アシリパ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

アシリパとは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する主人公の1人である。北海道の小樽近辺の集落に住むアイヌの少女で、大人顔負けの精神力と狩猟技術と調理技術の持ち主。伝統を尊重しながら時代の変化を柔軟に受け入れ、「新しいアイヌ」たることを信念としている。アイヌが隠した金塊とそれを巡る殺人事件に父が関与していた事を知り、その真実と真意を知るため、元日本兵でもう1人の主人公である杉元と共に、隠し金塊の謎へと挑んでいる。

第187・188話で尾形からアシリパに「父親を殺したのは俺だ」と告げた時に遠くから杉元の声が聞こえ、それに驚いたアシリパは向けていた矢を離してしまい尾形の右目を射ってしまった。その後は杉元が応急処置をして命には別条は無かった。アシリパは自分自身も相棒の杉元にも殺すことはやめようと言ってきたが、ここで尾形を死の淵まで追い詰めてしまい動揺が隠せない状態で、尚且つ初めて人を傷つけてしまった瞬間だった。

離ればなれになっていたアシリパと杉元が再会し、感動のシーンのはずが

出典: twitter.com

白石のオシッコでまぶたが外れて、嬉しさで雰囲気が美化されているシーン。

第188話で尾形の目を射ってしまたアシリパは、出来事を飲み込めずに呆然としている時に合流した杉元が尾形の処置を行っていた。処置がひと段落した後に2人は抱き合って再会を喜び抱き合った。だが泣いていたアシリパは、極寒の中で抱きついた際涙で溢れたまぶたと杉元のコートの金属でできたボタンがくっついてしまい離れなくなってしまった。焦った2人は凍ってしまったまぶたを剥がすために、近くに居た白石にオシッコで解かして外して欲しいとお願いし、何とか外すことができた。だがオシッコの勢いが止まらず、外れてもかけられ続けて2人は困り果てていた。

アシリパが映画監督に

第205話で樺太の豊原の山でアシリパと杉元は狩りをしている時に、活動写真の撮影に来ていた2人の男性と出会い、男性達は樺太アイヌが狩りをしている所を撮影してた。だがいつの間にか逸れてアシリパ達に偶然出会った時に撮影者の1人がクズリに襲われそうになったところをアシリパ達は助けた。この出会いで男性達が撮り溜めてきたアイヌの活動を投影機で見せてもらい、アシリパは映画に感銘を受けてこの撮影技術を使って自分達のアイヌの活動映像を残そうと提案した。活動写真家の力を借りてアシリパがメガホンを持ち、杉元達に演技をしてもらいアイヌの暮らしを再現した映画を作ることが出来た。

活動写真家の映像で昔のウイルク(父)と母に出会う

アシリパの自作映画を見ていたら、途中若い時のウイルクと母の映像が映っていた。

第205話で豊原の山中で出会った活動写真家とアシリパで自作のアイヌの暮らしを杉元達に役者になってもらい作成したが、第206話では出来上がった作品の上映会をして作品を鑑賞していると撮った映像とは違うものが途中から再生されていた。そこには10年以上前に撮影した小樽の映像が流れ、若い時のウイルク(父)と母が写っていた。この映像を通して初めて母の顔を確認したが、アシリパは「ウイルクから聞いた母の思い出の方が体温まで伝わるほど残る。」と言っていた。

アシリパの関連人物・キャラクター

杉元佐一

出典: kon-ani.com

ゴールデンカムイの主人公で、日露戦争のどんな惨状でも生き抜いてきたので「不死身の杉元」と呼ばれている。この旅の目的は亡き友の妻・梅子の病を治すために、アシリパと共に金塊強奪の謎を暴き、隠されている金塊を見つけ出して治療費にすることである。旅の中ではアシリパと一緒に捕まえた獲物を調理することも多く、脳みそを生のままで食べることにハマっている。鍋物の場合、持参している味噌を入れて食べるのも好きである。杉元は結構戦闘が多くて血が流れるシーンがたくさん出てくるが、戦闘に関して殺さないようにアシリパは杉元と約束させている。
アシリパに対しての恋愛感情があるのか無いのかよくわからないが、2人だけの時は良い雰囲気を漂わせてる。フチ(アシリパの祖母)からは嫁としてもらってくれないかと言われているが、杉元自身はアイヌの言葉が分からないため理解していない。

