サバイバル(さいとう・たかを)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『サバイバル』とは、原作・原案さいとう・たかを、作画さいとう・プロダクションによるサバイバル・ファンタジー漫画(劇画)作品である。
1976年から1978年にかけて『週刊少年サンデー(小学館)』にて連載されていた。
ある日、突如として世界中に発生した巨大地震を生き残った日本人少年・鈴木サトルが、文明の壊滅した世界で己が生存をかけて抗う姿を描く。
大自然に放り出された人間が、人類原初の生活に戻り、そこから創意工夫と勇気をもって少しずつ元の文明を取り戻そうとしていく様が読者を大いに惹きつける。

気づかれないコラ画像

サトルが家族を思い返しているシーンのコマにおいて、父親の顔が『ゴルゴ13』の主人公・デューク東郷の顔に差し替えられたコラージュ画像が、インターネット上に出回っている。
だが、作業が丁寧なことと、さいとう・たかをの作風自体が登場人物の顔をいくつかのパターンで占めることで量産性を高めた、いわゆる「判子絵」の大御所であることに加え、さいとう作品において「渋さをたたえた大人の男」は、おおよそ似通った顔で描かれるため、原作を読んでいない人間にはそれがコラージュ画像だと気づかれていない。

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