脹相(呪術廻戦)の徹底解説まとめ

脹相(ちょうそう)とは、『呪術廻戦』の登場キャラクター。人造の呪霊・呪胎九相図の長兄である。
“史上最悪の術師”加茂憲倫によって生み出され、呪物の状態で保管されていた。しかし二人の弟・壊相と血塗ともども人類廃絶を目論む特級呪霊たちによって開放され、彼らに協力するようになる。弟たちを倒した虎杖悠仁を仇と見定め、これを追い詰めるも、突如「自分たち呪胎九相図と虎杖は家族同然の間柄である」という謎の記憶を想起し、混乱して撤退。改めて自分と虎杖の関係を見極めるべく、独自の行動を取り始める。

脹相のプロフィール・人物像

脹相(ちょうそう)とは、『呪術廻戦』の登場キャラクター。“史上最悪の術師”加茂憲倫が、呪霊の子を孕む特殊体質の女性を使って生み出した人造の呪霊・呪胎九相図の長兄である。現在の姿はこれを人の体を土台にして受肉した(=実体を得た)もので、人間ではないが単なる呪霊とも異なる存在。
百五十年もの間、特級呪物として東京都立呪術高等専門学校(以下呪術高専)に保管されていたが、人類廃絶を目論む特級呪霊一味によって盗み出され、受肉させられる。この時、自分以外に二つの呪胎九相図が特級呪霊たちの手で受肉しており、互いに互いを兄弟と認識。自身をその長兄とし、弟たちとの間に強い絆を結んだ。

特級呪霊たちは自分たちの目的のための戦力として呪胎九相図を盗み出しており、それを察しているためか受肉させてもらったことへの恩義は感じていない。しかし「特級呪霊たちが目指す世界の方が、自分たちにとって都合がいい」との判断から、二人の弟の壊相(えぞう)と血塗(ちけず)と共に彼らに協力するようになる。
しかし壊相と血塗は、特級呪霊一味から与えられた任務中に呪術高専東京校の生徒である虎杖悠仁と釘崎野薔薇と交戦し敗北。その際呪胎九相図としての共感覚で弟たちの死を感じ取り、虎杖らを仇として強く憎むようになる。

虎杖はその身の内に“呪いの王”と称される特級呪霊・両面宿儺を宿しており、特級呪霊たちはこれを味方につけることを前提に計画を進めていた。そのため表向きは彼らに協力を続けながら、虎杖を殺す機を虎視眈々と狙い続ける。一味の長で虎杖個人と因縁のある真人が彼の殺害を提案した際、これに即座に賛成。“最強の術師”たる五条悟の封印を巡る戦いの中で、念願叶ってついに仇の一人である虎杖との直接対決の機会を得る。

寡黙にして沈着冷静、人を殺めることになんら罪の意識を抱かない危険な怪物ではあるが、根底にあるのは兄弟と目する壊相と血塗への家族愛である。作中での行動の全てがそれを根底にしたものであり、後述の虎杖に対する態度の転変を経て、ファンの間では「お兄ちゃん」の愛称で呼ばれるようになった。

血液を自在に操り攻防に利用する、加茂家相伝の赤血操術の遣い手。赤血操術はその性質上、常に失血死と隣り合わせだが、呪霊である脹相は自身の呪力を血液に変換できるためその危険とは無縁である。
体術にも優れ、近接戦闘を得手とする虎杖とも渡り合う。特級呪霊一味に加勢して五条を相手にした時は、当人にとって第一とする目標ではないこともあって牽制に徹しており、戦闘経験こそ少ないものの彼我の力量を見極めて立ち回る冷静な戦術眼を持つ。

呪胎九相図自体は特級呪物と位置付けられているが、そこから生まれた存在である脹相たちがどの程度の等級に相当するかは不明。一級呪術師に推薦されるほどの実力を備えた虎杖にギリギリで競り勝っている脹相は一級~特級呪霊、弟の壊相と血塗は虎杖と釘崎のコンビに敗れているので二級~一級呪霊程度だと思われる。

