Ori and the Will of the Wisps(オリとウィスプの意志)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Ori and the Will of the Wisps(オリとウィスプの意志)』とは、Moon Studioが2019年に開発したXbox one、NIntendo Switch、Windows向けのアクションゲーム。「ニウェンの森」で行方不明となってしまったフクロウの子供「クゥ」を探すため、心優しい精霊の男の子「オリ」が壮大な大冒険を繰り広げる。『Ori and the Blind Forest』の続編にあたり、前作よりもパワーアップしたアクションやグラフィックが高い評価を受けている。

エナジーの上限値を上げるアイテム

マップの、特に普通では見つけられないような隠された場所にあるアイテムが「エナジーセルのかけら」と呼ばれるアイテム。このアイテムを2つ取ることで、オリのエナジーを最大まで回復させるほか、上限値を上げることができる。エナジーは一部のスキルを使用するときに消費される。そのため、見つけたら積極的に取っていくべきアイテムである。エナジーの限界値は20。

精霊の光

住民との取引につかうアイテム

マップの、特に普通では見つけられないような隠された場所にあるアイテムが「精霊の光」と呼ばれるアイテム。精霊の光は、前作『Ori and the Bilnd Forest』ではオリの経験値として使われていたが、今作ではニウェンの森の住民との取引のために使われる通貨のような役割を持っている。マップ上で見つかるほか、敵を倒すことでも少量ながら手に入れることができる。

ゴーレク鉱石

「森の空き地」の再建に必要なアイテム

マップの、特に普通では見つけられないような隠された場所や、一部NPCのサイドクエストの報酬として手に入れるアイテムが「ゴーレク鉱石」と呼ばれるアイテム。これは物語中盤以降、オリの拠点となる「森の空き地」を再建するために必要なもう一つの通貨のようなもの。

『Ori and the will of the Wisps』の登場人物・キャラクター

オリ

精霊の男の子 オリ

本作の主人公の一人。性別はオス。精霊樹から生まれ、森を育んでいく手助けをする精霊。心優しく勇敢な性格で、最愛の家族である「クゥ」を助けるために、自ら危険に立ち向かっていく。身軽で身体能力が高く、また精霊の力を使うことで戦闘もできる。かつて、ニブルの森を破滅から救い、前述の「クゥ」や「ナル」、「グモ」と一緒に幸せに暮らしていたが、クゥがニウェンの森にて行方不明になってしまったため、クゥを救うための冒険を始める。物語終盤、クゥと、ニウェンの森を救うために「シュリーク」と戦い、見事に勝利するも、すでに体はボロボロだった。オリは最後の力を使って、精霊樹の力の源である「オーブ」と一体化し、ニウェンの森における新しい精霊樹となった。

クゥ

フクロウの子供 クゥ

本作のもう一人に主人公。性別はメス。かつてニブルの森を苦しめた怪鳥、クロが遺した最後の卵から孵ったフクロウの子供。生まれながらにして母親のいない孤児ではあったが、オリやナル、グモたちに愛情を注がれて元気にすくすくと育っていった。生まれつき右の翼がボロボロで、うまく飛ぶことができなかったが、オリが持っていたクロの羽を右の翼に結び付けることで、飛ぶことができるようになるのだった。しかし、飛べたことへの興奮からかオリとともに見知らぬ森の近くまで飛んでしまい、その直後、嵐に襲われオリとクゥは離れ離れになってしまう。物語中盤、クゥとオリは再会するものの、そこへ現れたシュリークによって再び引き離され、さらにフクロウへの憎悪に燃えるシュリークはクゥを殺してしまう。物語終盤、オリが精霊樹となったことで精霊の力によりクゥは生き返るのだった。その後のエピローグでは、立派なフクロウに成長したクゥはつがいを探すために、精霊樹となったオリ、ナル、グモの元を巣立っていった。

ナル

森の住人 ナル

ニブルの森に住む住人。性別はメス。精霊樹から生まれたばかりにも拘らず、嵐に飛ばされ独りぼっちだったオリを見つけ、家族同然に過ごしていく。ずんぐりむっくりとした体型で、動きは遅め。オリやクゥに対して深い愛情をもって接しており、物語序盤、オリとクゥが行方不明になってしまったときには深く悲しみ、居場所が分かるとすぐさま駆けつけた。物語終盤、オリが精霊樹になった際には、水やりや雑草の処理など、誰もよりオリに献身的だった。おかげでオリも立派な大樹へと成長していったが、それに伴ってナルも年老いていき、最期はオリの根本に横たわる形で息を引き取った。

グモ

グモ族の最後の生き残り グモ

かつてニブルの森にて繁栄していたグモ族の最後の生き残り。性別はオス。ニブルの森でのオリとの交流を経て、ナルやクゥとともに家族のように過ごしていく。手先が器用であり、クゥの翼にクロの羽を結び付けたのもグモである。また、行方不明になったオリたちがニウェンの森にいるとわかった時、ニウェンの森へ渡るためのいかだも作った。クゥの亡骸が置かれている祭壇へナルと行ったときには、自分も悲しみながらも、泣き崩れているナルを落ち着かせようとしていた。物語終盤、オリが精霊樹となった時には、ナルとともにオリの世話をしていたが、病に倒れてしまいそのまま死んでしまった。

モキ

ニウェンの森の住人 モキ

ニウェンの森に住む猿のような見た目の住人。大勢の群れで暮らしており、また群れの多くは湖の守護者の「クォルク」を慕っている。基本的にオリにサイドクエストを発注するのはモキたちである。オリがニウェンの森にて最初にであうNPCであり、オリが精霊樹となった後も、ナルやグモたちと一緒にオリの世話をしている。

7anancyrose
7anancyrose
@7anancyrose

目次 - Contents