トゥルーマン・ショー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『トゥルーマン・ショー』とは、1998年にアメリカで公開されたコメディ映画。誠実なサラリーマンの主人公トゥルーマンは、どことなく不自然な生活を送っていた。その訳とは、彼の私生活はすべて隠しカメラで取られており、テレビ番組『トゥルーマン・ショー』として世界中に生中継されていたのだ。違和感を覚えるようになった彼は、家族や友人、仕事も含め、自分の人生が全部作りものだということに気付く。そしてなんとかしてこの世界から脱出しようと試みるのだった。

『トゥルーマン・ショー』の概要

『トゥルーマン・ショー』とは、1998年にアメリカで公開されたコメディ映画。
保険会社に勤める明るい性格の青年トゥルーマンは、平穏な毎日を送っていた。ある日、彼は死んだはずの父親とすれ違う。そのことがきっかけとなり、トゥルーマンは周りの人たちの様子を不審に思い始めていた。実はトゥルーマンの生活は生まれた時からずっと、テレビ番組『トゥルーマン・ショー』で、全国に24時間生中継されていたのだ。
家族も友人もすべて俳優で、自分が暮らしている町も巨大なセットだったと知るトゥルーマン。真実を突き止めようと奔走する中で、彼はある方法を思いつき実行に移す。

『トゥルーマン・ショー』をただ観ているだけの人々や感情移入する人々。そして何も知らないトゥルーマンを操る人々など様々な視点から物語を観ることが出来る、一風変わった作品となっている。
脱出を図ろうとするトゥルーマンを応援する視聴者がいる一方で、なんとかしてこの番組を継続させようと画策する制作陣。トゥルーマンに降りかかる試練は、真実を知らない方が幸せだったのではないかと思わせるほど容赦がない。この作品の特徴的な設定が光るストーリー展開である。

主人公トゥルーマンを『マスク』のジム・キャリーが演じ、脚本をアンドリュー・ニコル、監督をピーター・ウィアーが担当している。
アメリカで1.2億ドル(約138億円)を超える興行収入となった。第56回ゴールデングローブ賞で、トゥルーマンを演じたジム・キャリーは最優秀主演男優賞を受賞した。

『トゥルーマン・ショー』のあらすじ・ストーリー

トゥルーマンの生活

離島の小さな町で妻のメリルと暮らすトゥルーマンは、毎朝近所の住民に明るく挨拶を交わす。そして、「会えない時のために”こんにちは”とこんばんは”も」と言うのが彼の口癖だった。
勤め先の保険会社に着いたトゥルーマンは上司のローレンスから、大口の客が決まりそうだからそこへ向かってほしいと言われる。ハーバー島という、トゥルーマンが暮らしている島とは別の島だった。トゥルーマンは「歯医者の予約がある」と慌てて断るが、結局出かけることになる。
彼は幼い頃ヨットに乗っている時、天候が崩れて来たから帰ろうと言う父親の注意を聞かず、もう少し先まで行こうとねだった。仕方なく了承した父だったが、その後嵐に見舞われ目の前で父親を亡くしている。そのことが原因で、トゥルーマンは水恐怖症を患ってしまったのだった。そのため一度も島を出たことがなく、フェリーに乗ることも、川に架かっている橋の上も渡れないでいた。そして結局、ハーバー島に行くことは出来なかった。しかし、いつかはこの島から出てみたいとも思っていたのだ。「必ず実現してみせる」と、トゥルーマンは友人のマーロンに話していた。

翌日、通勤中にトゥルーマンはホームレスの老人とすれ違う。歩みを止めたトゥルーマンは老人を見つめ、「父さん?」とつぶやく。すると突然、周りにいた通行人が勢いよくトゥルーマンと老人の元へ向かい、老人を連れ去ってしまう。トゥルーマンは急いで追いかけるが、道行く人々に邪魔をされ、老人の姿は見えなくなってしまった。
父親の死体が見つかっていないことから、トゥルーマンは父親がまだ生きているとどこかで信じているのだった。

