Maison book girl(ブクガ)の徹底解説まとめ

Maison book girlとは、2014年11月5日に結成された日本のアイドルグループ。作曲家・音楽プロデューサーのサクライケンタとBiSのメンバーであったコショージメグミを中心として誕生。サクライケンタの「現音ポップ」と称する変拍子を多用した楽曲をバックにコショージメグミが詞の朗読を行うというパフォーマンスを発展させた形といえる。一筋縄ではいかない「現音ポップ」に合わせてパフォーミングを行う、という独自の世界を持っている。2021年5月30日、活動終了が公表される。

Maison book girlの概要

左から井上唯、和田輪、矢川葵、コショージメグミ。

Maison book girl(以下「ブクガ」)は2014年11月5日に結成された日本のアイドルグループである。
スタート地点は2014年7月8日。この日、神奈川・横浜アリーナにて開催された「BiSなりの武道館」と銘打たれたBiSの解散コンサートにおいて、BiSのメンバーであったコショージメグミは、いずこねこのプロデューサーであったサクライケンタの新プロジェクト「book house girl(仮)」の中心メンバーとして活動を開始することを発表。この時点で既に「book house girl(仮)」のメンバー募集は開始されていた。
ちなみにコショージメグミ以外のBiSの解散後の活動先を簡単に期しておくと、プー・ルイは「LUI◇FRONTiC◆松隈JAPAN」としての活動を継続。ヒラノノゾミとファーストサマーウイカは新ユニット「BILLIE IDOL(ビリー・アイドル)」として活動、カミヤサキはミズタマリ(いずこねこが改名)と新ユニット「プラニメ」を結成。テンテンコはフリーとして活動することとなった。
2014年11月5日「book house girl(仮)」と仮称の状態だったプロジェクト名が正式に「Maison book girl」と決定。またコショージメグミ以外のメンバー3名も発表された。発表されたメンバーは「コショージメグミ」「宗本花音里」「矢川葵」「井上唯」の4名。このうち宗本花音里は後に家庭の事情からグループを卒業することとなる。各メンバーの概要、及びメンバー遷移等については「Maison book girlのメンバー」及び「Maison book girlの活動経歴」を参照のこと。
こうしてブクガの活動が始まるのだが、他のアイドルグループと圧倒的に異なっていたのは、サクライケンタのプロデュースによる「現音ポップ」の存在である。「現音ポップ」とは現代音楽とポピュラー音楽を組み合わせた造語である。簡単に説明すると変拍子を多用した楽曲づくりということになる。この「現音ポップ」については「プロデューサー サクライケンタについて」を参照のこと。
つまりブクガとは、楽曲管理やイメージングを含むサクライケンタによる徹底したプロデュースの元、4名のメンバーが「現音ポップ」を消化・吸収してパフォーミングに繋げ、なおかつアイドルとしての存在感を持続させていく、という難易度の高い特異な活動を行っているアイドルグループであり、音楽的にもアイドル的にも注目を集めるに値する存在である。

プロデューサー サクライケンタについて

サクライケンタ

Maison book girlを語る上で欠かせないのが、総合プロデューサーであるサクライケンタの存在である。
彼の存在なしにMaison book girlの誕生はなかったであろう。
ここでは、サクライケンタのプロフィールや経歴を簡単に紹介していく。
ただし、誤解されないように付け加えておけば、サクライケンタの存在「だけ」では、Maison book girlがここまで個性的な存在として成長・飛躍することはなかった。
お互いに切磋琢磨し、時には衝突しながらも、尊重し合い、常に上を目指してきた歩みの結実が現在のMaison book girlなのである。

renote.jp

Maison book girlのメンバー

左から井上唯、和田輪、矢川葵、コショージメグミ。

井上唯(いのうえゆい)

井上唯

井上唯の略歴(誕生からMaison book girl加入前後まで)

井上唯は1994年9月13日、福岡で生まれている。妹と弟がいるが本人曰く「非常に仲が悪い」とのこと。
好きな食べ物は和食とカレーで、好きなおにぎりの具は鯖。
高校時代は陸上部に所属。
普通自動車免許を持っている。
ゆいまーるというニックネームがある。

高校時代は幼稚園の先生になりたかったとのこと。
2015年9月23日のブログでこう語っている。
「私は見た目に反してちびっこがすきです
幼稚園の先生になろうとしてた頃もあったくらい(高校の時の進路相談三者面談で幼稚園の先生なりたいって担任に言ったらお前はジャージは似合うけど幼稚園の先生は違うんやないか?って親の前で言われたのはなかなかの爆笑エピソード)
ちびっこはハマらないかもしれないけどたくさんの大きいお友達がハマってくれるといいなァ」

