ラブ★コン(漫画・映画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ラブ★コン』とは『別冊マーガレット』にて2001年から2006年まで連載された中原アヤ原作の漫画およびそれを原作としたアニメ、ゲーム、ドラマCD、実写映画作品である。舞台は大阪の高校、舞戸(まいど)学園。高身長で明るい性格の小泉リサは、入学当初から犬猿の仲である大谷敦士と学園のオール・阪神巨人と呼ばれ名を馳せていた。漫才風の泉州弁で高校生活の模様がコミカルに描かれている。小泉を中心に身長、男性恐怖症、へたれ、それぞれコンプレックスを抱えた高校生たちが織りなす笑って泣ける青春ラブコメディ。

手を怪我した大谷を保健室に連れていき、介抱中の聖子。おもむろに服を脱ぎ始め、大谷に迫るもその現場に聖子が男だと知ったリサが突入する。

バスケの練習中大谷が突き指したことを知り、保健室に向かう大谷に付き添う。そこで保健室に先生がいなかったため、聖子が大谷の怪我を介抱。休憩用のベッドの上に大谷を寝かせ、聖子は「ここ暑くないですか?」と大谷に迫った。その頃、リサと信子は聖子と同じクラスの1年生に彼女の本名は「寿聖子郎」で、体は男性だという事実を聞かされる。大谷が心配になったリサは急いで保健室へ。するとそこには上半身を露わにした聖子ならぬ聖子郎とその姿にショックを受ける大谷の姿があった。自身が男性だと知られてもなお、聖子は大谷のことが好きだという気持ちを優先。相変わらず猛アタックしているものの、以前とは違う大谷の対応に自信を無くしていた。「きっときもちわるくなったんや、きらわれたんや」と泣き出す聖子を慰めるリサ。そこへ大谷が登場し、聖子と付き合うことはできないが気持ち悪いとも嫌いだとも思っていないことを話す。大谷の優しさに触れた聖子は再び元の明るさを取り戻していくのだった。その後リサは「身長なんか気にしてたら恋なんかできませんよ」と聖子に諭され、リサは大谷への気持ちを強く自覚していく。

海に出かけた際にリサに好きな人がいることに気が付く大谷。あまりの鈍感さに周囲も驚く。

リサは、大谷への想いを自覚したものの、オール・阪神巨人の関係性から抜け出すことができす悩んでいた。夏休みになり、リサはいつもの仲良し6人組で海へ出かける。信子は大谷以外のメンバーに「リサの片思いが実るようにがんばりましょう!」と声をかけ、リサと大谷の仲を進展させようとしていた。足を怪我したリサが休んでいると大谷が現れ、2人っきりに。他のメンバーに応援されているプレッシャーから思わず「まちがってあたしが好きになったらどうすんのよ」と想いを吐露するも、大谷に「きもちのわるいことを言うな」とリサは恋愛対象にならないことを告げられ、涙する。その後、信子の「恋する乙女はいつでも情緒不安定なの!」という一言で大谷はリサに好きな人がいることを知る。しかしその相手が自分だとは思わずにリサを応援しようと話を聞き出す大谷。リサはその相手が大谷であることを明かそうとするも、なかなか言い出せないのであった。

花火が打ちあがる中、大谷に想いを告げるリサ。

リサの誕生日の日、大谷に呼び出され行くとプレゼントを渡される。中にはリサの大好きな海坊主のCDが入っていた。そして花火が始まる。実はその場所は大谷が去年見つけたという絶景ポイントだった。「花火でも見て元気だせっ」と笑う大谷についに想いを告げるリサ。しかし大谷は友達としての好きと勘違い。まさかの想いが伝わらず終わってしまった。

小泉告白大作戦

学園祭の出し物が終わり、教室で2人きりになるリサと大谷。そこで再び核心を突く言葉を投げかける。

舞戸学園では学園祭が開催され、リサたちのクラスはお化け屋敷の出し物を行っていた。リサの大谷への真剣な想いが伝わらなかったショックと大谷自身の鈍さに怒りを覚え、その怨念を幽霊役にぶつけるリサ。それが見事ハマり、お化け屋敷は大盛況に終わった。力を出し切ったリサは1人教室へ。ふいに大谷のことを思い出したリサは、悔し涙を流し出す。そこへ大谷が現れる。大谷に泣いている理由を問われ、リサは「好きな人に告白を流された」と答えた。大谷は気まずそうにするも未だ自分のことだとは思っていない様子。しびれを切らしたリサは「ちょっとくらい自分のことかもって考えへんの?」と告げる。その言葉を受けて初めてリサの気持ちが自分に向いていたことを知る大谷。

大谷にフラれた後に中尾と信子に大谷がお土産に熊カレーを選んでいたことを伝えようとするも感情が溢れ出して泣いてしまうリサ。

修学旅行の初日、リサと大谷は集合時間に遅刻し空港で足止めをくらっていた。気まずい雰囲気の中、大谷はリサの気持ちと真剣に向き合うことを話す。その後リサと大谷は北海道を満喫。そして、お土産屋で大谷はリサを恋愛対象として見れないことを告げる。こうしてリサは失恋し、信子と中尾の前で泣いてしまうのだった。

