ボーン・アルティメイタム(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ボーン・アルティメイタム』とは『ボーンシリーズ』の3作目で、2007年公開のサスペンス・アクション映画。記憶を失くした元CIAトップ工作員ジェイソン・ボーンは、CIAの極秘計画の暴露記事を書こうとする記者と接触したことで存在が見つかり、またもやCIAに狙われる。その一方、CIA内部の人間と協力し、極秘計画に絡んだ組織の陰謀を暴き、とうとう記憶を取り戻す。その場にいるかのような臨場感溢れる映像やスピーディなストーリー展開、スリリングな逃走劇など息もつかせぬシーンの連続で観る者を引き込む最高傑作。

パメラ「何を待機しているの?相手はボーンよ。彼以上の手ごわい相手はいない。出せる限りの力と知恵を注いで取り掛かって」

メンバーに指示するパメラ(画像中央)

CIA長官から命令を受け、パメラとその部下トムがヴォーゼンの対テロ極秘調査局のチームに加わり、ボーン捜索の指揮を執ることになった時のパメラのセリフ。ヴォーゼンがメンバーに「まずは自己紹介を」と言うのに対し、パメラは挨拶をする時間も惜しみ、チームのメンバーたちに状況を確認する。ボーン捜索のために活用するエシュロンが待機中と聞いたパメラは「何を待機しているの?相手はボーンよ。彼以上の手ごわい相手はいない。出せる限りの力と知恵を注いで取り掛かって」とメンバーに檄を飛ばす。工作員としてのボーンの比類のない高い能力を評価し、それをメンバーに伝え、すぐに的確な指示を下していった優秀な指揮官パメラの名セリフである。

ニッキー「あなたは私にとって扱いにくい人だった。すべて忘れていて」

ボーンを見つめるニッキー

ニッキーと逃げたボーンはカフェに立ち寄り、ダニエルズを捜している理由や最初に自分が何かをされたことについて知りたいことをニッキーに話す。協力的なニッキーに「なぜ俺を助ける?」と訊くボーン。ニッキーは考えながら言葉を選んで「あなたは私にとって扱いにくい人だった。すべて忘れていて」と言う。ボーンをひたと見つめるニッキーの表情やその言葉の選び方から、過去に何か関係があったのではないかと思わせるセリフである。

タンジールでの追走と格闘シーン

出典: www.comingsoon.net

窓から窓へ飛び移るボーン

モロッコのタンジールで、暗殺者デッシュに追われるニッキー。ボーンは大勢の人の中でニッキーを見つけるため、建物の屋上に上がる。屋上から遠くにニッキーの姿を見つけたボーンは、建物の屋上から屋上へと走って渡りながら、手に洗濯物を巻き、ガラスの割れた部分を乗り越えてニッキーのいる方向へと向かう。ボーンは建物の上からデッシュを見つけ、彼の目線からその場所の上にいたニッキーが飛ぶ瞬間を見て、そこに向かい建物の上から一目散に走っていく。建物の上から隣の家の窓に飛んで入ったボーンは、今後は窓から窓へと飛んで建物を移動していく。窓から家の中のデッシュの姿を確認したボーンはその部屋の窓に向かい飛んでガラスを割って入った。
さらに、デッシュとの格闘では、素手で戦いながら、部屋の中にある燭台や本を使い攻撃する。部屋中を荒らしながらシャワールームに移り、デッシュはそこにあった剃刀を手にし、ボーンはタオルを手に巻き、デッシュの剃刀を防ぐ。デッシュの剃刀を叩き落したボーンとデッシュはお互いの首を絞め合い、ボーンが死闘を制し、デッシュは息絶える。ボーンの高い身体能力や、反射神経、格闘スキルなどが存分に堪能できる名シーンである。

パメラ「デビッド・ウエッブが本名よ。ミズーリ州ニクサで誕生日は4-15-71」

出典: yarn.co

ボーンと電話で話すパメラ

パメラに電話したボーンにパメラは「デビッド・ウエッブが本名よ。ミズーリ州ニクサで誕生日は4-15-71」と言う。その数字を聞いたボーンの脳裏に415番と書いたビルなどが浮かんだ。ボーンはこの数字は誕生日ではなくパメラが何か伝えようとしている数字だと気づくのだ。その時、脳裏に浮かんだ415番のビルと誕生日の数字から東71丁目の415番地という場所を特定し、ボーンはその場所へ向かう。頭のいいパメラはヴォーゼンが隣の部屋で自分の部屋の盗聴をしている可能性を考え、ボーンが自分の過去を知るための手掛かりとなる場所の住所を誕生日の数字として伝えた。それに気づくボーン。ボーンは気づくはずと信じて伝えたパメラの名セリフ。