異変に気付き始める

トゥルーマンには忘れられない人がいた。学生時代に出会ったローレンという名の女性だった。ローレンはいつも誰かの目を恐れているようだった。
ある日図書室で勉強をしていたトゥルーマンは、向かいの席で勉強をしていたローレンをデートに誘い、海辺に向かう。良い雰囲気になった2人が口づけを交わしていると、道路を走っていた車が海辺に向かって来る。ローレンは必死な様子で「聞いて。皆があなたを見ててあなたの前で芝居をしてるの。ローレンは偽名よ。私はシルヴィア」と言った。
車から降りて来た男はローレンの父親だと名乗り、ローレンを連れ戻そうとする。「私が話したことは全部本当よ!」と、シルヴィアは一心不乱に伝える。「空も海も全部舞台装置。番組の一部なの」と懸命にトゥルーマンに話すが、父親と名乗る男は「娘は統合失調症なんだ。フィジー島で治療をする」とトゥルーマンに話す。シルヴィアは「私を探しに来て」と言い残し、それから姿を現すことはなかった。
トゥルーマンは、海辺でシルヴィアが脱ぎ捨てたカーディガンを今も大切に取って置いていた。カーディガンを手に取ったトゥルーマンは、当時のことを思い出していた。
シルヴィアは、テレビに映し出されているトゥルーマンのその様子を、思い詰めた表情で見つめていた。
実はトゥルーマンの生活はすべて、『トゥルーマン・ショー』という番組として全国で生中継されており、たくさんの視聴者がトゥルーマンの生活をテレビで観ているのだった。

トゥルーマンがいつもように会社へ向かう途中、何気なくつけたカーラジオからは、トゥルーマンを追跡しているかのような音声が流れていた。彼は徐々に、自分のいる世界に違和感を覚え始めた。
トゥルーマンが唐突な行動に出ると慌てているような人間がいたり、入ったことのないビルに入り乗る必要のないエレベーターのボタンを押すと、その中は控室のような場所になっていたのだ。
トゥルーマンは急いで仕事中のマーロンの元へ向かい、「周囲で変なことが起きてる」と話す。マーロンはまともに取り合わなかった。そんなマーロンをトゥルーマンは半ば強引に連れ出した。

周りに誰もいない丘のような場所で、トゥルーマンはマーロンと話していた。
トゥルーマンは「これは何かの陰謀だ。自分の人生が誰かに操られている」とマーロンに話す。そして、自動販売機の補充の仕事をしているマーロンに、他の島について聞いた。マーロンは「何といってもここが一番だよ」と答える。そして目の前に広がる空を見て「あの夕焼け。完璧だ」と言った。トゥルーマンは、「君だけに言うけど、僕は旅に出ようと思う」と話した。

島からの脱出を試みる

翌朝、妻のメリルに「話がある」とトゥルーマンは切り出す。看護師の仕事をしているメリルは「緊急の手術があるの」と言って急いで家を出た。気付かれないようにメリルの後を追うトゥルーマンが病院に着くと、素人同然の医者たちが手術の真似事を行っており、トゥルーマンは医者が偽物だと気付く。

トゥルーマンは島からの脱出を考え、シルヴィアがいるかもしれないフィジー島へ向かおうとする。しかし、飛行機は一ヶ月先まで予約が取れず、仕方なくバスでとりあえずシカゴまで向かおうとするがエンジンの故障でバスから降りるよう命じられる。トゥルーマンの行く手を阻む不自然なトラブルが続出するのだった。

自宅に戻ったトゥルーマンは、車にメリルを乗せて再び出発する。半ばやけになって行ったことのない場所へ車を走らせようとするが、あっという間に他の車に道を塞がれてしまう。なんとかして切り抜けて走り出すトゥルーマンだったが、今度は原発の事故による交通規制で引き返すよう言われる。仕方なく受け入れるトゥルーマンに、会ったこともない人物から「どうも。トゥルーマン」と言われたことで、トゥルーマンは取り乱し、混乱してしまうのだった。

自宅に帰ったトゥルーマンに、「悩みがあるなら話して」とメリルが言う。すると突然、メリルが宣伝めいた口調でココアを紹介し始めた。「誰に何をしゃべってるんだ?」と奇妙に思ったトゥルーマンは声を荒げる。
メリルは日常会話の中で草刈機や万能ナイフの性能などをさりげなく口にしていた。この番組にはCMが入らないため、番組中に様々な商品の宣伝が行われていたのだった。