井上唯

高校卒業後、短大で栄養士課程を専攻、就職活動期間中にbook house girl(後のMaison book girl)のオーディションを知り応募。
この時の心境を井上唯は「この先どうしようって悩んでいた頃に、ちょうどMaison book girlのオーディションがあることをSNSで知って、就職で悩んでいた気分を晴らすために応募してみたのが、今の仕事のスタートでした」と語っている。
オーディションの応募期間は2014年7月8日から8月31日まで。
同年11月5日にbook house girl改めMaison book girlが正式に結成される。
同年11月24日には東京・六本木ブルーシアターにて開催されたイベント「@JAM the Field vol.6」において初ライブを行う。

2014年11月26日付けのブログにおいて、11月24日に東京・六本木ブルーシアターで開催されたイベント「@JAM the Field vol.6」におけるMaison book girl初ライブの感想を語っている。
「Maison book girlお披露目でした~
私はステージに立って歌って踊ること自体初なのに
しょっぱなからあの規模なのですもの(´・Д・)」
緊張しないわけがない!!!
でも思ったより頭真っ白にならなくてどうにか終わったので良かったです
もっと余裕が持てるようにがんばります……」

井上唯

2014年11月20日付けのブログにおいて、簡単な自己紹介を行っている。
「私ちゃんとした自己紹介してなかったので~今更
福岡県出身の20歳しかかいてませんでしたのでね!
もともとただのアイドル好きです
いろんなアイドルすきですDDってやつです( ˙ ꒳ ˙ )
マイブームは沖縄料理のタコライス食べることです
この前タコライス巡りをしたけどなかなか見つけられず結局タイ料理食べました
おいしいお店教えてください。是非是非是非
特技というか何か自慢出来るものがないんですよねー欲しい!
Twitterでも言ったけどNARUTOが好きなんです!
終わったのとてもショックです。
漫画を買ったり買わなかったりでとびとびにしかもってないので全巻買いしようと検討しているところです(´・Д・)」
こんな感じです!
とりあえず好きなこと書いただけでした(´・ω・`)」

2015年3月には栄養士課程を終え、栄養士の免許を取得し、上京。

井上唯

2015年11月5日、Mason book girl結成1年目のアニバーサリーの日、井上唯はブログに以下のような本当に素敵な文章を書いている。
「一年前の今日、maison book girl始めますって発表されたんだってはや
一年前の発表の瞬間、何時だったっけな~
20時とか21時とかだったかしらね
まだ学校通ってて、普通に友達と遊んだ帰りのバスの中で発表時間なった瞬間iPhoneの電源切って「(あぁ本当になってしまったもう逃げられねぇ…)」と不安と絶望に満ちた顔をしながら逃避すべく寝た気がする
今までの生活から考えられない非現実すぎる日常がはじまると考えたらワクワクよりも不安の方が勝ってしまったんですねえ
だって今までステージや画面で見てた人と全く知らない女の子二人と見た目に怪しさしかない大人とこれからどうやってどんな世界が作られるのかただの本当にただの大学生だった私には想像つかないどころの騒ぎやなかったんや
一年で大きく変われることあるんだなぁとしみじみ
顔合わせのためにわざわざ福岡から来た子を寝坊して待たせたあげくすっぽかすような人間が最近遅刻すらあまりしなくなったんだからね…成長デスネ。(当時はこの人ホンモノだなって思った)
まあ細かく書けばいろいろたくさんありますが、一年前の今日のあの時間西鉄バスに乗ってる私に「1年後めちゃ楽しいぜいえーい!」って教えてたい
なにこれ素敵な話書いちゃったよ
一年前とはほんとに大きく変わったと思います
和田が入ったのもあるけど私も人変わったと同じレベルで変わったと思う、考え方とか?いい意味で、成長~~
ガラッと変わった環境の中で自分が変わらないわけないんですけど、今身近な人なんて東京でなければ出会わなかった人ばっかだし
なにより最近はこの選択をしてよかったって思えるようになってるからね。これはでかいぞ。まじ。
あー締め方がわかんなくなってしまったね」
注)「今までステージや画面で見てた人」=コショージメグミと思われる、「全く知らない女の子二人」=矢川葵と宗本花音里と思われる、「見た目に怪しさしかない大人」=間違いなくサクライケンタと思われる。

井上唯

2016年9月15付けのTwitterでポリープの手術を受けることがアナウンスされる。
「二ヶ月ほど前から喉の調子が悪く病院にかかってたのですがポリープと診断をうけ、メジャーデビューやワンマンを万全に迎える為、手術を受けることにしました。それに伴い22日の新宿ロフトでのライブとイオンモール幕張でのライブはお休みさせて頂きます」

