ベヨネッタ(BAYONETTA)のネタバレ解説まとめ

『ベヨネッタ』とは、500年前の封印から目覚めた美しく妖艶な魔女ベヨネッタが、天使達を華麗に叩きのめしながら失われた記憶の手掛かりを求めてヨーロッパの辺境ヴィグリッドを舞台に暴れまわるクライマックス・アクションゲーム。
少年少女、または成人した男性主人公が多い日本製のアクションゲームにおいて、フェミニンかつセクシーな大人の女性を主人公とし、その魅力を前面に押し出しながらスタイリッシュにまとめ上げたゲームデザインは発売当時話題となり、国内だけでなく海外に於いても多くのファンを生み出し続けている。

建物を崩壊させ、ベヨネッタを広場まで落とす巨大な姿と圧倒的な力。その敵の姿に、魔女狩りに狂う民衆の背後で魔女が持つ世界の目の片割れを手に入れんとする四元徳の天使フォルティトゥードの記憶が過る。
ベヨネッタは魔界の住人の餌にしようと攻撃を再びしかけるも逃げられる。直後、地面から溶岩が吹き上げ、ヴィグリッド市街は火の海に包まれる。ベヨネッタは火と天使を避けながら地下洞窟に入り、そこに眠っていた遺跡からパラディソ「光の楽園」を経由し、迫る溶岩から逃げながら地上へ上がり、コロシアムまで辿り着く。

CHAPTER IV 四元徳「勇気」

コロシアムの中で、ベヨネッタはフォルティトゥードと再会する。フォルティトゥードは皮肉の応酬の末、やがて魔に飲まれる魔女の宿命に対する慈悲として介錯を申し出るが、ベヨネッタの「アンタ達を狩る理由はその顔がどうしようもなくムカつくからよ」というセリフに哄笑し、戦闘を開始する。
闘いの末、顔に大穴を空けられた挙句「いい男になった」とベヨネッタに皮肉られるも、フォルティトゥードは噂通りだと喜び、主神ジュベレウスを讃えながら魔界に飲まれていった。

CHAPTER V 失われた聖地

「ビースト ウィズイン」でネコ科の動物に変化し駆けるベヨネッタ

フォルティトゥードを撃退したベヨネッタは、「賢者と魔女の谷」にたどりつく。途中ルカによってベヨネッタの私物である口紅で罠を仕掛けられるも、その口紅で顔に落書きするという返り討ちに合わせる。ルカの嫌味を聞き流しながら、ベヨネッタは先程出会った少女のことを思い出していた。500年に一度の復活祭で厳戒態勢の中入り込んだ少女のことを訝ると同時に、列車で聞いて以降度々囁きかけて来る謎の声が「あの子はお前の未来を拓く鍵」だと告げる。
ルカと別れた後、天使の襲撃をかわしながら「ヨルムンガンドの杖」まで移動すると、四元徳テンパランチアと口論するジャンヌと再会する。
魔女でありながら性に合わぬ天使と手を組み行く手を阻みつつ、自らの過去にも深く関係する様子のジャンヌに対し、ベヨネッタは「あなた何者? まさか生き分かれたお姉さんなんて言わないでしょうね?」と訊くが、当の本人は馬鹿げたことをと一笑に付して否定する一方で、アンブラの頂点という至宝を巡って争って来た関係だということを述べる。
二人は一戦を交えるも決着はつかず、ジャンヌは「その様子では時間の無駄だ」と吐き捨て、飛んでくる瓦礫を獣や蛾、鳥に変化してかわしながら去って行った。ベヨネッタはその様子を見て、自分もまたその能力「ビースト ウィズイン(内なる獣)」を既に持っていること気付く。

CHAPTER VI 天国門

少女「セレッサ」に調子を狂わされるベヨネッタ

「魔女の鍛錬房跡」にたどり着いたベヨネッタは、再び少女を目撃する。後を追うように奥へ進むと、扉の前に群がっている天使達を見つける。何やら隠し事をしているような仕草の天使達を皆殺しにした後扉に入ると、先ほどの少女がいた。
「その子はお前の未来を拓く鍵だ」と告げる声を再び聴くのと同時に天使達の襲撃を受けたベヨネッタは少女を自分に引き寄せ結界を張り、「人助けなんてする柄ではないが天使を片付けるついでの特別サービスだ」と称して天使達を殲滅するが、その直後いつの間にか眠ってしまう。
微睡の中口遊む子守唄に混じり、「マミー」と呼ぶ少女の声がする。ベヨネッタは目を覚まし、自分を「マミー」と呼ぶ少女に翻弄されながら、少女の名が「セレッサ」であること、「パパ」に呼ばれて家を飛び出したものの、仕事に行くと言って何処かへ行ってしまったこと、家に帰りたがっていることなどを知る。ベヨネッタはすぐそこまでなら一緒に行ってここから出してやると言い、セレッサと共に場を後にした。

