Maison book girl(ブクガ)とは【徹底解説まとめ】

Maison book girlとは、2014年11月5日に結成された日本のアイドルグループ。作曲家・音楽プロデューサーのサクライケンタとBiSのメンバーであったコショージメグミを中心として誕生。サクライケンタの「現音ポップ」と称する変拍子を多用した楽曲をバックにコショージメグミが詞の朗読を行うというパフォーマンスを発展させた形といえる。一筋縄ではいかない「現音ポップ」に合わせてパフォーミングを行う、という独自の世界を持っている。2021年5月30日、活動終了が公表される。

Golden Recordとは、サクライケンタがプロデューサーとして独特の世界を構築してきたMaison book girlの楽曲を、他のアーティストがリミックス / エディットする、あるいはその世界にインスピレーションを受け、別の視点から再構築するというもので、配信限定でリリースされた。
「Golden Record」とは、1977年に打ち上げられた2機のボイジャー探査機に搭載されたレコードの名称で、地球の生命や文化の存在を伝える音や画像が収められており、地球外知的生命体や未来の人類が見つけて解読してくれることを期待されて作られたもの。
「Maison book girl」というサクライケンタが作りあげた「Record(世界観 / 記録)」を、第三者(別のアレンジャー)が発見し、独自のアルゴリズムで解釈・咀嚼してアウトプットしていく企画になるよう命名された。

2018年10月10日:『faithlessness (Tomggg Remix)』

『faithlessness (Tomggg Remix)』

メジャーデビューアルバム『image』に収録されていた「faithlessness」のリミックス。
リミックスを担当したTomggg(トムグググ)はDJも行っている音楽プロデューサー、トラックメーカーで、矢川葵のソロ曲「ON THE LINE」のプロデュースを担当している。
2021年3月現在までに、自身の名義で3枚のEPをリリースしている。

『faithlessness (Tomggg Remix)』

2018年10月10日:『last scene (長谷川白紙 Remix)』

『last scene (長谷川白紙 Remix)』

ライブ会場限定販売だったシングル『black』、及びファーストアルバム『bath room』に収録されていた「last scene」のリミックス。
リミックスを担当した長谷川白紙(はせがわはくし)はシンガーソングライターとして活動しているアーティスト。
2019年にリリースされたアルバム『エアにに』は2020年度のCDショップ大賞入選作。

『last scene (長谷川白紙 Remix)』

2018年10月10日:『veranda (bo en MEGACRAZYMIX)』

『veranda (bo en MEGACRAZYMIX)』

メジャーデビューアルバム『image』に収録されていた「veranda」のリミックス。
リミックスを担当したbo en(ぼーえん)はイギリスの電子音楽作曲家・音楽プロデューサーで、本名はCalum Bowen(カルム・ボーエン)。
ゲーム・ミュージックの作曲家としても活躍している。

『veranda (bo en MEGACRAZYMIX)』

2019年2月14日:『karma (Miii Remix)』

『karma (Miii Remix)』

メジャーデビューシングル『river (cloudy irony)』、及びメジャーデビューアルバム『image』に収録されていた「karma」のリミックス。
リミックスを担当したMiii (みー)は西東京を拠点に活動するオルタナティブ・ベースミュージック・アーティスト。
東京女子流、夢眠ねむ、DJ TECHNORCHなどのリミックスも手掛けている。

『karma (Miii Remix)』

『karma (Miii Remix)』
2020年8月11日、東京・渋谷WWW Xにて開催された無観客配信ライブ「孤独な箱で」より。

2019年2月14日:『veranda (Aiobahn Remix)』

『veranda (Aiobahn Remix)』

メジャーデビューアルバム『image』に収録されていた「veranda」のリミックス。
リミックスを担当したAiobahn(あいおばーん)は韓国出身のエレクトロニック・ミュージシャン、DJ、音楽プロデューサー、リミキサー。
2021年3月現在までに、アルバム1枚とシングル18枚をリリースしている。

『veranda (Aiobahn Remix)』

2019年2月14日:『おかえりさよなら (Seiho Remix)』

『おかえりさよなら (Seiho Remix)』

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サクライケンタとは、作詞家・作曲家・編曲家・音楽プロデューサーであり、株式会社ekomsの代表取締役。彼が頭角を現したのは、いずこねこのプロデューサーとしてであり、その後はMaison book girlの総合プロデューサーとして活躍している。スティーヴ・ライヒなどの現代音楽家に影響を受け、ポピュラー音楽にその現代音楽をミックスさせた「現音ポップ」を提唱している。Maison book girlだけでなく、クマリデパートのプロデュースや開歌-かいか-、大森靖子との仕事などで知られている。

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