特級呪霊一味に与しているが、忠誠心はほぼ皆無。それを彼らからも見透かされてはいるものの、軽んじられていたり呪術的なルールを学ぶためのボードゲームに誘われたりと個々に対応は様々である。特級呪霊一味をも遥かに上回る強者である五条との戦いにも駆り出されるなど、戦闘力自体は相応の評価を受けている。

前述の通り、壊相や血塗とは兄弟として強固な絆で結ばれている。自身を「呪胎九相図の長兄」と認識し壊相や血塗を弟として慈しみ、彼らからも兄として敬意を向けられる。彼らの仇の一人である虎杖と相対した時は、弟たちの名前を口にして「見ていろ これがオマエ達のお兄ちゃんだ!!!」と己を奮起させていた。
ほぼ人と同じ姿、加茂家相伝の赤血操術など呪胎九相図としてはプロトタイプであることがうかがえるが、その戦闘力は弟たちと比較して頭一つ以上抜けており、呪霊としての総合的な完成度はむしろ脹相の方が上である。

壊相と血塗を殺した虎杖をその仇として付け狙うも、いざ彼にトドメを刺さんとした時、「自分たち呪胎九相図と虎杖は家族同然の間柄だった」という、自身にまったく覚えの無い謎の記憶を想起して混乱。結局トドメを刺すこともできず、「どうして家族同然の存在である虎杖が弟たちを殺したのか」と狼狽しながら撤退した。その後もその記憶に苛まれ、改めて自分と虎杖の関係を見極めるべく独自に動き出す。

脹相の呪術・能力

赤血操術(せっけつそうじゅつ)

呪術師の御三家、加茂家相伝の術式。呪胎九相図を生み出した加茂憲倫はそもそも加茂家の人間であり、受肉した脹相がこの術式を使えるのも彼の仕込みだと思われる。
全身の血を操り、攻防に活用する。身体能力の増強から直接噴射することによる遠距離攻撃までその用法は多岐に渡り、応用力が非常に高い。当代の加茂家の遣い手である加茂憲紀が遠距離主体の使い方をしている一方、脹相は「百斂 穿血」を戦術の要としながら近接戦闘中心の立ち回りも見せており、そのどちらでも十二分に力を発揮している。
自分の血を使う関係上常に失血死の危険と隣り合わせであり、無茶な使い方をすれば急性的な血栓症に陥ることもありうる。呪霊である脹相は、自身の呪力を血液に変換する能力を持っているため、呪力が尽きない限りは前者の危険とは無縁である。

苅祓(かりばらい)

血液を飛ばして対象を切り払う呪術。
人体を造作もなく斬断する威力を誇るが、五条には片手で払われている。

百斂 穿血(びゃくれん せんけつ)

赤血操術の奥義。
血液を加圧して限界まで凝縮する技が「百斂」であり、「百斂」で凝縮した血液を一点から解放し矢のようにして打ち出す技を「穿血」と呼ぶ。呪力で強化された血液の初速は音速にも及ぶという。
弟の仇である虎杖に対して使用した。虎杖は両腕でこの術を受けたが、貫通しそうになった為に即座に逸らした。

百斂 超新星(びゃくれん ちょうしんせい)

「百斂」で圧縮した血液を解放し、爆弾のように全方位を撃ち抜く。
両手を合わせ、そこから凝縮した複数の血液を浮遊させ、これを任意で爆散。単純な攻撃からトラップまで多彩な使い方ができる術式である。

血刃(けつじん)

血で生成した刃。輪郭だけ定めて血液を高速循環させることで形を保っており、武器というより暗器のような使い方がメインである。

赤鱗躍動・載(せきりんやくどう・さい)

体内の血液を操作して身体能力を上昇させる。圧倒的な身体能力を持つ虎杖相手にこの能力を使って対抗した。

血星磊(けっせいせき)

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