ボーン「本当かな。オフィスにいるなら向き合っているはずだ」

出典: www.slashfilm.com

ボーンからの電話に出るヴォーゼン

パメラとボーンの会話を盗聴していたヴォーゼンはパメラを尾行させ、「チューダー・シティで10分後」というパメラの携帯に入ったメールを傍受する。すぐにチューダー・シティにチームと共に向かうがボーンは来ない。その時、ヴォーゼンの携帯に電話が入った。「ノア・ヴォーゼン」と電話に出た彼に電話をかけたのはボーンだった。「チューダー・シティは嘘だ」と言うボーンに「私に話があるなら会おう」と言うヴォーゼン。「今どこにいる?」とボーンが訊くと「自分のオフィスだ」と答えるヴォーゼンだが、「本当かな。オフィスにいるなら向き合っているはずだ」とボーンに言われる。ボーンは先ほど望遠鏡で見たヴォーゼンの金庫の中にあるファイルを見るため、ヴォーゼンを外に出そうとして、パメラを呼び出したのだ。電話を切ったボーンはオフィスで採取したヴォーゼンの指紋と先ほどヴォーゼンが電話に出た時に録音した「ノア・ヴォーゼン」という声で金庫を解除し、中にあった「ブラックブライアー」のファイルをまんまと取り出した。自分がオフィスにいることを伝え、ヴォーゼンを慌てさせた名セリフ。

ニューヨーク市街地でのカーチェイス

ボーンの乗ったパトカーの後部にぶつかる車

ボーンはCIAニューヨーク支部から逃げ、バスターミナル屋上の駐車場に行き、車を盗み発砲を避けながら屋上から車ごと下に落下した。車は大破したがボーンは車内から出てきて、追って来たCIAチームの車のタイヤを撃つ。追ってきた警察のパトカーを奪い逃走し、警察、CIA、パズに追われニューヨーク市街地でカーチェイスを繰り広げるボーン。警察やCIAの車に自分の乗っているパトカーをぶつけ、パズの銃撃を避けながら逃げるボーン。パズの車にぶつけられ道路の分離帯に乗り上げたボーンのパトカー。衝突を避けられないと感じたボーンはシートベルトをつかみ衝撃に備えた直後、パズの車と共に衝突しパトカーは大破する。ボーンの優れた反射神経や判断力、運転テクニックなど見所満載の名シーン。

アルバート博士「今の君が君なのだ。君がこの場所でジェイソン・ボーンになると自ら選んだのだ」

出典: www.imfdb.org

アルバート(画像右)に銃を向け話を聞くボーン

ボーンは研究所の訓練室に着き、そこで待っていたアルバートと話をする。「なぜ俺を選んだんだ?」と訊くボーンに、アルバートは「君が志願した」と答え、「君はここに来て何のためらいも見せなかった。これを私に渡した」と言いデビッド・ウエッブと刻印された2枚式の認識票を渡した。会話しながら徐々に当時の会話も思い出すボーン。実は自分が志願して「トレッドストーン」要員としてジェイソン・ボーンになったことをボーンは思い出したのだ。「もう変えられない。今の君が君なのだ。君がこの場所でジェイソン・ボーンになると自ら選んだのだ」と言うアルバート。ジェイソン・ボーンとなった経緯を思い出した重要なシーンでのセリフ。

ボーン「俺たちを見ろ。あいつらが俺たちにしたことを見てみろ」

出典: getyarn.io

「あいつらが俺たちにしたことを見てみろ」とパズに言うボーン

研究所にCIAやパズが来て、屋上へ逃げたボーン。ボーンが屋上から下を見ているとパズが来て銃口を向けながら「なぜ俺を生かした?」と訊く。カーチェイスでパズの車を大破させた後、ボーンはパズに止めを刺さなかったからだ。ボーンは「君はなぜ俺を殺す?」と訊き返す。パズはその言葉を聞き、瞬きをして考える。殺す理由など考えてもみなかったのだ。「俺たちを見ろ。あいつらが俺たちにしたことを見てみろ」と言うボーンをパズは撃てないまま、ボーンが後ろを向き走り出しても撃つことなく銃口を下した。このセリフは映画『ボーンシリーズ』の第1作目『ボーン・アイデンティティー』で、暗殺者の教授がボーンに言った言葉でもある。

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