2016年9月21付のブログではポリープの手術が無事に終了したことを報告している。
「ポリープ手術のため1日だけ入院してるんですけどベッドなうで話せないし鬼ひまです
私的にポリープなんて歌う人とかよくなってるし、なんなら体育の先生もなってたしずっと歌いにくかった原因分かってラッキーくらいに思ってたんですけど
こんな私に反して深く考えすぎて私が大丈夫?って聞きたくなっちゃう人とかびっくりするくらい心配してくれてる人とかいて笑っちゃったしありがとうって感じです
愛だね〜LOVE
とはいえ色んな人に迷惑かけてます、ほんとにすいません。
こないだすこーし声出そうと思ったら全く歌えなくなってて
すごいショックでかなしかったから実は歌のこと好きなのかもしれないと思った。嫌いではなかったけど
そう思いだすと喉治ったらもっと歌いやすくなるの楽しみになってきたぜぇー
以上手術無事おわりましたの報告でした
生きてる〜(^O^)」

左から井上唯、宗像明将。

以下、シンコーミュージックエンターテイメントより「IDOL AND READ 008」発刊記念トークイベントでの宗像明将との対談を引用。
ポリープ手術後のインタビューであり、ポリープ手術や入院時の心境、カナダツアーやメジャーデビューについて語っている。

ガチだったポリープ手術
井上:こんにちは。
宗像:今回のIDOL AND READ 008を読んだファンの方から反響ってありました?
井上:銀座の宝石店で写真を撮ったんですけど、綺麗に撮っていただいて、めちゃめちゃ盛れてたので、「可愛かった」って言ってもらえました。
宗像:インタビューの中身は?
井上:地元の友だちに「あんたの人生は平和でいいね」って言われました。他の方はイジメとかスゴい事を経験されてる中、一番安心して読めたって。
宗像:でも井上さんも工場でご飯に梅干しを載せるか、アイドルになるかの二択を迫られたわけじゃないですか。そこもまぁ平和だということで。
井上:まぁ他の皆さんが経験されたイジメとかと比べたら、そんなもんって感じでしょうか。
宗像:今回のインタビューで井上さんが加入した経緯も明らかになったし。
井上:めっちゃ言ってたつもりなんですけどね。
宗像:で、この本が出た後、(Maison book girlのライヴツアーで)井上さんがカナダに行かれる前にポリープ手術をされていて。ファンの方は相当心配されたんじゃないですか?
井上:心配されました。ま、ポリープって普通に、その辺の方とかもよくなる病気じゃないですか。私は元気なんですけどノドだけが。だからチェキ会に来た人からは“あー元気でよかった!”って言われて。
宗像:井上さんのブログでも“皆にすごい心配されるけど、歌えてなかった理由が見つかって、ラッキー!ぐらいの気持ちだった”って書かれてて。
井上:そうなんですよね。
宗像:“でも歌おうとしたら歌えなくて、あ、あたし歌好きなのかもしれない”みたいなことが書いてあって。
井上:ポリープ手術後3日間は絶対しゃべっちゃダメなんですよ。だからずっと家に居たんです。コンビニとか行ったらしゃべらなくちゃならないかもしれないし、途中で道を聞かれるかもしれないからずっと引きこもってて。そうするとテレビを見るしかないからヴァラエティ番組を見るんですけど、おもしろくても笑えないんです。ホント苦しかった。
宗像:ニュースとか見れば。
井上:それだとヒマで死にそうになっちゃうから笑うのをこらえて、それが苦しかったです。
宗像:テレビ以外のことは何かしないんですか?ネットを見るとか。
井上:インターネットも飽きるじゃないですか。他に小説とかも読んだんですけど途中で飽きて。メンバーとグループLINEやってた時見てたテレビがヤバいくらい面白いので、声が出せないんで必死でLINEで伝えようとしたり。
宗像:そうやって「井上唯不在のレア会です」ってライヴのことも紹介してたんですけど、自分がいないで他のメンバーがやってるってどんな気持ちだったんですか?
井上:変な感じでした。
宗像:それを“レア会”って紹介する井上さんってスゴいなって思って見てました。
井上:私、本当に健康体なんですよ。手術とかの経験も初めてで。簡単な手術かと思ってたら、ドラマで見るような照明がある手術台に寝かされたので、“これガチだ!”って。(場内爆笑)
宗像:むしろガチな病院じゃなきゃイヤですよ(笑)。
井上:最初は“はい、取りま〜〜す”って感じかと思ってたんですけど、めっちゃ押さえられて。“あ、これ、ドラマのヤツやぁ〜!”ってガチでびっくりしました。それまで入院も点滴もしたことがなくて。だからこれからもそんな大きな事故がない限り、運が悪くない限り、私がいないことは多分ないのでレアですよ。
宗像:入院って一日くらい?
井上:一日でした。
宗像:でもその状況から今日話せるようになってよかったですね。このイベントが無音になるかなって心配してました。
井上:はい、今日からしゃべるように調整してきました(笑)。昨日のチェキ会もホワイトボードに文字を書いてやりとりしてたんですけど、すんごい面倒くさかった。(場内大爆笑)。急いで書こうと思うから字が雑になって読み取ってもらえなくて書き直して。“あ〜〜しゃべったらすぐやのに!”って。

出典: www.shinko-music.co.jp

yamada3desu
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@yamada3desu

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