トゥルーマンとメリルが揉めていると、マーロンがビールの缶をカメラに向けながら登場し、トゥルーマンの自宅にやって来た。メリルは安心したようにマーロンに抱きつき、泣きながら「私にはもうできない。いくら仕事だってあんまりだわ」と言うのだった。トゥルーマンは錯乱状態に陥っていた。

外で話をするトゥルーマンとマーロン。トゥルーマンは、7歳の頃からの親友であるマーロンにこの世界は作りものなのではないかと打ち明ける。マーロンは、それはお前の妄想だと笑い、「お前は俺にとって一番の親友だ。お前には絶対嘘はつかない」と話す。トゥルーマンは涙ぐんでいた。しかし、マーロンはプロデューサーのクリストフから台詞を言わされていたのだった。
そして、マーロンはトゥルーマンの父親を連れて来ていた。感動的な再会を、視聴者が見守る。裏ではクリストフが音楽の入りや霧のタイミングなどを指示していた。

クリストフは、視聴者からの質問を受け付ける公開インタビュー番組で、「好奇心旺盛だったトゥルーマンを外の世界へ行かせないように、父親の溺死を演出し水恐怖症を植え付けた」と語っていた。しかし、父親は自分が消されたことに不満を募らせ番組に潜り込んだのだった。
隠しカメラの台数を視聴者から聞かれたクリストフは「あちこちに5000台ほどある。番組スタッフも小国の人口並みにいる」と話す。彼は巨大なセットである「シーヘヴン」という架空の町を創り上げたのだ。
司会者の「なぜトゥルーマンは疑いを持たなかったのかと思われますか?」という質問に、「”徹底したリアリティー”それを保ったからだ」とクリストフは答える。
番組を観ていたシルヴィアは電話をかけ、「あなたはトゥルーマンを騙し続け、彼を操っている」とクリストフに怒りをぶつける。ローレンを演じていたシルヴィアだと声で気付いたクリストフは、「やあ君か。あのメロドラマは見事だった。彼の心を奪いカメラの前で勝手な真似を。だから彼を理解しているとでも?」と挑発的だった。シルヴィアは人権損害だと訴えるが「君が生きてる現実の世界は病んでる。シーヘヴンは理想郷なのだ」と、クリストフは殊勝な態度で話す。そして「彼が現実を突き止めようとするなら我々は止めない。君が腹立たしく思っているのは、彼がこの監獄を気に入ってるってことでは?」と尋ねる。シルヴィアは「それは違う。彼が証明するわ」と苦々しく通話を切った。そしてテレビに映し出されているトゥルーマンを指でなぞり、悲しそうに見つめていた。

世界の端に辿り着く

次の日の朝、トゥルーマンはいつもの彼に戻り明るく振る舞っていた。しかしその夜、カメラの目を盗んで自宅の地下室から脱走していた。
トゥルーマンの行動に気付いたクリストフは、マーロンに自宅に向かうよう指示する。しかしそこにはもうトゥルーマンの姿はなかった。

制作陣はエキストラを総動員して、夜の暗闇の中大捜索を始める。夜明けまでにはまだ時間があったが、クリストフは照明を使って朝の時間を早めた。月も太陽も、照明で加減していたのだ。

トゥルーマンは船に乗り込んで島の外へと漕ぎ出していた。視聴者はトゥルーマンを見守り、次第に応援し始める。シルヴィアもテレビの前で、心配しながらトゥルーマンの行方を見つめていた。
制作陣は人工的に嵐を起こしてトゥルーマンを妨害する。トゥルーマンは荒れ狂う海の中へ落ちてしまうが、なんとかして船によじ登り「僕は負けないぞ!殺せるもんなら殺してみろ!」と叫ぶ。
クリストフは「風を強くしろ!早くやれ!」とディレクターに指示を飛ばす。トゥルーマンを何としてでもとどまらせたいというクリストフのその様子は狂気じみていた。
船と自分を括り付けているトゥルーマンに対し「船を転覆させろ」と言うクリストフ。そんなことをしたらトゥルーマンが死んでしまうと思ったディレクターは「出来ません」と答えた。