白石由竹

酒・博打・女の三拍子が大好きな遊び人。いつもドジをしたり、調子に乗ったりしてしまうが持ち前の明るさでピンチをしのぐことが多い。白石は、全国を回った経験からコミュニケーション能力は高く、近所の家から料理に使う調味料を借りてきたり、街に出ては様々な情報を仕入れてくるのがとても上手である。こんな自由奔放な面が多いが、義理堅いところがあり、杉元達には気に入られている。アシリパとお酒を飲んだ時はビンタされたり、鷲を捕まえる鉤(カギ)で口を釣られたり、タヌキを捕まえる毛よじりという道具でお尻の肉を挟んでみたりといじりやすいキャラクターになっている。その反面白石の脱獄力を買っていて、杉元が第七師団に捕まった際に白石に拘留されている場所に潜り込ませたり、ウイルクを助けるために網走監獄への侵入ルートの提案を任せるぐらい信用している。

尾形百之助

出典: hivicon.com

第七師団の元上等兵で、残酷なことでも普通にできてしまう心の持ち主。上司の鶴見中尉を裏切って脱走兵として動いている時は土方の用心棒やキロランケの共謀者と所属する場所を転々としているが、何が目的なのか真意が不明になっている。網走監獄ではウイルクと杉元の頭を撃ち抜いているが、その状況をうまく知らないアシリパは父と杉元が誰に撃たれたかは知らない。後に尾形は「ウイルクを殺したのは俺だ」と打ち明けた際、アシリパは彼に矢を向けた。死んだと思っていた杉元の声が聞こえてきたことに驚いてこれを放ってしまい、尾形の右目を射抜く。そのあと尾形は不適な笑みを浮かべながらその場に倒れ、杉元がナイフで目をくり取って矢の毒を吸い出していた。粗処置をしてロシア人の診療所に杉元が無理を言って治療をお願いしたが、彼は医師を殴り馬に乗って逃亡してしまった。

土方歳三

出典: animeanime.jp

新撰組鬼の副長であり、箱館戦争で死亡したと新政府軍から報じられたが、数十年間監獄に捕らえられていて表に出なかった。金塊を狙う理由ははっきりとは書いていないが、土方の狙いは移民を受け入れた国家の設立にあると考えられる。明治政府の主導は限界にあり、南下してくるロシア勢力に対抗する余裕はない。そこで北海道を独立させて移民を受け入れ、北方の護りとする。そのために多額の金額を必要としていると考えられる。
アシリパの和名「小蝶辺明日子」を知るのはウイルクと母だけのはずが、第48話で土方も知っていることが判明(後にキロランケも知っていることが明らかとなり、その理由が「ウイルクと一緒に日本に来たから」ということだった)。ウイルクと土方の関係性は第81話で、杉元が2人についての関係・共有情報を探ろうとするも「そこまでたどり着いたか」と意味深な言葉を吐いてうやむやにしてしまったので詳しくはわからない。土方はアシリパが父から金塊の貴重な情報の鍵を握っていると確信してため、何か情報を聞こうとしてジワジワと距離を詰めている。まだまだアシリパ達にどう近寄ってきて、何を仕掛けてくるのかがわからない存在なので目が離せない。

ウイルク

出典: animeanime.jp

左が若い頃のウイルク。

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『ゴールデンカムイ』とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載されている漫画。作者は野田サトル。2016年には「マンガ大賞」を受賞している。舞台は明治末期の北海道。主人公・杉元佐一は幼馴染・梅子の治療費を得るため大金を求め、一攫千金を目指してゴールドラッシュに湧いた北海道で砂金を集める生活を送っていたが、そんな杉元にあるアイヌ人が隠した埋蔵金の話が舞い込む。手がかりは、脱獄した囚人の体に掘られた入れ墨。一攫千金を巡るサバイバルバトルが開幕する。

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坂本慶一郎(さかもと けいいちろう)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、韋駄天の足を誇る強盗殺人犯。「蝮(まむし)のお銀」と呼ばれる凶悪犯と夫婦で強盗を繰り返しており、銀行や郵便局を狙った犯行は「反権力の象徴」と新聞が書き立てた。躊躇いなく殺人を犯す極悪犯だが、お銀との愛情は本物だ。第七師団が偽の刺青人皮を使った罠にかかって夫婦ともども死亡する。

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