威嚇する必要があると感じた鱗滝は、手製の天狗の面をつけて自分の顔を隠すようになった。
厄除の面は、最終選別に送り出す弟子たち一人一人に手向けとして渡したもの。愛用の天狗の面と同じく鱗滝の手作りで、稲荷の顔を模している。しかし手作りならではの独特の癖があるらしく、皮肉にも手鬼が鱗滝の弟子を判別する材料となり、彼らが集中して狙われ命を落とす結果へとつながってしまう。鱗滝は自分の弟子のほとんどが最終選別を突破できずに死亡したことは理解しているものの、自分の贈った面がその原因となったことは知らなかったようである。

鱗滝左近次の来歴・活躍

水柱として活躍

現役時代、水柱として活躍していた頃の鱗滝。

水の呼吸を修め、鬼殺隊に入隊。多くの鬼を討ち取って活躍し、最高位の剣士の一人として水柱の称号を得る。鬼の中でも最高峰の力量を持つ上弦の参・猗窩座は「五十年前に水柱を殺した」と発言しており、恐らくこの人物が鱗滝の先代の水柱だと思われるが、面識があったかどうかは不明。
慶応(年号)末期、市街に潜んでいた手鬼を捕獲。それほど強い力を持っていなかったことから最終選別の試練用に藤襲山へと輸送されるも、手鬼は自身を圧倒して追い詰めた鱗滝に対する恐怖を恨みへと変え、復讐を誓うようになった。

引退し、育手として弟子を育てる

錆兎(左)と真菰(右)。共に最終選別で命を落とした、鱗滝の弟子である。

時期は不明ながら現役を引退。死亡率の極めて高い鬼殺隊の剣士を長年務めながら、特に大きな怪我はしておらず、年齢による体力の衰えなどが理由だと思われる。
鬼殺隊の剣士を育成する“育手”となり、狭霧山に居を構え、炭治郎と出会う前に義勇や錆兎ら十四人の弟子を育てる。しかし義勇を除く十三人は、藤襲山で行われる最終選別に送り出した際に、鱗滝を恨んでいた手鬼によって惨殺。皮肉なことに、鱗滝が弟子のために心を込めて作った厄除の面が、手鬼に狙われる目印となってしまっていた。
同時に最終選別を受けた錆兎が手鬼以外の藤襲山中の鬼を狩り尽くし、自身は開始直後に負傷して隠れていたため、義勇のみは生き残り、鬼殺隊の剣士として活躍。後に鱗滝の跡を継ぐように水柱へと上り詰める。

竈門兄妹との出会い

炭治郎を厳しく鍛え上げる鱗滝。

明治が終わり、元号が大正に変わって間もない頃、義勇から「面倒を見てほしい人物がいる」との手紙を受け取る。そこには炭治郎と禰豆子両名の名前とその素性が記されており、「鬼になってしまった妹を守ることを望む、まったくの素人の少年」という鬼殺隊の本分からして無理難題以外の何物でもない彼らを何も言わずに受け入れる。ただし、炭治郎については、「どうすれば苦痛を与えずに絶命させられるか」と死にかけの鬼を前に逡巡する姿を見て、「この子は優しすぎる」と剣士としての資質に疑問を抱いていた。
厳しくも丁寧に炭治郎を鍛える一方、鬼となりいつ人を襲うかも分からない禰豆子を自分の下で見守り、「人間はお前の家族だから襲ってはならない、家族を襲う鬼をこそ倒さなければならない」と暗示を施す。後に禰豆子は炭治郎と共に鬼と戦っていくこととなるが、鱗滝の施した暗示が少なからず影響したと思われる。
一年かけて一通りの技法を教え終えると、最終選別に向かわせるための最後の試練として、炭治郎に巨岩を斬ってみせるよう命じる。鱗滝は「炭治郎の技量では巨岩を斬ることはできない」と考えており、今まで多くの弟子を失ってきた心痛から、彼に鬼殺隊の剣士となることを諦めるよう仕向けるためにこの無理難題を押し付けた。しかし、死してなお鱗滝と会うために魂だけで狭霧山に戻っていた錆兎や真菰の指導もあり、炭治郎は半年かけて技を磨き、ついに巨岩を斬断。彼の成長を認め、厄除の面を授けて最終選別へと送り出す。この時、彼らの死を知らない炭治郎から「錆兎たちによろしく」と声をかけられ、なぜ名前を知っているのかと不思議そうにしていた。

弟子のために、弟子と共に

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2004年にTYPE-MOONから発売されたテレビゲームおよびそれらを原作としたアニメ、小説、漫画作品。あらゆる願いを叶える万能の杯「聖杯」に選ばれた7人の魔術師と対になる7人の英霊たちが、己の願いを叶えるべく、最後の1組となるまで殺し合う「聖杯戦争」。聖杯戦争に巻き込まれた少年・衛宮士郎は、偶然にも召喚した英霊の少女・セイバーと共に、苦難の道を歩み始める。

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活撃 刀剣乱舞(アニメ)のネタバレ解説まとめ

「活撃 刀剣乱舞」とは、DMMゲームスの「刀剣乱舞」を原作に、ufotableが製作したアニメーション作品。西暦2205年、歴史を変えようとする歴史修正主義者を倒すために、物に眠る想いや心を目覚めさせる力を持った「審神者」が、刀剣の擬人化した姿である「刀剣男士」を呼び出し、歴史を守るために戦う。活撃では、かつて土方歳三の愛刀であった「和泉守兼定」を中心に、歴史修正主義者との戦いが描かれた。

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Fate/stay night [Unlimited Blade Works](UBW)のネタバレ解説まとめ

『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』とは、ビジュアルノベルゲーム「Fate/stay night」のアニメ作品で、「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)が戦う物語を描いている。本作はその原作のストーリーのひとつである遠坂凛がヒロインにしたルートを脚本としている。 2014年10月から12月にかけて第1期、2015年4月から6月にかけて第2期がそれぞれ13話ずつで放映された。

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