サウスパーク(South Park)のネタバレ解説・考察まとめ

『サウスパーク』とは、アメリカで制作され、コメディ・セントラルなどのメディアで主に放送されているコメディ中心のストップモーション・アニメ、またはその舞台作品。アメリカ合衆国コロラド州に所在する架空の町・サウスパークを舞台とし、主人公の少年4人組やその周辺人物が騒動を巻き起こす、または騒動に巻き込まれる様子を通じて、様々な社会情勢を痛烈に風刺する内容となっている。過激な描写も多く、日本ではR18作品に指定されている。トレイ・パーカーとマット・ストーンの2名で原作から制作までほぼ全てを手掛けている。

シーズン7 エピソード11「Casa Bonita」より、誕生日についての「良い知らせ」を伝えようとするカイルとカートマンのやりとり。

カイル「ブリトニー・スピアーズがリスにクソした写真が撮れたら、いったいどれほどの高値が付くんだろうね!」

パパラッチに追われて苦悩するブリトニー・スピアーズ(左)

シーズン12 エピソード2「Britney’s New Look」より、ブリトニー・スピアーズのゴシップ写真が高値で売買されている現状についての、カイルの一言。

ミッキーマウス「若い女ってのはな、ただのイカれたバカどもだ」

バンド「ジョナス・ブラザーズ」の面々(左3名)に鉄拳制裁を加えるミッキーマウス。

シーズン13 エピソード1「The Ring」より、人気バンドであるジョナス・ブラザーズのコンサートで熱狂する女の子たちに対する、ミッキーマウスの辛辣な一言。

ケニー「俺は何度も、幾度となく死んできたが、最悪なのは誰も俺が死んだことを覚えていないということだ...!」

自分が死んだことを何とかして認知してもらおうとするミステリオンことケニー(右)

シーズン14 エピソード12「Mysterion Rises(邦題なし)」より、死んでもすぐに復活するが、自分以外の全員が自分の死を忘れてしまう能力を持っているケニーの一言。

『サウスパーク』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

作者の2人について

出典: www.zimbio.com

トレイ・パーカー(左)とマット・ストーン(右)

トレイ・パーカー

ランドルフ・セヴァン・“トレイ”・パーカー3世(Randolph Severn "Trey" Parker III)は1969年10月19日アメリカ合衆国コロラド州コニファー出身。
マット・ストーンと共に『サウスパーク』の原作・脚本から声優・音楽・演出などのほぼ全てを担当した。
作中のスタンのモデルであり、また実の父ランディ・母シャロンと姉シェリーらもサウスパークにおけるスタンの家族構成のモデルとなっている。
彼は日本通としても知られており、大学在学中に日本語を専攻したのみならず、日本での在住歴があったり元妻が日系人だったりする。
サウスパーク作中でもたまに見受けられる日本に関する知識の片鱗を伺うことが出来る。

マット・ストーン

マシュー・リチャード・“マット”・ストーン(Matthew Richard Stone)は1971年5月26日生まれのアメリカ人。
トレイ・パーカーと共に『サウスパーク』を制作しており、彼と共にに作品の大半の制作を担っている。
サウスパークの主人公4人組の1人であるカイル・ブロフロフスキーは彼自身にちなんだキャラクターである。
そのため作中のカイルの父ジェラルドや妻のシーラもまたマット自身の実在する両親と同じ名前を採用している。
クリエイターとして活動する傍ら、ロックバンド「DVDA」のメンバーとしてボーカル・ドラム・ベースを担当して音楽活動も行っている。

サウスパークが生まれるまでの経緯

ウエスト・ジェファーソン中学からエヴァーグリーン高校を経てボストンのバークリー音楽大学に進学するも、その後コロラド大学ボルダー校に編入したトレイ・パーカー。
音楽を専攻していたトレイは大学在学中に出会ったマット・ストーンと共同でアニメを制作することにする。
彼らは1993年に「コロラド州の食人(カニバリズム)事件を題材にした歌を登場人物達が踊る短編映画『アルフレッド・パッカー・ザ・ミュージカル』(Alferd Packer:The Musical)」を公開。
本作品は大学内で話題となり、勢い付いたマットとトレイらは次いで長編映画の制作にも着手することにする。
12万5000ドルの制作費を集めて制作した1994年公開の『アルフレッド・パッカー・ザ・ミュージカル』の本編が一定の注目を集めたことで、フォックステレビ局に見初められることになる。
その頃に制作した『The Spirit of Christmas』という、イエス・キリストとサンタクロースがクリスマスを巡って決闘する内容の短編アニメ作品が、後のサウスパークの原型となる。
1996年に映画配給会社との契約、『アルフレッド・パッカー・ザ・ミュージカル』は『カンニバル! THE MUSICAL』に改題の上で公開、コロラド州の映画館である種のカルト映画として上映された。
この映画を評価したコメディ・セントラルから番組制作を依頼された両名は1997年に『サウスパーク』を制作・放送するに至ったのである。
また1999年公開の『サウスパーク/無修正映画版』(SOUTH PARK:BIGGER, LONGER & UNCUT)の挿入歌「Blame Canada」はアカデミー賞にノミネートされたことでも有名である。

サウスパークで取り上げられた団体や人々のエピソード

サウスパークと中国の逸話

出典: getnews.jp

見たことがあるキャラクターたちに囲まれた、スタンの父・ランディ(中央)

シーズン23のエピソード2「Band in China」の内容が物議を醸したことで、中国ではサウスパークが放送禁止になった。
「Band in China」は自身の大麻ビジネスを拡大するために中国を訪れた主人公4人組の1人であるスタンの父・ランディが、徐々に中国共産党に洗脳されていく過程を描いたエピソード。
中国に降り立ったランディが強制収容の対象として電気ショックを食らったりしながら、自由と人権を奪われて「再教育」されていく様子が描かれている。
しまいには「くまのプーさん」を持ち出して中国の習近平国家主席を皮肉ったりするなど、中国共産党に対して挑発的な内容となっている。
当該エピソードを公開した後に中国ではサウスパークが閲覧不可となったが、この内容に懸念を示した中国共産党当局が手を回したのは想像に難くない。

サウスパークから中国当局への謝罪文が秀逸

2qs-yagiotoko
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