その後パラディソ「神域の片鱗」で天使の襲撃に合い、セレッサが攫われかけた挙句再び姿をくらます度のなトラブルもあったが、彼女とはパラディソを抜けたすぐ先のヴィグリッド空港前でベヨネッタを待ち伏せるルカと共に橋の上で再会する。
ベヨネッタはルカに人攫い扱いを受け、「丁度いい機会だから」と言ってセレッサをルカに押し付ける。そして「目に見えない怖いオバケが狙っているかもしれないからちゃんと面倒を見ろ」と言い残し、プルガトリオに移動して背後にたかり始めた天使を迎撃する。
その様子をルカはベヨネッタが消えたように見えたが、橋が崩れこの場が危険だということを察知し場を離れる。
一方ベヨネッタは、プルガトリオに移動する直前に背後に敵がいることを教え、場を離れる際にも自分の方を見てマミーと叫び続けるセレッサに疑問を持つ。

普通の人間には気付けないはずの危機をベヨネッタに知らせるセレッサ

CHAPTER VI 四元徳「節制」

自らの目的を語るテンパランチア

天使を下したベヨネッタは上流階級や要人が住む島へいくための海上ハイウェイに向かう途中、「観測者の光は衰えていないようだな」と降臨した四元徳の天使テンパランチアの襲撃を受ける。
何故皆自分にちょっかいをかけてくるのかと呆れるベヨネッタに対し、テンパランチアは我らの宿願は主神を復活させベヨネッタを礎に世をあるべき姿に戻すことだと告げて攻撃を仕掛けるも返り討ちに合う。消滅の間際、テンパランチアはその圧倒的な力を称賛し「その目、奴の言葉通りだ」と意味深な言葉を残す。ベヨネッタは過去の記憶の断片がよぎり、話の続きを聞くのを忘れたとぼやきながらハイウェイを目指した。
その様子を、ジャンヌは陰から意味深な表情で見ていた。

CHAPTER VIII ルート666

ヴィグリッドの幹線ハイウェイにたどり着いたベヨネッタは、その先の長い道のりに「この道をヒールで行けって言うの?」などとぼやいていた。そこに、不審車両の接近を確認した警備員が検問所のゲートを閉めるよう命令が飛ぶ。その時、背後からセレッサを乗せたその「不審車両」である装甲車をハイスピードで飛ばすルカの姿を見つけたベヨネッタは猛スピードで走り、先に検問所に滑り込んで閉じたゲートに穴を空け、ルカの車両を通す荒業をやってのける。ルカはゲートを抜けたのを自分の手柄としてはしゃぐが、セレッサはマミーが来てくれたのだという。
直後、ベヨネッタはルカと合流し、ベヨネッタの探す宝石の持ち主がイザヴェル・ビルにいることを知る。ベヨネッタはそのビルまで乗せて行けと言うが天使の襲撃を受けてルカ達とははぐれ、道の途中で入手したバイクを魔法で操り一旦追いつく。
崩落するハイウェイからルカ達を逃がし、ベヨネッタは再び天使の猛攻を迎撃したのちに瓦礫と共に落下していった。

CHAPTER IX 神域~時の記憶~

ヴィグリッドの断片が辺りに漂う。中には、遠い昔の記憶を刺激されるものも

ハイウェイから落下したベヨネッタはパラディソ「時の記憶の墓場」に着地する。墓場の名にふさわしい、今は亡き過去の断片が漂う場所を、ベヨネッタは天使を狩りながら突き進む。

CHAPTER X 神域~星の海~

ベヨネッタはパラディソ「星の大海」に移動する。そこは500年前にジャンヌと決闘を行った場所の姿を取っており、ベヨネッタの記憶を刺激する。
「私がこの街に…?」そう独言し床を見ると、二人の少女が掘られた小さな像が落ちていた。不格好な細工のその像の底には、魔女の文字で「ジャンヌとセレッサ」と彫られていた。
セレッサ。自分をマミーと呼ぶあの少女だろうか…そう思った瞬間再び子守唄を歌う女性と少女の記憶がリフレインするが、それ以上のことは思い出せず先を急いだ。

ルカが与えたロリポップ・キャンディーを美味しそうに食べるセレッサ。彼女はこのお菓子の存在を知らなかったようだ

お気に入りのぬいぐるみに「チェシャ」という名を付けている。「あんたもいる?」と飴を差し出すなど、相当可愛がっているようだ

一方、ルカとセレッサは森の中にいた。無邪気にはしゃぎながら「マミー」を心配するセレッサをルカは温かい目で見守る一方、ベヨネッタがセレッサを誑かせていると信じているルカの心中は穏やかではなかった。
歩いている途中、転んで泣くセレッサに、ルカはキャンディーを与える。セレッサは初めて食べたキャンディに喜びながら「アンタもいる?」と持っているぬいぐるみに話しかける。その可愛がっているぬいぐるみの名前が、ベヨネッタが自分に付けたあだ名である「チェシャ」と知ったルカは複雑な表情を見せる。ルカは島に行く別のプランとしてセレッサをどうするか考えつつ「あのお姉ちゃんは本当にママか」とセレッサに尋ねると、彼女は「そうよ。マミーは強いの。オバケだってやっつけるのよ」と奇妙な答えで返した。
その時、周囲で不穏な気配がするのをルカは感じた。

CHAPTER XI 四元徳「正義」

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