バウンサー(漫画・テレビ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バウンサー』とは2014年に創刊された『別冊ヤングチャンピオン』で連載されている日本のアウトロー漫画。作者はみずたまこと。単行本は発刊から3巻で50万部を突破した。単なる不良とヤクザを題材にしたアウトロー漫画ではなく、用心棒という職業を取り入れた。主人公は曲がったことが許せない獅子戸丈一郎。夜の街を守る民間警備会社「東京フィスト」と出会い人生の転機を迎える。裏社会の洗礼と命の危機にさらされる丈一郎。苦境に立ち向かい、自身を磨くため葛藤しながらも成長していく姿を描く。

「合理的に」が口癖の高島

東京フィストの幹部社員、高島の口癖。あらゆる会話に「合理的に」という言葉を付け加える。意味が通っていないとしても付ける。

虎井清十郎「心配すんな……オメェは一人じゃねえからヨ」

初めて人を殺めてしまった獅子戸丈一郎に寄り添う虎井清十郎

単行本9巻で出てくる虎井清十郎のセリフ。獅子戸丈一郎が関暴連のトップの兼平拳一を銃で殺害したあと、虎井は寄り添う姿を見せた。日頃、丈一郎に対して粗暴な対応を見せていたがこの時ばかりは違った。

獅子戸丈一郎「どんなクソ野郎だったとしても………この男は俺の依頼人だ」

依頼人は絶対に守ると誓う獅子戸丈一郎

単行本7巻に出てくる獅子戸丈一郎のセリフ。関暴連の有賀勇気が獅子戸丈一郎に嘘を付いていたことが明らかになった時、海外マフィアに放った言葉。依頼人は命をかけてでも守るという「バウンサー」の使命を心に誓っている。

蜂野信也が獅子戸丈一郎と拳を交わす

同じ警護に当たる中で信頼関係が生まれた獅子戸丈一郎と蜂野信也

警護するに当たって蜂野信也が獅子戸丈一郎に協力を求めて拳を合わせるシーン。これまで丈一郎を馬鹿にしてきた蜂野だったが仲間として信頼するようになっていた。

『バウンサー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『OUT』の丹沢敦司を思わせる人物が登場している

みずたの作品『OUT』に登場する丹沢敦司とされている

単行本7巻に出てくるワンシーン。みずたまことが『ヤングチャンピオン』で並行して連載している『OUT』のストーリーに出てくる丹沢敦司とみられている。獅子戸丈一郎が、雷門大治と朝風道也と戦う際に姿を見せた。

虎井「フーリン入ってんぞ」

蜂野に向けて怒りをあらわにする獅子戸丈一郎

東京フィストのアルバイトとして訓練を始めた獅子戸丈一郎。「ブチのめしますにゃん」というセリフに対して、虎井が「フーリン入ってんぞ」と返す。別作品『OUT』に出てくる風間美鈴、通称フーリンが語尾に「にゃん」を付けることから、このシーンが描かれているとみられる。

風間麗民と風間美鈴の関係性

風間麗民

みずたまことの『OUT』に出てくる風間美鈴(フーリン)を関係性があると思わせる設定。同じ苗字で、それぞれ「ピヨ」や「にゃん」という語尾を付けることから家族なのではという憶測が読者の中で出ている。作中で具体的な描写はされていない。

『バウンサー』の主題歌・挿入歌

ドラマ版主題歌:PRAISE『MACHI NO KEMURI』

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