トゥルーマンは荒波に何度も飲まれながらも必死に耐えていた。やがて「もういい」と一言クリストフは言い、嵐が止む。
そしてついに、トゥルーマンの乗った船が世界の端にぶつかる。それはシーヘヴンと外の世界を隔てる壁だった。トゥルーマンはそのセットである壁を壊そうと何度も体当りするがびくともしない。トゥルーマンは所詮この世界から抜け出せないのだと、絶望的な気持ちになっていた。
すると、セットの階段の向こうにトゥルーマンは非常扉を見つける。その時クリストフが初めてトゥルーマンに話しかける。突然聞こえてくるクリストフの声に驚くトゥルーマン。クリストフは「私は番組の製作者だ。多くの視聴者に希望と喜びを与えている。君はスターなんだ」と話す。「全部偽物なのか?」と聞くトゥルーマンに、「君は本物だ。聞いてくれ。外に真実などありはしない。私が創った世界こそ真実だ。君の世界に恐れるものはない。私は君より君を知っている」とクリストフが言うと、トゥルーマンは「カメラは頭の中までは入り込めない!」と声を上げる。
周りの人間や環境によって自分を操ることが出来ていたとしても、真実を知ればそれ以上は操れないと主張したのだ。そんなトゥルーマンにクリストフは「君は恐れてるんだ。だから外に出られない」と言った。トゥルーマンは、非常扉の前に立ったまま動けないでいる。
クリストフは、トゥルーマンを我が子のようの考えていた。生まれてきた時から見続けて来たこと、トゥルーマンの成長、出来事を笑顔で語る。黙り込むトゥルーマンに「何か言ってくれ!テレビに映ってるんだぞ!」とクリストフが叫ぶ。視聴者も固唾を呑んで見守っていた。
するとトゥルーマンはカメラに向かって、「会えない時のために”こんにちは” ”こんばんは” ”おやすみ”」と笑顔で言い放つ。そして勇気を出して非常扉の外へ一歩踏み出すのだった。クリストフは茫然自失の状態になっていた。
それを観ていたシルヴィアは笑顔で家を飛び出す。
感動に包まれていた視聴者たちだったが番組が終わると、「番組表はどこ?」と言ってチャンネルを切り替えた。

『トゥルーマン・ショー』の登場人物

主人公

トゥルーマン・バーバンク(演:ジム・キャリー)

日本語吹替:堀内賢雄/フジテレビ制作版:宮本充
離島の小さな町に住む、保険会社に勤める明るい性格のサラリーマン。『トゥルーマン・ショー』という24時間撮影された生活を全世界に生中継されているが、本人はそのことを知らない。
死んだはずの父親とすれ違ったことがきっかけで周囲の異変に気付き、自分の世界がすべて作られたものだということを知る。
その後なんとかして島からの脱出を試みるが、ことごとく妨害されてしまう。
妻のメリルと仲良く暮らしていたが、自分のいる世界に感じる違和感が拭えず、周りの人間に対し疑心暗鬼になっていた。
学生時代に出会ったシルヴィアという女性が忘れられず、シルヴィアがいるかもしれないフィジー島に向かおうとする。

主な登場人物

クリストフ(演:エド・ハリス)

日本語吹替:納谷六朗/フジテレビ制作版:堀勝之祐
テレビ番組『トゥルーマン・ショー』のプロデューサー。番組の生みの親であり、シーヘヴンという巨大なセットの設計、創造をした人物。
トゥルーマンが生まれた瞬間から放送し続けている。
カメラを確認しながらスタッフやキャストに指示を出し、常に”徹底したリアリティー”を保つ。トゥルーマンを我が子のように思っていた。

メリル・バーバンク/ハンナ・ジル(演:ローラ・リニー)

日本語吹替:佐々木優子/フジテレビ制作版:高島雅羅
トゥルーマンの妻。学生時代にトゥルーマンと知り合い、その後結婚。トゥルーマンに疑念を抱かれたことで動揺し、現れたマーロンに抱きつきながら「私にはもうできない」と泣き叫ぶ。
それから家を出て行ったということになり、トゥルーマンの前から姿を消す。

マーロン/ルイス・コルトラン(演:ノア・エメリッヒ)

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