BLACK CAT(ブラック・キャット)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『BLACK CAT(ブラック・キャット)』とは、矢吹健太郎による漫画。集英社。週刊少年ジャンプにて、2000年から2004年まで連載。全20巻。通称「ブラック・キャット」と呼ばれ、秘密結社(クロノス)で暗殺者として生きてきたトレインは、ある人物との出会いを経て、現在は掃除屋として相棒スヴェンと活動していた。だが、そんな彼の前にクロノス時代の因縁のある相手、クリードが姿を現す。自分に執着するクリードと過去の因縁を払拭する為に、トレインは掃除屋として闘いに挑む。

リンスレット=ウォーカー

CV:ゆかな
泥棒請負人。お金や宝石に目がない。義理人情に厚く自分の利益よりも他者を優先することもあり、関係のない一般人を巻き込むことを良しとしない。泥棒としての腕前は一流で、ターゲットの機密情報の入手も簡単にやってのける。彼女のクライアントは各国の政府などのお偉方であり、クロノスもリンスの能力を高く評価しており、依頼を出したこともある。様々な情報を握っている為、犯罪者であるにも関わらず、誰も逮捕しようとしない。また、盗みの腕は一流だが、戦闘能力は低い。
トレインたちとの出会いは、リンスが彼らの情報を聞きつけ、仕事を頼む為に刺客を送ったことから。それ以降、度々トレインたちと行動を共にしている。

時の番人(クロノ・ナンバーズ)

セフィリア=アークス

CV:井上喜久子
ナンバー1であり、時の番人のリーダーの若き女性。高い実力とカリスマを持ち、クロノスに絶対の忠誠を誓っている。任務に対してはひたすらに忠実で、目的達成の為ならば非情にもなれる。また、相手の力を試すような態度を取るため、協力を依頼されたリンスからは嫌われている。しかし、相手の心の傷を抉ったり、仲間の死を目の当たりにすることに良心を痛めるなど、決して人の情が無いわけではない。トレインが組織を抜けたことを、内心「仕方ない」と思っており、再会した時も普段通りに接することから、特に悪感情をもっている訳では無い。
武器はサーベル型の長剣「クライスト」。ナンバーズのリーダーなだけあり、戦闘能力は桁違いに高い。「アークス流剣術」を修めており、剣術と自身の速度を生かした高速戦闘を持ち味とする。習得に10年はかかると言われる「桜舞(おうぶ)」という無音移動術が使え、さらに、三十六手の必殺技も持つ。

ベルゼー=ロシュフォール

CV:堀秀行
ナンバー2であり、副リーダーとしてセフィリアの補佐役をしている熟年の男性。表情を崩さず無愛想に見えるが、部下からの信頼は厚く、子供にもやさしい。しかし、任務となればセフィリアと同様、目的達成の為に情を捨てられる。その為、一部の裏の組織からは恐れられている。
武器は長槍「グングニル」。一突きするだけで周りに衝撃が走る程重く鋭い。

エミリオ=ロウ

CV:千葉進歩
ナンバー3。普段は柔和な表情だが、いざ闘いになると豹変する。作中では登場しておらず、ナンバーズであるアヌビス、デイビッドとともに他の任務についている。
武器は弓「アルテミス」。遠くから矢を大量に撃つことができる。

クランツ=マドゥーク

CV:梯篤司
ナンバーズの4。バルドリアスと行動を共にしており、相方と比べると寡黙だが、戦闘では口数が増える。また、戦闘狂の気があり敵と認識した対象人物は絶対に抹殺する。昔の戦闘で失明している為、顔の上部を隠すマスクを被っている。驚異的な聴力と空気の流れを読む術を身につけ、失明してはいるが周りの状況を把握し敵の位置を割り出すことができる。
武器はナイフ「マルス」。柄にあるスイッチを押すと、刃が振動を起こし切れ味が増す。クランツによれば、厚さ3cmの鉄板は紙同然らしい。

ナイザー=ブラッカイマー

CV:江川央生
ナンバーズの5。スキンヘッドの男性。ジェノス、ベルーガと共に暗殺チーム「ケルベロス」を結成し、そのリーダーをしている。クリードに同じナンバーズの友人を殺されており、彼を恨んでいる。
武器は一対のトンファー「ディオスクロイ」。巨漢のマロを軽々と吹き飛ばし、衝撃で壁を崩す程の威力を持つ。

アヌビス

CV:速水奨
ナンバーズの6。人間の言葉を理解し、意思疎通ができるオスの狼。作中では登場しておらず、ナンバーズであるエミリオ、デイビッドとともに他の任務についている。
武器は鞭(オシリス)。

ジェノス=ハザード

nadal3790
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@nadal3790

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