薬屋のひとりごと(ラノベ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『薬屋のひとりごと』は、日向夏による日本のオンライン小説、ライトノベル作品。コミカライズもされており、ビッグガンガン版(作画:ねこクラゲ、構成:七緒一綺)と「猫猫の後宮謎解き手帳」の副題がつくサンデーGX版(作画:倉田三ノ路)がある。なお2誌とも同じ原作の内容を描いている。物語は中国によく似た世界での話。元花街で働いていた猫猫(マオマオ)が後宮で働くことになる。そこで様々な事件に巻き込まれ(たまに自ら首を突っ込み)持っている薬の専門知識で事件を次々と解いていくファンタジーラブコメミステリー作品。
男性器を去勢された男性のこと。後宮にいる男性は全て宦官とされている。
正一品(セイイッピン)
皇后候補の妃のこと。
現在は4人の上級妃達がその候補と言われている。
その4人のメンバーは、物語当初は玉葉(ギョクヨウ)妃、梨花(リファ)妃、里樹(リーシュ)妃、阿多(アードゥオ)妃。後に阿多妃が後宮を去り、楼蘭(ロウラン)妃に変わる。
東宮(トウグウ)
帝の息子のことを指す。
産まれた順になるが次の帝になる。
公主(コウシュ)
帝の娘のことを指す。
後に家臣に嫁ぐことになるか、他国に政略結婚されるかという立場の場合が多い。
妓女(ギジョ)
歌や舞、数々の芸事で客を喜ばせる女性。
妓楼(ギロウ)
妓女を置き客を遊ばせる店。
禿(カムロ)
かむろ、と呼ぶ。
妓女見習いの童女。妓女の下に見習いとしてつき身の回りの世話をしながら、妓女としての技を勉強する。
作中に出てきた毒や薬
鉛(ナマリ)
白粉に混ぜて使用すると、一般的な他の白粉より肌が白くなるということ。
しかし長期間使用していると肌から鉛が吸収され鉛中毒に陥り、最悪の場合死にいたることある。
チョコレート
酒や薬に耐性のないものが食べると媚薬としての効果がでてくる。
ただし普段から酒や薬を口にしているもの、チョコレートを食べ慣れている地元民達には効果は期待出来ない。
石楠花の葉 (シャクナゲのハ)
毒を持っており、誤って体内に入れると吐き気や呼吸困難を起こす。
煙草の葉(タバコのハ)
手に入れやすく食べればすぐに噎せるほどの即効性がある毒。
つつじの蜜(つつじのミツ)
毒ではあるがそんなに摂取しなければ死なない。
目次 - Contents
- 『薬屋のひとりごと』の概要
- 『薬屋のひとりごと』のあらすじ・ストーリー
- 後宮編
- 皇帝の子の連続不審死と出世
- 翡翠宮での仕事
- 水晶宮への出向
- 園遊会
- 里帰り
- 柘榴宮への出向
- 後宮解雇と再就職
- 宮中務め
- 重なる事件
- 妓女の価値を下げる方法
- 繋がる事件
- 後宮再び
- 青薔薇
- 賭け将棋と妓女の身請け
- 『薬屋のひとりごと』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 猫猫(マオマオ)
- 壬氏(ジンシ)
- 高順(ガオシュン)
- 後宮の人々
- 玉葉(ギョクヨウ)妃
- 紅娘(ホンニャン)
- 愛藍(アイラン)・桜花(インファ)・貴園(グイエン)
- 梨花(リファ)妃
- 里樹(リーシュ)妃
- 阿多(アードゥオ)妃
- 風明(フォンミン)
- 楼蘭(ロウラン)妃
- 小蘭(シャオラン)
- 虞淵(グエン)
- 緑青館の人々
- 梅梅(メイメイ)
- 白鈴(パイリン)
- 女華(ジョカ)
- やり手婆
- 漢 羅門(カン・ルォメン)
- 鳳仙(フォンシェン)
- 宮廷の人々
- 皇帝
- 李白(リハク)
- 馬閃(バセン)
- 漢 羅漢(カン・ラカン)
- 翠苓(スイレイ)
- 『薬屋のひとりごと』の漫画2作の違い・相違点
- ストーリー構成の違い
- 作画の違い
- 世界観の表現の違い
- 『薬屋のひとりごと』の用語
- 世界観を彩る設定用語
- 茘(リー)
- 後宮(コウキュウ)
- 宦官(カンガン)
- 正一品(セイイッピン)
- 東宮(トウグウ)
- 公主(コウシュ)
- 妓女(ギジョ)
- 妓楼(ギロウ)
- 禿(カムロ)
- 作中に出てきた毒や薬
- 鉛(ナマリ)
- チョコレート
- 石楠花の葉 (シャクナゲのハ)
- 煙草の葉(タバコのハ)
- つつじの蜜(つつじのミツ)
- 朝鮮朝顔(チョウセンアサガオ)
- 牛黄(ゴオウ)
- 『薬屋のひとりごと』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 猫猫「お父さまに言いつけられないような身体に…してやろうか?」
- 猫猫「高順さまが舐ってください」
- 壬氏「私の身体を見ても同じようにわかるか!?」
- 『薬屋のひとりごと』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 実は大人向け作品である
- ドラマCD化もされている