修学旅行で偶然出会った海坊主とリサと大谷で撮った記念写真。海坊主嫁が撮影。

失恋の傷を癒しきれないリサ。しかしなんとか立ち直ろうと修学旅行を楽しむことを決意。大谷にも気にせず今まで通りの関係に戻ろうと告げる。関係が戻ったリサと大谷は、海坊主が訪れた場所を回ることに。そこで、リサは財布を紛失。探し回った先に出会ったのは、海坊主と海坊主嫁とその子どもだった。まさかの出会いに大興奮の2人。さらに失くしたリサの財布は、海坊主が拾っていたのだ。思いがけぬ幸運に出会い、リサと大谷は最高の修学旅行を終えた。

精神的乳出し作戦

大谷のお見舞いに行ったリサは、熱で倒れた大谷と事故でキスしてしまう。

バレンタインデーに大谷にチョコを渡すリサ。しかし関係は進展しないままだった。そしてホワイトデーの日、リサは体調を崩した大谷の家にお見舞いに行く。大谷の母と妹の歓迎を受け、部屋に行くとおでこに冷えピタをはり、けだるそうな大谷の姿が。「あっちゃーん、ちょうどよかったわ。ケーキ食べ!」と大谷の母は大谷の部屋に入ってくるなり、誕生日ケーキを差し出す。今日が大谷が誕生日であったことを知るリサ。リサは大谷に自分の誕生日を祝ってもらったにもかかわらず、大谷の誕生日を知らなかったことに凹んでいた。その後、部屋に2人きりになるリサと大谷。唐突に「いつからオレのこと好きなの?」と大谷に聞かれ、リサは焦りながらも微妙な関係を抜け出すために「私、そんなに魅力ない?」と迫る。オーバーヒートした大谷がリサにぶつかり、事故的なキスをしてしまう。次の日、リサと大谷は海坊主のライブに出かけるが、リサはしっかり大谷から風邪をもらっていた。逆に全快する大谷。大谷は、リサがお見舞いに来てくれたことしか覚えておらず、キスのことはすっかり忘れていた。ファーストキスを思わぬ形で終えてしまったリサは、大谷に対し若干の殺意を覚えながらも海坊主のライブに向かうのだった。

大谷VSマイティの決戦

教室で学級委員の仕事をしているリサと大谷。ホワイトデーにした事故的なキスを覚えておらず、まったくリサのことを意識してない大谷に悔しくなり無理やりキスするリサ。

新学期になり3年生に進級。リサ達のクラスの新副担任として舞竹国海が赴任する。容姿端麗な舞竹がリサの好きな恋愛シュミレーションゲームの登場人物「ケイン」に似ていることから、ひと目で大ファンに。リサは「誰も立候補しなかったらマイティ先生が可哀想だから」という理由で学級委員に立候補。大谷も巻き添えを食い、強制的に学級委員に。学級委員の仕事で教室に居残るリサと大谷。リサはそこで大谷にホワイトデーの日、事故的なキスをしてしまったことについて聞き出すと、大谷はリサについている米粒を取ろうとしていたことが判明。女として見てもらえない悔しさから、リサは大谷の胸倉を掴みキス。そのキスを最後に、大谷を好きでいることをやめようと決意した。

大谷のことを諦め、マイティ部に没頭するあまり様子がおかしくなるリサ。

リサはどんどん舞竹にのめり込んでいき、マイティ先生の生態を研究するという建前で舞竹のファンクラブ「マイティ部」を立ち上げる。「マイティ命」と書かれたハチマキを頭に巻き、部員をまとめる部長を務めた。どっちつかずの態度でいる大谷にしびれをきらし、舞竹と新たな恋をすると意気込むリサ。マイティ部の活動を盛んに打ち込むリサの様子を見て、大谷はもやもやしていた。2人の事情を察した舞竹は、大谷にリサのことが好きじゃないなら僕がもらっちゃおうかな、とそそのかす。動揺した大谷は「小泉なんか好きでもなんでもない」と激怒。舞竹を追いかけてきていたリサは大谷の言葉を聞いてしまう。

舞竹にリサを奪われそうになり、むきになって反抗する大谷。

リサは、大谷の一言をきっかけにますます様子がおかしくなっていた。バスケ部の顧問になった舞竹と大谷が一対一の勝負中、大谷は不注意から足を怪我してしまう。1人ではうまく歩くことさえできない大谷の姿を見たリサは心配になり、大谷を自転車で送ることに。そこへ舞竹が登場。舞竹が大谷にちょっかいかけたところ「こいつの好きなんはオレや」と威嚇。舞竹に嫉妬する大谷に再び惑わされるリサだった。

大谷告白大作戦

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